ソーシャルレンディングに興味はあるけど…
失敗しないか心配だよね。
お金を増やしたいけれど、失敗はしたくない。
誰だってそう思いますよね。
そこで、この記事では、
- ソーシャルレンディングをやってみたいけれど
- 失敗しないか心配で
- 踏み切れない
という方のために、
- 僕自身が実践している
- 失敗をゼロにはできないけれど
- 大幅に減らすことができる
- 10の対策と注意点
を紹介します。
これからソシャレンを始める方の、参考になればうれしいです!
タップできる目次
成功している人の方が多い
ソーシャルレンディングで被害に遭った人の声が、ネット上にあふれています。
しかし、業界最大手のmaneoだけでも、会員は8万人もいます。
どう見ても被害に遭っていない、つまり成功している人の方が多いはずです。
それはつまり、失敗を避ける方法はあるということです。
僕自身が実践している、失敗を少しでも減らす対策と注意点。
重点順に第2位から紹介します。(第1位は最後に!)
【2】信頼性の高い業者を選ぶ
ソーシャルレンディングの成否は、利用する業者選びで8割が決まります。
選ぶべきは信頼性が高い業者です。
次のような基準で選びましょう。
上場企業系
運営会社やグループの親会社が、株式市場に上場している業者です。
証券取引所の審査を通過しており、決算ごとに監査が入るため、信頼性が高いです。
また、財務状況が公開されるため、経営状態をチェックできます。
証券会社系
証券会社(第一種金融商品取引業)の登録をしている業者です。
証券取引所や金融庁の監督、監視が厳しいため、信頼性が確保されます。
こちらも財務状況が公開されます。
不動産投資型クラウドファンディング
不動産クラファンはソーシャルレンディングに似た仕組みの投資です。
案件についての情報が広範囲で公開されるため、透明性が非常に高いです。
また、条件付きですが途中でキャンセルできる点で安全性が高いです。
オススメの6業者
オススメは以下の6業者です。
僕自身、ほぼ全額をこの6社で投資しています。
- OwnersBook(東証マザーズ)
- クラウドバンク(証券会社)
- FANTAS funding(不動産クラファン)
- CREAL(不動産クラファン)
【3】利回りが高い案件には手を出さない
ハイリスク=ハイリターン
失敗を避けるならば、ハイリスクに手を出してはいけません。
そして、ハイリスク=ハイリターンです。
したがって、ハイリターンに手を出してはいけません。
マイルールを決める
ただ、ついつい手を出したくなることもあります。
そこで、自分のルールを決めることをオススメします。
僕の場合、(一部の業者を除き)7%を超える案件には投資しません。
今までの経験上、7%を超えるとリスクが急激に上がるからです。
みなさんもマイルールを決めて、それを徹底しましょう。
【4】運用期間が短い案件だけに投資する
先のことになればなるほど、不確定になってリスクが増します。
ですので、運用期間が短い案件だけに投資しましょう。
どれだけ利回りが高くても、長期案件は無視です。
僕の場合、基本は6ヶ月以内、長くても12ヶ月以内にしています。
【5】手抜きをせずに調べ尽くす
案件に不明確な点はないか?
担保に問題はないか?
徹底的に調べ尽くしましょう。
確かに、調べるのは面倒です。
でも、これからソーシャルレンディングを始める初心者が、手抜きをして勝てるわけがないですよね?
手を抜いたら必ずしっぺ返しをくらいます。
手抜きをせず、徹底的に調べ尽くしましょう。
【6】海外案件には投資しない
これは僕自身のことですが。
日本の経済もよく分からないのに、海外の経済なんてまるっきり分かりません。
分からないところに投資して、勝てるわけがありません。
それに、わざわざ海外案件に投資しなくても、国内に良い案件はあります。
ですので、海外案件は避けましょう。
【7】分散投資を徹底する
投資先を分散させることで、リスクを分散させ低減できます。
業者の分散
まず、投資する業者を分散させましょう。
ただし、どんな業者でも良いわけではありません。
信頼性が低い業者に分散させても無意味ですよね。
ですので、信頼性が高い業者の中で分散させます。
僕は先ほど挙げた6業者で分散させています。
案件の種類の分散
次に、案件の種類を分散させます。
不動産案件ばかりに投資しない、といった感じです。
ただ、分散を狙って太陽光発電など再エネ系が増えると、逆にリスクが高まります。
なので正直なところ、僕自身も案件の種類の分散は徹底できていません。
【8】担保の質を確保する
なんだかんだ言っても担保は大切です。
ですが、担保があれば良いのではありません。質も大切です。
不動産担保
最も手堅いのは不動産担保です。
可能な限り担保が不動産の案件に投資しましょう。
LTV80%
担保評価額に対する融資額の比率です。
この数字が低ければ低いほど安全です。
明確な根拠がない業界の目安ですが、80%を超えると危険とされています。
売れる担保か?
借り手企業が返済できなくなると、担保を売って資金を回収します。
ですが、東京ドーム20個分のド田舎の田んぼとか、誰も買いませんよね?
LTVがどれだけ低くても、売れなければ担保の意味がありません。
ですので、いざというときに売れる担保なのか、立地などをチェックしましょう。
【9】少額で投資する
ソーシャルレンディングは企業にお金を貸す貸金業です。
貸金業である以上、貸し倒れをゼロにすることはできません。
ソシャレンをやる以上、いつかきっと貸し倒れをくらいます。
ですので、貸し倒れになっても大きなキズを負わないように、一案件あたりの投資額は少なめにしましょう。
【10】無理に投資しない
業者は再投資を誘う
良い案件がないときは投資せず、良い案件が出るのを待ちましょう。
危険なのは運用期間が終わって元本が戻ってくるときです。
戻ってきたお金で再投資してもらうために、業者は返済日に合わせて新しい案件を出します。
投資家も資金が寝るのはもったいないと思い、出てきた案件に投資してしまいます。
良い案件が出るまで待つ
でもそれは間違いです。
お金があるから投資するのではありません。
良い案件があるから投資するのです。
良い案件がないならば、投資はせずに待ちましょう。
対策と注意点のおさらい
長くなりましたので、ここまでをまとめます。
失敗しないための対策と注意点。
重点順に以下の通りです。
- 信頼性の高い業者を選ぶ
- 利回りが高い案件には手を出さない
- 運用期間が短い案件だけに投資する
- 手抜きをせずに調べ尽くす
- 海外案件には投資しない
- 分散投資を徹底する
- 担保の質を確保する
- 少額で投資する
- 無理に投資しない
失敗しないために最も大切なこと
最後に残った最も大切なこと。
それはこれです。
- 欲張らない
欲張るとすべてがダメになる
2~10まで9つの対策と注意点を挙げました。
でも欲張ってしまうと…
信頼性がちょっと低い業者だけど、利回りが高いから良いよね?
利回り10%もあるよ。今回だけ例外ってことで!
対策も注意点もすべてダメになってしまうのです。
欲張ったら絶対にダメです。なぜならば…
ソーシャルレンディングの最重点
最重点は元本回収
利回り10%、運用期間1年の案件に10万円投資すると、分配金1万円です。
でも、借り手が返済不能になったら、10万円の損ですよね?
利回りが10%付こうが、20%付こうが、元本が戻ってこなければ負けです。
ソーシャルレンディングの最重点は元本回収です。稼ぐことは2番目です。
ですから、絶対に欲張ってはいけません。
銀行に比べれば十二分
それでも欲張ってしまいそうなときには、銀行金利を思い出しましょう。
大手銀行の金利は普通預金で0.001%、1年定期で0.01%です。
ソシャレンで利回りが5%ならば、普通預金の5千倍、1年定期の500倍です。
1年定期の500年分のお金が稼げる。
十二分じゃないですか?
失敗しないことを第一に
ソーシャルレンディングで失敗して、被害者になりたくないですよね?
ならば、何よりも失敗しないことを第一にしましょう。
大儲けは狙わない、コツコツと堅実な投資に徹しましょう。
ソシャレンで稼ぎましょう!
最後にオススメ6業者への、2019年10月末現在の僕の投資額を紹介します。
みなさんの参考になれば幸いです!
- OwnersBook:66万円
- クラウドバンク:0円
- FANTAS funding:200万円
- CREAL:50万円
ソーシャルレンディングの始め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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