【2023年8月12日更新】

CREALで投資して大丈夫か心配…
という方に。
クラウドファンディングで1億6千万円以上を投資してきて損失ゼロの現役投資家が本音で解説します!
結論から言うと以下の通りです。
- 結論:投資の選択肢に入れるべき
- 不動産のプロが運営
- 業者としての信頼性が高い
- リスクもある
- 他の業者の併用でリスクを下げる
CREALで投資して大丈夫なのか?
悪いところも含めて徹底的に解説です!

それではさっそく見ていきます!
知らない業者がきっとあるはず!

タップできる目次
CREALの概要
それではまず、CREALの概要から見ていきましょう!
基本情報
基本情報は以下の通りです。(2023年8月12日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)
サービス名 | CREAL(クリアル) |
---|---|
運営会社 | クリアル株式会社 |
運営開始 | 2018年11月13日 |
累計調達額 | 348億7,997万円 |
利回り | 4.1~5.5% |
運用期間 | 8~24カ月 |
最低投資額 | 1万円 |
CREALは不動産クラファン最大手です。
これまでに利払いの遅れや元本割れは起きていません。

投資家の損失はゼロだよ。
●公式サイト:CREAL
投資の仕組み
CREALは不動産投資型クラウドファンディングというタイプの投資です。
どんな投資なのか、仕組みを簡単に説明します。

知っている方は次にGO!
→ 次にGO!
不動産投資型クラウドファンディングとは?
不動産投資型クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)は次のような投資です。
- クラファン業者を通して
- 投資家が少額ずつ出資し
- 集まったお金でマンションを取得し
- 月々の家賃と
- 最後に売った売却益を
- みんなで分け合う

共同で大家さんになる感じ?

その通りです!
少額でできる手間いらずの不動産投資
不動産クラファンは1万円から投資できます。
また、現物不動産投資で発生する次のような作業は、
- 物件探し
- 不動産登記
- 入居者探し
- 家賃徴収
- クレーム対応
- 売却
- etc
すべてクラファン業者が代行します。
不動産クラファンは少額でできる手間いらずな不動産投資です。

CREALはクラファン業者です!

運営会社と経営者
次に運営会社と経営者です。
運営会社はクリアル
CREALを運営するのはクリアル株式会社です。
会社名 | クリアル株式会社 |
---|---|
代表者 | 横田大造 |
所在地 | 東京都港区新橋2丁目12ー11 |
設立 | 2011年5月11日 |
資本金 | 12億3,905万円 |
2021年3月にブリッジ・シー・キャピタルから現在の社名に変更しました。
2022年4月28日に東証グロース市場に上場しています。
不動産資産の運用サービスを提供
クリアルはCREALの運営の他に、個人投資家向けに投資用区分マンションの販売を行っています。
また、マンションの他に保育所、ホテルなどの1棟単位での販売も行っており、こちらの売り先は国内外の富裕層や機関投資家です。
あわせて販売した物件の管理も請け負っています。
クリアルは不動産の資産運用サービスの提供を行っている会社です。

不動産運用の専門家なんだ。
クリアルの経営状況
クリアルの経営状況は以下の通りです。(連結、単位:百万円、2019年は単体)
決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純資産 | 自己資本比率 |
---|---|---|---|---|
2019年3月 | 355 | 159 | 171 | – |
2020年3月 | 3,776 | 215 | 318 | 5.0% |
2021年3月 | 7,141 | 105 | 872 | 9.6% |
2022年3月 | 10,581 | 256 | 1,045 | 9.5% |
2023年3月 | 16,436 | 496 | 3,111 | 14.4% |
ここ数年、急速に業績を拡大しています。

順調に成長しているのね。
経営者は横田大造氏
CREALの経営者は横田大造氏です。
麻布高校、早稲田政経を卒業後、アクセンチュア、オリックスで不動産金融取引に従事。
さらにラサールインベストメント、新生銀行で不動産投資、REITなどに携わった不動産投資のエキスパートです。
募集状況
CREALの案件募集の状況を紹介します。
募集実績
まず、これまでの募集実績です。(2023年は7月募集分まで)
年度 | 案件数 | 募集額 |
---|---|---|
2018年 | 3件 | 9億1,658万円 |
2019年 | 21件 | 23億6,031万円 |
2020年 | 11件 | 37億1,279万円 |
2021年 | 17件 | 58億6,329万円 |
2022年 | 23件 | 115億2,400万円 |
2023年 | 19件 | 105億300万円 |
毎年着実に募集額を増やしており、2022年は前年比で倍増を達成しました。
これまですべての案件で募集額の満額を調達しています。

相変わらずの人気だね。
募集頻度と1回あたり募集額
次に月平均の募集回数と1回あたりの募集額です。(2023年は7月募集分まで)
時期 | 月平均募集回数 | 1回あたり募集額 |
---|---|---|
2019年 | 1.8回 | 1億1,240万円 |
2020年 | 0.9回 | 3億3,753万円 |
2021年 | 1.4回 | 3億4,490万円 |
2022年 | 1.9回 | 5億104万円 |
2023年 | 2.7回 | 5億5,279万円 |
運営開始当初は募集額2千万円前後の区分マンション案件が中心でした。
このため、募集回数は多いものの毎回クリック合戦で非常に投資しにくかったです。
それが、2020年から1棟マンションなど大型案件が中心に。
現在では1回あたりの募集額が平均5億円超にまでになりました。
この結果、募集開始と同時に応募すれば高い確率で投資できるようになっています。

ジャスト参戦で投資できるよ。
償還実績
投資したお金は戻ってきているのか、償還実績は以下の通りです。(2023年8月12日現在)
区分 | 金額 | 構成比 |
---|---|---|
累計調達額 | 348億7,997万円 | 100% |
内、償還済み | 209億6,197万円 | 60.1% |
内、運用中 | 139億1,800万円 | 39.9% |
業界トップの累計調達額にもかかわらず、すでに6割の案件で投資家の元本を償還済みです。
早期償還が比較的多い印象を受けます。

投資家の被害は起きていません!
利回りと運用期間
直近1年間(2022年8月~2023年7月)に募集された案件の利回りと運用期間を見てみます。
利回り
利回りは最低4.0%、最高5.5%、平均4.4%でした。
利回り | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
4%台 | 26件 | 86.7% |
5%台 | 4件 | 13.3% |
すべての案件が利回り4%以上です。
上場系の業者では3%台が増えているので、CREALの利回りは高めです。

上場系で4%台は良い感じ。
平均利回りの推移
次に平均利回りの推移です。(2023年は7月募集分まで)
時期 | 平均利回り |
---|---|
2019年 | 4.1% |
2020年 | 4.6% |
2021年 | 4.6% |
2022年 | 4.6% |
2023年 | 4.4% |
運営開始時より利回りが上がった数少ない業者です。(2018年は4.2%)
一時はどの案件も利回り4.5%でしたが、最近は4~5%の間で案件ごとに利回りが変わっています。
運用期間
運用期間は最短8カ月、最長84カ月、平均21.1カ月でした。
利回り | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
8カ月以下 | 1件 | 3.3% |
12カ月 | 0件 | 0% |
18カ月 | 22件 | 73.3% |
24カ月以上 | 7件 | 23.3% |
最近は18カ月以上の案件がほとんどです。
他の業者に比べて長めです。
手数料
CREALの手数料は以下の通りです。
項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
会員登録 | 無料 | ||
口座維持 | 無料 | ||
投資申込 | 無料 | ||
退会 | 無料 | ||
入金時の振込手数料 | 投資家負担 | ||
出金時の振込手数料 | 出金先 | 3万円未満 | 3万円以上 |
楽天銀行 | 105円 | 105円 | |
他行 | 150円 | 229円 |
CREALは入金時と出金時の振込手数料が投資家負担です。
会員登録の際に自分の口座を楽天銀行で登録すれば出金時の振込手数料が安くなります。

僕も楽天銀行です!
●公式サイト:CREAL
CREALのデメリットとリスク
CREALのデメリットとリスクを見ていきます。
評判が良いからこそ、悪いところを知っておきましょう!
元本と利益は保証されない
取得した物件が売却できなければ元本は戻ってきません。
空室で家賃が入らず利益が減る可能性もあります。
投資なのでリスクがあることは理解しておきましょう。

他の業者も同じです!
途中解約できない
いったん投資すると、原則として途中解約できません。
これも不動産クラファン共通のリスクです。

病気でお金が必要になったとかは?

ダメです!
リスクを避けるため、できるだけ運用期間が短い案件に投資しましょう。
劣後出資比率が低い
劣後出資比率が低いほどリスクが高い
出資総額に占める劣後出資(クラファン業者分)の比率を劣後出資比率といいます。
下の例では20%です。
出資者 | 出資額 | 出資比率 |
---|---|---|
投資家(優先出資) | 2,400万円 | 80% |
クラファン業者(劣後出資) | 600万円 | 20% |
合計 | 3,000万円 |
ここでは説明を省きますが、劣後出資比率が低いほどリスクは高くなります。

数字が小さいほどリスクが高いよ。

CREALは劣後出資比率が低い
主な業者の劣後出資比率は以下の通りです。
業者 | 劣後出資比率 |
---|---|
Rimple | 30% |
ジョイントアルファ | 20~30% |
property+ | 4% |
大家どっとこむ | 10% |
ASSECLI | 10~20% |
FANTAS funding | 20% |
TSON FUNDING | 10% |
これに対してCREALの劣後出資比率は5%です。
業界最低水準なので注意が必要です。

正直、劣後5%は怖いです!
運用期間が長い
CREALは多くの案件で運用期間が18カ月以上です。
運用期間が長いほどリスクは高まります。
できるだけ運用期間が短い案件を選びましょう。
事前入金で出金手数料が投資家負担
事前入金で資金が寝る
CREALは投資する前に入金する事前入金制です。
事前入金では次のような問題が起こります。
- 事前に入金した
- クリック合戦で投資できなかった
- 資金が寝る

引き出せないの?
出金手数料が投資家負担
引き出せますが、CREALでは出金手数料が投資家負担です。
出金先 | 3万円未満 | 3万円以上 |
---|---|---|
楽天銀行 | 105円 | 105円 |
他行 | 150円 | 229円 |
出金先となる自分の口座が楽天銀行の場合、他の銀行よりも出金手数料が安くなります。
CREALで投資する際は楽天銀行を利用しましょう。

僕も楽天銀行です!
優待付き案件は少ない
「CREALは優待付き案件があるのでオトク」と言われますが。
2021年の優待付き案件は2件だけでした。

どんな優待だったの?
河口湖と博多のホテルが半額です。
案件 | 優待内容 |
---|---|
Rakuten STAY 富士河口湖駅 | 宿泊費用最大50%キャッシュバック |
Rakuten STAY博多祇園 | 宿泊費用最大50%キャッシュバック |
譲渡は簡単ではない
「途中解約はできないが譲渡ができるので良い」と書いているサイトがありますが。
譲渡できる相手はCREAL会員だけで、自分で探す必要があります。

探しようがないよ。
なので、譲渡は非常に困難です。

ここまでデメリットでした!
●公式サイト:CREAL
CREALのメリットと特長
次はメリットです。
セイムボート出資方式
投資家とCREALが一緒に出資
物件を取得する際、投資家と一緒にCREALもお金を出します。
こうすれば、物件が3,000万円以上で売れないとCREALも損をしますよね?
CREALは高く売ろうと頑張るので投資家が損をするリスクが下がります。
セイムボート出資方式で安全性アップ
このように、投資家と業者が共同で出資するのをセイムボート出資方式と言います。
CREALはセイムボート出資方式なので、投資家の安全性が高まります。

優先劣後出資方式
投資家への返済が優先される
でも、CREALが頑張っても2,500万円でしか売れないこともあるでしょう。
この場合、戻ってきた2,500万円はまず投資家への返済にあてられ、CREALへの返済には残りの100万円だけがあてられます。
出資者 | 出資額 | 返済額 |
---|---|---|
投資家 | 2,400万円 | 2,400万円 |
CREAL | 600万円 | 100万円 |
合計 | 3,000万円 | 2,500万円 |
CREALが原価割れの損失500万円をかぶる形です。
優先劣後出資方式で安全性アップ
このように、
- 投資家分の返済が優先され
- 業者分の返済が後回し(劣後)にされる
出資の仕方を優先劣後出資方式といいます。
CREALは優先劣後出資方式なので安全性が高まります。

運営会社が上場企業
CREALを運営するクリアルは東証グロース上場企業です。
非上場企業に比べて信頼性が高いです。

上場系は安心できるね。
不動産運用管理のプロが運営
CREALを運営するのは不動産運用管理のプロであるクリアルです。
不動産のプロが不動産クラファンを運営するので安全性が高まります。
案件の種類が多いのでリスクを分散できる
物件の偏りはリスク
投資対象物件がホテルだけだったとします。
コロナで宿泊需要が落ちると大打撃ですよね?
このように、投資対象物件が偏るとリスクが高まります。
CREALは案件の種類が多い
多くのクラファン業者は投資対象物件が1~2種類ですが、CREALは種類が非常に多いです。
業者 | 案件の種類 |
---|---|
Renosy | 区分マンション |
FANTAS funding | 空き家 区分マンション |
ジョイントアルファ | ホテル 区分マンション 商業施設 |
Rimple | 区分マンション |
CREAL | 区分マンション 1棟マンション オフィスビル ビジネスホテル リゾートホテル インバウンド向け宿泊施設 保育園 専門学校 物流施設 |
CREALならば投資対象が偏らず安全性が高まります。
マスターリースを採用
空室リスク
入居者が見つからないと家賃が入らず、投資家が受け取る利益が減りますよね?
これが空室リスクです。
マスターリースで空室リスクを回避
この空室リスクを回避する仕組みがマスターリースです。
- 取得した物件を
- 不動産仲介業者に貸し
- 不動産仲介業者が入居者を探して貸す
不動産仲介業者は入居者の有無に関わらずクラファン業者に家賃を払います。
毎月家賃が入るので、投資家は予定通りの利益を得られる。
CREALはマスターリースを採用しているので安全性が高まります。
情報が多い
CREALは情報が多い
以下は不動産クラファン3社の情報項目数について調べたものです。
CREALは公開される情報が多いです。
項目 | CREAL | FANTAS | Renosy |
---|---|---|---|
投資に関する情報 | 17 | 18 | 18 |
物件に関する情報 | 56 | 55 | 16 |
投資運用に関する情報 | 21 | 8 | 2 |
契約に関する情報 | 19 | 17 | 15 |
合計 | 113 | 98 | 51 |
動画も出している
CREALは対象物件の動画も出しています。
CREALは情報量が多いので、より正しい投資判断がしやすいです。

調べる材料が豊富なのね。
信託銀行で分別管理
普通の銀行での分別管理は安全ではない
「分別管理なので安全」という文言をよく見ますが。
ほとんどの業者で分別管理口座は普通の銀行の口座です。
普通の銀行での分別管理は次の2点で安全とは言えません。
- 通帳と印鑑は業者が持っており好きに引き出せる
- 業者が倒産すると投資家のお金は破産管財人の管理下に入る

ぜんぜん安全じゃない!
信託銀行での分別管理は安全
これが普通の銀行ではなく信託銀行での分別管理ならば、さきほどの問題は解決されます。
- 口座内のお金の動きを弁護士などの受益者代理人が常にチェックするので、業者が勝手に引き出せない
- 業者が倒産すると投資家のお金は受益者代理人の管理下に入り、投資家に返還される
CREALは信託銀行で分別管理をしているので安全性が高いです。
元本保証ではない
なお、分別管理の対象はデポジット口座内のお金だけです。
投資した元本の安全性が高まるわけではありません。
もちろん、元本保証ではないので注意が必要です。

利回りが高め
CREALは利回り4%台の案件が多いです。
最近は利回り3%台の業者が増えていますよね?
CREALの4%台は大手業者の中では高いです。

ソシャレンは1%台もあるしね。
比較的投資しやすい
最近のCREALは1回の募集額が数億円と大きいです。
なので、募集開始と同時に応募すれば高い確率で投資できます。
大手業者の中では投資しやすいです。
少額から投資できる
CREALの最低出資額は1万円です。
1万円から投資できるので、資金に余裕がない人でも資産運用ができます。

ボンビーな僕にピッタリ!
分配金が毎月払い
分配金が満期一括払いの場合、運用期間が終わるまで分配金は受け取れません。
これに対してCREALは毎月払いです。
運用期間の終了を待たずに分配金を再投資できるので、投資効率が高まります。

●公式サイト:CREAL
CREALの評判と口コミ
CREALの評判と口コミを紹介します。
ネガティブな評判と口コミ
競争率が高く投資しにくい
募集開始から数分で終わることもある
CREALは人気業者なので投資しにくいです。
ただ、募集開始と同時に応募すれば高い確率で投資できます。
事前入金しないと投資できない
入金がムダになることがある
事前入金制なので、クリック合戦に負けると資金が寝る点が短所です。
運用期間が長い
早期償還がある
多くはないですが早期償還もあります。

再投資すれば良いよね。
ポジティブな評判と口コミ
過去に遅延や元本割れがない
投資できる
CREALは募集開始ジャストで応募すれば投資できることが多いです。
2案件同時募集で両方とも投資できたという声もあります。
1回の募集額が数億円と大きいので、抽選方式の業者より投資しやすいと感じます。
分配金を毎月もらえる
大半の業者が満期一括分配なので、毎月分配なのもCREALの魅力です。
物件の種類が多い
少額から投資できる
退会手続きが簡単
地震の影響の案内がすぐに来た
投資対象物件が地震の被害を受けていないか迅速に案内する姿勢は好感が持てます。

被害に遭ったら元本回収に影響するから。
●公式サイト:CREAL
CREALと他の業者との比較
CREALと主な業者を比較します。
ASSECLIとの比較
ASSECLIの運営会社は非上場なので、上場企業のCREALの方が信頼性は上です。
投資対象がASSECLIは1棟アパート、CREALは1棟マンションという点で、投資判断の難易度は同程度に高いでしょう。
投資のしやすさに関しては、募集額が大きければASSECLIの方が上です。
ASSECLIは利回りが6~7%と高く、運用期間も6~12カ月と短く好条件です。
えんfundingとの比較
えんfundingの運営会社は創業30年以上の不動産業者です。
地元福岡での知名度は高く、信頼性は決して低くありません。
利回りは3%台とやや低め、運用期間は6カ月でCREALより短いです。
募集が抽選方式で競争率が5~10倍と高いので、投資のしやすさはCREALが勝ります。
ですが、CREALの投資対象物件が都内なのに対し、えんfundingは福岡市内なので地域の分散につながります。
応募するのはタダなので、えんfundingでも応募しましょう。

僕も毎回応募しています!
大家どっとこむとの比較
運営会社が東証スタンダード上場企業のグループ会社という点で、信頼性は大家どっとこむの方が上です。
大家どっとこむには物件が売却できなかった場合にグループ会社が買い取ってくれる日本保証案件があります。
日本保証案件に限れば安全性は大家どっとこむの方が上、それ以外は案件によります。
利回りはどちらも4.5%前後、運用期間は大家どっとこむの方が短いです。
両方とも会員登録して条件が良い案件に投資すればよいと思います。

片方に絞る必要ないしね。
ジョイントアルファとの比較
ジョイントアルファの運営会社は東証スタンダード上場企業で、不動産クラファンの実績も豊富です。
信頼性、安全性ともにCREALより上です。
反面、利回りが3%台と低く、抽選の倍率は10倍以上で投資するのは至難の業です。
ただ、ジョイントアルファは間違いなく良い業者ですし、案件の堅さは業界屈指です。
ダメ元で応募することをオススメします。

僕も当たればラッキーで毎回応募しています!
ちょこっと不動産との比較
運営会社は業歴30年以上の不動産会社で、非上場ながら売上高は150億円以上あります。
不動産クラファンの実績はCREALに及びませんが、良い業者です。
利回りは4%前後、運用期間は半年前後と条件も良いです。
こちらもCREALと併用するのが良いでしょう。
TSON FUNDINGとの比較
ともに上場企業ですがTSONはTOKYO PRO Marketなので、信頼性は東証グロースのCREALの方が上です。
TSONは投資対象が名古屋近郊の新築アパートと一戸建てという点で、投資判断の難易度はCREALより高いです。
利回りは5~7%台とTSONの方が上。
TSONは抽選方式で競争率が1倍台のことが多く、2分の1以上の確率で当選します。
CREALで募集開始と同時に応募できない人、クリック合戦に疲れた人にTSONは検討対象になるでしょう。

家に帰ってからでも応募できるよ。
FANTAS fundingとの比較
FANTASは非上場であることから、信頼性はCREALの方が高いです。
利回りは3%台でCREALより低い一方、運用期間は1年以内でCREALより短いです。
FANTASは一度に複数の案件を募集します。
投資家の応募が分散して競争率が下がるので、CREALより投資しやすいです。
他社でなかなか投資できず投資額を増やしたいという人に良いでしょう。
property+との比較
property+の運営会社の親会社はグループ売上高1兆4千億円の東証プライム上場企業です。
信頼性は比べるまでもありません。
利回り3%はCREALより低く、運用期間1年強は同レベルです。
property+は競争率が低く、募集開始翌日に投資できることもあります。
東証プライム系で3%台ならば悪くないのでproperty+での投資も検討に値するでしょう。
Rimpleとの比較
Rimpleは20期連続増収増益の東証プライム上場企業が直営する不動産クラファンです。
信頼性の高さはCREALより上でしょう。
利回り3%前後、抽選倍率3~6倍はCREALより条件が悪いです。
しかし、Rimpleは安全性が抜群に高い業者です。
こちらも応募するのはタダなので、毎回応募しましょう。

僕は16回当選しています!

ここまで他社との比較でした♪
CREALの注意点と対策
CREALで投資する際の注意点と対策です。
大型物件を自社買取できない
CREALの最大のリスクは「大型物件を自社買取できない」だろうことです。
自社買取という奥の手
不動産クラファンでは物件を売却した代金で投資家に元本を返します。
しかし、買い手がつかないなど売却できないこともあります。
その場合、
- クラファン業者が
- 自社で物件を買い取り
- 元本を返す
ことが可能です。
CREALは自社買取できるか?
では、この自社買取をCREALはできるのか?
数億円の1棟マンションとなると、CREALの資金力では難しいと思います。
CREALは物件価格が数億円の大型案件を多く出しています。
これらの案件で売却できない事態が起きた時、自社買取できず買い手が見つかるまで運用期間を延長することになるのでは?
これが僕が考えるCREALのリスクです。

どうするの?
対策は2つです。
複数の区分マンション案件に少額投資する
1つ目は数千万円の区分マンション案件だけに投資することです。
大型物件に比べて売却しやすいので、売却できないリスクを下げられます。
複数の案件に少額ずつ投資すれば、よりリスクを下げられるでしょう。

分散投資になるよね。
資金力のある業者を併用する
もう1つは、資金力のある業者を併用することです。
純資産が数十億円ある業者ならば、大型物件でも自社買取できるでしょう。
CREALだけでなく資金力のある業者も併用することで、投資全体でのリスクを下げられます。
具体的には以下の3社をおすすめします。
ジョイントアルファ
運営会社の穴吹興産は香川県に本社を置く東証スタンダード上場企業です。
創業から50年以上の歴史を持ち、グループ売上高1千億円、純資産は300億円を超えます。
ジョイントアルファは高松ホテル案件で自社買取をした実績があります。
併用する業者としてイチオシです。
Rimple
東証プライム上場の投資用マンション販売業者です。
純資産は数十億円とジョイントアルファには劣りますが、20期連続増収増益と経営状態は盤石です。
僕はこれまでに1,200万円以上を投資しています。
property+
運営するのはグループ売上高1兆4千億円の東証プライム上場企業のグループ会社です。
信頼性は抜群ですし、資金力も十分にあります。
区分マンション案件が多いので、大型案件中心のCREALを補完できます。

注意点と対策でした!
CREALでの僕の投資実績
CREALでの僕の投資実績を公開します。
僕の投資実績
これまでにCREALで投資したのは以下の案件です。
投資時期 | 案件 | 利回り | 投資額 |
---|---|---|---|
2019年1月 | スカイコート世田谷用賀第2 | 4.4% | 20万円 |
2019年1月 | ドルチェ月島・弐番館 | 4.2% | 30万円 |
2019年4月 | パレステュディオシンシア文京千石 | 4.2% | 30万円 |
2019年4月 | シンシア本郷三丁目 | 4.0% | 20万円 |
2020年1月 | Q Stay and lounge上野 | 4.5% | 50万円 |
2020年7月 | アクシア新宿御苑 | 3.0% | 10万円 |
2020年8月 | レジデンシャル・アート代々木公園 | 3.0% | 10万円 |
2021年1月 | アルカーデンシティリンクス新宿 | 3.0% | 10万円 |
2021年1月 | ARTESSIMO CREA | 3.5% | 10万円 |
これまで分配の遅れはなく元本もすべて戻ってきています。

最近は投資してないね?
大型案件を避けている
上述の通り、CREALの大型案件にはリスクがあります。
なので、僕はCREALでは区分マンション案件だけに投資しています。
最近、CREALは区分マンション案件を出しておらず、それで投資できていないだけです。

区分マンションが出たら投資します!

区分マンションが出るまで待つの?
多くの業者を併用する
なぜ僕は区分マンション案件が出るまで待てるのか?
それは、これまでに100社以上の業者で会員登録しており、他にいくらでも投資先があるからです。
常に20社以上の業者で投資中です。
利用する業者を増やせば分散投資でリスクも下がります。
僕のオススメ業者はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。


こちらの記事はソシャレン、クラファン、全業者のリストです。

CREALの会員登録の注意点
会員登録の際の注意点を箇条書きで紹介します。
会員登録のポイント
条件
- 20歳以上80歳未満
- 法人登録も可能
手続きの流れ
- 他の業者と同じ
- スマホで本人確認をするeKYCに対応
- ハガキの受け取り不要
- 画像アップロードでの会員登録も可能
- 本人確認のハガキ(転送不可簡易書留)が届く
- ハガキ到着から1日以内に登録完了
- 本人確認IDなどの入力は不要
本人確認資料として使えるものの例
※eKYCは上から3つの中の1点
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 在留カード
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
マイナンバーの扱い
- マイナンバーの登録が必要
- 会員登録後に登録
- 以下のいずれかをマイページから提出
- マイナンバーカード
- 個人番号通知カード+本人確認書類
- 住民票+本人確認書類
提携銀行
- 楽天銀行
- 同行から振り込めば振込手数料は無料
- 自分の口座を同行で登録すれば出金手数料52円/回
所要日数の目安
- eKYCの場合:1〜3営業日
- ハガキの場合:3〜5営業日
会員登録の注意点
入金時の注意
- 必ず本人名義の口座から振り込む
- 会員登録時に登録した口座以外からでも可

会員登録の注意点でした!
●公式サイト:CREAL
CREALのまとめ
最後にCREALのポイントをまとめます。
CREALのポイント
ポイントは以下の通りです。
- 主なデメリット
- 劣後出資比率が低い
- 事前入金で出金手数料が投資家負担
- 主なメリット
- 不動産運用管理のプロが運営
- マスターリースで空室リスクを回避
- 人気業者の中では投資しやすい
- 注意点と対策
- 大型物件を自社買取できない可能性
- 資金力のある業者を併用する
- 多くの業者の併用でリスクを下げる
CREALを上手に活用しよう
CREALは業界最大手で実績も豊富です。
利回りは4%台で、3%台の業者が増えている中で上場企業系としては高め。
募集額が大きく投資しやすい点も魅力です。
区分マンション案件を狙うにせよ、大型案件を狙うにせよ、CREALを活用しない手はないでしょう。
投資しない限り手数料はゼロですし、退会もスマホで簡単にできます。
良い案件が出たらすぐ応募できるように、会員登録だけはしておきましょう。

以上です!
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