当ブログは広告を含みます

【最新】プレファンの評判・口コミとデメリット・リスク

【最新】プレファンの評判・口コミとデメリット・リスクのタイトル画像

【2024年4月6日更新】

左野くん
左野くん

プレファンってどうなの?

上場企業系なので安全そうだけど。

超人気で大盛り上がりって感じでもない。

投資して良いか迷いますよね?

 

そこで、クラウドファンディングで2億円以上を投資して損失ゼロの現役投資家が、実体験から解説します。

結論から言うと以下の通りです。

  • 結論:確信を持てるならフル突っ込み!
  • 運営会社が上場企業
  • 営業ツールゆえに安全
  • ポイントは確信を持てるか
  • 持てるなら、迷わず投資!

 

僕はすでにプレファンで100万円以上を投資済みです。

実際に投資した立場から、プレファンの悪いところも含めてホンネで解説します。

この記事がみなさんの参考になったらうれしいです!

タロウさん
タロウさん

忖度なしのガチ解説です!

 

Xやってます!
見てみる → タロウ@ソシャクラ投資家
プチ解説 をタップすると、小ウィンドウで簡単な解説が表示されます。(「close」をタップすると小ウィンドウは閉まります)

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

プレファンの概要

プレファンの概要のタイトル画像

それではさっそくプレファンの概要から説明します。

 

基本情報

プレファン

プレファンの基本情報は以下の通りです。(2024年4月6日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)

サービス名 プレファン
運営会社 株式会社プレサンスリアルタ
運営開始 2021年10月
累計調達額 5億1,104万円
利回り 4.3~4.8%
運用期間 6カ月
最低投資額 1万円

プレファンは僕がガッチガチに堅いと確信している業者です。

これまでに利払いの遅れを含め投資家の被害は起きていません。

右田さん
右田さん

投資家は損してないよ。

●公式サイト:プレファン

 

投資の仕組み

プレファンは不動産投資型クラウドファンディングというタイプの投資です。

どのような仕組みの投資なのか説明します。

タロウさん
タロウさん

知っている方は次へGO!

→ 次へGO!

 

不動産投資型クラウドファンディングとは?

不動産投資型クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)は次のような仕組みの投資です。

不動産投資型クラウドファンディングの仕組み

  1. 多数の投資家が出資する
  2. クラファン業者が物件を取得する
  3. 物件を貸して家賃を得る
  4. 運用期間の最後に売却して売却益を得る
  5. 利益を投資家に分配する
  6. 売却代金で投資家に元本を返す

不動産をみんなで保有して利益を分け合うイメージです。

左野くん
左野くん

共同の大家さんだね。

プチ解説 分配とは?

 

手軽にできる不動産投資

個人で不動産を取得すると最低でも数百万円かかります。

ですが、不動産クラファンは1万円から参加可能です。

また、不動産投資では次のような作業が発生しますが、

  • 物件探し
  • 不動産登記手続き
  • 入居者探し
  • 家賃の徴収
  • クレーム対応
  • 売却手続き
  • etc.

これらの作業はすべてクラファン業者が代行します。

少額からできて手間いらず。

不動産クラファンは手軽にできる不動産投資です。

タロウさん
タロウさん

プレファンはクラファン業者です!

 

運営会社

運営会社はプレサンスリアルタ

プレサンスリアルタのサイト画像

プレファンはプレサンスリアルタが運営しています。

同社は中古マンションの売買、仲介を行う不動産会社です。

会社名 株式会社プレサンスリアルタ
代表者 土井 豊
所在地 大阪市中央区城見1丁目2-27
設立 2008年8月
資本金 1億100万円

 

実質的な運営会社はプレサンスコーポレーション

プレサンスリアルタはプレサンスコーポレーションの100%子会社です。

プレサンスコーポレーションのサイト画像

会社名 株式会社プレサンスコーポレーション
代表者 土井 豊
所在地 大阪市中央区城見1丁目2-27
設立 1997年10月
資本金 73億2,004万円

所在地、社長ともに同じですので、リアルタはプレサンスの中古マンション事業部のような位置付けです。

なのでこの記事では、プレファンの実質的な運営会社はプレサンスコーポレーションであるとします。

以下同社についての解説です。

 

プレサンスは大手マンションデベロッパー

プレサンスコーポレーションは東証スタンダード上場大手マンションデベロッパーです。

プレサンスブランドのマンションを販売しており、特に関西、中京で高い知名度を誇ります。

新築分譲マンションの市場動向調査を行う不動産経済研究所は、分譲マンションの供給ランキングを毎年発表しています。

それによると、プレサンスコーポレーションはトップ3の常連です。

2023年 2022年 2021年
1 三井不動産 3,423戸 野村不動産 野村不動産
2 プレサンス 3,390戸 プレサンス 三井不動産
3 野村不動産 3,061戸 三井不動産 プレサンス
右田さん
右田さん

直近では全国で2位ね。

特に近畿圏、中京圏(下表のその他に含む)に強く、財閥系に大差を付けて首位に立っています。

2023年
企業 首都圏 近畿圏 その他
1 三井不動産 2,788戸 262戸 197戸
2 プレサンス 20戸 1,761戸 1,609戸
3 野村不動産 2,262戸 274戸 429戸

 

プレサンスコーポレーションの経営状況

プレサンスコーポレーションの経営状況を見てみましょう。

2023年9月期は売上高1,613億円増収増益でした。(連結、100万円)

プレサンスコーポレーションの売上高の推移

決算期 売上高 経常利益 純資産 自己資本比率
2019年3月 224,011 31,985 116,690 37.1%
2020年3月 243,813 29,079 140,132 51.8%
2021年9月 99,752 13,888 148,256 57.6%
2022年9月 145,205 20,809 160,768 63.8%
2023年9月 161,311 25,322 176,266 64.6%

決算期の変更などがあったため数字が大きく動いていますが。

純資産が1千億円以上あり、自己資本比率は60%超と極めて高いです。

タロウさん
タロウさん

大企業です!

 

募集状況

次にプレファンの募集状況について解説します。

 

募集実績

まず募集実績です。(2024年は3月募集分まで)

プレファンの募集額の推移

期間 案件数 募集額
2021年 2件 1,645万円
2022年 17件 2億579万円
2023年 17件 2億8,880万円
2024年 0件 0円

募集額は毎年増えています。

2024年はまだ募集が行われていません。

プチ解説 案件とは?

 

募集頻度と1回あたり募集額

次に月平均の募集回数と1回あたりの募集額です。(2024年は3月募集分まで)

プレファンの月平均募集回数と1回あたり募集額

期間 月平均募集回数 1回あたり募集額
2021年 1.0件 823万円
2022年 1.4件 1,211万円
2023年 1.4件 1,699万円
2024年 0.0件

2024年はまだ募集が行われていませんが、募集回数は月に1~2回と平均的です。

募集額は以前は1千万円台前半でした。

しかし、2023年下期から2千万円前後に増えています。

 

償還実績

投資家のお金は戻ってきているか、償還実績を見てみましょう。(2024年4月6日現在)

プレファンの償還実績

区分 金額 構成比
累計調達額 5億1,014万円 100%
内、償還済み 4億1,314万円 80.8%
内、運用中 9,790万円 19.2%

金額ベースで8割の元本が投資家に戻ってきています。

これまですべての案件で予定通りに償還されています。

左野くん
左野くん

安心できるね。

プチ解説 償還とは?

 

利回りと運用期間

直近1年間(2023年4月~2024年3月)に募集された案件の利回りと運用期間を解説します。

 

利回り

利回りは最低4.2%、最高5.6%、平均4.6%です。

プレファンの利回りの分布

利回り 案件数 構成比
4%台前半 6件 46.2%
4%台後半 6件 46.2%
5%台前半 1件 7.7%

ほぼすべての案件が利回り4%台です。

上場企業系の業者では高めと言って良いでしょう。

右田さん
右田さん

上場系は3%台だよね。

 

平均利回りの推移

次に平均利回りの推移です。(2024年は3月募集分まで)

プレファンの平均利回りの推移

期間 平均利回り
2021年 5.0%
2022年 4.8%
2023年 4.6%
2024年

一時は4%台前半まで利回りが下がりました。

その後、徐々に戻り最近は4%台後半になっています。

左野くん
左野くん

4%台はキープしてほしい。

 

運用期間

運用期間はすべて6カ月以下です。

プレファンの運用期間の分布

運用期間 案件数 構成比
6カ月以下 13件 100%

2023年12月に初めて運用期間5カ月の案件が募集されましたが、それまではすべて6カ月でした。

運用期間は短いほどリスクが下がるので好条件です。

 

手数料

プレファンの手数料は以下の通りです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 無料

振込先はGMOあおぞらネット銀行の口座です。

ですので、GMO銀行の口座から振り込めば手数料は無料になります。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

タロウさん
タロウさん

僕も使ってます!

プチ解説 入金、出金とは?

●公式サイト:プレファン

プレファンのデメリットとリスク

プレファンのデメリットとリスクのタイトル画像

ここからはプレファンの悪いところを見ていきます。

 

分配金と元本は保証されない

空室続きで家賃が入ってこないと、分配金は得られません。

運営会社の倒産で元本が戻ってこないこともありえます。

プレファンの倒産に関するFAQ

ノーリスクの儲け話ではないことを理解しておきましょう。

右田さん
右田さん

他の業者も同じだよ。

 

中途解約できない

運用期間中の中途解約は不可です。

プレファンの中途解約に関するFAQ

クーリングオフ期間はプレサンスへの譲渡を申請することができますが、それを除いて解約はできない点に注意が必要です。

プチ解説 譲渡とは?

 

劣後出資比率が低い

以前は30%だった

プレファンのサイトには下の図があります。

これを見てプレファンの劣後出資比率は30%だと思うかもしれません。

プレファンの劣後出資比率の説明図

確かに、プレファンの劣後出資比率は第3号案件までは30%でした。

プチ解説 劣後出資比率とは?

 

現在は5%以下

しかしその後は急落し、2023年下期は業界最低レベルの平均3.9%でした。

2023年10月には過去最低となる1.5%の案件も出ています。(2024年は3月募集分まで)

プレファンの劣後出資比率の推移

期間 劣後出資比率
2021年 30.0%
2022年 11.5%
2023年 4.5%
2024年

ただ、後述しますが劣後出資比率に関係なくプレファンの安全性は高いと考えます。

タロウさん
タロウさん

のちほど説明します!

 

投資しにくい

抽選倍率が高い

プレファンの募集は抽選方式ですが募集額が少ないです。

1回あたりの募集額は1千万円台にすぎません。

プレファンの月平均募集回数と1回あたり募集額

このため、抽選倍率が高止まりしています。(2024年は3月募集分まで)

プレファンの抽選倍率の推移

期間 抽選倍率
2021年 7.9倍
2022年 9.7倍
2023年 8.3倍
2024年

なかなか当選しないため投資しにくいです。

左野くん
左野くん

それはツライ…

プチ解説 抽選方式とは?

 

部分当選がある

ただ、50万円で応募して30万円だけ当選という、部分当選がよく適用されます。

プレファン側でも当選者を増やしたい意向はあるようです。

タロウさん
タロウさん

僕も部分当選しました!

 

新規会員の優遇がある

また、新規会員限定の優遇案件が募集されることもあります。

応募できるのが新規会員だけなので抽選倍率が下がり投資しやすくなる案件です。

新規会員限定の優遇案件

新規会員限定案件は2023年3月を最後に募集が行われていません。

 

応募はしよう

プレファンは投資しにくいですが、後述するように安全性が高いです。

また、利回りは4%台と上場企業系としては高い水準です。

当たればラッキーで毎回応募することをおすすめします。

右田さん
右田さん

ポチるだけだよ。

 

分配が満期一括

プレファンの分配は運用終了後にまとめて支払われる満期一括です。

最後まで分配金が入ってこないので、儲かっている実感を得にくいかもしれません。

タロウさん
タロウさん

ここまでデメリットでした!

●公式サイト:プレファン

プレファンのメリットと特長

プレファンのメリットと特長のタイトル画像

プレファンには良いところもたくさんあります。

 

セイムボート出資方式を採用

投資家だけでの出資は危険

投資家だけで3,000万円を出資してマンションを取得したとします。

もしこのマンションが2,500万円でしか売れなかったら?

投資家が500万円の損失ですよね。

投資家だけでの出資の場合

ところが、売却を担当したクラファン業者は損失ゼロです。

もしかしたら売った相手が友人で、わざと安く売ったかも?

左野くん
左野くん

不正じゃん!

このように投資家だけでの出資は危険です。

 

業者も一緒に出資する

そこで不動産クラファンでは業者も一緒に出資します。

業者も出資する場合

こうすれば安く売ると業者も損をするので、高く売ろうとがんばりますよね。

 

セイムボート出資方式

このように投資家と業者が一緒に出資する仕組みをセイムボート出資方式といいます。

プレファンはセイムボート出資方式を採用しているので、投資家の安全性が高まるのです。

 

優先劣後出資方式を採用

投資家への償還を優先

ただ、業社ががんばっても2,500万円でしか売れないこともあるでしょう。

この場合、売却代金の2,500万円はまず投資家分の償還にあてられます。

優先劣後出資方式

業者が受け取るのは残った100万円だけです。

出資者 出資額 償還額
投資家 2,400万円 2,400万円
業者 600万円 100万円
右田さん
右田さん

500万円の損は業者がかぶるのね。

 

優先劣後出資方式

このように、

  • 投資家分の償還が優先され
  • 業者分の償還が後回し(劣後)にされる

出資の仕方を優先劣後出資方式といいます。

プレファンは優先劣後出資方式を採用しているので、最悪の場合のリスクが低くなります。

 

運営会社が上場企業

運営会社がスタンダード上場企業

プレファンの実質的な運営会社はプレサンスコーポレーションです。

創業は1997年で20年以上の歴史を持つ東証スタンダード上場企業です。

プレサンスコーポレーション

上場企業は信頼性、安全性が高いです。

また、経営数値などが公開されるので、経営悪化などを早いタイミングでつかむことができます。

左野くん
左野くん

早めに逃げられる。

 

プライム上場企業の子会社

さらに、プレサンスコーポレーションの親会社はオープンハウスグループです。

オープンハウスグループのサイト画像

同社は東証プライム上場の大手不動産会社で、売上高9,500億円、総資産は1兆円を超えます。

プレファンはプライム上場系でもあるので、高い信頼性が期待できるでしょう。

右田さん
右田さん

上場系は安心だよ。

 

本業のノウハウを活用している

プレサンスコーポレーションはマンションデベロッパー大手です。

プレサンスコーポレーションのマンション1

グループ全体で分譲マンションの開発から管理までを手掛けています。

これらは不動産クラファンを運営する上で必要不可欠な業務です。

  • マンションの仕入れ
  • 入居者探し
  • 賃貸管理
  • 売却etc.

プレファンは本業で培った豊富なノウハウを活かして運営されています。

左野くん
左野くん

不動産のプロが運営してるよ。

 

本業の営業ツール

ここからが最も重要なところです。

 

プレファンを運営する目的は?

プレサンスコーポレーションの売上高は年間1千億円以上

これに対してプレファンの募集額は年間1億円ちょっとです。

プレファンの募集額の推移

本体の規模に比べて小さすぎ、十分な利益が出るとは思えません。

プレサンスコーポレーションは何のためにプレファンを運営するのでしょうか?

右田さん
右田さん

言われてみれば確かに。

 

狙いはマンション販売

恐らくプレサンスコーポレーションの狙いは自社マンションの販売です。

  1. プレファンで投資をする
  2. マンション投資に興味を持つ
  3. プレサンスの投資用マンションを買う

投資家にプレサンスのマンションを買ってほしい。

プレファンは本業のための営業ツールということです。

プレサンスコーポレーションのマンション2

プレファンの会員登録が個人しかできないのも、投資家に投資用マンションを買ってもらうのが狙いだからでしょう。(法人の登録は不可)

プレファンの登録条件のFAQ

 

営業ツールゆえに安心

もし、投資家がプレファンで損をしたら、プレサンスのマンションを買うでしょうか?

左野くん
左野くん

買うわけない!

なので、プレファンが投資家に損をさせる可能性は限りなくゼロだと僕は考えています。

営業ツールゆえに安全性が高い

これがプレファンの最大の強みです。

タロウさん
タロウさん

ガチガチに堅いです!

以上は僕の推測であり投資の安全性を保証するものではありません。

 

利回りが高め

プレファンの利回りは4%台です。

プレファンの利回りの分布

もちろん、みらファンVERFUNDのように6~7%台の業者もありますが。

上場企業系で4%台であれば納得できるレベルでしょう。

 

運用期間が短い

プレファンの運用期間はすべての案件で6カ月以内です。

プレファンの運用期間の分布

運用期間が短いほどリスクが下がるので好条件といえます。

 

手数料が少ない

プレファンで投資家が負担する手数料は入金時の振込手数料だけです。

なお、プレファンの口座はGMOあおぞらネット銀行なので、GMO銀行から振り込めば手数料は無料になります。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

 

手軽に投資できる

プレファンの最低投資額は1万円です。

また、投資家がやる作業は3つだけ

  • 案件を選ぶ
  • 応募する
  • お金を振り込む

少額からできて手間いらず。

プレファンは手軽にできる投資です。

 

入金は当選してから

応募する前にデポジット口座への入金が必要な業者では、次のような問題が起こります。

  1. お金を振り込んだ
  2. 落選で投資できなかった
  3. デポジット口座でお金が寝る
  4. 引き出すには手数料が必要

プレファンは当選してからお金を振り込む後入金方式です。

なので、お金が寝る心配はありません。

タロウさん
タロウさん

ここまでメリットでした!

プチ解説 デポジット口座とは?

●公式サイト:プレファン

プレファンの評判と口コミ

プレファンの評判と口コミのタイトル画像

プレファンの評判です。

 

悪い評判と口コミ

募集期間が長い

プレファンの今度の案件、募集期間2カ月って長すぎやろ?

長すぎると忘れてしまうし資金計画が立てにくいですよね。

僕は募集期間の最後の方で応募するようにしています。

 

抽選の倍率が高い

プレファンの応募が締め切られたんだけど倍率7倍オーバー。当たる気がぜんぜんしない…

 

当落の通知メールが来ないことがある

当選の連絡メールがまだ来ないからプレファンのマイページで確認してみた。うむ、割当数ゼロってことは落選だな…

 

落選した

プレファン落選(T_T)

倍率が高くて投資しにくい、落選したという声が多いです。

こればかりは人気業者の宿命です。

右田さん
右田さん

不人気だと心配だし。

 

良い評判と口コミ

当選した

1ミリも期待していなかったプレファンに当選!
プレファン当選!!!
プレファン、4度目の挑戦でついに当選!

もちろん、当選したという声もあります。

 

部分当選した

プレファン、メールが来ないからサイトで確認したら、なんと!部分当選してた!!
プレファンに初当選!
部分当選の配分は応募額の40%みたい。

また、プレファンは部分当選が多いのも特長です。

全落ちよりも一部でも当選する方がうれしいですよね。

なお、常に40%と決まっているわけではありません。

タロウさん
タロウさん

僕は3回当選しています!

●公式サイト:プレファン

プレファンの注意点と対策

プレファンの注意点と対策のタイトル画像

僕が考えるプレファンで投資する際の注意点と対策です。

 

営業ツールの保証はない

僕はプレファンは安全性が極めて高いと考えています。

  • プレファンは営業ツール
  • 目的はマンションを買ってもらうこと
  • なので投資家に損はさせない → 安全性が高い

ただ、これは僕の推測にすぎないです。

間違いなく営業ツールである保証はありません。

左野くん
左野くん

保証はない…

右田さん
右田さん

どうすれば良いの?

 

安全対策を取って投資

自分なりの結論を出す

プレファンは本当に営業ツールなのか?

まずは、自分でプレファンのサイトを見て調べ考える。

プレファン

そして、営業ツールなのか自分なりの結論を出しましょう。

営業ツールだと確信を持てるならばフル投資です。

僕は確信しているので、毎回ガッツリ応募しています。

タロウさん
タロウさん

Max100万円です!

 

少額と分散を徹底する

逆に確信を持てないならば見送りです。

自信を持てない投資に手を出すべきではありません。

左野くん
左野くん

でも投資したいw

その場合はしっかり安全対策を取りましょう。

  • 堅い案件を選ぶ
  • 少額で投資する
  • 複数の案件に分散させる

少額、分散を徹底することで、万が一の場合の被害を小さくできます。

 

他の業者も利用する

ただ、少額で投資すると全体の投資額を増やせません。

ですので、他の業者も積極的に利用しましょう。

利用する業者を増やすことで、投資の機会が増え分散投資にもつながります。

右田さん
右田さん

分散は投資の基本だよ。

僕は常に20社以上で投資しており、会員登録済みの業者は100社以上です。

分散投資の事例

 

僕がおすすめする業者は、こちらの記事で紹介しています。

【2024年4月更新】不動産クラウドファンディングおすすめ9社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。累計投資額2億円の現役投資家が信頼性、安全性などを5段階で評価しオススメの不動産投資型クラウドファンディング(不動産クラファン)を紹介します。
【2024年4月更新】ソーシャルレンディングおすすめ厳選8社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。ソシャレンと不動産クラファンで累計投資2億円の現役投資家が信頼性、安全性など5段階評価し、初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。

 

こちらはソシャレン、クラファン、すべての業者のリストです。

ソーシャルレンディング・不動産クラファン全123業者の一覧
【2024年4月1日更新】全123業者(ソーシャルレンディング24社、不動産投資型クラウドファンディング90社、その他のクラファン9社)の一覧リストです。見落としがないかのチェックに活用してください。
タロウさん
タロウさん

知らない業者がきっとある!

●公式サイト:プレファン

プレファンでの僕の投資実績

プレファンでの僕の投資実績のタイトル画像

プレファンでの僕の投資実績を公開します。

 

僕の投資実績

僕がこれまでに投資したのは以下の案件です。

投資時期 案件 利回り 投資額 分配金
2021年12月 2号 玉造 4.90% 20万円 4,948円
2022年7月 12号 心斎橋 4.85% 59万円 14,426円
2023年7月 29号 神戸 4.75% 40万円 9,500円
2023年10月 33号 神戸 4.54% 80万円 18,210円
合計 199万円 47,084円

僕はプレファンのすべての案件に応募しています。

クジ運が絶望的に悪いので当選率が低いですが。苦笑

毎回ポチッと応募するだけで約5万円ゲットですので、悪くないです。

タロウさん
タロウさん

これからも応募し続けます!

●公式サイト:プレファン

プレファンの会員登録の注意点

プレファンの会員登録の注意点のタイトル画像

プレファンで会員登録する際の注意点です。

 

会員登録のポイント

条件

  • 20歳未満は不可
  • 法人での登録は不可

 

手続きの流れ

  • 他の業者と同じ流れ
  • eKYC(スマホでの本人確認)に対応
  • アップロード+ハガキ送付でも可
    • 転送不可簡易書留

 

本人確認資料として使えるもの

  • eKYCの場合
    • 運転免許証
    • マイナンバーカード
    • 写真付き住民基本台帳カード
  • ハガキの場合(以下から2点
    • 運転免許証
    • 健康保険証
    • パスポート
    • マイナンバーカード
    • 住民票
    • 年金手帳
    • 身体障害者手帳

 

マイナンバーの扱い

  • マイナンバーの登録が必要
    • 会員登録時に提出する
  • 以下のいずれかをアップロード
    • マイナンバーカード
    • マイナンバー通知カード
    • マイナンバーの記載がある住民票の写し
    • マイナンバーの記載がある住民票記載事項証明書

 

提携銀行

  • GMOあおぞらネット銀行
  • 同行から振り込めば振込手数料が無料
  • 出金手数料は業者負担(無料)

 

登録完了までの所要日数の目安

  • eKYCは数日
  • ハガキの場合は最長で1週間程度

 

会員登録の注意点

入金時の注意

  • 本人名義の口座から振り込む
  • 会員登録時に登録した口座以外からでも可能
左野くん
左野くん

簡単に登録できるよ。

●公式サイト:プレファン

プレファンのまとめ

プレファンのまとめのタイトル画像

以上、プレファンについて見てきました。

最後に要点をまとめます。

 

プレファンの要点

プレファンの要点は以下の通りです。

  • 主なデメリット
    • 劣後出資比率が低い
    • 投資しにくい
  • 主なメリット
    • 運営会社が上場企業
    • 本業の営業ツール
    • 利回りが高め
  • 注意点と対策
    • 営業ツールの保証がない
    • 営業ツールか自分なりに判断
    • 少額と分散を徹底

 

確信できるならフル突っ込み!

プレファンは運営会社が東証スタンダード上場企業です。

プレサンスコーポレーションのサイト画像

その親会社のオープンハウスグループも東証プライム上場企業

上場企業がダブルでついており、信頼性の高さは業界屈指です。

右田さん
右田さん

上場系は安心できる。

 

それ以上に大きいのはプレファンが営業ツールであること。

プレファンを運営する真の狙いはマンション販売です。

プレサンスコーポレーションのマンション1

であるならば、プレファンで投資家に損をさせることは考えにくい

左野くん
左野くん

マンションを買ってもらえなくなるから。

 

営業ツールゆえに安全。

これがプレファンの一番の強みです。

右田さん
右田さん

元本はきっと戻ってくる!

 

ただ、これは僕の推測に過ぎません。

「プレファンは営業ツール」であることに確信を持てるか?

これがプレファンで投資するかの最大のポイントになります。

 

ですので、まずプレファンのサイトを読んでしっかり考える。

そして、自分なりに判断する。

プレファン

営業ツールだと確信を持てるならば、迷わずフル投資です。

 

僕は100%の確信を持っています。

この判断が変わらない限り、フルで突っ込み続けます。

タロウさん
タロウさん

100万円で応募です!

 

逆に確信を持てないならば、勇気を持って見送りましょう。

自分で自信を持てない投資をすべきではありません。

プレサンスコーポレーションのマンション2

もしどうしてもするならば、少額+分散を徹底

安全対策をしっかり取ってください。

 

オープンハウスグループのサイト画像

上場企業2社がついた堅い業者です。

プレファンでお金を増やしましょう!

プレファンで会員登録する(無料)

タロウさん
タロウさん

サイトを読んで判断を!

 

コメント

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中で契約を破棄し、お金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

デビュー案件

業者が運営を開始後、初めて募集する第1号案件のことを、このブログではデビュー案件と呼んでいます。

このブログが独自に使っている用語であり、一般用語ではありません。

デビュー案件は一般に安全性、利回りともに高いことが多いです。

また、運営開始直後で会員がまだ少ないため、競争率が低く投資しやすいです。

デビュー案件はおすすめだと僕は思っています。

軍用地案件

軍用地案件はソーシャルレンディングのPocket Fundingが扱っている案件です。

担保が投資用不動産として人気が高い軍用地であるため、元本をほぼ確実に回収できることから、安全性が非常に高い人気の案件です。

なぜ、軍用地案件で元本をほぼ確実に回収できるのかは、この狭いスペースでは説明できません。

3分で読めますので、こちらの記事を参照してください。

軍用地案件の安全性が高い理由

1棟アパート、1棟マンション

不動産クラウドファンディングで「1棟アパート、1棟マンション」という表現を使う場合、アパートやマンション丸々1棟が投資対象であることを表します。

逆に投資対象が部屋単位である場合は「区分マンション」という表現を使います。

(区分アパートというのは聞いたことがありません)

海外案件

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を借りるのが海外の企業であったり、借り手が日本企業であっても資金使途が海外企業への出資であるなど、投資家のお金の最終的な行先が海外である案件を海外案件といいます。

不動産クラファンでは投資家のお金で取得するのが海外の不動産である案件を海外案件といいます。

一般に海外案件は利回りが高い一方、海外ゆえにリスクが高くなることが多いです。

投資においてリターンとリスクはワンセットであり、ハイリターン・ローリスクはありえません。

初心者は海外案件には手を出さないことを強くおすすめします。

分散投資

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分散投資とは、利用する業者や投資する案件、案件のタイプなどを集中させず、複数に分ける投資手法のことです。

例えば、ソシャレンで1つの業者だけを使っている場合、その業者が倒産するとすべての資産を失うことになります。

また、不動産クラファンで東京の物件だけに投資していると、東京の地価の下落が全投資額に影響を及ぼしますよね?

分散投資をすることで大きな被害を防ぎ、万が一の場合でも被害を小さく済ませることができます。

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

満了

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで募集額満額の応募が集まることを、このブログでは「満了」と表現しています。

募集額1億2千万円の案件で、応募が1億2千万円集まった状態が満了です。

満了のイメージ画像

「完売」という表現を使っているメディアもあります。

担保順位

1つの担保に複数の貸し手がいる場合の、貸したお金を回収する優先順位のことです。

例えば、評価額1億円の土地を担保に3者が下のように融資したとします。

担保順位 貸し手 融資額
第一順位 悪徳銀行 6千万円
第二順位 腹黒信金 2千万円
第三順位 山田さん 1千万円

借り手が返済できなくなり担保を処分するも、8千万円でしか売れなかった。

この場合、まず悪徳銀行が6千万円を回収、次に腹黒信金が2千万円を回収します。

第三順位の山田さんは1円も回収できません。

ソシャレン業者の担保順位が低い場合は注意が必要です。

源泉徴収税

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは、業者が20.42%の所得税を引いてから投資家に分配金を支払います。

この20.42%の所得税のことを源泉徴収税といいます。

引かれた源泉徴収税は業者が税務署に納めます。

壁芯面積

マンションの部屋の面積を測る際に、壁の中心線を基準に出した面積を壁芯面積といいます。

一方、我々が普通に使う壁の内側の線を基準に出した面積は内法面積です。

壁芯面積と内法面積の説明図

1口単位と最低口数

1口単位とは投資できる金額の単位です。

例えば1口=10万円の案件では、20万円、70万円と10万円単位で投資できます。

ですが、13万円や99万円では投資できません。

最低口数とは投資する際に最低限必要な口数です。

例えば以下の案件の場合、

  • 1口単位:1万円
  • 最低口数:2口

最低2万円から1万円単位で投資できます。

右田さん
右田さん

2万円の次は3万円だよ。

こんな感じに別ウィンドウが開き、ここで用語の解説などをします。

右下の「close」か別ウィンドウの外の部分をタップすると、別ウィンドウが閉まり記事に戻ります。

不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

逆に成立は応募が集まり案件を実行できるようになることです。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系の業者」とは、業者自身やその親会社などが上場企業である業者を指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと多くの投資家に認識されています。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

ソーシャルレンディングの仕組み

そして、借り手企業が支払う利息が、投資家が受け取る分配金となります。

一方で、借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこないことも。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。

不動産特定共同事業

不動産特定共同事業は次のような事業です。

  1. 複数の投資家から出資を受け
  2. 集まった資金で不動産を取得、運用し
  3. 得られた利益を投資家に分配する

多くの場合、1億円の1棟マンションを100口の持ち分に分割し、1口100万円で販売するといった、不動産小口化商品の形を取ります。

不動産特定共同事業のうち、募集などをインターネットを使って行うのが不動産クラウドファンディングです。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は不動産を小口の持分に分割して販売する不動産投資商品です。

例えば、1億円の1棟マンションを1口100万円の持分100口に分割し、1口単位で販売します。

仮にこのマンションで1,000万円の利益が出た場合、1口投資した人は10万円、5口投資した人は50万円を得るイメージです。

不動産クラファンの場合、持分には利益の分配を受ける権利が含まれますが、物件の所有権は含まれません。

 

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座

 

売却リスク

不動産において、物件が予定通りの価格で売却できない、もしくは、売却そのものができない可能性を売却リスクといいます。

売却リスクが現実化すると、投資家には次のような不利益が生じる場合があります。

  • 分配金が予定額を下回る
  • 分配を受けられない
  • 元本の一部が戻ってこない
  • 元本のすべてが戻ってこない

流動性

不動産において、売買のしやすさや、現金化のしやすさを流動性といいます。

都心の一等地など需要が高く売りやすい物件は「流動性が高い」、逆に農村の空き家など需要が低く売りにくい物件は「流動性が低い」です。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

元本

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、投資家が出資(投資)したお金のことを元本といいます。

リフォームとリノベーション

リフォーム、リノベーションともに、住宅の改修や改築を指します。

両者の違いはリフォームは「元の状態に戻す」ことであり、例えば壁の張替えや外壁の塗替えはリフォームです。

対して、リノベーションはリフォームよりも大がかりな改修、改築を行うことで「住宅の機能や価値を高める」ことを指します。

例えば、床暖房の新設や、壁を撤去して広々としたLDKへの間取りの変更はリノベーションです。

リフォームが老朽化で800万円に下がった物件の価値を元の1,000万円に戻すのに対し、リノベーションでは機能を付加して1,200万円に高めるイメージです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

区分マンション

マンションを部屋単位で購入し投資する場合、「区分マンションに投資する」といった表現をします。

対して、1棟単位で購入、投資する場合は「1棟マンションに投資する」といいます。

独立した部屋1つ1つが区分マンションであり、面積や間取りを問いません。

ワンルームでも4LDKでも区分マンションです。

大島てる

大島てるは全国の事故物件情報を掲載するウェブサイト、及び、そのサイトを運営する会社の名称です。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

成立前書面

成立前書面(契約成立前書面、契約締結前交付書面)は、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで案件に応募する前に確認する書類です。

確認することで応募できるようになります。

成立前書面の確認画面

案件の詳細情報や契約内容などが書かれており、契約書に相当するものだと考えてください。

多くの業者で募集開始前から確認が可能です。

サイトに書かれていない情報も多いので、事前に必ず確認することを強くおすすめします。

モニタリング

ソーシャルレンディングにおいてモニタリングとは、借り手が融資契約を守れるか、ソシャレン業者が監視することをいいます。

業者によって異なりますが具体的な作業としては、定期的な借り手企業の訪問、経営者などへのヒアリング、財務書類のチェックなどがあります。

定期的にモニタリングを行うことで借り手の異常などを早期に察知し、貸し倒れを防ぐことができます。

このため、業者のモニタリングの実施とその精度は投資家にとって重要です。

あと入金と事前入金

投資するお金を業者に入金する方法は2つあります。

一つは先着や抽選の結果、投資できることが決まってから業者の口座に振り込むあと入金方式です。

もう一つは募集開始前に業者のデポジット口座への入金が必要な事前入金方式です。

デポジット口座

デポジット口座のお金は応募した案件への出資に充当されます。

ただし、抽選に落選などで投資できなくなると、入金したお金がデポジット口座で寝ることになります。

さらに、このお金を自分の口座に出金する際の振込手数料が投資家負担の業者もあります。

投資家にとってはあと入金の方が有利です。

 

早期償還

ソーシャルレンディングで借り手が予定より早く返済したり、不動産クラウドファンディングで物件が予定より早く売れることがあります。

そういった理由で案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に返済できる借り手、売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損(元本割れ)とは投資したお金の一部、または、すべてが戻ってこなくなることです。

例えば、不動産クラウドファンディングで2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなった、ソーシャルレンディングで借り手企業が倒産したなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

インカムゲイン型の案件では、最初から自社買取の予定で案件を組成することもあります。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円のマンションを取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%
合計 3,000万円

そして、劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

右田さん
右田さん

数字が大きいほど安全だよ。

なぜ高いほど安全なのか?

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すこと、業者から投資家に元本が戻ってくることを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が利払いや元本の返済をすることや、連帯保証人が借り手に代わってそれらを行うことが債務履行にあたります。

逆に、借り手が経営悪化などに至り、利払いや元本返済をしない(できなくなる)ことが債務不履行です。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで分配金の支払いや元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すこと、業者から投資家に元本が戻ってくることを償還といいます。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座