新しい不動産クラウドファンディング業者が誕生しました。
現時点で分かっている情報をまとめました。
和歌山初の業者です!
6月から始まったキャンペーン、見逃してませんか?
タップできる目次
Asset compassの詳細情報
それではさっそくAsset compassについて見ていきます。
Asset compassの概要
基本情報
Asset compassの基本情報は以下の通りです。(2024年6月11日現在)
サービス名 | Asset compass |
---|---|
運営会社 | 和み |
運営開始 | 2024年5月 |
累計調達額 | - |
利回り | - |
運用期間 | - |
最低投資額 | 1万円 |
運営会社は和歌山市が本社で、和歌山初のクラファン業者となります。
まだ募集は行われておらず、第1号案件は準備中です。
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 最低投資額とは?
プチ解説 業者とは?
プチ解説 案件とは?
特長
サイトで訴求しているのは1万円から投資可能などで、これといった特長はありません。
ただ、YouTube動画の中で「地元の不動産への小口投資ができる」と言っています。
和歌山の不動産が投資対象ということになれば、他社との大きな差別化ポイントになるでしょう。
和歌山城の天守閣とか!
プチ解説 小口投資とは?
振込先銀行など
振込先銀行などは以下の通りです。
出資金の入金 | あと入金 | |
---|---|---|
振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 | |
入金時の振込手数料 | 投資家負担 | |
出金時の振込手数料 | 投資家負担 | |
同、金額 | 自分の口座 | 金額 |
GMO銀行 | 0円 | |
他の銀行 | 145円 |
GMO銀行の口座を持っていれば、入金時、出金時ともに手数料は無料になります。
GMO銀行、おすすめだよ!
プチ解説 出資とは?
プチ解説 あと入金とは?
プチ解説 入金と出金とは?
運営会社と経営者
運営会社は和み
Asset compassの運営会社は和みです。
本社は和歌山市で主に不動産事業を行っています。
会社名 | 株式会社和み |
---|---|
代表者 | 古田 高士 |
所在地 | 和歌山市吉田386番地 |
設立 | 2019年8月1日 |
資本金 | 1億円 |
どんな会社なの?
情報が少なく、正直よく分かりません。
事業の3本柱は不動産鑑定評価、不動産コンサルティング、地域創生事業とのことですが。
それ以外にも様々な事業をやっているようでして。
- 相続コンサルティング
- 事業承継コンサルティング
- まちづくり支援
- 不動産証券化
- 飲食店運営
- コワーキングスペース運営
大きな核となる事業はなく、不動産や地域創生をキーワードにあちこちに手を広げている印象です。
また、過去にハロー!RENOVATIONなど2つのクラファン業者で募集を行っています。
そこからスタートして自社で不動産クラファンをやることにしたのかもしれません。
経営者は古田高士氏
和みの経営者は古田高士氏です。
古田氏は1981年に和歌山県中部の印南町で生まれました。
県立日高高校から立命館大学に進学し、2003年に東京の不動産会社に就職。
その後、不動産鑑定会社、マンション開発業者などを経て、2019年に独立し和みを設立しました。
創業社長なのね。
デメリットとリスク
Asset compassのデメリットとリスクです。
運営会社が非上場企業
運営会社の和みは非上場企業です。
上場企業系の業者に比べると、信用面で劣ります。
また、2019年創業で社歴が浅いことも懸念点です。
プチ解説 上場企業系とは?
ノウハウに疑問
社長の古田氏は不動産鑑定に強みがあり、和みの主力事業でもあります。
一方、過去のインタビュー記事には「不動産の売買仲介の経験が皆無」との記述が。
不動産の売買は不動産クラファンの根幹をなす業務です。
和みに不動産クラファンを運営する十分なノウハウがあるのか、いささか不安に感じます。
有利に仕入れて売却できるか…
投資家のニーズと合致するか?
また、別のインタビュー記事を見ると、和みの事業スタンスとして「地方創生、まちづくり、和歌山のために」が前面に出ている印象を受けます。
和歌山の企業としてそれはかまわないのですが。
多くの投資家にとって投資の目的は儲けることであり、和歌山のために一肌脱ぐつもりはありません。
地方創生につながるからと利回りが1%低い案件を選ぶ投資家は皆無でしょう。
たしかに。
金儲けが前面に出ている今の不動産クラファンと和みとの親和性はどうなのか?
社会貢献色が強いハロー!RENOVATIONのような不動産クラファン業者を利用したほうが良いのかもしれません。
小規模不動産特定共同事業
Asset compassは「小規模」不動産特定共同事業として許可を取っています。
このため、投資残高は100万円が上限です。
どういうこと?
例えば、Asset compassで次の2案件に投資中だとします。
- 案件A(投資額:50万円)
- 案件B(投資額:30万円)
ここで新しく案件Cの募集が出た場合、投資できるのは20万円までです。
で、20万円を投資したとします。
- 案件A(投資額:50万円)
- 案件B(投資額:30万円)
- 案件C(投資額:20万円)
これで上限100万円に達しました。
このため、3つの案件のどれかの運用が終わるまで、新たな投資はできません。
最大枠が100万円です!
メリット
次にAsset compassのメリットです。
劣後出資比率が20%
Asset compassは劣後出資比率を20%とするようです。
比較的高いレベルなので、相応の安全性が期待できるでしょう。
プチ解説 劣後出資比率とは?
分散投資につながる
上述の通り、Asset compassは投資対象を和歌山の不動産としています。
不動産クラファンは首都圏の物件が圧倒的に多いです。
首都圏の案件ばかりに投資していると、首都圏で大地震が起きて全案件が元本毀損とかなりかねませんよね?
Asset compassで和歌山の案件に投資することで、分散投資につながり安全性の向上を図れます。
地方の案件を扱っている業者は他にもあります。
- 利回り不動産(札幌、沖縄)
- TSON FUNDING(東海)
- プレファン(名古屋・京阪神)
- エードMYバンク(大阪)
- えんfunding(福岡)
分散は投資の基本だよ。
プチ解説 元本毀損とは?
プチ解説 分散投資とは?
和歌山案件に期待
以上、Asset compassについて見てきました。
正直なところ、不動産クラファン業者としての実力には不安を感じます。
とは言え、和歌山案件には興味と期待がわきますよね。
第1号はどんな案件が出るのか?
期待して待ちましょう。
ご祝儀利回り期待します!
過去6カ月の新規業者はこちらの記事で紹介しています。
ぜひ読んでみてください!
コメント