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TECROWDが運用実績を公開|海外リスクの実態は?

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2日続けて同じ業者のネタです。

高い利回りで人気のTECROWDが、これまでの運用実績を公開しました。

海外案件が多く高リスクのイメージがある業者ですが、実態はどうなのか?

公開されたデータを分析し検証してみました。

タロウさん
タロウさん

意外や意外でした!

 

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プチ解説 をタップすると、小ウィンドウで簡単な解説が表示されます。(小ウィンドウの枠外か、右上のバツ印をタップすると閉まります)

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで500件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

TECROWDの実態は意外に平穏

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TECROWDがデータ公開

TECROWDは3月11日に公式サイトで運用実績を公開しました。

【最新】配当金・元本償還実績|TECROWD
2025/4/10時点での実績レポートとなります。

プチ解説 運用とは?

 

対象は76号までの過去に募集されたすべての案件です。

償還や分配の状況を公開しています。

左野くん
左野くん

情報公開はうれしい。

プチ解説 案件とは?

プチ解説 償還とは?

プチ解説 分配とは?

 

遅延や元本毀損はゼロ

まず、76案件の現状です。

全体の7割弱にあたる50案件がすでに償還されています。

状態 件数 構成比
償還済 50件 66%
運用中 26件 34%

 

これまでに償還の遅れや元本毀損は起きていません。

また、運用中のものも含めて、分配は予定通りに行われています。

プチ解説 元本毀損とは?

右田さん
右田さん

それは素晴らしい。

 

失礼ながら、僕はTECROWDに対してリスキーなイメージを持っていました。

海外案件中心で高利回りが多いからです。

無事故で平穏に運営されており、ぶっちゃけ意外や意外でした。

プチ解説 海外案件とは?

 

早期償還が比較的多い

償還された50案件の内、早期償還だったのは全体の3割でした。

種類 全体 早期 構成比
インカム型 29件 12件 41%
キャピタル型 21件 4件 19%
合計 50件 16件 32%

プチ解説 早期償還とは?

プチ解説 インカム型、キャピタル型とは?

 

全体の3割が早期償還というのは比較的多いです。

早期償還はIC TOWER案件やAMANEKU案件など、一部の案件に集中しています。

IC TOWER案件のイメージ画像

左野くん
左野くん

戻ってきたのだからOKだよね。

※ インカム型にはインカム+キャピタル型を含みます。

 

早期償還はすべて利回り上振れ

早期償還となった16案件は、すべて利回りが予定よりも高くなっています。

案件 予定 実績
9号 IC TOWER 8.00% 10.43%
11号 IC TOWER 8.00% 10.43%
13号 IC TOWER 8.00% 10.70%
14号 IC TOWER 8.12% 10.24%
15号 IC TOWER 8.25% 10.50%
27号 White House 10.50% 11.90%
37号 White House 9.50% 10.36%
38号 White House 9.50% 10.36%
41号 Heiwa Residence 10.00% 10.91%
32号 AMANEKU 5.50% 15.71%
51号 AMANEKU 8.00% 15.24%
52号 AMANEKU 8.00% 14.96%
56号 AMANEKU 8.00% 14.94%
42号 ZONE 7.00% 8.06%
43号 ZONE 7.00% 8.11%
49号 ZONE 7.00% 8.32%

プチ解説 利回りとは?

右田さん
右田さん

AMANEKUが爆上がりね!

 

AMANEKU案件はまだ募集が続いています。

今後、早期償還で利回りアップが続出するかもしれませんね。

 

海外案件が急減している

TECROWDというと海外案件のイメージ強いですが。

今回の分析で海外案件が急減していることが分かりました。

1号から40号案件までは海外が7割以上を占めていましたが、直近では3割にまで減っています。

案件 全体 海外 構成比
1~20号 20件 14件 70%
21~40号 20件 15件 75%
41~60号 20件 10件 50%
61~78号 18件 5件 28%

 

代わりに増えているのがAMANEKU案件です。

AMANEKU案件のイメージ画像

 

募集額ではなく募集件数での話ですが。

TECROWDの案件の投資対象は、海外の住居中心から国内の障害者向けグループホーム中心に変わってきています。

左野くん
左野くん

ガラッと変わったね!

 

インカム・キャピタルの比率は不定

インカム型案件とキャピタル型案件の比率は一定していません。

一貫して一定していないという点で、変化なしです。

案件 インカム型 キャピタル型
1~20号 75% 25%
21~40号 45% 55%
41~60号 70% 30%
61~78号 28% 72%

 

主力業者は定期的にチェックを

先入観はよろしくない

以上、TECROWDの運用実績を検証しました。

僕にとってTECROWD=高リスクだったのですが。

実態はそこまででもないというのが発見でした。

先入観、思い込み、決めつけは良くないですね。

タロウさん
タロウさん

反省です!

 

業者の変化に注意を

もう1つの収穫は海外中心から国内比率上昇という、大きな変化に気付けたことです。

AMANEKU案件のイメージ画像

 

TECROWDに限らず業者の状況は常に同じではありません。

そして、状況が変わるとリスクやメリット、デメリットも変わります。

それを見逃していると、知らないうちにリスクに手を出していたとなりかねませんよね?

主力投資先だけでも良いので、定期的に業者の状況をチェックしましょう。

右田さん
右田さん

リスクを避けられるよ。

 

以上、TECROWDの運用実績でした。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    インベスコアグループのことを語らないとは・・・

    • タロウ タロウ より:

      何を語るも語らないも書き手の自由。
      語るべきと思うなら、あなたが自分でブログを立ち上げて語ればよろしい。