小池氏の3選で終わった東京都知事選。
選挙期間中のネット界隈を見ていて感じたのが情報源の偏りです。
少なからずの有権者が自分に心地良い情報しか見ていない。
この情報源の偏りはソシャレン、不動産クラファン投資にも当てはまることです。
そこで今回は投資における情報源の偏りを考えます。
偏りは危険です!
2つ開催中です!
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アンチも含め幅広く情報を集めよう
心地良い情報しか見ない
政治の話を持ち出すと面倒くさいことになりがちなので先に断っておきますが。
僕は石丸派でも蓮舫派でも百合子派でもありません。
強いて言うならばアンチ民主主義派です。笑
過激やな~
石丸派はアンチの声を排除
今回は石丸氏が予想外の健闘を見せましたが、ネット上では石丸氏に対して批判的な声も少なくありませんでした。
しかし、石丸氏支持派の少なからずはそういった声を頭ごなしに否定。
批判の内容を詳しく知ろうとしない人すら見られました。
石丸派にとって心地良い情報ばかりを見ていた支持者が少なくなかったと感じます。
それって石丸派だけじゃなくない?
他の候補支持派も同様
その通りです!
蓮舫派は神宮外苑問題で開発賛成派の情報を見ない。
小池派は2階建て通勤電車の公約未達成を指摘する情報を見ない。
支持度合いが熱烈であればあるほど、自分にとって心地良い情報しか見ていないのです。
ネット社会の弊害
情報源の偏りは世界共通
こういった情報源の偏りは今回の都知事選に限ったことではありません。
辺野古基地賛成派、反対派しかり、原発再稼働賛成派、反対派しかり、Xで自分と同じ意見のアカウントしかフォローしていなかったりする。
前回、前々回のアメリカ大統領選挙も同様でしたよね。
トランプ支持派はトランプ氏に批判的な情報はすべてシャットアウト。
フェイクニュース!
自分に心地良い情報しか見ようとしない。
その結果、情報源が偏るのは世界共通の現象です。
インターネットの発展の弊害
僕は情報源の偏りはインターネットの発展の弊害だと思っています。
インターネットが登場した時、多くの人が期待しました。
これで様々な情報が得られる。
新聞、テレビの偏った情報操作から脱せられると。
情報源の多様化を期待した。
実際、ネットの発展で情報源は多様化しました。
原発再稼働のメリット、デメリット、どちらの情報も容易に得られるようになった。
ところが、情報の受け手である我々が、受け取る情報を取捨選択するという想定外の事態が発生したのです。
メリデメどちらの情報もあるのに、自分に心地良い情報だけを見て、心地悪い情報はブロックする。
情報の多様化を期待した我々自身が情報の多様化を拒絶し、期待とまったく逆の状況になってしまったのは皮肉なことです。
ネットがそれを容易にしました!
投資情報も偏りに注意
この情報の偏りは投資の世界でも言えることです。
耳の痛い情報を排除していないか?
例えば、自分が良いと思っている業者に対するネガティブな情報を排除してしまうとか。
みんなの大家さんとか典型的ですよね。
危ないという声は何年も前からあった。
そういった情報に耳をふさぎ、大家推しの情報にだけ耳を傾ける。
自ら進んで情報源を偏らせているわけです。
ソシャレン、クラファンは特に注意
ソシャレン、クラファンでは情報源の偏りに特に注意する必要があります。
そもそも、ソシャレン、クラファンは情報発信者が少ない。
それなのに、心地良くない情報を排除していたら、情報源が偏る一方になります。
情報源や情報の種類、テイストが偏っていないか。
例えば、ソシャレン、クラファンは危険!と言う声に耳をふさいでいないでしょうか?
情報源の偏りは投資のリスクを高めます。
意識的かつ積極的に幅広く情報を集めましょう。
アンチも大切な情報源です!
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