CREALの横田社長のインタビューが公開されました。
それを聞いて少し思うところがあったので、ちょっと書いてみます。

難しい問題です!
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あるべき「不動産投資の民主化」とは?
不動産投資の民主化
CREAL横田社長のインタビュー
ラジオNIKKEIでCREALの横田社長のインタビューが公開されています。
CREALの理解につながる非常に良い内容です。
視聴は無料でスマホでも聞けます。
通勤途中にでもぜひ聞いてみてください。
不動産投資の民主化とは?
インタビューの中で横田社長が語ってらしたことですが。
不動産投資はメジャーな投資です。
しかし、主に3つの原因で個人が手を出しにくい投資でもあります。
- 大きな資金が必要
- 手間がかかる
- よく分からない

不動産はよく分からん。
そのため、個人で不動産投資をやっている人は3%足らず。
富裕層や機関投資家などに独占されています。
これをより多くの個人が不動産投資に参加できるようにしたい。
横田社長はこれを「不動産投資の民主化」と呼んでいます。
不動産クラファンで実現
では、不動産投資の民主化をいかに実現するかですが。
ネット証券の登場で株式投資の裾野が広がった。
同じように不動産クラファンで不動産投資の裾野を広げられるのではないか?
そこからスタートしたCREALは、現在では9万人もの会員を擁するまでになりました。
今後も引き続き不動産投資の民主化を進めていくとのことです。

9万人もいるんだ。
あるべき姿になっているのか?
不動産クラファンで不動産投資の裾野が広がったことは間違いありません。
ただ、現在の姿があるべきものであるかというと、僕はいささか疑問があります。
不動産知識は民主化されたのか?
個人が不動産投資に手を出しにくい3つの原因。
- 大きな資金が必要
- 手間がかかる
- よく分からない
確かに資金と手間は不動産クラファンが解決しました。
では「よく分からない」は解決されたのでしょうか?
ネット株民が株に対して持つ知識と同じくらい、不動産クラファン民は不動産に対して知識を持っているのか。
すなわち、不動産知識は民主化されたのでしょうか?
真に不動産投資は民主化されたのか?
また、Xやインスタを見ていると、不動産投資をしている意識がない投資家が多いと感じます。
お金を振り込めば増えて戻ってくるオトクなサイトみたいな感覚で不動産クラファンをやっている。
不動産投資をしている意識がない投資家が増えたことを指して、真に不動産投資が民主化されたと言えるのでしょうか?

投資ではなくポイ活のノリで。
ふわっとした投資家を増やすことは良いことか?
あくまでもXやインスタを見ている限りですが。
ネット株民に比べて軽いノリで投資している、ふわっとした投資家が少なくないと感じます。
それゆえ、1社で問題が起こると慌てふためく。
今後よろしくない業者が入ってきたときに、見抜けずに乗っかってしまうかもしれない。
その結果、大きな被害を招いて業界のイメージを下げることにならないか?

ソシャレンの時みたいに…
あるべき不動産投資の民主化へ
現状はハードルを下げただけ
不動産クラファンは小資金、手間いらずの不動産投資を実現しました。
このことは間違いなく不動産クラファンの功績であり、特にCREALなど黎明期から市場を開拓してきた先駆者のおかげです。
しかし、「よく分からない」は以前と変わらないまま放置されている。
現状は不動産知識ゼロでも手軽に投資できるようにしただけ。
不動産投資のハードルを下げただけだと思うのです。
長期的に見てこれで良いのか?
例えが悪いかも知れませんが、運転免許の合格基準を下げただけ。
交通ルールもよく分かっていないドライバーを増やすようなものです。
あわせて不動産知識の民主化、不動産投資意識の民主化も進めるべきではないでしょうか?
それなくして、不動産クラファンが長期的に安定して成長できるとは思えません。
難易度は極端に高いが
もちろんそれは業者に丸投げにすべきことではなく。
なによりも投資家自らが意識して学ぶべきです。
ただ、この難易度がチョモランマ並みに高いんですよね…

分かる気が。
プチ解説 業者とは?
人は誰しも楽して儲けたい。
勉強とか面倒なことはしたくない。
実際このブログもアクセスが多いのは事件、ヤバい系の記事です。
そういう被害に遭わないように知識を付けようね系の記事はアクセスが激減します。笑

分かる~
定期的に大惨事が起きて痛い目に遭うくらいしか解決策はないのかもしれませんが。
野良ブロガーの1人として今後もそういう記事を書くことで、あるべき不動産投資の民主化に1ミリくらいでも貢献できればと思う次第です。

がんばりまっす!
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