中国のホテルの宿泊ルール

ほとんどのビジネスホテルで14時です。ただしあくまでも原則にはでして、空室があればいつでも入れます。夜行列車で朝5時に着いて、予約していたホテルにダメモトで行ってみたら空室があったのでチェックインできたというのはよくあるパターンです。

満室の場合でも、掃除のおばさんが8時に出社してくるけれどその頃には空室が出てるからすぐ掃除してもらうので9時頃に来てくれ、と言われるケースも多いです。こういった柔軟なおおらかさは中国の良いところです。

ほとんどのビジネスホテルで12時です。ホテルの会員になっているとグレードに応じてチェックアウト時間が14時や15時に延長さます。（参考：オトクな会員制度）

時間についてはけっこう厳格です。以前、フロントの壁にかかっていた時計に合わせて12時ギリギリにチェックアウトしようとしたところ、その時計が数分遅れていてシステム上は時間オーバーとなっていて、超過料金を払う払わないで大揉めに揉めたことがあります。

特に時間単位の鐘点房を利用するときは、チェックインの際に伝票の時刻とフロントの時計とどちらを基準にするか確認しておいたほうが良いです。（参考：短時間利用もできる）

チェックインの際に中国語で押金（ヤージン）というデポジット（保証金）を払います。ホテルチェーンによって異なりますが1泊あたり300元程度が相場です。チェックアウトの際に部屋の確認があり、備品の破損や紛失がなければ全額返金されます。

デポジットを払った際に押金単と呼ばれる受取証が発行されます。チェックアウト時にこの押金単と引き換えにデポジットが返金されますので、受け取り忘れ、紛失がないように注意しましょう。

中国にはチップの習慣はありません。ビジネスホテルに限らず4つ星ホテルでもチェックは不要です。掃除係の人のために枕の下に小額紙幣を挟んでおくといったことも必要ありません。