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つくるファンド1号案件募集決定!案件説明には改善の余地

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今年7月に運営を開始した不動産クラファン「つくるファンド」。

記念すべき第1号案件が公開されました。

ただ、案件説明には改善の余地も。

案件の内容と合わせて紹介します。

タロウさん
タロウさん

デビュー案件です!

 

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プチ解説 をタップすると、小ウィンドウで簡単な解説が表示されます。(小ウィンドウの枠外か、右上のバツ印をタップすると閉まります)

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

つくるファンド1号案件

つくるファンド1号案件のタイトル画像

プチ解説 案件とは?

プチ解説 デビュー案件とは?

 

つくるファンドとは?

つくるファンドのサイト画像・新

つくるファンドは都内の不動産会社が運営する不動産クラファンです。

今年の7月に運営を開始しました。

サービス名 つくるファンド
運営会社 フジケン
運営開始 2024年7月
累計調達額 -
利回り -
運用期間 -
最低投資額 1万円

プチ解説 利回りとは?

プチ解説 運用期間とは?

プチ解説 最低投資額とは?

 

詳しくはこちらの記事を参照してください。

「つくるファンド」誕生!新規業者のメリデメを解説
新しい不動産クラウドファンディング業者「つくるファンド」が誕生しました。現時点で分かっている概要やメリット、デメリットを解説します。第1号案件は利回り10%で9月12日募集予定です!

 

1号案件を公開

1号案件の概要

先日、つくるファンドの1号案件が公開されました。

概要は以下の通りです。

つくるファンド1号案件のイメージ画像

  • 利回り:5%
  • 運用期間:18カ月
  • 募集総額:3,000万円
  • 募集方式:先着
  • 募集開始:10月1日10時

プチ解説 先着とは?

 

運営開始時点では利回り10%で掲載されていたのですが、下がっちゃいましたね。

左野くん
左野くん

デビュー記念利回りならず。

 

成立前書面はまだ公開されていません。

募集が先着方式なので、募集開始前に公開されるかが業者の姿勢を判断する材料になるでしょう。

プチ解説 成立前書面とは?

 

投資対象は理念実現型ビル

1号案件の投資対象は川崎市にある3階建てのビルです。

案件詳細ページには「挑戦する人を応援」、「女性発想」といったフレーズが並びます。

投資対象物件のイメージ画像1

 

働く女性、子育てが終わった女性が創作、起業をしたい。

それを実現させるアトリエ、サロン、店舗の複合ビル。

投資対象物件のイメージ画像2

開発業者の理念を実現させる物件という印象を受けます。

右田さん
右田さん

働くママの夢を実現みたいな。

 

満了はするだろう

正直なところ、利回り5%はデビュー案件としてはインパクトに欠けます。

また、運用期間18カ月はデビュー案件としては長い。

物件の特殊性も相まって、デビュー案件らしからぬ案件です。

とは言え、募集額が3千万円と少ないので、満了はするのではないでしょうか。

プチ解説 満了とは?

 

なお、入金期限から運用開始までが1日の上に、運用終了当日に償還です。

スケジュール図

プチ解説 入金とは?

プチ解説 償還とは?

 

分配がつかないムダな拘束期間がわずか1日なのは業界最短レベル。

素晴らしいですね。

プチ解説 分配とは?

 

投資家の欲する情報がない

1つ残念なのは「投資家が知りたい」情報が皆無である点です。

左野くん
左野くん

そうなの?

 

案件詳細ページには物件に込められた想いなどは詳しく書かれています。

しかし、不動産クラファンは寄付型、購入型ではなく投資型クラウドファンディングです。

投資家が最も知りたいのは込められた想いではなく、投資商品としてどうなのか。

ストレートに言えば儲かるのか?元本は戻ってくるのか?

すなわち、分配と元本償還の確実性です。

右田さん
右田さん

たしかに。

 

なので語って欲しいのは想いを込めた物件で儲かる根拠、元本が戻ってくる根拠なのです。

たとえば、マスターリースが付いているので、賃料はほぼ確実に入ってくるとか。

すでに満室で入居待ちが20件あるし、入居率90%でも実質利回りは7%ある。

優良な収益物件ということで購入打診が10件以上入っているとか。

欲しいのは分配と元本償還の確実性の裏付けとなる情報なのです。

左野くん
左野くん

儲けるために投資してるから。

プチ解説 マスターリースとは?

 

ところが、1号案件の詳細ページにはそれがない。

投資家そっちのけで物件に込められた想いを熱く語られてもなぁ、というのが率直な感想です。

 

とは言え、つくるファンドにとってはこれが最初の案件であり、最初の案件説明。

次回以降に期待しましょう。

 

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