続々と誕生する不動産クラウドファンディング業者。
今回紹介するのはRe-plan Fundingです。
どんな業者かさっそく見ていきましょう。
特徴のある業者です!
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Re-plan Fundingの詳細情報
Re-plan Fundingについて現時点で分かっている情報をまとめます。
Re-plan Fundingの概要
基本情報
Re-plan Fundingの基本情報は以下の通りです。(2024年6月15日現在)
サービス名 | Re-plan Funding |
---|---|
運営会社 | リプラン |
運営開始 | 2024年6月 |
累計調達額 | - |
利回り | 7~10%(予定) |
運用期間 | 3~12カ月(予定) |
最低投資額 | 1万円 |
横浜の不動産業者が運営する不動産クラファンです。
第1号案件は7月8日の募集開始を予定しています。
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 最低投資額とは?
プチ解説 案件とは?
振込先銀行など
振込先銀行などは以下の通りです。
出資金の入金 | あと入金 | |
---|---|---|
振込先銀行 | PayPay銀行 | |
入金時の振込手数料 | 投資家負担 | |
出金時の振込手数料 | 投資家負担 | |
同、金額 | 自分の口座 | 金額 |
PayPay銀行 | 0円 | |
他の銀行 | 銀行による |
PayPay銀行から振り込めば入金時の手数料は無料になります。
プチ解説 出資とは?
プチ解説 あと入金とは?
プチ解説 入金と出金とは?
プチ解説 業者とは?
Re-plan Fundingの特徴
投資対象を障害者福祉施設に特化
Re-plan Fundingの大きな特徴は、投資対象を障害者福祉施設に特化していることです。
主に障害者グループホームを投資対象とします。
障害者施設を投資対象とする不動産クラファン業者は地域医療福祉支援ファンドに次いで2社目です。
Re-plan Fundingを運営する狙い
後述しますが運営会社は障害者向け不動産の開発を主力事業としています。
その開発資金の調達がRe-plan Fundingを運営する狙いでしょう。
- Re-plan Fundingで資金調達
- 障害者施設を開発
- 障害者施設の運営業者に賃貸
- 賃料収入を得る → 投資家に分配
プチ解説 分配とは?
開発した物件に障害者施設の運営業者がテナントとして入居。
賃料で収益を上げ、その一部を投資家に分配するということです。
将来的にソーシャルレンディングの運営も検討しています。
ソシャレンもやるんだ!
投資対象物件としてどうか?
Re-plan Fundingのサイトには以下の記述があります。
需要の高い障がい福祉用途の不動産運用に特化しており、長期的に安定した運用が可能です。
これについては2つ説明を求めたいところです。
- 障害福祉用途の不動産の需要が高い根拠、データ
- 障害福祉用途の不動産が長期安定運用できる理由
この説明ができて初めて、障害者施設が不動産クラファンの投資対象として適しているかの判断ができるでしょう。
現時点では判断不能かと!
運営会社と経営者
運営会社はリプラン
Re-plan Fundingの運営会社はリプランです。
障害者福祉施設に特化した不動産開発、賃貸業を行っています。
会社名 | 株式会社リプラン |
---|---|
代表者 | 三浦 洋平 |
所在地 | 横浜市港北区新横浜3丁目6-12 |
設立 | 2020年7月7日 |
資本金 | 2,600万円 |
2020年の創業から2023年までに1都3県と群馬県で、障害者グループホームを45棟開発してきました。
それら45棟の入居者は200名以上です。
グループハウスの運営会社に賃貸するだけでなく、自らもグループハウスの運営を行っています。
経営者は三浦洋平氏
リプランの経営者は三浦洋平氏です。
同社資料にある略歴を転載します。
2002~2004年 | モンタナ州立大学ビリングス校 |
---|---|
2004~2006年 | スカジット・バレー・カレッジ |
2008~2018年 | PAGインベストメント・マネジメント会社 |
2018~2021年 | Savills Investment Management Asia Limited |
2021~2022年 | 株式会社⽇本GLP |
2019年 | 合同会社SPGホールディングス |
2020年 | 株式会社リプラン |
2020年にリプランを設立した創業社長です。
他の情報は見つかりませんでした。
デメリットとリスク
ここからはRe-plan Fundingのデメリットとリスクを見ていきます。
不動産クラファン運営のノウハウはあるのか?
リプランは障害者グループホームの開発実績は豊富にあります。
しかし、不動産クラファン業者としての実力は未知数です。
安定的に賃料を得て分配を行い、無事に元本償還まで持っていけるのか、いささか不安に感じます。
プチ解説 元本とは?
プチ解説 償還とは?
理念と投資家ニーズが合致するか?
Re-plan Fundingのサイトには次のように書かれています。
社会貢献を通じて資産形成を実現
素晴らしいことだとは思います。
ただ、現在の不動産クラファンで多くの投資家はどちらの案件を選ぶか?
- 社会貢献ありで利回り5%
- 社会貢献なしで利回り6%
大半の投資家は後者を選ぶでしょう。
ぶっちゃけw
Re-plan Fundingは利回りを7~10%としていますが。
社会貢献に関係なく高利回り狙いで投資家が集まる。
そして、利回りが下がった時に投資家が去っていく可能性があります。
小規模事業者である
Re-plan Fundingは小規模不動産特定共同事業者です。
小規模事業者の場合、投資家は投資残高100万円を超えて投資することはできません。
上限100万ってこと?
例えば、2つの案件で合計70万円投資中だとします。
いま募集が行われると、最大でも30万円しか応募できません。
資金に余裕がある投資家には使いづらいでしょう。
プチ解説 不動産特定共同事業とは?
メリット
Re-plan Fundingにはメリットもあります。
利回りが高い
Re-plan Fundingは7~10%の高利回りを予定しています。
他の業者と比べて高い利回りです。
7~10%はうれしい!
運用期間が短め
運用期間は3~12カ月を予定しています。
運用期間が短いほうが安全性が高まるので望ましいです。
マスターリース付き
Re-plan Fundingの案件にはマスターリースが付く予定です。
このため、分配金がほぼ確実に入ってきます。
プチ解説 マスターリースとは?
毎月分配
分配が毎月行われる案件が用意されるようです。
毎月分配金が入ってくるのはうれしいですよね。
第1号案件は7月8日
以上、Re-plan Fundingについて見てきました。
同じく障害者施設を投資対象とする地域医療福祉支援ファンドは1案件で募集が止まっています。
案件を継続して供給できるか、安定して運営できるかがポイントになるでしょう。
それはさておき、7~10%の高利回りは大きな魅力。
第1号案件は7月8日に抽選方式で募集開始の予定です。
期待したいと思います。
注目の業者です!
なお、過去半年に誕生した新しい業者は、こちらの記事で紹介しています。
ぜひ読んでみてください。
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