老舗ソーシャルレンディングのOwnersBookで応募額が減少中です。
高利回り業者の影響なのか?
調べてみました。

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利回りインフレがオナブに影響?
抽選方式の応募額が減少
2021年をピークに減少傾向
OwnersBookの抽選方式の案件で、応募額が減少しています。
1案件への平均応募額を見ると、2021年をピークに減少傾向です。(2025年は2月募集分まで、以下同)
年 | 平均応募額 |
---|---|
2019年 | 3億3,890万円 |
2020年 | 4億2,289万円 |
2021年 | 6億6,913万円 |
2022年 | 6億1,185万円 |
2023年 | 5億3,674万円 |
2024年 | 3億397万円 |
2025年 | 4億1,613万円 |
プチ解説 抽選方式とは?
プチ解説 案件とは?
大幅に減ったのが昨年です。
2023年に比べて43%も減っています。

4割は急減だね。
高利回り業者の影響か?
2023~24年をもう少し細かく見ると、2023年下期から2024年上期で43%と急落しています。
年 | 平均応募額 | 増減率 |
---|---|---|
2023年上期 | 5億2,134万円 | |
2023年下期 | 5億4,994万円 | +5.5% |
2024年上期 | 3億1,415万円 | -42.9% |
2024年下期 | 2億8,870万円 | -8.1% |
2023年下期から2024年上期と言えば、ヤマワケエステートが登場したのが2023年10月です。
2桁利回り連発で一気に人気業者となったヤマワケエステート。
プチ解説 利回りとは?
他の業者でも利回りが上がった結果、OwnersBookから他社に応募が流れたのでしょうか?
ヤマワケ登場以降、かつての人気業者で投資しやすくなったという肌感覚とも合致します。

やっぱりヤマワケショック?
募集額減少が原因の可能性も
その可能性はありますが、断言まではできないかなと。
募集額の増減と応募額の増減が一致
と言うのが、1案件あたりの平均募集額も2021年をピークに減少傾向なのです。
年 | 平均募集額 |
---|---|
2019年 | 7,274万円 |
2020年 | 1億900万円 |
2021年 | 1億4,400万円 |
2022年 | 1億4,050万円 |
2023年 | 1億3,946万円 |
2024年 | 9,460万円 |
2025年 | 1億1,300万円 |
グラフにすると募集額と応募額の増減に、関連性が見えなくもないんですよね。

募集が減ると応募も減ると。
狭き門を嫌って応募断念か?
応募減少の原因は募集減少なのか?
もしそうであるならば、可能性としては考えられなくもないのが、
- 募集額が少ない
- 抽選倍率が激高になるのは確実
- どうせ落選だろう
- 落ちたら出金手数料取られるし
- 応募しないでおこう
実際、募集額の増減と抽選倍率の上下にも、関連性が確認できなくもないです。
年 | 平均募集額 | 抽選倍率 |
---|---|---|
2019年 | 7,274万円 | 5.6倍 |
2020年 | 1億900万円 | 3.9倍 |
2021年 | 1億4,400万円 | 5.1倍 |
2022年 | 1億4,050万円 | 4.7倍 |
2023年 | 1億3,946万円 | 4.1倍 |
2024年 | 9,460万円 | 3.4倍 |
2025年 | 1億1,300万円 | 3.7倍 |

断定まではできないけれど。
運用期間、利回りの影響は確認できず
なお、運用期間と応募額との間には、有意な関連は認められませんでした。
また、2023年から2024年で、応募額減少に対する利回りの影響も確認できていません。
今後を注視
ヤマワケエステートの登場を契機に、FUNDIや利回り不動産などで高利回りの案件が多く出るようになりました。
業界は利回りインフレとでも呼ぶべき状況になりつつあります。
OwnersBookもこの状況を意識しているのでしょうか。
平均利回りは2023年から上昇中です。
今回の調査では応募額減少への高利回り業者の影響は明確には確認できませんでした。
OwnersBookについて現時点で言えることは2点です。
- 抽選倍率が下がり以前より投資しやすくなっている
- 利回りが上がってきている
今後の動きを注視しましょう。

要チェックです!
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