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Fundsの案件条件や貸付状況に変化が

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ソーシャルレンディングのFundsで気になる変化が。

いったい何が起きているのか紹介します。

タロウさん
タロウさん

業者の変化に注意を!

 

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この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで500件を超える案件に2億4千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

Fundsで起きている変化

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今回は2023年から2024年の四半期ごとの数字の変化に着目しました。

 

利回りと運用期間の動きに関連性

まず、利回りと運用期間の関連性です。

四半期ごとの利回りと運用期間の平均をまとめました。

時期 利回り 運用期間
23年Ⅰ期 2.20% 15.2カ月
23年Ⅱ期 2.10% 13.3カ月
23年Ⅲ期 2.06% 13.4カ月
23年Ⅳ期 2.06% 11.9カ月
24年Ⅰ期 2.20% 14.4カ月
24年Ⅱ期 2.35% 16.5カ月
24年Ⅲ期 2.26% 15.7カ月
24年Ⅳ期 2.21% 13.9カ月

プチ解説 利回りとは?

プチ解説 運用期間とは?

 

表では分かりにくいですが、グラフにすると利回りと運用期間に関連性があることが分かります。

利回りが下がると運用期間が短く、利回りが上がると運用期間が長くなっていますよね?

 

当たり前っちゃ当たり前のことで、これは他社でも見られる動きです。

利回りが上がったときには、運用期間に注意しましょう。

左野くん
左野くん

長いのはリスキー。

 

平均募集額が大幅に増加

さて、本題はここからです。

まず、1回あたりの平均募集額の変化をまとめました。

2023年はおおむね1回2億円だった募集額。

それが、2024年に入り2億円を超え、直近では4億円と前年比で倍増しています。

時期 平均募集額
23年Ⅰ期 2.1億円
23年Ⅱ期 1.7億円
23年Ⅲ期 2.0億円
23年Ⅳ期 1.9億円
24年Ⅰ期 2.4億円
24年Ⅱ期 3.1億円
24年Ⅲ期 3.2億円
24年Ⅳ期 4.4億円

 

大型案件が増えているということです。

タロウさん
タロウさん

12月は平均5億円でした!

プチ解説 案件とは?

 

募集件数は急減

一方、毎月の募集件数は減っています。

2023年は月平均10件弱でしたが。

2024年になると募集件数が減り始め、直近では月6件弱になっています。

時期 平均募集件数
23年Ⅰ期 8.0件
23年Ⅱ期 9.0件
23年Ⅲ期 11.3件
23年Ⅳ期 10.3件
24年Ⅰ期 9.3件
24年Ⅱ期 7.7件
24年Ⅲ期 8.7件
24年Ⅳ期 5.7件
右田さん
右田さん

たしかに最近減ったよね。

 

借り手企業と貸付内容にも変化が

借り手企業と貸付内容も見てみましょう。

大きく変わった2023年と2024年の第4四半期を比較します。

プチ解説 借り手企業とは?

 

借り手企業が半減

まず、借り手企業の数です。

2023年第4四半期は合計20社に貸していました。

それが2024年第4四半期は11社と半減しています。

時期 借り手企業の数
23年Ⅳ期 20社
24年Ⅳ期 11社

 

残った借り手企業で貸付額が増加

注目は残った借り手企業で貸付額が増加していることです。

2023年と2024年の第4四半期の双方でFundsから資金調達した借り手企業は7社あります。

このうちの5社で貸付額(=募集額)が増加しているのです。

借り手 23年Ⅳ期 24年Ⅳ期
GA technologies 5億円 16億円
イオン 2億円 1億円
ウェルス・マネジメント 5億円 10億円
霞ヶ関キャピタル 2億円 4億円
都築電気 1億円 1億円
フェイスネットワーク 10億円 13億円
ボルテックス 2億円 10億円

 

このうち、イオンと都築電気は広告などの目的でFundsで募集を行ったと思われます。

ですので、純粋な資金調達目的でFundsを利用した借り手企業すべてで調達額が増えたということです。

借り手が減った分を貸付額を増やすことでカバーしたのかなと。

左野くん
左野くん

ボルテックスは5倍だね!

 

一部借り手企業で条件に変化

貸付額が増加した5社うち、3社では利回りがアップし運用期間が長期化しています。

借り手 年度 利回り 運用期間
GA tech 2023年 2.2% 11カ月
2.2% 11カ月
2024年 2.3% 15カ月
2.3% 15カ月
2.6% 18カ月
霞ヶ関 2023年 2.2% 16カ月
2024年 2.3% 18カ月
ボルテックス 2023年 2.0% 11カ月
2024年 2.5% 18カ月
2.7% 24カ月

 

今後の動きを注視

Fundsの変化のまとめ

変化のポイントをまとめると以下の通りです。

  • 1案件あたりの募集額が増加(大型化)
  • 案件数が減少
  • 借り手企業が減少
  • 貸付額が増加
  • 一部の借り手で利回りアップ+長期化

 

今後に注目

これらの変化が一時的なものなのか、背景に何があるのかは分かりません。

また、現状でポジティブなものか、ネガティブなものかも不明です。

Fundsに限ったことではありませんが、業者の状況はずっと同じではありません。

変化を察知することで、将来起こるリスクを回避することができます。

主力として使っている業者については何か変化が起きていないか、常に注意して見るように心がけましょう。

タロウさん
タロウさん

業者の変化に注意を!

 

コメント

  1. かつさんど より:

    Xアカウント復活は難しいですか?
    戻ってきてくださるのを待っています。

    • タロウ タロウ より:

      どもども、お騒がせしております(^^ゞ
      異議申し立てはしているのですが、イーロンからまだ返事が来ないものでして。
      強制デジタルデトックスがしばらく続きそうです。笑