ソーシャルレンディングのOwnersBookが出金手数料を無料にします。

待ってました!
ただし、無料化の対象は一部の株主だけです。
詳しく解説します。

ガッカリです…
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一部株主限定で出金手数料無料化
出金手数料無料化の詳細
OwnersBookの出金手数料無料化は、運営会社のロードスターキャピタルから6月24日に発表されました。
以下、詳細を解説します。
プチ解説 出金とは?
対象は株主優待対象者
OwnersBookはデポジット口座方式で、出金する際は330円の手数料がかかります。
プチ解説 デポジット口座とは?

高い…
高いですよね…
これが10月1日以降、無料になります。
ただし、無料になるのはロードスターキャピタルの株主、それも株主優待の対象者だけです。
株主優待の条件
ではどうすれば株主優待の対象者になれるかですが、以下のいずれかを満たす必要があります。
いずれも同一の株主番号で株主名簿に記載されなければなりません。
- 優待基準日(6月末と12月末)に2回連続で1,000株以上を保有
- 直近の優待基準日に初めて1,000株以上を保有
株主優待対象者限定で出金を無料に。
つまり、今回の無料化はロードスターキャピタルの株主優待の一環ということです。

株主対策です!
無料化ゲットはコストに見合わない
条件クリアには270万円必要
では、出金手数料を無料にするためにロードスターキャピタル株を1,000株買うのはコストに見合うか?
ここ数カ月、同社の株価は2,700円台で推移しています。
1,000株買うには2,700円×1,000株=270万円必要です。

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コスパ悪すぎ
こういう人は少ないでしょうが、仮にOwnersBookで毎月1回出金するとしましょう。
無料化の恩恵は330円×12回=3,960円。
270万円で3,960円ですから年利0.15%です。笑
ってか、株価0.15%ダウンでチャラになってしまいます。
OwnersBookの利回り5%、運用期間1年の案件に投資して、分配金270万円×5%=13.5万円もらうほうが良いですよね。
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 分配金とは?
株主に限らず無料化を希望
業界で2番目の高額手数料
現在、OwnersBookの出金手数料は330円。
Pocket Fundingの660円に次いで業界で2番目の高額手数料です。
無料にする方法がない
OwnersBookの出金手数料で困るのが、無料にする方法がないこと。
他社は業者と同じ銀行を使うなど、手数料を無料にする方法があります。
PayPay銀行と楽天銀行を使っている業者は無料にはできませんが、出金手数料は50円台と安価です。
そんな他社と比べるとOwnersBookの330円は際立って高く、それゆえ利用していないという投資家もいます。
救済策をぜひ
OwnersBookの出金元口座は三菱UFJ銀行で、法人口座の他行宛振込手数料は660円です。
なので、実はOwnersBookが半額を負担してくれています。
それをさらに負担しろという気はありませんが。
振込手数料が無料または安い銀行、できればGMOあおぞらネット銀行に変えてくれないかなと。
ぜひご検討いただければ。

なにとぞ…
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