これまで元本毀損が一度も起きていない不動産クラファン。
こんなことが永遠に続くとは思えません。
初の元本毀損が起こるXデーはいつ来るか?
もしかしたら今年かもしれないです。

万が一に備えましょう!
ソシャレン、不動産クラファン、全業者リストです。

タップできる目次
不動産クラファンのXデーに備えよう
これまで事故ゼロはおかしい
9年間事故ゼロ
2016年6月のTATERU Funding第1号案件で始まった日本の不動産クラファン。
今年の6月で丸9年になります。
これまでに各社で数千の案件が運用されてきました。
しかし、償還の遅延は何度かあったものの、元本毀損は一度も起きていません。

すばらしい!
プチ解説 案件とは?
プチ解説 償還とは?
プチ解説 元本毀損とは?
すべて高値で売却?
たしかに素晴らしいことです。
ここまで事故ゼロで運営してきた業者さんに感謝します。
プチ解説 業者とは?
ただ、ちょっとおかしいと思いませんか?
僕の大好物、安全性激高のグルグルインカム型や営業ツール型は良いとしましょう。
物件の外部への売却を前提としていませんから。


問題はキャピタルゲイン型の案件です。
キャピタルゲイン型では物件を取得価格より高値で売却できないと、元本を投資家に返せません。
過去9年間、数千の物件すべてが、取得価格より高値で売却できた。
1つ残らず、1件の例外もなく高値売却。
そんなことがあり得るのでしょうか?

不自然です!
プチ解説 キャピタルゲイン型とは?
プチ解説 元本とは?
不良債権案件があるのでは?
すべて高値で売却できたとは信じがたい。
高値で売却できず、業者が買い戻して塩漬けにしている物件があるのでは。
同じ物件で再募集し、事実上の延長になっている案件がおそらくある。
あの手この手、だましだましで延命させている不良債権案件。
そんな案件を抱えた業者が少なからずあると僕は思っています。
不動産クラファンのXデー
第1号になりたくない
ではなぜ業者は売却できない物件の案件を元本毀損で終了させずに、だましだましで延命させるのか?
投資家は成立前書面に同意していますので、元本毀損させることは何ら問題ありません。
もしかしたら不動産業界の事情とか法律面の問題とかがあるのかもしれませんが。
自社が第1号になりたくない、先陣を切りたくないという意識もあるのかなと。

最初はイヤだよね。
プチ解説 成立前書面とは?
第1号が出るのがXデー
逆に言うと、すでに我慢限界で早く元本毀損させたい業者が複数あるかもしれない。
1社が元本毀損を出すと、せきを切ったようにあとに続くのではないか?
あちこちの業者で元本毀損が起こる引き金となるのが、不動産クラファンのXデーです。

怖っ!
Xデーに備えよう
今年あたり来るのでは
そのXデーはいつ来るか?
根拠はありませんが、今年あたり来てもおかしくない気がしています。
新規業者が次々と参入、利回り高騰、投資家の増加。
ソーシャルレンディングで元本毀損が続出した2018年と状況が似ているからです。
プチ解説 利回りとは?
Xデーに備えよう
不動産クラファンが怖いのは、途中解約ができないこと。
Xデーが来たあとだと、もう遅いです。
長期案件や開発案件を避けるなど、もしかしたら早めに手を打ったほうが良いかもしれません。
万が一に備えましょう。

備えあればです!
プチ解説 途中解約とは?
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