チェックインカウンターで機内に預け入れる受託手荷物について、チェジュ航空の日本-韓国間国際線における決まりについて説明します。ちょっとややこしいですので、何度も読んで理解してください。
チェジュ航空の運賃に含まれる手荷物、つまり、追加料金無しで預け入れができる受託手荷物の量は、運賃の種類によって以下のように決まっています。
まず、2歳以上12歳未満の小児の受託手荷物は12歳以上の大人と同じ扱いです。一番高い通常運賃では20kgを1個まで、普段の割引運賃では15kgを1個までです。
2歳未満の幼児は通常運賃、割引運賃いずれの場合も10kgを1個までです。ただし、幼児が小児運賃を払って搭乗する場合は、受託手荷物の扱いは大人と同じとなります。
割引きキャンペーンセールなどの特別運賃の場合は、大人、小児、幼児ともに運賃に受託手荷物は含まれません。預け入れる場合は必ず追加料金が必要です。
大人と小児は後述の追加料金を払うことで、乗客1人につき3個まで受託手荷物を追加することができます。幼児はできません。
なお、幼児は10kg以内の受託手荷物とは別に、自らが使用するベビーカー、ベビーベッド、チャイルドシートの内の1つを、車椅子利用者は車椅子1台を、追加料金無しで預け入れることができます。
受託手荷物1個の重さは後述の追加料金を払うことで32kgまで増やすことができます。32kgを超える場合は32kg以内の2個以上の荷物に分割しなければなりません。
受託手荷物を直方体に見立てたときの3辺の和が203cm以内でなければなりません。
大人と小児は3個まで受託手荷物を追加することができます。チェックイン時に追加する場合の追加料金は15kg以内の荷物1個につき4,000円です。インターネットで予約する歳に追加する場合は2,000円です。
なお、幼児は個数を追加することはできません。また、荷物が15kgを超える場合は、追加料金とは別に後述する超過料金が必要です。
受託手荷物の重量が15kgを超える場合、チェックイン時に下記の超過料金を支払います。チケット予約時にあらかじめ支払うことはできません。
原則として超過料金は手荷物1個ずつに適用されます。
他の航空会社と比べて分かりにくいと思いますので、いくつか例をあげます。これらを見て頭の中を整理してください。
15kg以内の荷物を1個追加ですので、チケットの予約時に追加すると2,000円、搭乗当日にチェックインカウンターで追加する場合は4,000円です。
まず荷物1個を追加ですので、追加料金2,000円を予約時に支払います。さらに、15kgを超えてますので、16~23kgまでの超過料金3,000円をチェックインカウンターで支払います。
32kgを超える手荷物は預け入れができません。ですので2つ以上に分割する必要があります。また、分割した荷物が15kgを超えると超過料金が発生します。
ですので、15kg×2個+10kg×1個のように15kg以内の荷物3つに分割し予約時に追加すると、予約時の追加料金2,000円×3個=6,000円で最も安く、当日のチェックイン手続きも手間取りません。
通常運賃には20kgまでの手荷物1個が含まれています。追加料金は必要なく、32kgまでの超過料金4,000円をチェックイン時に支払います。
まず追加料金2,000円×2個=4,000円を予約時に支払います。そして、17kg、20kgともに23kgまでの超過ですので、3,000円×2個=6,000円をチェックイン時に支払います。
以下の物品を預け入れる際には特別なルールが適用されます。
スポーツ用品とは以下の物品を指します。
スポーツ用品の預け入れには1個に付き、日本出発時は1,000円、韓国出発時には10,000ウォンの受託手荷物料金をチェックイン時に支払います。
スポーツ用品の重量は1個32kg以内、直方体に見立てたときの3辺の和が203cm以内でなければなりません
運賃に含まれる受託手荷物の重量とスポーツ用品との重量の合計が規定の重量枠を超える場合、受託手荷物の場合と同額の超過料金を支払います。
例えば、通常運賃(20kg×1個)で19kgの手荷物と3kgのスノーボードを預け入れる場合、合わせて22kgなので、スポーツ用品の受託手荷物料金1,000円とは別に、16~23kgまでの超過料金3,000円が必要です。
専用ケースやハードケースなどで破損しないように梱包されていないスポーツ用品は、預け入れることはできません。
ゴルフバッグ1個と受託手荷物1個の重量の和が何kgかによって、以下の通りとなります。
破損しないように梱包した上で、運送の委任についての誓約書の作成が必要です。事前にチェジュ航空予約センターに電話で確認することをおすすめします。