利回り不動産が14番目となる案件の募集を行います。
4月に運営を開始して7カ月で14案件ですから、月平均で2案件ですね。
今回は利回り不動産にとって初タイプです。
この案件に投資すべきか?
内容を分析し、投資の是非を判断します。
南の島へGO!
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利回り不動産14号案件の概要
それではまず、利回り不動産14号案件の概要です。
利回り不動産とは?
利回り不動産は東京の不動産会社が運営する不動産クラファンです。
サービス名 | 利回り不動産 |
---|---|
運営会社 | ワイズホールディングス |
運営開始 | 2021年4月 |
最低投資額 | 2万円 |
利回り | 5~8% |
運用期間 | 6~12カ月 |
利回り7%前後の案件が多い上に、毎月2~3案件を募集し投資の機会が多いことから人気が上がっています。
8%の案件もあるよ。
●公式サイト:利回り不動産
利回り不動産14号案件の基本情報
利回り不動産14号案件の基本情報は以下の通りです。
- 案件名:利回り不動産14号
- 利回り:6%
- 運用期間:12カ月
- 劣後出資比率:10%
- 分配:半期ごと
- 募集総額:8,100万円
- 最低投資額:1万円
- 出資単位:1万円
- 出資上限:なし
- 募集方式:抽選方式
- 募集期間:2021年11月24日12時~30日23時59分
利回り不動産は抽選での募集が定着してきました。
前々回、前回は7倍、14倍ととんでもない倍率になりました。
後述しますが今回はかなりマイルドになりそうです。
当選しやすくなるなら助かるよ。
利回り不動産14号案件の投資対象物件
次に今回の案件の投資対象物件です。
- 物件名:土地
- 所在地:沖縄県那覇市辻1丁目3-16
- 敷地面積:252.75㎡
- 最寄り:モノレール旭橋駅 徒歩12分
初の土地
新案件案内のメールが届いて驚きましたが。(届いてない方はメルマガ登録がオンになっているかをチェック)
これまで利回り不動産の案件は、すべてマンションかアパートでした。
土地が投資対象になるのは初めてです。
初の沖縄
そして、利回り不動産にとって初の沖縄の案件です。
これまで札幌の案件が多かったのに、なぜ沖縄と思うでしょうが。
実は利回り不動産を運営するワイズホールディングスは沖縄に支店があります。
そして、今回の土地はその沖縄支店から600mほどの場所にあるのです。
地元のネットワークで条件の良い物件を仕入れたのかもしれないですね。
ここまで案件の紹介でした!
利回り不動産14号案件の分析
それでは、分配金を受け取れるか、元本を回収できるかを見ていきます。
分配金は売却価格次第
分配金を受け取れるかは売却価格次第です。
分配原資は賃料+売却益
今回の分配金の原資は賃料と売却益とのことです。
当ファンドは<インカム+キャピタル型>となります。
内訳はインカム2%+キャピタル4%=6%となります。
金額は以下の通りです。
- 賃料分:8,100万円×2%=162万円
- 売却益分:8,100万円×4%=324万円
今回は駐車場になっている土地をワイズホールディングスのグループ会社が一括借上げします。
ですので、その会社が潰れない限り賃料は確実に入ります。
また、詳細は伏せますが経費を抜いても賃料収益は162万円を確実に超えます。
よって、分配金を満額受け取れるかは売却益次第です。
さて、どうなるか?
元本回収は確実っぽい
では、土地がいくらで売れるかですが。
必要売却額は9,324万円
今回の出資状況は次のようになっています。
- 出資総額:9,000万円
- 投資家分:8,100万円
- 業者分:900万円
- 必要売却益:324万円
したがって、
- 元本回収に必要な売却額:8,100万円
- 分配金受け取りに必要な売却額:9,324万円
分配金を満額で受け取るには土地が9,324万円以上で売れる必要があります。
分配金満額の可能性あり
今回の土地の面積は252.75㎡ですので、
- 9,324万円÷252.75㎡=36.9万円/㎡
平米37万円以上での売却が必要です。
当該土地周辺で売りに出ている土地の平米単価を調べたところ、次のようになりました。
赤丸が当該土地です。
不動産サイトの情報はあくまでも売り出し価格で、実際に売れた価格ではありません。
ただ、37万円以上=分配金満額の可能性はありそうですね。
元本回収に必要な価格(平米32万円)は確実に超えそうです。
良い感じだね。
地価公示では
ポジティブ情報だけだとアンフェアなのでネガティブ情報も。
当該土地の至近には地価公示の情報はありませんでした。
ですが、その周辺の地価公示から想像すると平米25~30万円くらいになると思います。
実勢価格は地価公示の1.1~1.2倍といわれるので、地価公示をもとにすると平米27~36万円ですね。
ちょっと足りない。
実際に売りに出ている価格と地価公示とどちらを基準に考えるか?
ここは各投資家の判断のしどころでしょう。
利回り不動産14号案件の投資判断
それでは、投資するかの判断です。
今回は見送ります
今回はパスです。
なぜ?!
案件自体はそこそこ堅いと思います。
ただ、僕は基本的に首都圏の案件以外は投資しないことにしてまして。
例外は福岡地盤のえんfundingと沖縄地盤のPocket Fundingくらいです。
僕は融通の効かないマイルール厳守野郎ですので今回はパスです。
相変わらず頑固。
競争率は2倍を下回るかも?
ところで、毎回激烈な抽選が続いている利回り不動産ですが。
今回は競争率が2倍を下回る可能性があります。
これまでの案件の状況
これまでの案件の状況を見てみますと、
案件 | 募集額 | 応募額 | 競争率 |
---|---|---|---|
第1号 | 540万円 | 8,006万円 | 14.8倍 |
第2号 | 540万円 | 先着方式 | |
第3号 | 855万円 | 先着方式 | |
第4号 | 630万円 | 先着方式 | |
第5号 | 495万円 | 3,862万円 | 7.8倍 |
第6号 | 6,300万円 | 10,982万円 | 1.7倍 |
第7号 | 855万円 | 先着方式 | |
第8号 | 495万円 | 6,538万円 | 13.2倍 |
第9号 | 2,194万円 | 10,983万円 | 5.0倍 |
第10号 | 1,260万円 | 5,553万円 | 4.4倍 |
第11号 | 13,950万円 | 18,281万円 | 1.3倍 |
第12号 | 1,395万円 | 9,856万円 | 7.1倍 |
第13号 | 1,395万円 | 先着方式 | |
第14号 | 8,100万円 | ?万円 | ?倍 |
過去に最も応募があったのは第11号の1億8千万円です。
利回りは第11号の6.5%に対して第14号は6%。
第11号ほどの人気にはならないのでは?
みんな利回りに敏感だからね。
投資家の資金ショートの可能性
さらに今月はこれまでにRimple2回、オナブ、ジョイントα、FANTAS、J.LENDING、プロプラ、大家、CAMPとCOOLの焼肉兄弟と、人気業者での募集が続きました。
Funds、CAMP、バンカーズではアマギフ大量散布も。
なので、すでに資金切れの投資家もけっこういると思うんですよね。
そういった点も考慮すると、8,100万円の募集に対して第11号よりやや少なめの1億6千万円の応募で倍率2倍の可能性もあるのでは?
利回り不動産で連戦連敗の投資家にはチャンスかもしれません。
2倍なら可能性あるよね。
首都圏案件を期待
今回の案件は元本割れの可能性はかなり低いと感じます。
損はしないんじゃないかな?
個人的には首都圏の区分マンションで運用6カ月くらいの案件が出てくれたらうれしいです。
期待しています!
- 案件名:利回り不動産14号
- 利回り:6%
- 運用期間:12カ月
- 劣後出資比率:10%
- 分配:半期ごと
- 募集総額:8,100万円
- 最低投資額:1万円
- 出資単位:1万円
- 出資上限:なし
- 募集方式:抽選方式
- 募集期間:2021年11月24日12時~30日23時59分
募集期間は今月末までです。
スマホからならば最短3日で会員登録できます。
以上です!
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