人気急上昇中の大家どっとこむ。
少し古いニュースになりますが、運営会社のグローベルスで二つの新しい動きがありました。
そのうちの一つは大家どっとこむにとってプラスの影響となるものです。
詳しく解説します。
大家どっとこむがパワーアップです!
タップできる目次
大家どっとこむで複数回分配が可能に
大家どっとこむで分配を複数回に分けて行うことが可能になります。
複数回の分配が可能に
現在、大家どっとこむでは分配金の支払いは運用終了後の満期一括です。
運営会社のグローベルスの発表によると、今後は複数回に分けての分配が可能になります。
大家どっとこむのコンセプトは「誰でも簡単に大家になれる」です。
大家さんが家賃を毎月もらうように、分配金を毎月受け取る。
今後は満期一括ではなく毎月分配の案件が出てくるでしょう。
毎月お金が入ってくるのはうれしい!
注目は出金手数料
注目は出金手数料がどうなるかです。
大家どっとこむは出金手数料が有料
大家どっとこむでは出金手数料は投資家負担、つまり有料です。
振込額 | 3万円未満 | 3万円以上 |
---|---|---|
手数料 | 166円 | 261円 |
仮に利回り5%の案件に10万円投資し、分配が毎月だとします。
この場合、分配金から源泉徴収税と出金手数料を差し引くと、
- 分配金:10万円✕5%=5,000円
- 源泉税:5,000円✕20.42%=1,021円
- 手数料:166円✕12回=1,992円
- → 手取り:5,000-1,021-1,992=1,987円
手取りは1,987円になってしまいます。
なんかガッカリ…
個人的には満期一括で良い
出金手数料を大家どっとこむ が負担するという手もありますが。
銀行に払うくらいならその分、分配金を増やしてくれた方がうれしいですよね?
僕は正直、今まで通り満期一括でOKです。
トータルの受取額は同じだしね。
デポジット口座の導入を希望
仮に毎月分配にするのならば、デポジット口座を導入して欲しいです。
毎月の分配金は投資家の口座に振り込まず、デポジット口座で保管する。
そうすれば毎月ではなくまとめて引き出すことで、投資家側で出金手数料を節約できます。
検討してください!
グローベルスが任意組合型を開始
グローベルスが任意組合型の取り扱いを始めます。
任意組合型とは?
不動産特定共同事業には匿名組合型と任意組合型があります。
いわゆる不動産クラファンは匿名組合型です。
任意組合型も匿名組合型と同様に、
- 共同で不動産を取得し
- 賃貸などで運用し
- 最後に売却し
- 運用益と売却益の分配を受ける
ことで利益を得ます。
最大の違いは不動産の所有権です。
- 匿名組合型:所有権なし
- 任意組合型:所有権あり
任意組合型では投資対象の不動産の所有権を持ちます。
それがどうしたの?
任意組合型は相続税対策
任意組合型は所有権があるので、次のようなことができます。
- 5千万円のマンションを100万円✕50口に分割
- グローベルスが任意組合型で募集
- 投資家が500万円で5口を購入
- それを子供に相続
マンションの部屋を相続するのと同じように、投資口を相続することができるのです。
この場合、相続した投資口は不動産扱いです。
このため、相続税の課税対象は500万円ではなく不動産の評価額となります。
その結果、現金500万円を相続するよりも相続税を減らすことができるのです。
お金持ちはいろいろ考えるのね。
そこです!
大家どっとこむに良い影響
任意組合型を購入する人は相続税対策が必要な人、すなわち、お金持ちです。
任意組合型を始めるということは、グローベルスがお金持ちを相手に相続税対策の商売をするということです。
もし仮に大家どっとこむで投資家が損失を負う事故が発生したとしましょう。
大家どっとこむを運営するグローベルスを、お金持ちが相続税対策に利用するでしょうか?
ありえない…
任意組合型を始めるとなると、グローベルスは大家どっとこむで事故を起こしにくくなります。
今まで以上に慎重に運営を行うことで、大家どっとこむの安全性が向上することを期待します。
大家どっとこむに期待です!
●公式サイト:大家どっとこむ
大家どっとこむについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
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