【最終更新日:2023年9月1日】

不動産クラファンってどれがおすすめ?

どれを選べば良いか分からないよ…
業者が多いから迷いますよね?
そこで、クラウドファンディングで1億7千万円以上を投資して損失ゼロの僕が、
- 初心者にオススメの
- 不動産投資型クラウドファンディング
を紹介します。
初心者向けに信頼性と安全性を重視して選んでいます。
ぜひ参考にしてください!

ホンネで語ります!
ソシャレン、クラファン、すべての業者をリストアップしました。


タップできる目次
オススメ業者の基準
この記事では以下の4つの基準でオススメ業者を選んでいます。
信頼性
不動産クラファンでは不動産素人の我々投資家が、あらゆる面でクラファン業者に頼ることになります。
頼って大丈夫か、不正なことをしないか、業者の信頼性が極めて重要です。
安全性
案件の安全性は投資のスキームや物件種、立地などで変わります。
「信頼できる業者であれば、どの案件も安全」ではないことに注意しましょう。
利回り
高い利回りには高くなる理由があります。
利回りだけを見て案件を選ぶのは自殺行為だと考えてください。

高利回りでも元本が戻ってこないと大損だよ。
投資しやすさ
良い業者でも投資できなければどうしようもないです。
とは言え、大損確実な業者で投資しやすくても意味がない。
最重点は信頼性と安全性、付け足し程度に利回りと投資しやすさです。

それではオススメ業者の紹介です!
オススメの不動産クラファン業者
最もオススメなのは以下の3社です。
どこが良いかよく分からない方は、まずこの3社から始めましょう。
プレファン
信頼性 | ★★★★★ |
---|---|
安全性 | ★★★★☆ |
利回り | ★★★★☆ |
投資しやすさ | ★☆☆☆☆ |
僕の投資額 | 79万円 |
プレファンは信頼性、安全性、利回りともに高いクラファン業者です。
信頼性:非常に高い
プレファンの運営会社は東証スタンダード上場のプレサンスコーポレーションです。
分譲マンションの開発業者で、売上高2,438億円、純資産1,401億円の大手です。
財務状況も悪くなく相応の信頼性が期待できます。

上場企業は変なことはしない。
安全性:おおむね高い
プレサンスコーポレーションがプレファンを運営する目的は見込み客の開拓です。
- プレファンで投資する
- 不動産投資に興味を持つ
- プレサンスのマンションを買う
プレファンを利用した投資家が自社の投資用マンションを買ってくれることを期待しています。
プレファンは言わば見込み客開拓ツールです。
プレファンで損をさせたら投資家はマンションを買ってくれません。
なので、プレファンが投資家に損失を負わせる可能性は低いと考えます。
募集した案件の半数以上がすでに償還されており、おおむね高い安全性が期待できるでしょう。
利回り:平均的
2021年11月の第1号案件以来、これまでに募集された案件の利回りは4~5%です。
上場系の業者で4~5%は高水準です。
プレファン最大の魅力は利回りの高さといえます。

ソシャレンの東証プライム系は1~2%台です!
投資しやすさ:非常にしにくい
プレファンの募集は抽選方式です。
高利回りで人気が高いのに募集は月に1~2回で、1回あたりの募集額は平均で1千万円台前半です。
このため、最近は多くの案件で競争率は10倍前後です。
プレファンは非常に投資しにくいです。
ただし、新しく会員登録をした新規会員は話が別です。
なぜならば、新規会員だけが参加できる案件が募集されるからです。
既存の会員は参加できないので、競争率が2~5倍とハードルがかなり下がります。

新規会員はチャンス大だね。
総評:東証スタンダードで高利回り
Fundsは2%前後が多くなり、Rimpleも2%台に突入しました。
「信頼性が高い代わりに利回りが低い」業者が増える一方です。
そんな中、上場系で利回り4~5%を出しているのがプレファンです。
競争率が高いのは2~3%台のRimpleやジョイントアルファも同じですよね?
だったら、4~5%のプレファンでも応募しましょう。

当たればラッキーだし。
ダメ元で応募した僕は2回当選しました。
あなたにもチャンスはあります。

応募すればチャンスが生まれます!
ただ、当選しにくいんですよね。僕もまだ2回しか当たっていません。
でも、ガチ安全な上に利回り4~5%。当たったら美味しすぎるだけに手を出さない理由がない。
今後もダメ元で応募し続けます!
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・条件:会員登録だけ
・金額:1,000円分
・期限:2023年9月26日まで
会員登録だけで投資をしなくてももらえます。
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ジョイントアルファ
信頼性 | ★★★★★ |
---|---|
安全性 | ★★★★☆ |
利回り | ★★★☆☆ |
投資しやすさ | ★☆☆☆☆ |
僕の投資額 | 450万円 |
ジョイントアルファは信頼性が極めて高い不動産クラファンです。
信頼性:非常に高い
ジョイントアルファの運営会社は東証スタンダード上場の総合不動産会社です。
創業は1964年で50年以上の歴史を持ち、売上高1千億円、純資産300億円。
不動産クラファン業者の中でも極めて高い信頼性を誇ります。

堅い会社は変なことをしないので安心です!
安全性:おおむね高い
投資対象は東京の他、大阪、福岡などの投資用マンションなどです。
地域の分散で安全性を高められます。
また、歴史のある老舗企業なので堅実な社風なのでしょうか。
募集する案件は手堅いものが多いです。

投資家に損をさせたら会社の看板に傷がつくって感じなんだろうね。
利回り:やや低い
利回りは3%台が中心です。
業界平均と比べてやや低めです。
投資しやすさ:非常にしにくい
ジョイントアルファは不動産クラファンでトップクラスの人気業者です。
しかし、募集は2~3カ月に1回ペースで投資の機会が多くありません。
また、1回あたりの募集額は2千万円程度と、投資家の需要に対して少なめです。
募集は抽選方式ですが、ほとんどの案件で競争率は10倍以上です。
信頼性の高さゆえの人気なのですが、非常に投資しにくいです。

人気業者だからしょうがないよね。
総評:初心者に最適な投資先
ジョイントアルファの信頼性はソシャレン、クラファン業界でトップクラスです。
初心者にどこか1社だけと聞かれたら、迷わずジョイントアルファをおすすめします。
競争率が高いですが、それは人気業者の証でもあります。
応募するのはタダ、空いた時間にスマホでポチれば良いだけ。
それで当たれば銀行預金の3,000倍の利回りをゲットです。
ダメ元で応募しましょう!

僕はこれからも応募し続けます!
それゆえに、投資家に損失を負わせて全国ニュースになって会社の評判を落とすとか絶対に避けたいみたいな。そういう会社ってあるじゃないですか?
その意味で安全性が非常に高いと思っています。
ここも競争率が高くて当選しにくいのですが、当たれば美味しいですからね。
今までもこれからも必ず応募します。
Rimple
信頼性 | ★★★★★ |
---|---|
安全性 | ★★★★☆ |
利回り | ★★☆☆☆ |
投資しやすさ | ★☆☆☆☆ |
僕の投資額 | 1,588万円 |
Rimpleは初心者にイチオシの不動産クラファンです。
信頼性:非常に高い
Rimpleの運営会社は東証プライム上場でマンション開発業者のプロパティエージェントです。
創業から20期連続増収増益と経営状況は絶好調。
Rimpleで不正が行われることは考えにくく、信頼性が非常に高いです。

東証プライムは安心できるね。
安全性:おおむね高い
Rimpleの投資対象は不動産物件として安定した需要がある東京23区内の投資用マンションです。
また、劣後出資比率は30%と高水準です。
プロパティエージェントがRimpleを運営する目的は、自社の投資用マンションを買ってくれる新規顧客の開拓です。
Rimpleで不動産投資に興味を持った人が、自社の投資用マンションを購入することを期待しています。
- Rimpleで投資する
- マンション投資に興味を持つ
- プロパティエージェントのマンションを買う
プレファンと同じパターンです。
見込み客開拓ツールゆえにRimpleで投資家に損をさせることは考えにくく、この点でも高い安全性が期待できます。

投資家に損をさせたらマンションを買ってもらえません!
利回り:低い
直近1年間の四半期ごとの平均利回りの推移は以下の通りです。(以下、同)
Rimpleの利回りは以前は4%台でしたが、2021年3月から3%台に突入しました。
最近は2%台後半の案件が大半になっており、業界平均より低いです。
投資しやすさ:非常にしにくい
直近1年間の四半期ごとの月平均募集回数と1回あたり募集額は以下の通りです。(以下、同)
募集は月に2回ペースで行われていますが、1回あたりの募集額が多いとは言えません。
このため、Rimpleの募集は抽選方式ですが、高い人気も相まり最近の競争率は4倍前後で推移しています。
ただ、2023年3月から募集額が従来より5割ほど多くなったため、直近の競争率は2倍台まで低下しています。

今後に期待できるね。
とは言え、毎月第2・4金曜日に必ず募集を行っており、挑戦の機会は他社より多いです。
応募するのはタダですし5分もかかりませんので、当たればラッキーで毎回チャレンジしましょう。

僕はこれまでに16回当選です!
総評:初心者がおさえるべき投資先
Rimpleは非常に手堅い業者です。
- 東証プライム上場
- 20期連続増収増益
- 需要が高い23区内のマンション
- 劣後出資比率30%
- 見込み客開拓ツールゆえに投資家に損をさせられない
常に7割超の案件が償還済みで、運営も安定しています。
信頼性、安全性ともにトップレベルであり、初心者が絶対におさえるべき投資先です。
僕の中ではプレファン、ジョイントアルファ、Rimpleがクラファン界の最強安全トリオです。
抽選方式ですが、プレファン、ジョイントアルファに比べれば当たりやすいです。
僕は4回に1回は当選しています。
それと、2023年3月から募集額が増えました。それで競争率が2倍台まで低下しています。
ほぼ確実に儲けさせてもらえるので、プレ、ジョイ、リンの3社は毎回応募した方が良いですよ。
オススメだけど注意が必要な業者
次は、オススメだけど注意が必要な不動産クラファン業者です。
KORYO Funding
信頼性 | ★★★★☆ |
---|---|
安全性 | ★★★☆☆ |
利回り | ★★★★☆ |
投資しやすさ | ★★★☆☆ |
僕の投資額 | 550万円 |
KORYO Fundingは地味で目立たないけれど手堅い業者です。
信頼性:おおむね高い
KORYO Fundingを運営する香陵住販は水戸市に本社を置く不動産会社です。
東証スタンダード上場企業で創業40余年の歴史を持ちます。
上場以来5期連続の増収増益と経営状態も良好です。

安心感があるね。
安全性:やや高い
KORYO Fundingでは投資家の出資金で香陵住販の自社所有物件を取得します。
そして、運用期間が終わると同じ物件で再募集し、新しい投資家の出資金で物件を取得します。
つまり、同じ物件で投資家が入れ替わるということです。
よって、募集が続く限り新しい投資家の出資金で自分の元本が戻ってくるので、安全性は高いと僕は考えています。
その一方で、物件の所在地が茨城県の郊外である点がリスクとなるでしょう。
利回り:平均的
平均利回りは4%台中盤です。
全業者で見れば平均的ですが、上場企業系の業者としてはプレファンと並んで高いレベルでしょう。

上場系は2~3%台だよね。
投資しやすさ:標準的
月の募集回数は1回弱、1回あたりの募集額は4千万円弱と、いずれも多いとは言えません。
ただ、知名度がまだ低いため、先着方式は募集開始と同時の応募で取れることが多いです。
また、抽選方式の倍率は2倍台前半ですので、人気業者に比べれば投資しやすい方と言えるでしょう。

僕は1~8号まで全勝でした!
総評:手堅くいきたい投資家にオススメ
はっきり言ってKORYO Fundingは地味で目立たない業者です。
ですが、運営会社、案件ともに手堅いです。目立たないけどガッチガチです。
ここは「同じ物件での繰り返し募集」に確信を持てるかにかかっています。
僕は確信を持っているので強めに投資していますが、確信を持てないならばおすすめしません。
ですので、まずは下のリンクから詳しい解説記事を読んでみてください。
それで繰り返し募集に確信を持てるか自分なりに判断することをおすすめします。
確信を持てないならば、たんなる地方のリスキー案件です。

僕は確信しています!
FANTAS funding
信頼性 | ★★★★☆ |
---|---|
安全性 | ★★★☆☆ |
利回り | ★★★★☆ |
投資しやすさ | ★★★☆☆ |
僕の投資額 | 1,730万円 |
FANTAS fundingは累計の募集案件数が最も多い業者です。
信頼性:おおむね高い
FANTAS fundingの運営会社はITやAIを駆使した新しいタイプの不動産会社です。
業歴は10年以上で売上高は140億円あります。
FANTAS fundingは200件以上の募集を行ってきましたが、これまでに事故はゼロです。

僕が投資したお金もすべて戻ってきています!
安全性:やや高い
案件は投資用マンションとリフォームした一戸建ての2種類です。
投資用マンションは都内の好立地が大半で、一定の安全性が見込まれます。
一方、一戸建ては関東の郊外が中心で、立地によってはリスクがあるでしょう。
また、運営会社が非上場で経営状態が見えない点にも注意が必要です。

案件をしっかり選びましょう!
利回り:平均的
利回りは投資用マンションと一戸建てで大きく異なります。
一戸建ては5~7%と高いものの、募集額が数百万円と少なく投資するのは至難の業です。
一方の投資用マンションですが、一時期は3%台に下がっていました。
しかし最近は4%台がほとんどに戻ってきています。

堅い業者で4%台ならOKでしょ。
投資しやすさ:標準的
FANTAS fundingは1案件あたりの募集額は2千万円足らずと少ないです。
しかし、一度に複数の案件を同時に募集します。
1案件あたりの競争率が下がるため他社に比べて投資しやすいです。

椅子取りゲームの椅子が1つじゃなく5つあるイメージです!

競争率が5分の1に下がるってことね。
募集開始と同時に応募すれば高い確率で投資できます。
総評:投資額を増やすのに最適
FANTAS fundingはこれまでに200件以上の募集実績を重ねてきました。
実績に裏付けられた信頼性、安全性は大きいです。
また、毎月複数の案件が募集される上に、上述の通り投資しやすい。
FANTAS fundingは投資額を増やすのに最適な投資先です。

僕がこれまでに最も多く投資した業者です!
2018年から200件以上を募集してきて、すべて投資家に返している。これは大きいですよね。
僕はFANTASの事前の売却予定価格と実際の売却価格のデータを取っているのですが、ほぼ予定通りの価格で売却しています。
精度が高いのも安心できる点です。
FANTASとは僕がクラファンを始めて以来の付き合いです。クラファンをやめない限りFANTASで投資します。
大家どっとこむ
信頼性 | ★★★★☆ |
---|---|
安全性 | ★★★☆☆ |
利回り | ★★★★☆ |
投資しやすさ | ★★☆☆☆ |
僕の投資額 | 566万円 |
大家どっとこむは上場企業グループが運営する不動産クラファンです。
信頼性:おおむね高い
大家どっとこむの運営会社の親会社は東証スタンダード上場のJトラストです。
上場企業がバックに付いていますので、信頼性はおおむね高いと言えます。

上場企業系は安心だね。
安全性:やや高い
これまでに募集された案件は、いずれも手堅いものでした。
また、元本保証ではないものの日本保証の買取保証が付く案件があるのもプラスポイントです。
これまでに募集した案件の6割がすでに償還済みであり、運営状態も安定してきました。
ただし、上場系だからと安心するのではなく、しっかり案件を見ることをおすすめします。

面倒だけどちゃんと見ましょう!
利回り:平均的
大家どっとこむの自社案件は利回り3.5~4.0%のものが多いです。
たまに7%以上の案件が出ることもあります。
平均すると4%前後となり、上場系の業者としては平均的な利回りと言えるでしょう。

自社分も4%台はキープして!
投資しやすさ:しにくい
平均で月に2回前後の募集を行っており他社に比べて投資の機会が多いです。
募集額の上限を設定したり、募集額を多くしたり、競争率を下げるための工夫もしてくれています。
募集額が1億円を超える大型案件は先着方式で、募集開始と同時に応募すれば確実に投資できます。
その他の案件は抽選方式で、募集額が1千万円を超える案件だと倍率は2倍前後です。
先着方式に比べると投資しにくいですが、2回に1回は当選するでしょう。
総評:注意して活用すべき
東証スタンダード上場企業が付いていますので、一定の信頼性が期待できます。
また、日本保証の買取保証もプラス要素です。
基本的に積極活用のスタンスを取りつつ、案件の細部にまで注意を払って投資判断をしましょう。
上場企業系で利回り4%台は美味しいです。

案件をしっかり選んで積極投資です!
ただそうは言っても上場系なので、ベースとなる安全性は高いです。
それでいて競争率が低くて投資しやすいし、利回りは高めだし。実はけっこう条件が良いんですよね。
僕はリスク回避で運用期間が短いものに絞っていますが、今後も投資は続けます。
property+
信頼性 | ★★★★★ |
---|---|
安全性 | ★★☆☆☆ |
利回り | ★★★☆☆ |
投資しやすさ | ★☆☆☆☆ |
僕の投資額 | 290万円 |
property+は信頼性が非常に高い不動産クラファンです。
信頼性:非常に高い
property+の運営会社は飯田グループホールディングスのグループ会社です。
飯田グループHDは東証プライム上場の不動産業者。
グループ売上高は1兆4千億円、分譲戸建住宅の販売で国内シェアトップの巨大企業です。
上述のプレファンの運営会社が売上高2千億円、ジョイントアルファが1千億円ですので、まさに別格でしょう。
ソシャレン、クラファン業者の中で信頼性の高さはダントツと言えます。

上場系の業者の中でも別格だね。
安全性:懸念点がある
飯田グループが不動産クラファンを運営する目的は、自社の投資用マンションを購入してくれる客層の拡大です。
不動産クラファンで不動産に興味を持った投資家が、投資用マンションを購入することを期待しています。

将来の見込み客の開拓です!
もし不動産クラファンで問題を起こしたら、見込み客の開拓どころか客離れになりますよね?
それゆえ、手堅い案件を出して手堅く運営するはずです。
ただ、最近のproperty+は他の不動産業者が作った案件の募集代行だけで、自社の案件を出していません。
他の不動産業者は上場企業ではない普通の不動産業者であり、飯田グループの信用力は及ばないので注意が必要です。
利回り:やや低い
運営開始当初は利回り10%と3%台の2種類の案件を出していました。
しかし、10%案件は客寄せ用だったようで、2021年12月を最後に募集が終わっています。
現在募集されているのは3%台の案件だけで、業界平均よりやや低めです。
投資しやすさ:非常にしにくい
以前は募集が毎月行われており、競争率も低かったです。
募集開始の翌日以降に応募できることもザラで、上場系では珍しく投資しやすい業者でした。
しかし、2022年10月を最後に毎月募集が止まり、以降は2023年4月に1回募集されただけです。
募集機会が少ないという点で投資しにくい状況になっています。
ただ、業者の信頼性はバツグンです。

募集を増やしてほしいね。
総評:巨大企業をバックに持つ信頼性
これまでに募集された多くは他社運営の案件で、property+は募集業務を代行しているだけです。
このため安全性については、Rimpleなど上場企業直営の業者と同列に語ることはできません。
ただそうは言っても、property+のバックについているのは飯田グループHDです。
東証プライム上場で国内シェアトップのパワービルダー。
グループ売上高1兆4千億円、時価総額8千億円。
不動産クラファン事業で投資家に損失を与え、会社の評判を落とすことは極めて考えにくいです。
募集を請け負う他社についても一通りのチェックはしているはず。
飯田の看板を傷つけないと判断した上で募集を代行していることは間違いなく、相応の安全性が期待できます。
不動産クラファン業者の中でダントツの信頼性の高さ。
安全重視の投資家におすすめです。

ガチで堅いです!
それでproperty+が良いのは分かっていましたけれど、万が一を考えて他社案件には投資していませんでした。
それが4月に待望の自社案件が出まして、速攻で100万円投資しました。
やっぱり飯田グループがバックに付いているのは大きいですよ。安心できますもん。
今後も自社案件が出たら投資します!
CREAL
信頼性 | ★★★★☆ |
---|---|
安全性 | ★★☆☆☆ |
利回り | ★★★★☆ |
投資しやすさ | ★★☆☆☆ |
僕の投資額 | 190万円 |
CREALは業界最大手の不動産クラファンです。
信頼性:おおむね高い
CREALの運営会社は運用資産300億円の不動産運用会社です。
2022年4月28日に東証グロースに上場しました。
2018年11月の運営開始以来、CREALは着実に実績を積み重ねており、業界最大手の地位を堅持しています。
これまで投資家に損失を与えたことはなく、一定の信頼性が期待できます。
安全性:懸念点がある
上述の通り、これまでに事故を起こしたことはありません。
ただ、募集する案件の大半が大型案件で、売却できなくなった時に自社買取ができず、運用期間が延びるリスクがあります。
また、劣後出資比率は5%と業界最低です。
「CREALだから大丈夫」と盲信はできませんので、案件ごとに精査が必要です。

しっかり調べて投資しようってことね。
利回り:平均的
利回りはほとんどの案件で4~5%です。
業界全体では平均水準、上場系としては高めと言えるでしょう。
投資しやすさ:しにくい
大型案件ばかりで募集額は毎回数億円です。
ただ、上場以降、人気が急激に高まっており、クリック合戦が常態化しています。
最近は募集開始と同時に応募しても勝率は五分五分のようです。
総評:運用額を絞って投資すべき
CREALはFANTASとともに不動産クラファン業界を黎明期から牽引し、現在のブームにつなげた立役者です。
これまでの実績からも高い信頼性が期待できます。
ただ、大型案件中心になったため、企業規模に対して運用残高が過大になっている懸念があります。
穴吹興産などの大手と違って、事故が起きた際に自社で損害を吸収できないはずです。
業界最大手ですので投資の選択肢には当然入ってきますが、あまり突っ込みすぎない方が安全です。

ほどほどの額で投資しましょう!
理由はまず運営期間が12カ月を超える案件には投資しないことにしているからです。僕はマイルールは絶対に守るので。
あと、劣後比率が5%と低い点と、上に書いた自社買取に対する不安です。
ただ、上場企業系ですし実績が豊富ですからね。
僕みたいな異常な心配性は例外で、普通の人は投資しています。笑
TSON FUNDING
信頼性 | ★★★☆☆ |
---|---|
安全性 | ★★☆☆☆ |
利回り | ★★★★★ |
投資しやすさ | ★★★★☆ |
僕の投資額 | 0円 |
TSON FUNDINGは利回りの高さと投資のしやすさを両立させている業者です。
信頼性:やや高い
TSON FUNDINGの運営会社はプロ投資家向けの市場であるTOKYO PRO Marketに上場している不動産業者です。
東証プライムなどと上場基準が異なるので同列には扱えませんが、業歴も10年以上ありますので一定の信頼性は期待できるでしょう。
ただ、直近の決算では前期比で利益率が大幅に下がるなど、経営状態に不安を感じさせる面もあります。

過信せず注意した方が良いね。
安全性:懸念点がある
ほとんどの案件で投資対象は愛知県内の1棟アパートや戸建住宅です。
都内のワンルームマンションに比べると、売却のしやすさが劣る点がリスクとなるでしょう。
また、2022年春から急速に募集を増やしています。
運営開始から2022年5月までの18カ月の募集額が15億円なのに対し、7~12月の6カ月の募集額は19億円です。
6カ月あたりの募集額が4倍近くに急拡大しており、無理が生じないか懸念されます。
以前に比べて任意組合型の案件が多くなっている点にも注意が必要です。

任意組合型は避けた方が良いよ。
利回り:やや高い
以前は6~7%の案件が中心でした。
しかし、2023年からは5%台後半に下がっています。
とは言え、上場系業者の中ではトップクラスの利回りの高さです。
投資しやすさ:比較的しやすい
TSON FUNDINGの募集は他社に比べて多く、最近は月に3~7回、1回あたりの募集額も1億円弱と多いです。
利回りの高さから人気ですが、一時期より競争率は下がっています。
最近は募集のほぼすべてが抽選方式ですが、競争率は1倍台、つまり、五分五分以上の確率で当選します。
抽選方式の業者の中では最も投資しやすいです。
クリック合戦に参加できない投資家にとっては、トップクラスに投資しやすい業者と言えます。

仕事で忙しい投資家にオススメだね。
総評:クリック合戦なしで高利回り
物件の立地が名古屋近郊である点は、地域分散につながる反面、東京都心より需要が少ないというリスク要因でもあります。
また、最近の急拡大が企業規模に見合ったものなのかは疑問符が付くでしょう。
投資前に同社の財務状況を確認することを強くおすすめします。
一方、3%台の業者が増える中で利回り5~6%台は魅力です。
なによりも抽選方式で倍率1倍台というのはTSON FUNDINGだけの強みです。
仕事などでクリック合戦に参加できないが高利回りを得たいという投資家には有望な選択肢となるでしょう。

競争率が低い今が狙い目です!
利回りが高めで、抽選方式でも投資しやすい。この点をポジティブに評価する投資家はけっこう多いです。
逆に僕みたいな心配性のチキン野郎は、急激に拡大しすぎた点を不安に感じてしまう。
なので、そういったリスクを飲み込んだ上で、高利回り、投資のしやすさを評価して投資するのはありでしょう。
ただし、任意組合型だけは絶対に避けることを強くおすすめします。
オススメ業者を一覧表で比較
以上9つのオススメ業者の比較を一覧表でまとめます。
オススメ業者を選ぶコツ
「信頼性が高く、高利回りで、投資しやすい」
そんなパーフェクトな業者は存在しません。
ですので次のような
- 信頼性は高いけれど、利回り低め
- 信頼性は落ちるけれど、利回り高めで投資しやすい
性格が異なる複数の業者を組み合わせて使うことで、互いの弱点を補い合うのがオススメ業者を選ぶコツです。
オススメ業者を比較して、あなたにとってベストな組み合わせを見つけてください。
オススメ業者の比較一覧表
凡例
比較一覧表の凡例は以下の通りです。
- 累計募集額:運営開始から2023年8月末日までの募集額の合計(不成立の案件を除く、以下同)
- 上場市場:運営会社またはその親会社等が上場する市場
- 劣後比率:直近6カ月の間に募集された案件(特異な案件を除く)の劣後出資比率の平均
- 利回り:直近6カ月の間に募集された案件の利回りの平均
- 運用期間:直近6カ月の間に募集された案件の運用期間の平均

劣後比率と利回り、運用期間は最近の傾向だよ。
補足
1.FANTAS fundingの劣後比率、利回り、運用期間は空き家案件を除いて出しています。
2.大家どっとこむの劣後比率、利回り、運用期間は他社案件を除いて出しています。
3.TSON FUNDINGの劣後比率、利回り、運用期間は任意組合型案件を除いて出しています。
比較一覧表
業者 | 運営開始 | 累計募集額 | 上場市場 | 信頼性 | 安全性 | 劣後比率 | 利回り | 運用期間 | 投資しやすさ | ひとことアピールポイント | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プレファン | 2021年10月 | 4億円 | スタンダード | ★★★★★ | ★★★★☆ | 3.9% | 4.5% | 6.0カ月 | ★☆☆☆☆ | 上場系で4%台後半の高い利回り | 公式サイト |
ジョイントα | 2019年4月 | 23億円 | スタンダード | ★★★★★ | ★★★★☆ | 20.0% | 3.0% | 9.0カ月 | ★☆☆☆☆ | 堅い社風、安全重視の初心者向き | 公式サイト |
Rimple | 2020年2月 | 43億円 | プライム | ★★★★★ | ★★★★☆ | 30.0% | 2.8% | 6.0カ月 | ★☆☆☆☆ | 損失可能性極めて低い堅実投資先 | 公式サイト |
KORYO | 2022年3月 | 4億円 | スタンダード | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 30.0% | 4.5% | 12.0カ月 | ★★★☆☆ | 上場系の堅い案件で4%台の高利 | 公式サイト |
FANTAS | 2018年11月 | 36億円 | 非上場 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 20.0% | 4.3% | 5.3カ月 | ★★★☆☆ | 複数案件同時募集で投資しやすい | 公式サイト |
大家どっとこむ | 2020年10月 | 35億円 | スタンダード | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 9.1% | 3.9% | 9.4カ月 | ★★☆☆☆ | 上場系で利回り高め、競争率低め | 公式サイト |
property+ | 2021年5月 | 19億円 | プライム | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 10.0% | 3.4% | 11.0カ月 | ★☆☆☆☆ | 売上1兆円超の巨大企業グループ | 公式サイト |
CREAL | 2018年11月 | 358億円 | グロース | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 5.0% | 4.3% | 20.5カ月 | ★★☆☆☆ | 業界最大手、突っ込みすぎに注意 | 公式サイト |
TSON | 2020年10月 | 65億円 | TOKYO PRO | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 10.0% | 5.6% | 10.8カ月 | ★★★★☆ | 高利回り+低競争率な狙い目業者 | 公式サイト |

業者を組み合わせて使ってね。
投資のしにくさをカバーする対策
以上の9社はいずれも人気業者で投資しにくいです。
そこで、投資のしにくさへの対策を紹介します。
良い業者をたくさん使う
良い業者は人気が上がって投資しにくくなります。
ではどうすれば良いか?
良い業者をたくさん使う
数社しか使ってないのに「投資しにくい!」と文句を言ってもしょうがないですよね?
だってチャンスそのものが少ないのですから。
逆に言うと、利用する業者を倍に増やせば、チャンスも倍に増えるのです。

実際にやっています!
たくさんの業者で投資中です!
僕は常に20社以上の業者で投資しています!
正直、面倒です。笑
でも、業者を増やしたからチャンスが増え、最近では投資残高が3千万円を超えています。
僕が投資しやすくなったのは、間違いなく業者を増やしたからです。
投資したことがある業者は50社以上で、会員登録済みの業者は100社以上。
みなさんも利用する業者を積極的に増やしましょう。

良い業者を増やせば分散投資で安全性もアップします!
オススメの不動産クラファン業者のまとめ
それでは最後にまとめます。
- プレファン
- ジョイントアルファ
- Rimple
- KORYO Funding
- FANTAS funding
- 大家どっとこむ
- property+
- CREAL
- TSON FUNDING
- 投資のしにくさをカバーする対策
- 良い業者は投資しにくい
- たくさんの良い業者で投資する
たくさんの良い業者で登録し、各業者の良い案件だけに投資する。
こうすることで、投資額の増大と安全性の向上を両立できます。
投資のしにくさは多数の業者を利用することでカバーしましょう。

以上、オススメの不動産クラファンについてでした!
見落としている業者はありませんか?



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