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抵当権、根抵当権、極度額|ソシャレン・不動産クラファン用語集

抵当権、根抵当権、極度額

抵当権とは

抵当権とは借り手が返済できなくなった場合に、担保を売却しその代金から返済を受ける権利です。

 

抵当権の問題点

抵当権は1回の借り入れに対して設定されるため、返済すると消滅します。

例えば、横浜銀行がA不動産が所有する土地に抵当権を設定し、1月に1億円を借しました。

そしてA不動産が返済後、しばらくしてまた1億円を借りるとします。

この場合、1月に設定した抵当権はすでに消滅しているので、また新たに抵当権を設定しなければなりません。

手間ですし登記費用などもかかります。

 

根抵当権とは

この問題を解消するのが根抵当権です。

さきほどの例でいうと、横浜銀行がA不動産が所有する土地に抵当権ではなく根抵当権を設定します。

そうすると、A不動産は何度でも繰り返し横浜銀行から借りることができます。

いちど根抵当権を設定してしまえば、つど抵当権を設定しなくても繰り返し借りられるということです。

 

極度額とは

根抵当権を設定する際には合わせて融資の上限額を設定します。

これが極度額です。

例えば、横浜銀行がA不動産が所有する土地に極度額1億円の根抵当権を設定した場合、A不動産は上限1億円の範囲内で、横浜銀行から何度でも借りることができます。

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