ソーシャルレンディングのFundsで気になる変化が。
いったい何が起きているのか紹介します。
業者の変化に注意を!
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Fundsで起きている変化
今回は2023年から2024年の四半期ごとの数字の変化に着目しました。
利回りと運用期間の動きに関連性
まず、利回りと運用期間の関連性です。
四半期ごとの利回りと運用期間の平均をまとめました。
時期 | 利回り | 運用期間 |
---|---|---|
23年Ⅰ期 | 2.20% | 15.2カ月 |
23年Ⅱ期 | 2.10% | 13.3カ月 |
23年Ⅲ期 | 2.06% | 13.4カ月 |
23年Ⅳ期 | 2.06% | 11.9カ月 |
24年Ⅰ期 | 2.20% | 14.4カ月 |
24年Ⅱ期 | 2.35% | 16.5カ月 |
24年Ⅲ期 | 2.26% | 15.7カ月 |
24年Ⅳ期 | 2.21% | 13.9カ月 |
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
表では分かりにくいですが、グラフにすると利回りと運用期間に関連性があることが分かります。
利回りが下がると運用期間が短く、利回りが上がると運用期間が長くなっていますよね?
当たり前っちゃ当たり前のことで、これは他社でも見られる動きです。
利回りが上がったときには、運用期間に注意しましょう。
長いのはリスキー。
平均募集額が大幅に増加
さて、本題はここからです。
まず、1回あたりの平均募集額の変化をまとめました。
2023年はおおむね1回2億円だった募集額。
それが、2024年に入り2億円を超え、直近では4億円と前年比で倍増しています。
時期 | 平均募集額 |
---|---|
23年Ⅰ期 | 2.1億円 |
23年Ⅱ期 | 1.7億円 |
23年Ⅲ期 | 2.0億円 |
23年Ⅳ期 | 1.9億円 |
24年Ⅰ期 | 2.4億円 |
24年Ⅱ期 | 3.1億円 |
24年Ⅲ期 | 3.2億円 |
24年Ⅳ期 | 4.4億円 |
大型案件が増えているということです。
12月は平均5億円でした!
プチ解説 案件とは?
募集件数は急減
一方、毎月の募集件数は減っています。
2023年は月平均10件弱でしたが。
2024年になると募集件数が減り始め、直近では月6件弱になっています。
時期 | 平均募集件数 |
---|---|
23年Ⅰ期 | 8.0件 |
23年Ⅱ期 | 9.0件 |
23年Ⅲ期 | 11.3件 |
23年Ⅳ期 | 10.3件 |
24年Ⅰ期 | 9.3件 |
24年Ⅱ期 | 7.7件 |
24年Ⅲ期 | 8.7件 |
24年Ⅳ期 | 5.7件 |
たしかに最近減ったよね。
借り手企業と貸付内容にも変化が
借り手企業と貸付内容も見てみましょう。
大きく変わった2023年と2024年の第4四半期を比較します。
プチ解説 借り手企業とは?
借り手企業が半減
まず、借り手企業の数です。
2023年第4四半期は合計20社に貸していました。
それが2024年第4四半期は11社と半減しています。
時期 | 借り手企業の数 |
---|---|
23年Ⅳ期 | 20社 |
24年Ⅳ期 | 11社 |
残った借り手企業で貸付額が増加
注目は残った借り手企業で貸付額が増加していることです。
2023年と2024年の第4四半期の双方でFundsから資金調達した借り手企業は7社あります。
このうちの5社で貸付額(=募集額)が増加しているのです。
借り手 | 23年Ⅳ期 | 24年Ⅳ期 |
---|---|---|
GA technologies | 5億円 | 16億円 |
イオン | 2億円 | 1億円 |
ウェルス・マネジメント | 5億円 | 10億円 |
霞ヶ関キャピタル | 2億円 | 4億円 |
都築電気 | 1億円 | 1億円 |
フェイスネットワーク | 10億円 | 13億円 |
ボルテックス | 2億円 | 10億円 |
このうち、イオンと都築電気は広告などの目的でFundsで募集を行ったと思われます。
ですので、純粋な資金調達目的でFundsを利用した借り手企業すべてで調達額が増えたということです。
借り手が減った分を貸付額を増やすことでカバーしたのかなと。
ボルテックスは5倍だね!
一部借り手企業で条件に変化
貸付額が増加した5社うち、3社では利回りがアップし運用期間が長期化しています。
借り手 | 年度 | 利回り | 運用期間 |
---|---|---|---|
GA tech | 2023年 | 2.2% | 11カ月 |
2.2% | 11カ月 | ||
2024年 | 2.3% | 15カ月 | |
2.3% | 15カ月 | ||
2.6% | 18カ月 | ||
霞ヶ関 | 2023年 | 2.2% | 16カ月 |
2024年 | 2.3% | 18カ月 | |
ボルテックス | 2023年 | 2.0% | 11カ月 |
2024年 | 2.5% | 18カ月 | |
2.7% | 24カ月 |
今後の動きを注視
Fundsの変化のまとめ
変化のポイントをまとめると以下の通りです。
- 1案件あたりの募集額が増加(大型化)
- 案件数が減少
- 借り手企業が減少
- 貸付額が増加
- 一部の借り手で利回りアップ+長期化
今後に注目
これらの変化が一時的なものなのか、背景に何があるのかは分かりません。
また、現状でポジティブなものか、ネガティブなものかも不明です。
Fundsに限ったことではありませんが、業者の状況はずっと同じではありません。
変化を察知することで、将来起こるリスクを回避することができます。
主力として使っている業者については何か変化が起きていないか、常に注意して見るように心がけましょう。
業者の変化に注意を!
コメント
Xアカウント復活は難しいですか?
戻ってきてくださるのを待っています。
どもども、お騒がせしております(^^ゞ
異議申し立てはしているのですが、イーロンからまだ返事が来ないものでして。
強制デジタルデトックスがしばらく続きそうです。笑