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TECROWD英断!非上場業者が決算公開

TECROWD英断!非上場業者が決算公開のタイトル画像

不動産クラファンのTECROWD決算を公開しました。

非上場の業者の決算公開は異例です。

決算の内容と公開の狙いを解説します。

タロウさん
タロウさん

他社も是非!

 

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プチ解説 をタップすると、小ウィンドウで簡単な解説が表示されます。(小ウィンドウの枠外か、右上のバツ印をタップすると閉まります)

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで500件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

TECROWDが異例の決算公開

TECROWDが異例の決算公開のタイトル画像

 

2024年10月期決算を公開

TECROWDとは?

TECROWD

 

TECROWDは2021年に運営を開始した不動産クラファン業者です。

海外案件を中心に10%を超える高利回りを特長としています。

TECROWDの高利回り案件のイメージ画像

プチ解説 業者とは?

プチ解説 海外案件とは?

プチ解説 利回りとは?

右田さん
右田さん

12%は熱い!

 

3月8日に決算を公開

そのTECROWDが決算を公開したと、3月8日に会員にメールで案内しました。

2024年10月期の業績や貸借対照表、募集や償還の状況、今後の計画などを公開してします。

プチ解説 会員とは?

 

非上場業者の決算公開は異例

非上場系は決算非公開が普通

ジョイントアルファCREALなど、上場企業系の業者はもちろん決算を公開しますが。

非上場企業系の業者は大半が公開していません。

それどころか、会社法で義務付けられている決算公告でさえ、行っているのはビギナーズクラウドを運営するGood不動産などごくわずかです。

ビギナーズクラウドのサイト画像

左野くん
左野くん

財務状況が分からない…

プチ解説 上場企業系とは?

 

非会員に対しても公開

そんな中、TECROWDが決算を公開したのですが。

驚くのはその公開対象でして、なんと会員以外にも公開したのです。

右田さん
右田さん

なんと!

 

TECROWDサイトのトップページのメニューで「開示資料」をタップします。

TECROWDのサイト画像1

 

すると、決算資料のダウンロードページが現れるのですが。

右上の「ログイン」表示で分かる通り、ログイン前の状態です。

TECROWDのサイト画像2

 

つまり、会員だけではなく非会員も見ることができる。

不動産クラファンをやっていない通りすがりの一般人にも公開したのです。

これは快挙ではないでしょうか。

タロウさん
タロウさん

すばらしいです!

 

決算の内容

決算の内容を一部紹介します。

売上高は60億円で前期比2ケタ増の一方、営業利益は微減でした。

販管費の増加によるものだそうです。

TECROWD決算資料1

 

貸借対照表を見ると、資産、負債ともに赤文字の不動産クラファン関連のものが大半を占めています。

運営会社は不動産クラファン専業ということでしょう。

TECROWD決算資料2

左野くん
左野くん

これはリスク要素だね。

 

2024年の募集実績を見ると、金額ベースで半分がアメリカなどのデータセンター案件でした。

TECROWDはモンゴルやカザフスタンのイメージが強いですが、やはり業者は変わっていくのですね。

TECROWD決算資料3

 

2024年は18案件で償還が行われました。

今後も元本毀損が出ない運用を期待します。

TECROWD決算資料4

プチ解説 償還とは?

プチ解説 元本毀損とは?

プチ解説 運用とは?

 

他にも興味深い情報や今後の展望などが紹介されています。

TECROWD会員以外の方も、ぜひ読んでみてください。

タロウさん
タロウさん

おすすめです!

 

決算公開の狙い

今回の決算公開の狙いですが、運営会社の代表の挨拶には次のように書かれています。

この度、投資家のみなさまに、より当社のことをご理解いただくため、より安心して当社ファンドにご参加いただくため、ファンドの運用状況や当社の決算情報の開示を行うことといたしました。(中略)様々な情報をご覧いただくことで、投資家のみなさまのさらなるご理解やご安心につながれば幸いです。

 

決算情報、財務状況を公開することで、業者の状況を理解し安心して投資してほしいということでしょう。

右田さん
右田さん

分からないと不安で投資できないよね。

 

もちろん、決算や財務の状況次第では逆に安心できなくなりますが。笑

決算情報を公開する姿勢には好感と信頼感が持てるのではないでしょうか?

 

昨年はらくたまがきっかけとなり、運用終了から償還までの拘束期間を短縮する動きが業界に広がりました。

らくたまのサイト画像

 

決算公開は拘束期間の短縮に比べるとハードルが高そうですが。

他社にも公開が広がることを期待します。

タロウさん
タロウさん

ぜひ公開を!

 

コメント

  1. 通りすがり より:

    ファンド情報は偽りだと処分を受けるけど、決算を偽っても処分されないのでは?

    • タロウ タロウ より:

      ん?何をおっしゃりたいのか?

      TECROWDが決算を偽っていたら決算を公開しても意味がないということでしょうか?
      もちろんそうですが、偽っていると思うような業者は利用しなければ良いだけです。

      偽っていないと思う投資家にとっては決算公開は有益なのですから、決算公開を否定する理由にはなりません。

      ってか、コメントを書くならもう少し趣旨が分かる文章を書いてください。
      掲示板の落書きじゃないのですから。