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「つくるファンド」誕生!新規業者のメリデメを解説

「つくるファンド」誕生!新規業者のメリデメを解説のタイトル画像

新たな不動産クラウドファンディング業者が誕生しました。

つくるファンド」です。

どんな業者か詳しく解説します。

タロウさん
タロウさん

続々と誕生です!

 

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プチ解説 をタップすると、小ウィンドウで簡単な解説が表示されます。(小ウィンドウの枠外か、右上のバツ印をタップすると閉まります)

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億2千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

つくるファンドの概要

つくるファンドの概要のタイトル画像

それではまず、つくるファンドがどんな不動産クラファン業者か概要から見ていきます。

プチ解説 業者とは?

 

基本情報

つくるファンドのサイト画像

つくるファンドの基本情報は以下の通りです。(2024年8月13日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)

サービス名 つくるファンド
運営会社 フジケン
運営開始 2024年7月
累計調達額 -
利回り -
運用期間 -
最低投資額 1万円

 

案件の募集はまだ行われていません。

後述しますが第1号案件は9月12日に募集開始の予定です。

プチ解説 利回りとは?

プチ解説 運用期間とは?

プチ解説 最低投資額とは?

プチ解説 案件とは?

 

つくるファンドは不動産クラウドファンディングという投資です。

どんな投資なのか仕組みや特長は、こちらの記事で解説しています。

【5分でわかる!】不動産投資型クラウドファンディングとは?
不動産投資型クラウドファンディングとは「ネットで少額から簡単にできる不動産投資」です。不動産クラファンの仕組みや投資の流れ、利回りの水準、手間がかかるかなどを、知識ゼロの初心者向けに分かりやすく解説します。

 

運営会社と経営者

運営会社はフジケン

つくるファンドの運営会社はフジケンです。

フジケンのサイト画像

商号 フジケン株式会社
所在地 東京都千代田区平河町2丁目7-3
代表者 山﨑 聡史
設立 1978年2月1日
資本金 1億円

フジケンは都内の不動産業者で、主に中低層のマンションを開発しています。

トグルホールディングスの100%子会社です。

 

経営者は山﨑聡史氏

フジケンの経営者は代表取締役の山﨑聡史氏です。

山﨑聡史氏の写真

山崎氏は1984年、群馬県前橋市で生まれました。

前橋高校、明治大学商学部を卒業し、2007年に野村不動産に就職します。

2013年に野村證券へ出向後、2018年6月にフジケンに取締役として入社。

フジケン入社後は東京支店を開設し、売上高を5億円から30億円へと拡大させました。

2020年6月にトグルホールディングスの取締役に就任、2023年8月からはフジケンの代表取締役も務めています。

右田さん
右田さん

優秀な人っぽいね。

 

トグルホールディングス

トグルホールディングスのサイト画像

商号 トグルホールディングス株式会社
所在地 東京都千代田区平河町2丁目7-3
代表者 伊藤 嘉盛
設立 2020年6月15日
資本金 27億5871万円(資本剰余金を含む)

トグルホールディングスはいわゆる不動産テック企業です。

不動産取引の効率化システムの開発などを行っています。

今回、新規事業として不動産クラファンのつくるファンドを立ち上げました。

 

伊藤嘉盛氏

伊藤嘉盛よしもり氏は1984年生まれ、不動産分野で活躍する連続起業家です。

早稲田大学を卒業後、2007年に三井不動産レジデンシャルリースに入社しますが1年半で退職。

2008年に不動産仲介業で起業し、同社を2012年に上場企業に売却しました。

同年、不動産仲介業務の支援サービスシステムを提供するイタンジを設立したのが2回目の起業です。

イタンジのサイト画像

 

2018年6月にトグルホールディングスの前身であるトグルを設立後、同年11月にイタンジをGA technologiesに売却しました。

GA technologiesは不動産クラファンのRENOSYを運営する不動産業者で、子会社にはPARTNERS Fundingを運営するパートナーズがあります。

PARTNERS Funding

 

伊藤氏の父はフジケン創業者の伊藤良夫氏です。

左野くん
左野くん

不動産業の家系なんだ。

 

つくるファンドの特長

現時点で特に際立った特長はなく、普通の不動産クラファンです。

実際に案件が出てくれば、特長が見えてくるかもしれません。

 

手数料

つくるファンドの手数料は以下の通りです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 無料

プチ解説 会員登録とは?

プチ解説 入金、出金とは?

 

つくるファンドの入金先はGMOあおぞらネット銀行です。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

同行から振り込めば入金時の振込手数料も無料になります。

タロウさん
タロウさん

GMO銀行おすすめです!

●公式サイト:つくるファンド

つくるファンドのデメリットとリスク

つくるファンドのデメリットとリスクのタイトル画像

つくるファンドの良くないところです。

 

運営会社が非上場企業

運営会社のフジケンは非上場企業で、親会社のトグルホールディングスは非上場のベンチャー企業です。

上場企業系の業者に比べて信用面で劣ります。

トグルホールディングスのサイト画像

プチ解説 上場企業系とは?

 

また、直近の決算は最終赤字です。

ただし、決算を公開している点については好印象を受けます。

 

分配と元本の保証がない

不動産の運用で利益が出なければ分配金は支払われません。

また、元本が全額戻ってこない可能性もあります。

つくるファンドの元本保証に関するFAQ

右田さん
右田さん

他の業者も同じだよ。

プチ解説 運用とは?

プチ解説 分配金とは?

プチ解説 元本とは?

 

募集は抽選方式

つくるファンドの募集は抽選方式のようです。

くじ運が悪い人にはキビシイかも?

つくるファンドの募集方式に関する記載

タロウさん
タロウさん

抽選弱者のワイ、涙目…

プチ解説 抽選方式とは?

第1号案件の募集は先着方式の予定です。

 

会員登録はeKYCのみ

会員登録はeKYCのみです。

画像アップロードと本人確認ハガキの受け取りによる会員登録はできません。

プチ解説 eKYCとは?

つくるファンドのサイトにはハガキでの会員登録ができると読み取れる記述がありますが、実際にはeKYCのみです。
会員登録方法の記述

 

登録口座以外からの入金は不可

投資するお金を入金できるのは、会員登録時に登録した口座からのみです。

それ以外の口座からの入金は、本人名義であってもできません。

つくるファンドの入金方法に関するFAQ

 

これは非常に使い勝手が悪いです。

こんなことをしている業者はごくわずかですので、早期に改善されることを期待します。

左野くん
左野くん

不便だよね。

●公式サイト:つくるファンド

つくるファンドのメリットと特長

つくるファンドのメリットと特長のタイトル画像

つくるファンドには良いところもあります。

 

優先劣後出資方式を採用

投資家と一緒に業者も出資する優先劣後出資方式を採用しています。

これにより、物件の売却価格が取得価格を下回った場合でも、一定程度まで投資家は元本が毀損されません。

優先劣後出資方式について、詳しくはこちらの記事で解説しています

優先劣後出資方式と劣後出資比率|不動産クラファンの基礎知識
不動産投資型クラウドファンディングの優先劣後出資方式と劣後出資比率について説明します。不動産クラファンでは優先劣後出資方式が万が一の場合の投資家の安全性を高めます。また、他が同条件ならば劣後出資比率が高いクラファン業者ほど安全性が高いです。

プチ解説 元本が毀損とは?

 

不動産業の豊富な実績

運営会社のフジケンは1978年設立です。

フジケンのサイト画像

50年近い不動産業での経験、実績があるのは安心材料でしょう。

なお、都内での不動産開発を始めたのは2018年ですので、この点については実績豊富とは言えません。

 

少額で投資できる

つくるファンドの最低投資額は1万円です。

資金が豊富でない人でも少額から不動産投資に参加できます。

 

あと入金方式

事前入金方式の業者では次のような問題が起こります。

  1. デポジット口座に入金した
  2. 抽選で落選し投資できなかった
  3. デポジット口座で資金が寝る
  4. 引き出すには手数料がかかる
左野くん
左野くん

踏んだり蹴ったりだよ…

プチ解説 あと入金方式とは?

プチ解説 デポジット口座とは?

 

つくるファンドは投資できることが決まってから振り込むあと入金方式です。

ですので、資金が寝る心配はありません。

タロウさん
タロウさん

ここまでメリットでした!

●公式サイト:つくるファンド

つくるファンドのまとめ

つくるファンドのまとめのタイトル画像

以上、つくるファンドについて解説しました。

 

新規業者に期待!

まだ案件が出てきていないので詳細は分かりませんが。

つくるファンドに期待しましょう。

 

第1号案件は9月12日

なお、つくるファンドの第1号案件は9月12日に募集開始予定です。

つくるファンド第1号案件のイメージ画像

  • 利回り:10%
  • 運用期間:18カ月
  • 募集総額:1億1千万円
  • 劣後出資比率:50%
  • 分配時期:満期一括
  • 募集方式:先着
  • 募集開始:2024年9月12日12時

プチ解説 劣後出資比率とは?

プチ解説 分配時期とは?

 

投資対象はフジケンが保有する千年共店という1棟ビルです。

運用期間が1年半と長いのがネックですが。

10%の利回りはなかなかの魅力ではないでしょうか?

タロウさん
タロウさん

以上です!

 

 

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