ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで投資する場合、仕組みを理解することが大切です。
どんな投資なのか仕組みを理解しておかないと、大損したり儲けるチャンスを逃すことも。
今回はソシャレン、不動産クラファンで仕組みの理解が大切な理由を解説します。
初心者向けの内容です!
7月のキャンペーン、間もなく終了です!
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投資の仕組みを理解しないと大損する
仕組みの理解が大切な理由として、投資信託を例に挙げます。
新NISAにあふれる喜びの声
今年から新NISAが始まりました。
多くの人が投資しているeMAXIS SLIM全世界株式、いわゆるオルカンは基準価額が右肩上がり。
ネット上には「たった半年で○万円儲かった!」といった喜びの声があふれていました。
そう、ほんの20日ほど前までは。
が、しかし…
喜びの声が悲鳴に
暴落に悲鳴が
7月第2週を境にオルカンは暴落。
喜びの声はたちまち悲鳴へと変わったのでした。
一気に真逆に…
投資信託は値動きがある
そもそも、投資信託は株の詰め合わせパックです。
オルカンという箱の中に、アップルとかマイクロソフトとかいろんな会社の株が入っています。
それぞれの会社の株には値動きがありますよね?
ですので、その株を詰め合わせた投資信託にも値動きがあります。
短期で喜びは間違い
でも、値動きって上向きだけじゃなく、下向きもあるじゃないですか?
なので、投資信託は上がることもあれば下がることもあります。
で、上がったり下がったりを繰り返しながら、5年、10年経って振り返って見たら上がってたなと。
これが投資信託という投資商品です。
短期ではなく長期で利益を出すのが投資信託。
それゆえ、短期の値動きで一喜一憂するのは間違いなのです。
上がるべき悲鳴が上がった
いま悲鳴を上げている人の少なからずは、投資信託の仕組みを理解していないはずです。
Xやインスタで「新NISA儲かる!やらないのは損!」みたいなのを見て、仕組みを理解せずに飛びついただけ。
下がるなんてことは考えてもいなかった。
想定外の事態に、上がるべき悲鳴が上がったということです。
予想通りの展開に…
仕組みの不理解で損をすることも
悲鳴を上げるだけで済めば良いですが、大きな損をすることもあります。
僕が実際にそれを見たのが、コロナ禍での「ひふみ投信」の暴落です。
ひふみ投信の暴落で損切り
日本でコロナ感染者が初めて確認された2020年1月、ひふみ投信が下落に転じました。
基準価額は年初の5万円から3月には4万2千円へと2割近い暴落。
これに耐えきれず狼狽売りする人が続出。
中には含み損を抱えたまま売却し損切りになった人も多々いました。
買った時より安値で売却…
儲ける機会も失う
しかし、アップダウンを繰り返すのが投資信託です。
3カ月後の6月には5万円に回復し、今年7月上旬には7万5千円に。
現在は少し下がりましたが、それでも7万1千円前後で推移しています。
狼狽売りせずに持ち続けていれば、1.5倍になっていたのです。
儲けるチャンスを逃した…
仕組みの不理解で大損
「アップダウンしながら長期で値上がり」という投資信託の仕組みを理解していれば。
狼狽売りで損をせずに済んだし、1.5倍儲けるチャンスもゲットできていたでしょう。
仕組みを理解しないまま投資信託を始めたため、ダブルで大損をしたのです。
仕組みの理解、大切です!
今からでも理解しよう
ソシャレン、クラファンの初心者には、Xやインスタがきっかけの人が少なくありません。
仕組みをよく理解しないまま始めた人も多いはず。
そのまま続けると、ひふみ投信で狼狽売りした人のように、いつか大損する時が来ます。
今からでも遅くないので、ぜひソシャレン、クラファンの仕組みを理解してください。
まだ間に合うよ。
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