茨城県の物件を投資対象とするKORYO Funding。
実は現時点で僕が最も多く投資しているクラファン業者です。
以前から第三者への売却を前提としない完全インカム型では?と思っていたのですが。
次回募集の案件を見ると、どうやらそれで間違いないようです。
僕の考えを書きます!
タップできる目次
KORYO Fundingは完全インカム型
まず、KORYO Fundingが完全インカム型だと考えた理由です。
8号は1号の継続案件
8号案件の概要
5月15日にKORYO Fundingの8号案件が募集されます。
- 8号 日立市
- 利回り:4.5%
- 運用期間:1年
- 募集総額:4,960万円
- 募集方式:先着
- 募集開始:5月15日11時
1号の継続案件
8号の投資対象は日立市にあるレーガベーネ久慈というアパート3棟。
実はこの物件、昨年4月に募集された1号案件の投資対象と同じなのです。
そして、1号と8号の運用期間は次のようになっており、
- 1号:22年6月1日~23年5月31日
- 8号:23年6月1日~24年5月31日
- 入金期限:23年5月19日
8号は1号の出資者を入れ替えたもの。
つまり、1号の継続案件ということです。
投資家の顔ぶれが変わる!
完全インカム型
売却を前提としない
ここからは僕の推測ですが、KORYO Fundingは原則として第三者への物件の売却を前提としていないと思います。
良い条件の売却話が出てこない限り、1年後にまた再募集するはずです。
1年単位で投資家を募集
つまり、1年単位で投資家を募集し1年ごとに入れ替える。
去年は山田さんが出資して分配金ゲット、今年は古川さん、来年は岩下さん。
1年ごとに投資家が入れ替わるわけです。
安全性が高まる
これは別の側面から見ると、1年経ったら新しい投資家の出資金で自分の元本が戻ってくるということです。
もちろん、案件が不人気で募集額が集まらないリスクはありますが。
そうならない限り、投資家の安全性が高まる仕組みだと思います。
投資したお金が戻ってくる。
香陵住販の主力事業と同じ
実はKORYO Fundingを運営する香陵住販の主力事業の一つが大家さん業です。
自社で物件を作ったあと、販売するのではなく所有して家賃収入を得る。
その大家さん業の一部をKORYO Fundingで投資家に譲るような形です。
1号で想定売却益が0円だったのでもしかしたら?と思っていたのですが、どうやら間違いなさそうです。
香陵住販のメリットは資金効率向上
では、香陵住販はなぜ自社の出資分を投資家に譲るのでしょうか?
8号の分配予定は下表のようになっています。
出資者 | 出資額 | 分配金額 | 利益率 |
---|---|---|---|
投資家 | 4,960万円 | 224万円 | 4.5% |
香陵住販 | 2,130万円 | 275万円 | 12.9% |
合計 | 7,090万円 | 499万円 | 7.0% |
香陵が自社で7,090万円をすべて出す場合、分配金は499万円で利益率は7.0%です。
ですが、投資家が入った場合は出資が2,130万円と減るため、分配金の絶対額は減りますが利益率は12.9%と大幅に上がるのです。
香陵はKORYO Fundingを活用することで、資金効率の向上を狙っているのかもしれません。
今後も投資したい
以上はあくまでも僕の推測です。
しかしもし正しければ、1年ごとのグルグル回しなので元本はほぼ確実に戻ってきます。
つまり、KORYO Fundingは高い安全性が期待できるということです。
今回の物件は過去5年間の平均入居率が98%なので、分配金もほぼ確実でしょう。
僕は1号に投資しましたが、引き続き8号にも投資します。
KORYO Fundingは1号から7号まですべて投資していますが、グルグル回したいので手堅い運営を期待する次第です。
安全第一で!
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