バンカーズでSmartLendのクレジットカード案件が復活しました。
堅いと判断した僕は20万円で投資。
こうなると期待したいのが伝説の12%案件の復活です!
今回の記事、2020年以降にソーシャルレンディングを始めた方には、新しい情報の提供ができるかと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
ご笑覧を!
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バンカーズでSmartLend案件が復活
まず、バンカーズで復活したSmartLend案件について説明します。
SmartLendとは?
SmartLend(スマートレンド)は旧maneoファミリーのソーシャルレンディング業者です。
以下の3つの案件の募集を行っていました。
- 香港消費者金融案件
- クレジットカード案件
- 家賃保証案件
ソーシャルレンディングでのお金の借り手は、クラウドリースならパチンコ業者とか、OwnersBookなら不動産業者とか特徴があります。
SmartLendは借り手がすべて金融業者という異色の業者でした。
これには理由があります。
どんな理由?
SmartLendの歴史
それはSmartLendの歴史を紐解くと分かります。
SmartLendは旧オリエント信販の流れ
かつて、オリエント信販という消費者金融業者がありました。
2005年に消費者金融への参入を狙ったGMOグループがオリエント信販を買収し、GMOネットカードを設立しました。
しかし翌2006年、過払い金返還請求問題が発生し経営危機に陥ります。
GMOは2007年に消費者金融からの撤退を決定。
旧オリエント信販時代からの経営陣ら4人が、GMOネットカードを528万円でMBOすることになったのです。
その後2009年に4人の内の2人が独立し、投資会社のオーシャンキャピタルを設立します。
SmartLendをグループ会社化
オーシャンキャピタルは2010年から2011年にかけて、金融系の3社に出資し配下に収めます。
- Finance One Limited(香港消費者金融業)
- ジェーシーアンドジー(クレジットカード業)
- 新日本信用保証(家賃保証業)
そして2015年にSmartLendに出資しグループ会社化しました。
これにより、
- オーシャンキャピタルが
- maneoマーケットとSmartLendを通して
- 投資家から金融3社の営業資金を調達する
という流れができたのです。
金融業出身だから金融3社に出資したのね。
だからスマトレの借り手は金融業者だったのです!
maneo事件で梯子を外される
SmartLendは分配の遅れやデフォルトもなく、LCレンディングと並んでmaneoファミリーの中では優秀な業者でした。
ところがグリフラ事件を発端とする一連の不祥事で、maneoマーケットは2019年7月に営業を停止します。
SmartLendは貸金業者の登録はありましたが、金融商品取引業者の登録はありませんでした。
このため、オーシャンキャピタルは金融3社の営業資金をSmartLendで調達する道を絶たれてしまったのです。
そりゃ大変だ。
SmartLend案件の復活
しかし、SmartLendで募集されていた案件はその後復活を遂げます。
クラウドバンクで復活
SmartLendでの資金調達ができなくなったオーシャンキャピタル。
そこに現れたのがクラウドバンクでした。
クラウドバンクは金商業、貸金業いずれの登録も持っています。
そこで、オーシャンキャピタルはSmartLendの代わりに、クラウドバンクを通して資金調達をすることにしたのです。
まず、2019年9月にFinance One Limitedの資金を「香港中小企業支援型ローンファンド第1号」で調達。
続いて同年11月にジェーシーアンドジーの資金を「中小企業支援型ローンファンド第608号」で調達を開始しました。
クラバンGJ!
クレジットカード案件がバンカーズで復活
みなさんご存知の通り、香港案件は今でもクラウドバンクでの募集が継続されています。
しかし、クレジットカード案件は(僕が知る限り)2020年8月を最後にクラウドバンクでの募集が止まっていました。
それが今回、バンカーズで復活を遂げたということです。
なにゆえ?
好条件の案件に低競争で投資できる
クラウドバンクで募集した分は現在も運用中で、分配も毎月行われています。
また、貸付金利は若干ですがクラウドバンクよりバンカーズの方が高いです。
なのになぜバンカーズに乗り換えたのかは不明です。
ただ、クラウドバンクは募集予告再開でクリック合戦が激化していますよね?
競争がそこまで激しくないバンカーズで好条件の案件に投資できるのは、我々バンカーズユーザーにとってはグッドニュースです。
僕も投資できました!
伝説の12%案件の復活はあるか?
さて、気になるのは伝説の12%案件の復活です。
SmartLend名物12%案件
SmartLendではかつて、利回り12%の案件が募集されていました。
家賃保証案件
SmartLendの3案件の内、1つだけ復活していない案件があります。
それは家賃保証案件です。
- 香港消費者金融案件
- クレジットカード案件
- 家賃保証案件
どんな案件なの?
賃貸住宅の入居者は月々の家賃を銀行などに振り込みます。
それを資金管理会社が集めて物件の大家さんに渡しています。
年に2回の資金需要
しかし、ゴールデンウィークと年末年始は銀行が休むため、資金管理会社への入金が通常よりも遅れます。
そこでこの時期に限り、家賃保証会社が資金管理会社に代わって大家さんに家賃を先払いしてあげます。
その先払いする資金を家賃保証会社はSmartLendで調達していました。
これが年に2回だけ募集されていたSmartLendの家賃保証案件です。
伝説の12%案件
この家賃保証案件、驚くのはその募集条件です。
- 利回り:12%
- 運用期間:1カ月
12%キタ~!
ゴールデンウィーク明け、年末年始明けには資金管理会社からお金が入ってくるので、元本回収はほぼ確実。
しかも利回りは驚異の12%。
利回りハンターが大挙して応募するSmartLendの名物案件だったのです。
バンカーズで復活を期待!
SmartLendの香港案件、クレジットカード案件はすでに復活を遂げました。
唯一残るのが家賃保証案件です。
高利回り+短期運用の超好条件。
バンカーズでの復活を期待しています!
きっと復活してくれるはず!
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