OwnersBookを運営するロードスターキャピタル(以下、LSC社)に東証一部上場の可能性が浮上しました。
LSC社は新規事業への進出も検討しているようです。
簡単に紹介します。
オナブへの期待が高まります!
タップできる目次
ロードスターキャピタル東証一部上場の可能性
まず、東証一部上場の可能性からです。
OwnersBookとは?
OwnersBookは信頼性で抜群の人気を誇るソーシャルレンディング業者です。
サービス名 | OwnersBook |
---|---|
運営会社 | ロードスターキャピタル株式会社 |
運営開始 | 2014年9月 |
最低投資額 | 1万円 |
利回り | 3~5% |
運用期間 | 19~37カ月 |
運営開始から6年以上経ちますが、遅延や貸し倒れは一度もありません。
安全重視の投資家から絶大な支持を得ています。
●公式サイト:OwnersBook
オナブは硬いです!
大和証券の東証一部昇格予想銘柄
そのOwnersBookを運営するLSC社について、みんなの株式が報じました。
大和証券が東証一部昇格予想銘柄として、LSC社をリストアップしたそうです
大和証券は2日、「東証1部昇格予想銘柄」をスクリーニングした。同予想は2月末時点の情報をもとにしたもので、(中略)トータルスコア「5」の銘柄はアンビスホールディングスや歯愛メディカル、ロードスターキャピタル(中略)日創プロニティなど。
みんなの株式の記事では、昇格予想で最上位のトータルスコア6と、2番目の5の銘柄の一部が紹介されています。
スコア | 銘柄 |
---|---|
6 | JMDC |
千代田化工建設 | |
メディキット | |
ブシロード | |
野村マイクロ・サイエンス | |
5 | アンビスホールディングス |
歯愛メディカル | |
ロードスターキャピタル | |
カクヤスグループ | |
コーユーレンティア | |
日創プロニティ |
LSC社はトータルスコア5の評価を受けています。
ついにオナブが東証一部か。
2020年12月期決算も好調
LSC社は2月12日に決算発表を行いました。(単位:百万円)
項目 | 2020年12月期 | 前期比 |
---|---|---|
売上高 | 16,979 | +12.3% |
営業利益 | 4,484 | +22.7% |
経常利益 | 4,168 | +27.4% |
純利益 | 2,700 | +30.0% |
コロナの影響も何のそので大幅な増収増益。
そして、9期連続で最高益更新。
本業の不動産投資事業が好調なようです。
本業が好調だと安心だね。
LSC社の売上に占めるオナブの割合は2%だけです!
東証一部のソシャレン誕生か?
今回の件は大和証券が予想銘柄としてリストアップしたに過ぎません。
LSC社が東証一部上場を計画しているかは不明です。
しかし実現すれば、SBIソーシャルレンディングに続く東証一部系のソーシャルレンディングになります。
しかも、東証一部上場企業の直営となるとソシャレン業界初です。
SBI-SLがトラブっているだけに期待したいです。
信用力大幅アップです!
ロードスターキャピタルが新規事業
次にLSC社の新規事業についてです。
ロードスターキャピタルが定款変更
LSC社が2月17日に定款を変更したと発表(PDF)しました。
その要点は以下の通りです。
- 変更の理由
- 事業内容の多角化
- 新規事業への進出
- 以下の事業目的を追加
- 金融商品仲介業
- 金融サービス仲介業
LSC社は新規事業を立ち上げるようです。
何をやるの?
金融商品仲介業とは?
金融商品仲介業はその名の通り、金融商品の販売を仲介する事業です。
一番分りやすいのが銀行窓口での投資信託の販売です。
金融サービス仲介業とは?
金融サービス仲介業は金融商品販売法の改正で年内にスタートする新しい事業です。
現在、銀行、証券、保険の商品を仲介するには、それぞれの業者としての登録が必要です。
- 銀行:銀行代理業者
- 証券:金融商品仲介業者
- 保険:保険募集人、保険仲介人
今後は金融サービス仲介業者として登録すれば、銀行、証券、保険いずれの商品の仲介もできるようになります。
利用者の利便性向上のためです!
2つの事業の違い
ただし、LSC社が追加した2つの事業はイコールではありません。
- 金融商品仲介業
- 金融サービス仲介業
金融サービス仲介業者が扱えるのは、金融商品仲介業者が扱えるものの中で、専門性が高くないものに限定されます。
3つともできる代わりにハイレベルはダメなのね。
金融サービス仲介業者は何を扱えて、何を扱えないのか?
具体的に主なものをあげると次のようになります。
可否 | 銀行 | 証券 | 保険 |
---|---|---|---|
OK | 普通預金 定期預金 住宅ローン 為替取引 |
国債 上場株式 投資信託 |
終身保険 個人年金保険 傷害保険 ペット保険 |
ダメ | 仕組預金 外貨預金 |
非上場株式 デリバティブ 信用取引 |
変額保険 外貨建て保険 |
上場株式の仲介はできるけど、非上場はダメなんだ。
新規事業は何か?
LSC社は何をやろうとしているのか?
ポイントは定款に金融商品仲介業と金融サービス仲介業を2つとも追加したところにあると思います。
金融商品仲介業だけでもダメ。金融サービス仲介業だけでもダメ。
ってことは、
可否 | 銀行 | 証券 | 保険 |
---|---|---|---|
OK | 普通預金 定期預金 住宅ローン 為替取引 |
国債 上場株式 投資信託 |
終身保険 個人年金保険 傷害保険 ペット保険 |
ダメ | 仕組預金 外貨預金 |
非上場株式 デリバティブ 信用取引 |
変額保険 外貨建て保険 |
ピンク枠の2つ以上が必要な事業を始めるのでは?
為替取引に外国為替が含まれるならば、外国不動産案件の外貨建募集もあるかもしれませんね。(金商2種だから無理な気がするが…)
ちょっと分かんないです。笑
オナブ関係かな?
ロードスターキャピタルの今後に期待
ということで、LSC社の最新の動きを見てきました。
OwnersBookは安全性と信頼性で非常に人気です。
東証一部上場で信頼性がさらにアップ。
新規事業で利便性、発展性も向上。
LSC社とOwnersBookのさらなる進化に期待します。
不動産系ソシャレンならOwnersBook!
●公式サイト:OwnersBook
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