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バンカーズで投資家が長期案件を避ける動きが顕著に

バンカーズで投資家が長期案件を避ける動きが顕著にのタイトル画像

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングともに、運用期間が長いほどリスクは高くなります。

それゆえ、他の条件が同じであれば短期の案件を選ぶのは当然のこと。

左野くん
左野くん

そりゃそうだ。

 

しかし、利回りに差があっても短期を選ぶ投資家は少なくないようです。

そのことがバンカーズで顕著に現れているので紹介します。

タロウさん
タロウさん

モロに出ています!

 

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この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

投資家は長期案件を避ける

投資家は長期案件を避けるのタイトル画像

 

バンカーズで長期案件が不人気

異なる条件の案件を同時募集

バンカーズでは借り手が同じで条件が異なる案件を同時募集することがあります。

例えばこんな感じです。

募集開始 案件 利回り 運用期間
8月15日 ビューティ1-35 4.8% 6カ月
8月15日 ビューティ1-36 5.0% 12カ月
右田さん
右田さん

利回りが高い代わりに、運用が長い。

プチ解説 案件とは?

プチ解説 借り手とは?

プチ解説 利回りとは?

プチ解説 運用期間とは?

 

短期案件から埋まる

そして、バンカーズでは運用期間が短い案件から埋まる傾向が顕著です。

実例を見ていきます。

タロウさん
タロウさん

違いが明確です!

 

まずこちらですが、上述の通り募集開始は同時です。

ところが、7カ月物が1,308万円集まった時点で、13カ月物は422万円しか集まっていません。

バンカーズで短期運用から埋まっていく実例1

利回りは13カ月物の方が0.6%高いのにトリプルスコアです。

左野くん
左野くん

短期が選ばれてる。

 

次にこちらは運用期間の差が大きかったことと、1年を超えたこともあるでしょう。

投資家の応募に8倍の差が付いています。

バンカーズで短期運用から埋まっていく実例2

 

さらにこちらでは6カ月物が5千万円満額を集めて満了。

しかし、12カ月ものは4分の1の1,339万円しか集まっていません。

バンカーズで短期運用から埋まっていく実例3

プチ解説 満了とは?

 

このようにバンカーズでは運用期間の短い案件が投資家に支持されています。

明らかに長期案件は不人気です。

右田さん
右田さん

他の業者はどうなの?

 

他の業者でも同様の動きが

長期案件の不人気は他の業者でも見られる現象です。

 

オルタナバンク

オルタナバンクの最近の8%台の案件を例に取ります。

8%台は高利回りのオルタナバンクの中でも特に高い利回りです。

オルタナバンクの8%案件のイメージ

左野くん
左野くん

オルタナは高利回りだよ。

 

ブルーが運用期間が30カ月を超える案件です。

応募額が明らかに違うことが分かるでしょう。

募集開始 利回り 運用期間 応募額
6月7日 8.0% 16カ月 2億5,155万円
6月11日 8.0% 35カ月 8,336万円
6月25日 8.5% 17カ月 3億7,671万円
7月2日 8.0% 13カ月 4億2,434万円
7月5日 8.0% 35カ月 1億1,822万円
7月19日 8.0% 36カ月 1億5,838万円
7月24日 8.0% 13カ月 4億419万円
8月2日 8.0% 35カ月 1億6,327万円
8月14日 8.0% 40カ月 7,026万円

 

ちなみに、30カ月未満の案件がすべて満了したのに対し、30カ月以上は1つも満了していません。

タロウさん
タロウさん

明確に差が出ています!

 

Funds

Fundsも似たような傾向です。

利回りが同じ複数の案件を同時に募集した場合、運用期間が短い案件のほうが埋まりが速いと感じます。

Fundsの案件のイメージ

ただこれには明確なデータはなく、単なる僕の印象に過ぎないかもしれません。

 

長期で集まっている業者もある

一方で運用期間が長くても応募が集まっている業者もあります。

例えば、AGクラウドファンディングでは12カ月でも24カ月でも3億円超が集まっています。

AGクラウドファンディングの長期案件の事例

 

また、OwnersBookでは31カ月の案件に5億円超の応募です。

OwnersBookの長期案件の事例

 

なので、長期だから一概にダメとまでは言えません。

とは言え、長期案件にリスクを感じる投資家が少なくないことは確かでしょう。

右田さん
右田さん

できれば短いほうが良いと。

 

安全重視なら短期案件を

先月の宮崎での地震で、南海トラフのリスクがクローズアップされました。

不動産クラファンに不安を感じた投資家も少なくありません。

でも、宮崎の地震が起こるまでは、南海トラフなんて意識してなかったのでは?

左野くん
左野くん

たしかに。

 

将来、何があるか分かりません。

運用期間が長いと何か起こったとき、すぐに対応できない。

それが長期案件のリスクです。

 

優先すべきはわずかな利回りの差よりもリスク回避。

特に初心者には運用期間が短い案件を選ぶことを強くおすすめします。

タロウさん
タロウさん

安全第一です!

 

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