中国南京市のビジネスホテル「錦江之星南京新街口店」の詳細について紹介します。
錦江之星南京新街口店は南京市最大の繁華街である新街口エリアにあるビジネスホテルです。最初に言っときますが、ぶっちゃけ高いです。(以下、1年半ほど前の宿泊時の記憶に頼って書いています。)
南京市で最も利便性が高いエリアは新街口です。このホテルは新街口エリアにはあるのですが、地下鉄新街口駅から一つ南の張府園駅が最寄りでして、最中心部からは若干外しています。
主要交通機関のアクセスルートとなる地下鉄1号線が最寄り駅ですので、駅、空港とのアクセスは良好です。
地下鉄1本で15分です。非常に便利です。
こちらも地下鉄1号線で20分です。
地下鉄1号線で南京南駅まで行き、地下鉄空港線に乗り換えます。地下鉄に乗っている時間は合わせて1時間ほどなのですが、南京南駅での乗り換えと空港駅からターミナルまでの移動がかなり時間がかかりますので、最低でも1時間半は見ておいたほうが良いです。
高いです。シングル、ツインとも最低でも300元します。南京ごときでありえないです。百姓一揆を起こしたくなるくらいの悪代官プライスです。
朝食会場と宿泊客用の駐車場があるだけです。
特にこれといった設備はありません。寝るだけです。
値段が高い割には特に広いわけでもなく、バリューフォーマネーではがっくりきます。もちろん部屋が悪いわけではありません。バストイレも含めて錦江標準のレベルはキープしています。
なにせ値段が上海中心部並みなので不満感がベリービッグになるだけであって、これが1泊150元であれば満面の笑みで機嫌良く宿泊できること間違いなしです。
WiFi接続でまったく問題なく使えます。
こちらも錦江ベーシックのラインアップです。
ミネラルウォーターは今はなくなっていると思います。また、ボディソープ、リンスインシャンプーは合わせて一つの3in1タイプです。女性は持参することをおすすめします。
中国のビジネスホテルで実際に機能している禁煙室なんて見たことないです。
1人18~20元だと思います。食べてないので内容は分かりません。
防音材の欠片も入ってませんので、隣室の住民が見ているテレビの音がよく聞こえます。ただし、通りから少し中に入り込んでいる物件ですので、車の走行音などの騒音はほとんど聞こえてきません。
地下鉄1号線が使えますので、鉄道駅や空港へのアクセスは非常に良いです。また、新街口で2号線に乗り換えれば東西方向へのアクセスも広がります。バス停も至近にありますので、交通の便は総じて良いと思います。
一方、飲食や買い物はあまり利便性は高くありません。地下鉄で隣の新街口に出ればハンバーガーショップから百貨店まで何でもあるのですが、ぶらっと歩いて行ける距離ではないです。ホテル近辺の飲食、買い物の利便性はイマイチです。
南京で交通、飲食などあらゆる面で最も利便性が高いのは新街口です。だから地下鉄新街口駅周辺のホテルに泊まるのがベストな選択で、実際ホテルはいくらでもありますし、宿泊費も1泊200元前後からですので、南京だと考えれば納得できる価格です。
それでずっと新街口駅最寄りの主にmotel168を定宿としていました。ところがどっこい、2014年くらいかららしいですが外国人宿泊可能のホテルが一気に減ったのです。それまでOKだったホテルの外国人受入れ資格が軒並み取り消されたそうです。
そんなこととはつゆ知らず定宿に予約を入れ、チェックインしようとしたら外国人不可になったと言われ、んなことどこに書いとんじゃぁ~、こんな片隅に書いて誰が気付くか~、と怒鳴り合いを繰り広げた末に、こっちに行ってくれと勧められたのがこのホテルです。
はっきり言って1泊300元は高いです。新街口中心部から歩いて10分以上かかりますし、食べ物屋とか少ないですし、部屋もごく普通の錦江スタンダードですし。この部屋で南京で300元はあり得ないです。
でもしょうがないんですよ。このエリアに外国人宿泊可能なビジネスホテルってここしかありませんから。選択肢がここしかない以上、300元払うしかないんです。無競合状態において消費者は圧倒的に無力です。
誤解のないように申し添えますと、決して悪いホテルではありません。宿泊特化のビジネスホテルとしては合格です。新街口近辺に宿泊する必要があるのでしたら、やっぱりここになっちゃうと思います。
逆に言うと、新街口以外の選択肢も模索すべきです。飲食や買い物の利便性を無視できるのであれば、地下鉄1号線の他の駅の周辺や、いっそのこと空港線沿線にしてしまっても良いかもしれません。