当ブログは広告を含みます

FANTAS fundingの投資対象の立地が大きく変わっていた!

FANTAS fundingの投資対象の立地が大きく変わっていた!のタイトル画像

現役クラファン業者で最古の歴史を誇るFANTAS funding

その投資対象物件の立地に大きな変化が生じていました。

実態を調査しましたので報告します。

タロウさん
タロウさん

びっくり変化です!

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

FANTASの立地に現れた変化

FANTASの立地に現れた変化のタイトル画像

FANTAS fundingの立地の変化を一言で表すと「西進」です。

 

23区内が少数派に

23区内立地をアピール

曖昧な記憶ですが、FANTAS fundingは運営開始当初、物件の多くが東京23区内に立地していることを特長としていたと思います。

もちろん、良い意味での特長です。

左野くん
左野くん

売却しやすいからね。

 

当初は23区が大半

実際、当初は23区内の物件が大半でした。

運営開始翌年の2019年は募集した43件の内、9割の39件が23区内。

立地 2019年 2020年
23区内 39件 30件
23区以外 4件 8件

2020年でも8割の物件が23区内立地でした。

 

23区が半数割れに!

ところが、年が進むにつれて23区の比率が下がっていきます。

2021年は23区物件の比率が6割に、そして2023年(7月末時点)ではついに23区物件が半数割れになったのです。

立地 2019 2020 2021 2022 2023
23区内 39件 30件 25件 10件 6件
23区以外 4件 8件 14件 4件 9件

グラフで見ると一目瞭然。

青の23区が年々減っていき、オレンジの23区以外が増えていっている様子が分かるでしょう。

FANTAS fundingの立地構成比

右田さん
右田さん

あまりにも明らか!

 

立地が西へ移動

もう一つ注目したいのが23区以外の内訳の変化です。

 

当初は首都圏中心

2019年では23区以外は都内(国分寺市)と川崎、横浜市で、すべて首都圏でした。

それが翌2020年になると東京市部が消え、代わりに大阪、神戸が加わります。

立地 2019年 2020年
東京市部 1件
川崎市 1件 1件
横浜市 2件 3件
大阪市 3件
神戸市 1件
左野くん
左野くん

首都圏以外に広がった。

 

ついに西日本中心に

その後も立地の西日本への移動は進み、2023年(7月末まで)ではついに23区以外の首都圏が消滅しています。

下の表からも立地の西進が見て取れるでしょう。

立地 2019 2020 2021 2022 2023
東京市部 1件
川崎市 1件 1件 2件
横浜市 2件 3件 4件 1件
京都市 1件 1件
大阪市 3件 2件 1件 6件
神戸市 1件 2件 2件
福岡市 3件 1件 1件
右田さん
右田さん

西日本中心になっちゃった。

 

首都圏で良い物件が減っている?

ここまで見てきたように、FANTAS fundingの物件の立地は明らかに変わっています。

  • 23区の物件が減少
  • 首都圏以外の物件が増加
    • 特に西日本(関西、福岡)

もちろん、23区以外の物件が一概に悪いと言うつもりはありません。

ただ、当初は23区中心であったのに23区が減っている。

FANTAS fundingに適した物件が23区で減少傾向であることは間違いないでしょう。

これがFANTAS fundingだけの問題なのか、他の不動産クラファン業者にも影響があるのか、注意を払っていく必要がありそうです。

タロウさん
タロウさん

目が離せません!

コメント