CAMPFIRE Ownersが日本保証案件の募集を行います。
元本、分配金が保証される人気の日本保証案件。
今回はAmazonギフト券キャンペーンで実質利回りが7%超です。
この案件に投資すべきか?
内容を分析し、投資の是非を判断します。
投資しやすそうです!
タップできる目次
日本保証案件12号の概要
それではまず、日本保証案件12号の概要です。
CAMPFIRE Ownersとは?
CAMPFIRE Ownersは購入型クラウドファンディング最大手のCAMPFIREが運営するソーシャルレンディングです。
サービス名 | CAMPFIRE Owners |
---|---|
運営会社 | CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL |
運営開始 | 2019年9月 |
最低投資額 | 1万円 |
利回り | 3~7% |
運用期間 | 5~18カ月 |
借り手が返済できなくなった場合の連帯保証が付いている日本保証案件が人気です。
●公式サイト:CAMPFIRE Owners
CAMPFIRE Ownersについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
日本保証案件12号の基本情報
日本保証案件12号の基本情報は以下の通りです。
- 案件名:豊島区上池袋不動産ファンド(日本保証コラボレーションファンド12号)
- 利回り:4%
- 運用期間:11カ月
- 募集総額:17,000万円
- 最低投資額:1万円
- 投資単位:1万円
- 投資上限:なし
- 分配:満期一括
- 募集方式:先着方式
- 募集開始:2021年11月24日11時
担保なしの保証付き、募集額は過去最高の1億7千万円。
後述しますが、Amazonギフト券キャンペーンの対象案件となっています。
アマギフきた~
借り手への融資内容
今回は不動産事業者への融資です。
CAMPFIRE Ownersで集める1億7千万円と他の資金とで、1棟マンションを取得します。
- 借り手:株式会社フューチャーリーディング(不動産業)
- 資金使途:豊島区上池袋所在の1棟マンションの取得
- 返済原資:物件の売却代金
そして、投資用物件として1部屋単位で販売し、その代金で1億7千万円を返済します。
日本保証の保証内容
今回の案件には日本保証の保証が付きます。
保証内容は以下の通りです。
- 元本
- 利息
- 遅延損害金
日本保証またはCAMPFIREが倒産しない限り、元本は全額償還され、分配金も満額受け取れます。
これが日本保証案件の魅力ね。
日本保証案件12号の分析
では、元本が戻ってくるか、分配金を受け取れるかを見ていきます。
分配金を受け取れるかは返済できるか次第
今回、支払いが必要な分配金は623万円です。
- 利回り:4%
- 運用期間:11カ月
- 募集総額:17,000万円
- → 分配金:17,000万円×4%÷12カ月×11カ月=623万円
この分配金の原資は仕入れたマンションの売却益です。
マンションがちゃんと売れれば分配金を払えるし元本も返せる。
ですので、借り手が融資を返済できれば分配金も受け取れると考えます。
では、返せるか?
借り手は返済できるか?
では、借り手がちゃんと返済できるかですが。
借り手は中国人経営の不動産会社
今回の借り手は株式会社フューチャーリーディングです。
国内では大阪、海外では台湾、北京に支社があります。
- 株式会社フューチャーリーディング
- 不動産業
- 所在地:荒川区西日暮里2丁目22-1
- 設立:2016年6月24日
- 資本金:800万円
- 代表者:代表取締役 金澤利一(李文韜)
社長の金澤利一(李文韜)氏は中国人で、明海大学不動産学部に留学し不動産会社で勤務した後、フューチャーリーディングを創業しました。
明海大学は日本で唯一の不動産学部がある大学です。
フューチャーリーディングは中国人向けに以下の業務を行っています。
- 投資用不動産の仕入れ・販売
- 留学生向けの賃貸仲介、不動産管理
つまり、中国の富裕層に日本の投資用不動産を販売したり、訪日中国人留学生に賃貸住宅の仲介をしている会社です。
今回仕入れる池袋の1棟マンションも、1部屋単位で中国人に販売します。
同社のサイトを見ると現在は浅草の1棟マンションや新宿の区分マンションなどが売りに出ています。
経営状態が分からない
CAMPFIRE Ownersのサイトによると、2022年7月期の見込みは以下の通りです。
- 売上高:35億円
- 営業利益:3億円
- 経常利益:1億円
- 純利益:7千万円
黒字を見込んでいるとのことですが。
非上場なので直近の決算内容が分かりません。
ネット上で情報がほとんど出てこないため、経営状態が良いのか悪いのか、経営者はどういう人物なのか、今後どうなるのかなどを判断できません。
情報が足りないわけか。
返済できそうかは不明
仕入れたマンションが運用期間の1年以内に全室売れれば問題ありません。
では、売れるのかどうかと言われると…
中国政府は富裕層の締め付けを強化しているので、資産を海外に移転したい富裕層は多いはずです。
しかし、その動きが今以上に加速すると、資産の流出を阻止したい中国政府がさらに規制を強化するでしょう。
ただ、日本と違って変化が早い中国の1年後なんて分かったものじゃないですからね。
今回仕入れたマンションが売れるのか=フューチャーリーディングが融資を返済できるのか、正直分からないです。
返済できない可能性はあります!
日本保証は大丈夫か?
フューチャーリーディングが返済できない場合。
運用が終わる1年後に日本保証が保証契約を履行できるか、つまり、1年後に日本保証が倒産していないかが焦点となります。
日本保証の経営状況
親会社Jトラスト(東証2部)の2021年第3四半期決算説明資料では、日本保証について次のように書かれています。
- 営業収益と営業利益は第1、第2四半期に続き第3四半期も計画を上回った
- 現在3千億円の保証残高をさらに積み上げるため、中古アパートローン保証などを強化中
- ソーシャルレンディング4社、不動産クラファン3社と提携
目下のところヤバい状況ではなさそうですが。
非上場で経営状況が見えないので明確なことは分かりません。
日本保証がどうなるかは親会社のJトラスト次第でしょう。
Jトラストの経営状況
そのJトラストですが、主力の日本事業は上述の日本保証、パルティール債権回収ともに順調のようです。
営業利益 | 2020年 第3四半期 |
2021年 第3四半期 |
---|---|---|
日本 | 34億円 | 36億円 |
韓国・モンゴル | 19億円 | 28億円 |
東南アジア | ▲43億円 | ▲29億円 |
投資事業 | ▲12億円 | 60億円 |
その他 | ▲1億円 | 0円 |
以前から足かせになっていたインドネシア事業は損失幅が縮小し、カンボジア事業は増益、東南アジア事業全体では依然赤字ではあるものの、その規模は縮小しています。
連結決算では2021年第3四半期の実績は前年同期比で利益面が大幅に改善されています。
2020年 第3四半期 |
2021年 第3四半期 |
|
---|---|---|
営業収益 | 290億円 | 306億円 |
営業利益 | ▲13億円 | 78億円 |
税引前利益 | ▲15億円 | 83億円 |
第3四半期の時点で利益は通期予想をすでに上回っています。
2021年 通期予想 |
2021年 第3四半期 |
進捗率 | |
---|---|---|---|
営業収益 | 421億円 | 306億円 | 73% |
営業利益 | 55億円 | 78億円 | 142% |
税引前利益 | 82億円 | 83億円 | 101% |
また、第3四半期を終えて総資産5,695億円、自己資本961億円です。
素人考えですが1年以内に倒産することはないと思います。
日本保証が保証契約を履行できる
以上より多分に希望的観測かもしれませんが、
- フューチャーリーディングの債務不履行はあり得るが
- その場合、日本保証が保証契約を履行する
- よって、元本回収と分配金満額受け取りは問題ない
となる可能性が高いと思います。
あくまでも僕の予想です!
日本保証案件12号の投資判断
以上を踏まえて、今回の案件に投資するかの判断です。
次を待ちます
今回は見送ります。
中国絡みで1年先は怖い
今回のアマギフキャンペーンはかなり美味しいので、投資したい気持ちは強いです。
また、状況から考えて元本回収、分配金受け取りともにかなり堅いと思います。
ただ、
- 中国の先行きが不透明
- 中国絡みで1年先は怖い
出ました、小心者!
そうなんですよね。
1年後の日本保証は大丈夫と言っておいて、1年先の中国を理由にするって自己矛盾なのですが。笑
またアマギフ案件が出るはず
アマギフキャンペーンは始まったばかりで、12月下旬まで続きます。
キャンペーン対象が今回の1案件で終わるわけがありません。
11月はかなり積極的に投資したため資金が底をつきかけているという事情もありまして。
今回は見送り、12月に出るだろう次のキャンペーン対象案件を待つことにします。
アマギフは12月にゲット!
Amazonギフト券キャンペーンの対象案件
そのアマギフキャンペーンですが、Wチャンスとなっています。
1. 会員登録でアマギフ
新規会員登録で1千円分のAmazonギフト券がもらえます。
2. 投資実施でアマギフ
期間中(11月12日〜12月27日)の合計投資額に応じてAmazonギフト券がもらえます。
こちらは、新規会員ではない既存の投資家も対象です。
登録済みの人も対象なんだ。
合計投資額 | ギフト券 |
---|---|
10万円以上〜20万円未満 | 3,000円 |
20万円以上〜50万円未満 | 7,000円 |
50万円以上〜100万円未満 | 15,000円 |
100万円以上〜150万円未満 | 25,000円 |
150万円以上〜200万円未満 | 40,000円 |
200万円以上〜300万円未満 | 50,000円 |
300万円以上〜500万円未満 | 80,000円 |
500万円以上〜1,000万円未満 | 150,000円 |
1000万円以上 | 200,000円 |
最も効率が良いのは20万円での投資です。
- 投資額:20万円
- アマギフ:7,000円分
- 利回り:7,000円÷20万円=3.5%
- → 年利換算:3.5%÷11カ月×12カ月=3.8%
年利換算で3.8%。
今回の案件の利回り4%にプラス3.8%で実質利回り7.8%です!
日本保証付きで7.8%は破格です!
今回は投資しやすい!
高利回り+日本保証で人気集中が予想されますが。
今回は募集額が過去最高の1億7千万円です。
前回の焼肉ギフト案件は5千万円で満了まで3分ほどかかりました。
今回は募集額が3倍以上ですので、もしかすると当日中に満了しないかもしれません。
かなり投資しやすいはずです。
前回、投資できなかった方は今回の案件でリベンジしましょう。
- 案件名:豊島区上池袋不動産ファンド(日本保証コラボレーションファンド12号)
- 利回り:4%
- 運用期間:11カ月
- 募集総額:17,000万円
- 最低投資額:1万円
- 投資単位:1万円
- 投資上限:なし
- 分配:満期一括
- 募集方式:先着方式
- 募集開始:2021年11月24日11時
以上です!
CAMPFIRE Ownersの詳細解説記事、先日ガッツリ内容更新しました!
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