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CREAL(クリアル)の分配日|分配金がいつ支払われるか実例で

左野くん
左野くん

CREALの分配日はいつなの?

右田さん
右田さん

CREALの分配金どうやって計算するの?

CREALの分配金はいつどれだけ支払われるのか?

投資する前に知っておきたいですよね。

この記事では、CREALで実際に投資している僕が次の3点を解説します。

  • CREALの分配日
  • 分配金の計算方法
  • 分配の注意点

僕が投資した案件を例に、分配金が振り込まれた画像なども紹介します。

この記事を読んでもらえばCREALの分配日をすべて理解できます。

タロウさん
タロウさん

初心者向けに分かりやすく説明します!

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に1億9千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

CREALの分配日

それでは、CREALの分配日から解説します。

CREALは毎月分配

多くの業者では分配金は運用が終わってから一括で支払われます。

これに対してCREALでは分配金が毎月支払われます

左野くん
左野くん

毎月お金が入ってくるのはうれしいよね。

CREALの分配日は毎月最終営業日

そして、CREALの分配日は、

  • 毎月の最終営業日
  • ただし、初回は運用開始の翌月

です。

右田さん
右田さん

ちょっと分かりにくいな。具体的に説明してほしいかも?

では、僕が実際に投資した案件で具体的に説明しましょう。

CREALの分配日の具体例

こちらの案件です。

  • 案件名:パレステュディオシンシア文京千石
  • 利回り:4.2%
  • 募集期間:2019年4月12~15日
  • 運用期間:2019年5月1日~10月31日
  • 投資額:30万円

募集が終わったあと、5月1日から運用が始まります。

そして、初回の分配は運用開始(5月)の翌月(6月)の最終営業日です。

これ以降、毎月の最終営業日に分配が行われます。

分配 分配日
初回 2019年6月28日(金)
第2回 2019年7月31日(水)
第3回 2019年8月30日(金)
第4回 2019年9月30日(月)
第5回 2019年10月31日(木)
最終 2019年11月29日(金)

そして、10月31日に運用が終わり、11月末が最終の分配日です。

なお、分配金は自分の銀行口座ではなくデポジット口座に入金されます。

また、最終の分配の際には投資したお金(元本)も戻ってきます。

タロウさん
タロウさん

投資したお金もデポジット口座に入金されます!

分配日の確認方法

CREALの分配日を確認する簡単な方法を紹介します。

1.ログインする

まず、CREALのサイトにログインします。

2.ファンド一覧ページを開く

右上のメニューボタンをタップし「ファンド一覧」をタップします。

3.案件を選ぶ

確認したい案件を選び、画像のあたりをタップします。

4.リターンタブを開く

「リターン」をタップします。

5.運用スケジュール図を見る

少しスクロールすると運用スケジュールの図があります。

オレンジのところに分配日が書かれています。

期中の配当:2019年6月末から2019年11月末まで毎月配当

このことから、この案件の分配日が

  • 2019年6、7、8、9、10、11月の毎月末

であることが確認できます。

タロウさん
タロウさん

これが一番簡単な確認方法です!

CREALの分配金の計算方法

CREALの分配金はどうやって計算するのか?

分配金の計算方法も紹介しておきます。

分配金の計算方法

さきほどの案件を例に説明しましょう。

  • 案件名:パレステュディオシンシア文京千石
  • 利回り:4.2%
  • 投資額:30万円
  • 運用期間:2019年5月1日~10月31日

毎月の分配金の計算方法

上述のとおりCREALは毎月分配です。

毎月1カ月分の分配金が支払われます。

ですので、毎月の分配金は次のように計算されます。

  • 30万円×4.2%÷12=1,050円
左野くん
左野くん

1カ月分だから12で割るってことか。

分配金はデポジット口座に入金されます。

最終月の分配金の計算方法

運用期間の最終日が月末である場合、最終月の分配金の計算方法はさきほどと同じです。

最終日が月末でない場合は日割り計算となります。

今回の案件では物件が予定より早く売却されたため、運用も予定より早く終わりました。

  • 予定の運用最終日:2019年10月31日
  • 実際の運用最終日:2019年10月17日

このため、最終月の分配金は1カ月分の分配金の17日分として日割りで計算されます。

  • 30万円×4.2%÷12÷31×17=575円

右田さん
右田さん

10月は31日あるから31で割るわけね。

タロウさん
タロウさん

2月だったら28です!

分配金の計算で小数点以下の端数は切り捨てです。(四捨五入ではありません。)

源泉徴収税の算出

CREALでは以下の税金が源泉徴収されます。

  • 所得税:20%
  • 復興特別所得税:0.42%

源泉徴収税は分配金にかかります。

さきほどの例ですと源泉徴収税は以下の通りです。

  • 通常月:1,050円×20.42%=214円
  • 最終月:575円×20.42%=117円

源泉徴収税はデポジット口座の残高から差し引かれます。

左野くん
左野くん

この分だけデポジット口座の残高が減るってことか。

源泉徴収税の計算で小数点以下の端数は切り捨てです。(四捨五入ではありません。)

受取額の確定

分配金がデポジット口座に入金され、源泉徴収税がデポジット口座から差し引かれます。

ですので、実質的な受取額は以下のようになります。

  • 通常月:1,050円-214円=836円
  • 最終月:575円-117円=458円
タロウさん
タロウさん

以上がCREALの分配金の計算方法です!

CREALの分配の注意点

CREALの分配について注意点を紹介します。

分配日が変更になる場合がある

さきほどの例のようにCREALでは運用が早めに終わることがあります。

この場合、最終の分配日が予定より早くなる場合があります。

分配日が変更になった具体例

具体例を一つ挙げます。

  • 案件名:スカイコート世田谷用賀第2
  • 運用期間:2019年5月1日~10月31日
  • 投資額:20万円

こちらの案件の予定分配日は以下の通りでした。

分配 分配日
初回 2019年3月29日(金)
第2回 2019年4月26日(金)
第3回 2019年5月31日(金)
第4回 2019年6月28日(金)
第5回 2019年7月31日(水)
最終 2019年8月30日(金)

ところが、予定より早く物件が売却され、運用が4月26日で終了となりました。

このため、5月31日が最終の分配日となり投資したお金もこの日に償還されました。

右田さん
右田さん

早めに終わるともらえる分配金が減っちゃうよね?

タロウさん
タロウさん

確かにそうなんですが、お金が戻ってこないのに比べたらマシと僕は割り切っています!

出金手数料は投資家負担

CREALでは分配金などはデポジット口座に入金されます。

そして、そのお金を自分の銀行口座に引き出す際の出金手数料は投資家負担です。

金額は以下の通りです。

出金額 3万円未満 3万円以上
出金手数料 168円 262円

なお、自分の銀行口座が楽天銀行の場合、出金手数料は無料です。

タロウさん
タロウさん

出金せずに次回の投資に使ってもOKです!

CREALの分配日のまとめ

最後にCREALの分配日について要点をまとめます。

  1. CREALの分配日
    • 毎月の最終営業日
    • 初回は運用開始の翌月
    • 最終で投資元本が戻ってくる
  2. 分配金の計算方法
    • 投資額×利回り÷12
    • 最終月は日割りになる場合も
  3. 分配の注意点
    • 分配日が変更になる場合がある
    • 出金手数料は投資家負担

僕が今までにCREALで投資した案件は、すべて分配金が支払われています。

運用で問題が起こらない限り、投資したお金も戻ってきますので心配しないで大丈夫です。

CREALについて詳しく見てみる

タロウさん
タロウさん

以上、CREALの分配日についてでした!

コメント

早期償還

案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損とは投資したお金が戻ってこなくなることです。

例えば、2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなったなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%

劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すことを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が返済することや、連帯保証人が借り手に代わって返済することが債務履行にあたります。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。