新しい案件として再募集することで、事実上の延長であることを分かりにくくするコッソリ再組成。
ちらほら見かけますよね?
都合の悪い事実を隠したい業者さんの気持ちは分かりますが、投資家的には受け入れがたく。
そんな中、延長を隠すことなく明示しているのがソーシャルレンディングのPocket Fundingです。

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Pocket Fundingは情報を隠さず公開
増えるコッソリ再組成案件
本来なら延長なのに
物件の売却で案件の運用を終了する計画だった。
ところが物件が売れず。
本来ならば運用期間を延長すべきケースです。
しかし、延長すると投資家の反発を受けるし、イメージも悪い。
なんとか延長は避けたいなと。
プチ解説 案件とは?
プチ解説 運用とは?

気持ちは分からんでも…
コッソリ再組成
そこで、売れないまま案件の運用を終了し、業者の自己資金で元本を償還。
そして、同じ物件で案件を再組成して募集する。
売れなかったことは伝えずに、あたかもまっさらの案件のように見せる。
延長の事実を隠したコッソリ再組成、増えていると感じます。
プチ解説 元本とは?
プチ解説 償還とは?
プチ解説 組成とは?
投資家をリスクに晒す
再組成自体を悪いと言うつもりはありません。
いったん運用を終了して償還することで、その案件に出資した投資家が逃げられるからです。
問題は実質的な延長である事実を隠していること。
気づかずに応募した投資家をリスクに晒すことになります。
プチ解説 出資とは?

ババ抜きみたい…
Pocket Fundingは延長を明示
コッソリ再組成をする業者がいる中、延長を一切隠さず明示しているのがPocket Fundingです。
南部49号案件
一例として7月に募集が行われた南部49号案件を紹介します。
- 利回り:5.1%
- 運用期間:12カ月
- 募集総額:2,101万円
- 募集方式:先着
- 募集開始:7月24日12時30分
これが3回目の延長
実はこの案件、これが3回目の延長です。
借り手の不動産業者に初めて貸付が行われたのは3年前の2022年7月。
この貸付金を出資する案件として南部49号が運用されました。
しかし、借り手が返済できなかったため、案件を再組成して募集。
これを繰り返しています。
- 初回:2022年7月募集
- 運用期間:2022年7月~2023年7月
- 再組成1:2023年7月募集
- 運用期間:2023年7月~2024年7月
- 再組成2:2024年7月募集
- 運用期間:2024年7月~2025年7月
- 再組成3:2025年7月募集
- 運用期間:2025年8月~2026年7月
プチ解説 借り手とは?
延長を隠さず公開
再組成の是非については賛否があるでしょうが。
ここで評価したいのは延長による再組成であることを隠さないPocket Fundingの姿勢です。
まず、募集ページで3回目だと分かるように時系列で説明しています。
また、案件名の先頭に「再3」と付け、ひと目で「3回目の再組成」と分かるようにしているのです。

隠すどころか目立たせてる!
延長の理由も明示
さらに、事実上の延長になった理由もサイトで説明しています。
法人B23(不動産業)は、他法人から依頼を受けて、当該担保物件を含めた近隣エリアの不動産(土地)を取り纏めて売却する予定となっており、その売却益等が返済財源となっています。取り纏め作業中に対象地の相続などが発生した為、売却に時間を要し、当初計画より売却が遅れてしまった為、今回、再度最終弁済日について変更合意書を締結しました。
「当初計画より売却が遅れ」と、不都合な事実を隠すことなく投資家に明らかにしているのです。

好感が持てるね。
Pocket Fundingの姿勢を支持
コッソリ再組成は投資家を遠ざける
業者はコッソリやっているつもりでも、気づく投資家はいます。
そして今はネット社会なので、いずれ他の人にも知られるようになる。
その業者を利用していた投資家ほど不信感を持ち、投資しなくなるでしょう。
他社にも悪影響が
コッソリ再組成が増えると、他社もやっているのでは?と不安に感じる投資家が増えます。
他社の案件を見る際も疑ってかかるようになる。
結果として、不動産クラファン全体の信頼を落とすことになるのです。
コッソリ脱却を
Pocket Fundingの姿勢はコッソリ再組成とは正反対。
隠さないことで信頼感を高めています。
コッソリ再組成をやっている業者さんは、ぜひコッソリ脱却を。

信用を失います!
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