このブログで「プチ解説」を始めて1カ月が経ちました。
そこで、どの用語が見られているかを調べてみたところ、衝撃の事実が明らかになったので紹介します。
今回は特に業者さんに知ってほしい内容です。
かなりビックリです!
見逃している穴場業者がきっとあります!
タップできる目次
クラファン投資家の知識レベルの実態
それではさっそく、プチ解説を分析して分かった実態です。
プチ解説とは?
初心者向けにソシャクラ用語を解説
プチ解説はソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで使われる用語を簡単に解説するものです。
タップすると解説が書かれた小さな小ウィンドウが開きます。
プチ解説 ここをタップすると…
ソシャレン、不動産クラファンを始めたばかりの初心者を対象としたもので、今年3月下旬に始めました。
ビギナー向けだね。
見られた回数が分かる
プチ解説はブログのツールを使っているのですが、どの用語が何回見られたかが分かります。
分かるのは回数だけで、誰が見たかなど回数以外は一切分かりませんのでご安心を。
そのあたりはキッチリやってます!
最も見られた用語で41回
なにせこのブログは弱小な上に、内容がかなりニッチです。
なので、あまり読まれていません。笑
過疎ブログね。
昨日までの時点で、見られた回数が最も多い用語で、その回数は41回です。
初期に解説を作った用語なので、1カ月ほど読者の目に触れて41回。
これを基準に以下を読んでください。
専門用語は見られている
見られている専門用語
まず紹介するのが、見られた回数が多い専門用語です。(カッコ内は見られた回数)
やはり専門用語、特殊な用語はよく見られています。
- あと入金と事前入金(11)
- キャピタルゲイン型とインカムゲイン型(20)
- 区分マンション(9)
- クリック合戦(41)
- 資金使途(7)
- 先着方式と抽選方式(21)
- リフォームとリノベーション(12)
なんと、クリック合戦が最多です!
業者の人を含め、ソシャクラにドップリはまっている人は、自分の特異性を認識すべきですね。
我々の常識で世間一般に語りかけても通じないってことです。
都内で津軽弁をしゃべるみたいな。
経験者でも知らない人がいる
なにせニッチブログですので、先週始めたばかりみたいな読者は皆無。
多少はソシャレン、クラファンをやってきた読者が多いはずです。
それでも、キャピタルとインカムとか分配原資などが見られています。
基礎知識を知らない投資家も少なくない
見られている基礎知識
で、衝撃の事実はここから。
実はソシャレン、クラファンをやるなら知っておくべき基本的な用語もけっこう見られているのです。
- 案件(15)
- 延滞(11)
- 元本毀損・元本割れ(12)
- 償還(11)
- 成立前書面(12)
- 組成(19)
- 不動産特定共同事業(8)
- 分配(7)
- 優先出資と劣後出資(16)
- 劣後出資比率(22)
業者のみなさん、え~!って思いませんか?
衝撃の事実
このあたりはさすがに読者の中でもかなり初心者よりの人が見ているはずです。
1年、2年やってきて「案件」を知らないのはありえないですから。
とは言え、上述の通りこのブログの読者にソシャクラを始めたばかりの人は皆無で、少なくとも数カ月の経験者でしょう。
そんな経験者の中でも、元本毀損や劣後比率を知らずにソシャクラをやっている人がいるということです。
これには衝撃を受けました。
ビックリしました!
プチ解説をやって良かった
今後も初心者目線で
衝撃を受ける一方で、プチ解説をやって良かったとも思いました。
考えてみれば、僕も始めたばかりの頃は「案件って何?」だったし、マスターリースとか生まれて初めて聞きましたから。
最初は基礎知識を知らなくて当然。
これを機会に、今後も初心者目線で記事を書いていこうと改めて思った次第です。
プチ解説どんどん利用してね。
まだまだ勉強しないと
もう一つ気付いたのが、僕自身もまだまだ知識が浅いことです。
というのが、プチ解説を作るのに想定外に苦労したから。
例えば、延滞ってどの時点からが延滞になるのだろう?とか。
債務不履行って分かっているつもりで使っていましたが、債務って何?とか。
僕は自分のことを永遠の初級者だと思っていましたが、実は永遠の初心者ではないかと。
まだまだ勉強しないといけないと思い知らされた1カ月でした。
まだまだピヨピヨだね。
業者は投資家の啓蒙に取り組むべきでは?
それはさておき、この状況は利回り以外の魅力で案件をアピールする業者にはシビアだと思います。
現状では利回りでしか選んでもらえない
知識不足の投資家が少なくない
僕はこのブログの読者の知識レベルは、平均よりもかなり高いと思っています。
こんなニッチな過疎ブログを読んでいるくらいですから。
それでも、優先劣後を知らなかったりするわけで、インスタやポイ活から来たライト層のレベルは推して知るべしでしょう。
案件の良さが伝わらない
そういったライト層には安全性など利回り以外をアピールポイントとする案件の良さは伝わらないはずです。
優先劣後を知らない人に30%と言っても、その良さは分かってもらえない。
市場のニーズがあり確実に売れる物件だとアピールしても、相手が元本毀損を知らなければ響かないからです。
知らないんだからしょうがないよね。
利回り競争になってしまう
ライト層にも簡単に分かってもらえるのは利回りだけ。
どれだけ良い案件を作っても良さが伝わらず、利回りだけの訴求=泥沼の利回り競争になる。
不動産クラファン市場としてあるべき形ではないと思うのです。
だって、不動産投資商品のアピールポイントって利回りだけじゃないでしょ?
安全性とか確実性とか。
投資家のレベルアップに取り組むべきでは?
では、利回り以外で選んでもらうにはどうすれば良いのか?
優先劣後が分からないと、30%の価値が伝わらない。
ならば、優先劣後が分かるようにする、つまり、投資家の知識レベルの向上が不可欠です。
永遠の初心者の分際でちょっと上からになってしまいますが、投資家の啓蒙に取り組む必要があるのではないでしょうか?
具体的にどうすれば良いかは、業者をやったことがないので分からないのですが。
投資家しかやったことないもんね。
とりあえず僕はプチ解説を続けます。
利回り以外でも案件が選ばれる不動産クラファンにしましょう。
プチプチやります!
コメント
いつも大変勉強になっています。
ありがとうございます。
こんにちは~
僕も記事を書くことを通して、知識の取得、整理で勉強になっています。
お互い、これからも頑張りましょう~
いつも貴重な情報ありがとうございます
タロウさん仰る「利回りだけの訴求=泥沼の利回り競争」、特に〇〇ワケが参入してから加速している感が個人的にはしています
そんな中で利回り以外の情報やタロウさんの知識・知見を発信されているこのブログは私の投資の重要な参考資料となっており、感謝しております
今後も多くの発信を期待しております
こんにちは~
確かにヤマワケの参入で利回り競争が一気に加速しましたよね。
儲からない業者で投資するほど怖いことはないですので、各業者が利回り競争で消耗していないか、経営に無理が出ていないか、注視したいと思います。
投資は元本を回収してナンボですので…