ジェットスター完全ガイド

なぜ表示された運賃より高くなる?

【質問】ジェットスターの東京-上海往復をパソコンで予約しようとしたのですが、搭乗便を選択したら支払額が表示された運賃よりも高くなりました。荷物のオプションや機内食が別料金なのは分かりますが、運賃が表示されたものよりも高くなるっておかしくないですか?

【回答】パソコンでジェットスターの予約をする際に画面で表示されるのはあくまでも運賃です。運賃しか含まれていませんので、それ以外の諸費用は加算されます。

今回の東京-上海を例に見てみましょう。まず行きの東京→上海の運賃は30,980円でした。これは運賃だけです。成田空港の第3ターミナルから大人が出発する場合、空港利用料1,540円(旅客サービス施設使用料1,020円+旅客保安サービス料520円)が必要です。このため、搭乗便を選択した時点での支払額が30,980+1,540=32,520円となります。

ジェットスター空港利用料

帰りの上海→東京も同様です。運賃は45,980円でしたが、これに上海浦東空港の利用料1,390円が加算され、トータル47,370円となります。下の画像の通り、運賃は45,980円のままです。1円も変わっていません。空港利用料が加わったため、支払額が変わっただけです。

ジェットスター空港利用料

なお、空港利用料などは航空会社が代理徴収して空港に支払うだけですので、航空会社の利益になるわけではありませんし、空港利用料がかかるのは日本航空も中国国際航空も同じです。ジェットスターが何か不当なことをしているわけではありません。また、ジェットスターのスマホサイトでは諸費用を合算した金額が最初から表示されます。

こちらもオススメ!