ソシャレン、不動産クラファン投資家ならばご存知の某掲示板。
少し前に次のような質問が書き込まれました。
常々思うのですが、なぜ掲示板で聞くのでしょうか?
ハッキリ言って愚策中の愚策です。
なぜ掲示板で聞くのがダメなのか、理由を説明します。
絶対やめましょう!
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掲示板で質問するのが愚策である理由
それでは掲示板で聞くのがダメな理由を書いていきます。
答えが来るまで待たないといけない
例えば「確定申告の修正申告っていつまでですか?」と書き込む。
誰かが答えてくれるまでボーッと待つ。
ただひたすら時間のムダです。
時間がもったいないよね。
答えてもらえる保証がない
しかも、書き込んだからって、絶対に誰かが答えてくれる保証はありません。
期限までに誰も答えてくれなかったらどうするのでしょうか?
答えるのはタダの素人
仮に答えてくれたとしても、その人は税務署の職員でもなんでもない。
タダの素人です。
それゆえ…
答えが正しい保証がない
これが致命的!
書き込まれた答えが正しい保証がないのです。
間違いだらけ
ってか、間違った答えがしょっちゅう書き込まれています。
冒頭の質問には「損益通算はできないよ」と答えが書き込まれましたが、そもそも損益通算ではありません。
同じ所得区分同士のプラマイは内部通算です。
これよりもっと初歩的な内容でも、間違った答えが非常に多い。
根拠がない
そして、掲示板で非常に多いのが根拠のない答え。
ハッキリ言うと、こうであれば良いのにという自分の願望をそのまま書いているだけなのをけっこう見かけます。
損益通算できたほうが自分にとって都合が良い。
きっとできるはず、そうであってほしい、で、「できるよ!」みたいな。
それはマズイでしょ。
根拠がいい加減
それと答えの根拠がいい加減。
「ブログにこう書いてたよ」とか今でも見かけますが。
ブロガーなんてただのド素人が知ったかぶりして書いているだけ。
間違った内容なんてしょっちゅうです。
当のブロガー本人が言うのですから間違いありません。
開き直るなよ。
それどころか、プロでも間違っていることがある。
クラファンの確定申告について税理士が書いた記事が間違っていたこともあります。
いわんや、ブロガーをや!
答えを真に受ける愚かさ
であるのにですよ、間違った回答に質問者が「回答ありがとう!」と書き込んでいたりする。
ド素人が書き込んだ答えをなぜ正しいと思えるのか?
そんな人を疑うことを知らない純真無垢なキレイな心ゆえ、悪徳業者に引っかかって元本毀損を食らうのです。
さらに!
責任を取ってくれない
間違った答えを信じて脱税になっても、回答者は責任を取ってくれません。
答えを信じた純真無垢な質問者の自業自得でジ・エンドです。
当事者に聞くクセをつけよう
聞くべき相手は当事者
掲示板で質問する人は、そもそも聞くべき相手を間違っています。
聞くべき相手は「手間いらずで聞きやすい相手」ではありません。
「正しく回答でき、回答に責任を持ってくれる相手」です。
それは?
それは当事者だけです。
業者のことは業者に聞く、税金のことなら国税庁か税務署に聞く。
きっちり答えて、答えた内容に責任を持ってくれるのは当事者だけ。
僕は国税庁、税務署に問い合わせた際、重要な内容の場合は必ず相手の名前を聞き、「○月△日、某々様ご回答」と記録しています。
あんたらしい。
「聞きにくい」は言い訳にならない
当事者に聞けと言うと、聞きにくいとか質問の仕方が分からないとかいう人が出そうですが。
ならば、間違った答えを信じて痛い目にあって良いのか?
「間違って答えた人が悪い!」と他人に責任をなすりつけるのか?
聞きにくいとか言い訳にもなりません。
当事者に聞くクセを
いつ振り込まれるかと思ったら、業者のお問合わせページから問い合わせる。
確定申告で分からないところがあったら、税務署に電話をして聞く。
当事者に気軽に問い合わせるクセをつけましょう。
我が身を守るためです!
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