中国鄭州市のビジネスホテル「錦江之星鄭州駅店」の詳細について紹介します。
錦江之星鄭州駅店はその名の通り、中国国鉄鄭州駅のすぐ横にあるビジネスホテルです。交通面の利便性が非常に高いです。(以下、1年ほど前の宿泊時の記憶に頼って書いています。)
河南省の省都である鄭州市は鄭州駅を中心に市域が開けています。このホテルはまさに鄭州市の中心部に位置します。
主要交通機関とのアクセスは抜群に良いです。
徒歩2分です。駅のすぐ横です。
東駅は高速鉄道が主に発着します。地下鉄を使えば40分足らずですが、地下鉄駅が鄭州駅の西側にあり地下の連絡通路などがないため、東側にあるホテルからぐるっと回っていく必要がありちょっと不便です。バスだと駅前からすぐ乗れるのですが小一時間かかります。どちらも微妙ですね。
高速鉄道を使えば空港まで30分足らずです。しかし鄭州駅発は1日に10本もないため不便です。少し歩きますが駅前から空港バスを使えば1時間半ほどです。
シングル、ツインとも一番安い部屋で160元くらいです。地方都市ではありますが、この立地でこの価格は安いです。十二分にお得感があります。
また、時間利用だと3時間66元、5時間88元です。列車で早朝に着いて昼前までホテルで一休みとか、夜行列車に乗る前にシャワーを浴びて一休みとか、そういった使い方にもお手頃価格です。
朝食用のレストランと駐車場くらいです。
特別な設備は何もありません。
部屋は広く、一番安い部屋でも20平米以上はあります。ただし、一番安い部屋は窓がありません。その点を除けばかなり快適に過ごせて費用対効果が高いです。建物も比較的新しく、部屋、バストイレともにきれいです。良いホテルだと思います。
WiFi方式での接続となります。サイトを閲覧したりメールの送受信を行うといったレベルの使い方であればまったく問題ありません。
必要最低限のものに絞られています。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナーが一緒になった3in1タイプのもののディスペンサーがシャワースベースの壁に据え付けられています。それはちょっとパスという人は自分で持っていきましょう。
禁煙フロアの設定があることになっているそうですが、誰も信じちゃいないと思います。上海でも徹底できてないのに河南省でなんて無理。
1人18元だと思います。このホテルでは食べたことがないので内容は分かりません。
壁に防音機能を持たせていませんので、隣室や廊下の音はクリアに聞こえます。ですが、駅の真横であるにも関わらず列車の音はまったく聞こえてきません。また、ホテルの前の道が若干通行量が多めですが、騒音が気になるというレベルではありません。
まず交通面ですが、鄭州駅と鄭州空港を利用するならば抜群に便利です。なにせ駅前ですし空港行きのバスの発着点ですから。鄭州東駅も便利とまでは言いませんが、まぁ許容範囲でしょう。
市内の交通についてですが、地下鉄は使い物になりません。上述の通り国鉄駅を挟んで反対側にしか入り口がないため、地下鉄に乗るまでで10分以上かかります。その一方で駅前発着のバスが山のようにありますので、10分もかけて地下鉄に乗るくらいなら目の前のバスに乗ったほうが早いです。
食事は微妙です。駅前なので飲食店はいくらでもありますが、中国の駅前食堂は大仏商法のふんぞり返りボッタクリですので足が向きません。買い物は駅周辺にスーパーがいくつかありますので一通りのものは揃います。大きなスーパーはバスで10分足らずの二七広場にあります。
このホテルは良いです。兎にも角にも鄭州駅へのアクセスがパーフェクトでして、鉄道利用の前提で鄭州に宿泊するのならばこのホテルが圧倒的にベストです。駅前から空港行きのリムジンバスも発着していますので、空港利用にも適しています。
その一方で宿泊費は1泊160元程度と手頃です。築年数が比較的新しい建物で錦江スタンダードの快適性を備えていますし、鄭州駅前は市内最大のバスターミナルですので市内各所へのアクセスも良好です。飲食など不便な面も多少ありますが、それらを踏まえても鄭州市内のビジネスホテルの中ではベストだと思います。
そんなブラボーなホテルなのですが、どうやら2016年頃から外国人宿泊不可になったもようです。これはツライなぁ。鄭州の定宿だったので未練たらたらです。外国人OKに復活する日が来ることを信じて、このまま情報を掲載し続けるのであります。復活カモ~ン!