不動産クラウドファンディングのONIGIRI Fundingが運営を終了することになりました。
根強いファンに愛された「おにファン」。
4年半の足跡を振り返ります。

残念です…
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ONIGIRI Fundingを振り返る
おにぎりヒストリー
誕生は2020年10月
ONIGIRI Fundingが運営を始めたのは2020年10月です。
同じ時期に運営を開始したのは、大家どっとこむやタスキFundsなど。
当時はまだ不動産クラファン業者が20社ほどしかありませんでした。
プチ解説 業者とは?

今とは大違いね。
第1号案件は藤沢市の雑居ビルを投資対象とするもので、利回り8%、運用期間は6カ月。
先着方式で募集額は700万円でした。
プチ解説 案件とは?
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 先着方式とは?
700万円の内、1人で100万円をかっさらったのは僕です。笑

先着だけは強い。
これまでに39案件を募集
最初の2年間は1年に1案件しか出ませんでしたが。
2022年からは月イチペースで案件が出るように。
4年半で39案件、3億円の募集を行いました。
年度 | 案件数 | 募集額 |
---|---|---|
2020年 | 1件 | 700万円 |
2021年 | 1件 | 490万円 |
2022年 | 10件 | 1億265万円 |
2023年 | 11件 | 9,810万円 |
2024年 | 15件 | 1億336万円 |
2025年 | 1件 | 1,500万円 |
合計 | 39件 | 3億3,101万円 |
業界で独自のポジションを確立
ONIGIRI Fundingの特長は地元密着であることです。
横浜に本社を置き、強みである神奈川県内の物件を投資対象とする案件を多数組成。
神奈川といえばONIGIRI Fundingと、不動産クラファン業界で存在感を示しました。
地域 | 案件数 |
---|---|
横浜 | 13件 |
川崎 | 4件 |
横須賀 | 7件 |
相模原 | 5件 |
その他神奈川県内 | 5件 |
神奈川県外 | 5件 |
プチ解説 組成とは?
また、2023年8月に出した20号案件は運用期間が3年でしたが。
1年ごとに投資を継続するか終了するか選択できる、業界初の画期的な案件でした。
4年半の歴史にきれいに幕引き
4年半の運営で利払いの遅れ、元本毀損ともにゼロ。
誰にも迷惑をかけることなく、投資家に利益を残してきれいに幕引きです。
自然消滅ではなく正式にアナウンスして終了したことも良かったと思います。
プチ解説 元本毀損とは?

きれいな去り際だよね。
小粒だが堅い案件
小型案件が大半
ONIGIRI Fundingの案件は募集規模が小さいものが中心でした。
募集額は平均800万円で、7割が1千万円未満です。
業者の利益は募集額に比例しますので、小規模ではなかなか利益を出しづらい。
そのあたりが今回の運営終了につながったのでしょう。
堅い案件ばかり
しかし、小粒でもピリリと辛いのがONIGIRI Fundingの案件でした。
運用期間の最後に物件を第三者に売却することを前提とした案件が多かったため、確実に売れる物件を厳選。
その結果が他社に比べて異常に高い早期償還率でした。
これまでに償還した33案件の内、67%にあたる22案件が早期償還です。
償還状況 | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
早期償還 | 22件 | 67% |
通常償還 | 11件 | 33% |
プチ解説 償還とは?
プチ解説 早期償還とは?
早期償還率の高さは、確実に売れる物件で案件を作った証。
誇るべき記録です。

すばらしいです!
さらばONIGIRI Funding
投資家に愛された業者
ここ数年、不動産クラファン業者が急速に増えました。
高利回りの業者も多い中、ONIGIRI Fundingの利回りは5~6%と特別に高いわけでもなく。
最近は1回の応募額が数百万円から1千万円にとどまることが増えていました。
それでもこれまでに募集したほぼすべての案件で満額の応募。
他社に浮気しない根強いファンが付いた、投資家に愛された業者でした。

ONIGIRIファンはけっこういた。
おにファンと言えばX担当
ONIGIRI Fundingを語る上で欠かせないのが公式Xの担当でしょう。
仕事として毎日ポストするのはけっこう大変です。
にも関わらず、通常業務をこなしながらXで会員やフォロワーと日々交流。
横浜愛あふれるポストで多くのフォロワーを楽しませてくれました。
4年半ありがとうございました
競争が激化する中、撤退する業者が出るのは致し方ないことですが。
それがONIGIRI Fundingであるのは残念です。
とは言え、不動産クラファン業界に確固たる足跡を残し、投資家には利益を残し、元本毀損ゼロで終了。
愛された業者がきれいに幕を引きました。
さようなら、ONIGIRI Funding。
4年半、ありがとうございました。

さようなら!
コメント
ほんとうに残念です。手堅い感じで好きだったんですけどね。こういう優良業者が長く続けていける業界になってほしいですね。
ですよね、ほんと残念です。
規模なり、マーケティングなり、ゴリゴリやっていけるところしか残れないのかもしれません…
自分もファンだったので残念です。支払調書が郵送だったのは非効率だなとは思いましたが(笑)
もうおにぎりが食べれないなんて。。。泣
こんにちは~
最後まで郵送でしたね笑、おにぎりがなくなるって、ほんとさみしい気持ちです…
(当選時の)振込先の具材が楽しみでした。
ありましたね~、ウメとかタラコとか、楽しませてくれました。