中国重慶市のビジネスホテル「莫泰酒店重慶上清寺軽軌牛角沱駅店」の詳細について紹介します。
莫泰酒店重慶上清寺軽軌牛角沱駅店は重慶市の中心部にあるホテルです。交通の便が非常に良いです。(以下、3年ちょっと前の宿泊時の記憶に頼って書いています。)
重慶「市」と聞くと宇都宮市とか長崎市と同等みたいに思ってしまうのですが、北海道とほぼ同じ面積です。デッカイぞ~。その重慶市中心部のさらに中心部の一角をなす上清寺というエリアにあります。
これがとにかく秀逸です。このホテルを選ぶ理由はオンリーアクセスです。
隣のバス停です。5分かかりません。ってか、無理すれば歩けます。
モノレール3号線で20分強です。乗り換えなしの直通です。
こちらもモノレール3号線直通で1時間弱です。神アクセスです。
シングル、ツインともに一番安い部屋で140~160元です。このエリアのビジネスホテルとしては平均的な価格です。
朝食会場と駐車場だけです。他は何もありません。
設備は中国の他のビジネスホテルの例に漏れず必要最小限のものです。ですが、motel168の中でも比較的早い時期に作られた店舗なので建物はしっかりしていますし、なおかつ途中で一度改修が入っていますのでコンディションは悪くないと思います。
宿泊したのがかなり前ですので記憶がおぼろげなのですが部屋はいずれも狭いです。また、一番安い部屋は窓がありません。交通の便を最重視して居住性は目をつぶりましょうというホテルです。
とは言うものの寝るには十分ですし、バストイレ、シャワー、エアコンなどもついているわけですから、宿泊特化と考えれば問題はないと思います。もちろん快適性優先ならば他のホテルにすることをおすすめします。
メールをチェックしたりウェブサイトを見るといった使い方ならばまったく不自由しません。
必要最小限のものだけです。
以前はミネラルウォーターのボトルがありました。如家酒店は浄水器での水道水利用に切り替えているのですが、莫泰酒店はまだボトル提供の店舗のほうが多いと思います。まぁ、なかったとしても近所の店で500ml1本1元で買えますけど。
禁煙室の設定はなかったと思います。
1人15元です。ここでは食べたことがないので評価は差し控えます。
隣の部屋や廊下との間の遮音性は限りなくゼロです。クリアに聞こえます。ホテルの前の通りはそれなりに交通量があるのですが、気になるほどの騒音はなかったです。
駅や空港とのアクセスは上述の通りです。モノレールのお陰で超便利です。最寄りの牛角沱駅がモノレールの2号線と3号線の駅ですので、この2路線+他の路線との乗り換えで重慶中心部の主要ポイントは概ね網羅できます。
飲食と買い物はローカルの小さな店舗がホテル周辺にいくつかあるだけで利便性は高くありません。交差点の斜向かいに出ればいろいろあるのですが、地下道をくぐるのでけっこう面倒です。
このホテルはとにかく交通アクセスです。空の玄関口の重慶空港、陸の玄関口の重慶駅、高速鉄道のターミナルの重慶北駅、いずれも乗り換えなしのダイレクトアクセスです。それもこれもモノレール3号線のおかげです。これができる前は北駅とか陸の孤島でしたから。便利になったものです。
その3号線ですがもちろん他の駅からも乗ることはできますが、市の中心部となるとやはり牛角沱駅が便利です。では牛角沱駅周辺に他にビジネスホテルがないのかと言えば当然あります。ところが、モノレールの駅とのアクセスに問題があるのです。
牛角沱駅には出口が6ヶ所ありますが、ホテルのあるエリアに近いのはそのうちの1ヶ所だけです。ところがこの出口の前には牛角沱立交という大きな立体交差点があり、くぐって通るのがけっこう面倒です。この牛角沱立交をくぐらずに駅にアクセスできる唯一のビジネスホテルがここなのです。
飛行機を降りてモノレールに乗ってダイレクトで最寄り駅に到着。楽勝気分でホテルに移動しようと思ったら目の前に立ちふさがる巨大立体交差点。スーツケースを引きずりながら地下道をアップダウン。アゲアゲだったテンションが一気にサゲサゲになるじゃないですか。
個人的にホテル選びの際には交通アクセスに異常な執着を持っておりまして、細かいところにこだわりまくっております。要は面倒くさがりなんですけど。外国人OKでお値段お手頃という条件下ですが、重慶のアクセス番長はこのホテル。おすすめです。