業者間の競争が激化したためでしょうか。
ソシャレン、不動産クラファンの一部業者で、利回りアップやアマゾンギフト券のばらまきが見られます。
これらの動きは投資家として無邪気に喜べるものではありません。
利回りアップやアマギフばらまきが投資家のリスクにつながる理由を解説します。
リスクありです!
見逃している優良業者がきっとあります。
タップできる目次
利回りアップは無邪気に喜べない
最重点は元本回収
元本毀損で資産がマイナス
ずっと言い続けていることですが、ソシャレン、不動産クラファン投資の最重点は元本回収です。
分配金ゲットではありません。
その理由は簡単です。
分配金を得られなかったとしても、資産が増えないだけ。
しかし、元本が戻ってこなければ資産がマイナスになります。
資産が減る。
プチ解説 元本とは?
プチ解説 分配金とは?
元本毀損のほうが金額が大きい
しかも、元本毀損のほうが影響する金額が圧倒的に大きいです。
例えば、次のような案件に100万円を投資したとしましょう。
- 利回り:8%
- 運用期間:1年
プチ解説 元本毀損とは?
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
運用が上手くいかず分配が行われなかった場合、あてが外れた分配金は8万円です。
しかし、元本全損だと失う資産は100万円。
10%の元本毀損でも10万円のマイナスです。
10万マイナスは痛い…
元本毀損を食らうと資産が減るしダメージもデカい。
それゆえ、投資の最重点は元本回収です。
元本回収の必須条件
業者の経営状態が健全であること
では、元本回収を実現させるために必要な条件は何か?
その一つが業者の経営状態が健全であることです。
つぶれかけの業者に金を預けられるか?って話ですよね。
健全であれば元本毀損も回避できる
また、経営状態が健全であれば元本毀損を回避することもできます。
2021年に当時のSBIソーシャルレンディングで、投資家の資金を回収できない事態が発生しました。
その際、事実上の元本補填ができたのはSBIグループに豊富な資金があったからです。
好ましいのはウハウハの業者
なので、投資先として好ましいのは、儲かって儲かって笑いが止まらない業者です。
ベストの投資先はウハウハ業者、その逆は言うまでもないでしょう。
それゆえ、業者選びの際に経営状態のチェックは絶対に欠かせません。
僕がジョイントアルファやGALA FUNDING、Rimpleに好んで投資するのは、倒産しようがない経営状態が理由の一つです。
ガチ堅の業者です!
過度な負担になっていないか?
ウハウハ業者が利回りを上げたり、アマゾンギフト券をばらまいてくれるのは大歓迎です。
もっとばらまいて!
問題なのは、経営状態が厳しい業者が競合対策で無理をしてばらまくこと。
高利回りとアマギフに釣られて投資した業者が、無理のしすぎで経営状態が悪化したらどうでしょう?
ノー天気に「もっとアマギフ配れ!」と言っている場合ではないですよね。
アマギフ5千円ゲットの末に元本10万円全損でソロバンは合いますか?
アマギフで元本毀損は埋まらない…
業者が無理をしすぎると、最重点の元本回収に赤信号が点灯します。
利回りアップやアマギフばらまきが投資家の首を絞めることもあるのです。
自分の投資先で無理なばらまきをしているところはないか?
チェックする必要があるのではないでしょうか。
業者をしっかり選びましょう!
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