当ブログは広告を含みます

【最新】COOLの評判・口コミとデメリット・リスク

COOL詳細解説記事のタイトル画像

【2024年2月8日更新】

左野くん
左野くん

COOLってどうなの?

右田さん
右田さん

あんまり聞かない業者よね。

マイナーな業者って不安になりますよね。

 

ソーシャルレンディングのCOOL(クール)で投資して大丈夫か?

これまでクラウドファンディングで1億9千万円を投資してきて損失ゼロの現役投資家が解説します。

 

結論から言うと以下の通りです。

  • 結論:他の投資家が気づく前に活用すべし
  • 運営会社が上場企業系
  • 安全性の高い案件が多い
  • 利回り高めで投資しやすい
  • 隠れた優良業者

 

僕はCOOLで100万円以上を投資してきました。

経験者の立場からCOOLの悪いところも含めてホンネで解説します。

タロウさん
タロウさん

悪いところも指摘します!

 

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

COOLの概要

概要のタイトル画像

まず最初にCOOLの概要です。

 

基本情報

COOLのサイトの画像

COOLの基本情報は以下の通りです。(2024年2月8日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)

サービス名 COOL(クール)
運営会社 株式会社COOL
運営開始 2019年7月
累計調達額 12億9,116万円
利回り 4.0~5.2%
運用期間 10~12カ月
最低投資額 1万円

COOLは中堅のソーシャルレンディング業者です。

これまでに分配の遅延や元本の毀損などは一切起きていません

左野くん
左野くん

投資家の被害は起きてないよ。

●公式サイト:COOL

 

投資の仕組み

COOLはソーシャルレンディングというタイプの投資です。

どんな投資なのか仕組みを簡単に説明します。

タロウさん
タロウさん

ご存知の方は次に飛んでください!

次に飛ぶ!

 

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングは「私たちのお金を企業に貸して利息で儲ける投資」です。

ソーシャルレンディングの仕組みの説明図

  1. 投資家が出資したお金を
  2. ソーシャルレンディング業者が企業に貸し
  3. 企業が利息を付けて返し
  4. 投資家に利益を付けて返す
右田さん
右田さん

利息で儲けるのね。

投資家と企業との間に入るソーシャルレンディング業者が作業をすべて代行します。

COOLはソーシャルレンディング業者です。

 

ソーシャルレンディングは銀行と同じ仕組み

  • お金を貸す
  • 利息で儲ける

このことから分かる通り、ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。

貸金業と聞くと「ヤバい!」と感じるかもしれませんが。

私たちは銀行を通して企業にお金を貸して利息を得ていますよね?

銀行とソーシャルレンディングの比較

間接的な貸金業という意味で、ソーシャルレンディングは銀行と同じ仕組みです。

タロウさん
タロウさん

怪しげな投資ではありません!

 

運営会社と経営者

COOLの運営会社と経営者を紹介します。

 

運営会社はCOOL

COOL社のサイトの画像

COOLを運営するのは株式会社COOLです。

会社名 株式会社COOL
所在地 東京都世田谷区太子堂2丁目8-7
創業 2007年12月11日
資本金 3億1,600万円
代表者 代表取締役 河原 克樹

ソーシャルレンディングの運営を専門に行なっている会社です。

 

上場企業のグループ会社

COOLは東証グロース上場の株式会社ZUUのグループ会社です。

ZUUのサイトの画像

会社名 株式会社ZUU
所在地 東京都目黒区青葉台3丁目6-28
創業 2013年4月2日
資本金 8億7,900万円
代表者 代表取締役 冨田 和成

ZUUは金融系Webメディアの運営などを行うフィンテック企業です。

主力のZUU onlineは月間400万人を超える視聴者を誇ります。

ZUU online

この他にもMONEY TIMESfuelleなど、金融情報や資産形成に関するサイトを運営しています。

また、株式投資型クラウドファンディングのUnicornもZUUのグループ会社です。

Unicornのサイトの画像

 

ZOOの2023年3月期の売上高は34億円でした。(連結、100万円)

ZOOの売上高の推移

決算期 売上高 営業利益 純資産 自己資本比率
2019年 1,317 182 990 80.0%
2020年 1,847 ▲106 893 62.8%
2021年 2,789 14 1,397 63.9%
2022年 3,376 ▲244 1,195 55.0%
2023年 3,399 210 1,355 41.0%
左野くん
左野くん

上場企業系なのは安心だね。

 

経営者は河原克樹氏

COOLの経営者は河原克樹氏です。

河原氏は山一證券、住友銀行などで主に資産運用、管理系の業務に従事しました。

クラウドバンクのサイトの画像

その後、クラウドバンクの取締役管理部長を経て2016年にCOOLに転じ、2018年に社長に就任しました。

ソーシャルレンディングの実務に精通した人物です。

右田さん
右田さん

クラバン出身なんだ。

 

特長

COOLのこれまでの歩みと特長を説明します。

運営開始当初は迷走

COOLは2019年7月に中国資本のソーシャルレンディングとして運営を開始しました。

そして同月、第1号案件となるアジア貿易ファンドの募集を行いました。

アジア貿易ファンド

しかし、借り手が別のルートから資金調達を行ったため、わずか1カ月で運用終了。

その後、第2号案件が出ることなく休眠状態に。

この時期のCOOLは迷走していました。

左野くん
左野くん

出だしはイマイチだったんだ。

 

上場企業のグループ会社に

状況が変わったのは2019年10月です。

東証グロース上場のZUUが中国資本からCOOLを買収。

ZUUのサイトの画像

こうしてCOOLは東証グロース上場企業のグループ会社となったのです。

 

堅実な中堅業者に変身

その後、COOLは2020年4月に7,500万円を増資し、システムの改修などに取り組みました。

そして、2020年8月に1年ぶりとなる第2号案件を募集。

日本保証案件

さらに2021年2月に日本保証の連帯保証付き案件を出すと、その後は順調に募集が行われるようになりました。

借り手が上場企業など手堅い案件も多くなり、堅実な中堅業者への変身を果たしています。

タロウさん
タロウさん

以前とはまったく別の業者です!

 

募集状況

COOLのこれまでの募集状況を解説します。

 

募集実績

募集実績は以下の通りです。(2024年は1月募集分まで)

COOLの募集額の推移

期間 案件数 募集額 調達額
2020年 2件 8,000万円 8,000万円
2021年 11件 2億8,600万円 2億8,171万円
2022年 14件 4億5,500万円 4億5,500万円
2023年 14件 4億7,400万円 4億6,445万円
2024年 0件 0円 0円

運営開始当初は低迷しましたが、2020年下期から募集を再開し、2022年には募集額が4億円を突破しました。

2023年は5億円近くにまで成長。

2024年はまだ募集が行われていません。

 

募集頻度と1回あたり募集額

次に月平均の募集回数と1回あたりの募集額です。(2024年は1月募集分まで)

COOLの月平均募集回数と1回あたり募集額

期間 月平均募集回数 1回あたり募集額
2020年 0.2件 4,000万円
2021年 0.9件 2,600万円
2022年 1.2件 3,250万円
2023年 1.3件 3,386万円
2024年 0.0件

募集が本格化した2021年から月イチ前後の募集ペースになりました。

1回あたりの募集額は平均3千万円台で安定しています。

他社と比べると募集額が少なめですが、実は投資しやすいです。

右田さん
右田さん

クリック合戦とは無縁だよ。

タロウさん
タロウさん

のちほど説明します!

 

償還実績

投資したお金は投資家に戻ってきているのか?

償還実績を見てみましょう。(2024年2月8日現在)

COOLの償還状況

区分 金額 構成比
累計調達額 12億9,116万円 100%
内、償還済み 9億5,671万円 74.1%
内、運用中 3億3,445万円 25.9%

金額ベースで4分の3の案件の運用が終わり、投資家にお金が戻ってきています。

左野くん
左野くん

それを聞くと安心できる。

 

利回りと運用期間

COOLの直近1年間(2023年2月~2024年1月)に募集された案件の利回りと運用期間を見てみます。

 

利回り

利回りは最低3.9%、最高6.0%、平均4.5%でした。

COOLの利回りの分布

利回り 案件数 構成比
3%台 1件 8.3%
4%台 8件 66.7%
5%以上 3件 25.0%

ほとんどの案件が4%以上で、他の上場企業系ソシャレン業者に比べて利回りは高めです。

右田さん
右田さん

Fundsは2%だものね。

 

平均利回りの推移

利回りがどのように変わってきたかをグラフで示します。(2024年は1月募集分まで)

COOLの平均利回りの推移

期間 平均利回り
2020年 4.0%
2021年 4.7%
2022年 4.6%
2023年 4.5%
2024年

平均利回りは一貫して4%台です。

最近は1~2%台の業者も増えていますので、上場系で4%台は高めの利回りと言えます。

 

運用期間

運用期間は最短9カ月、最長12カ月、平均11.0カ月でした。

COOLの運用期間の分布

運用期間 案件数 構成比
1~6カ月 0件 0%
7~12カ月 12件 100%

以前運用期間が6カ月以下の案件も多かったのですが、最近は短くても9カ月になりました。

とはいえ、すべての案件で運用期間は1年以内です。

運用期間が短いほどリスクは下がるので、COOLは安全重視の投資家向きです。

タロウさん
タロウさん

利回り高め、運用期間短めです!

 

手数料

COOLの手数料は以下の通りです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 無料

投資家が負担するのは入金時の振込手数料だけです。

なお、COOLの振込先はGMOあおぞらネット銀行です。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

GMO銀行から振り込めば入金時の振込手数料も無料になります。

左野くん
左野くん

完全無料になる!

COOLのデメリットとリスク

デメリットのタイトル画像

それでは、COOLのデメリットとリスクを見ていきましょう。

 

元利保証がない

COOLでは元本と利益は保証されません

借り手の経営が悪化すると利益が受け取れなくなりますし、返済不能になると元本が戻ってこない場合もあります。

ノーリスクの投資ではありません。

右田さん
右田さん

すべての業者に共通だよ。

 

途中で解約できない

いったん投資すると途中で解約することはできません。

借り手の経営が悪化しても、運用期間が終わるまでお金は引き出せません。

安全のため運用期間が短めの案件を選びましょう

タロウさん
タロウさん

これも全業者に共通です!

 

無担保無保証の案件が多い

ソーシャルレンディングでは借り手が返済不能になったとき、担保や保証で貸したお金を回収することができます。

 

大半が無担保無保証

しかし、COOLは無担保無保証の案件が多いです。

最近はすべての案件が無担保で、保証付きの案件もごくわずかしかありません。

 

無担保無保証の案件は内容を要チェック

ただ、COOLの無担保無保証案件には、

  • 借り手が上場企業
  • 広告目的の案件

など、必ずしもリスクが高いとは限らないものもあります。

ですので、無担保無保証の案件については内容をよくチェックした上で投資判断をしましょう。

タロウさん
タロウさん

広告目的は安全性が高いです!

 

事前入金制

COOLではお金を事前にデポジット口座に振り込みます。

デポジット口座

そして、そのお金を使って投資する事前入金制です。

 

事前入金性はお金が寝るリスクあり

事前入金制では次のような問題が起こります。

  1. 事前に振り込んだ
  2. クリック合戦で投資できなかった
  3. お金がデポジット口座で寝る
  4. 引き出すには手数料がかかる
右田さん
右田さん

資金効率が落ちる…

 

GMO銀行を使えばリスクゼロ

ただし、COOLは競争率が低く、クリック合戦で投資できない可能性は低いです。

また、投資できなくて引き出すことになっても、出金時の振込手数料はCOOLが負担します。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

さらに、GMOあおぞらネット銀行から振り込めば入金時の振込手数料も無料です。(COOLの口座がGMO銀行だから)

  • 投資できない可能性が低い
  • 出金の手数料はCOOLが負担
  • 入金の手数料も無料にできる

ですので、他の事前入金制の業者に比べるとデメリットは小さいと考えてください。

 

90日放置で強制出金

COOLでは、

  1. サイトで最後にログインしてから
  2. 90日経つと
  3. デポジット口座内のお金は
  4. 投資家の銀行口座に強制的に出金

されます。

なお、その際の出金手数料はCOOLが負担するので実害はありません。

 

分配が満期一括

これまでCOOLで募集された案件は、分配がすべて満期一括です。

運用が終わるまで分配金が入ってこないので、儲けを実感しにくいかもしれません。

タロウさん
タロウさん

一括でも毎月でも受け取る金額は同じです!

●公式サイト:COOL

COOLのメリットと特長

メリットのタイトル画像

次はメリットと特長です。

 

運営会社が上場企業系

COOLの運営会社は東証グロース上場企業であるZUUのグループ会社です。

ZUUのサイトの画像

上場企業は信用を失うと株価などに影響するので下手なことができません。

また、TATERU FundingやSBIソーシャルレンディングの事例に見る通り、上場企業系の業者は事件や事故が起こった際に投資家に損害を与えることなく事態を収束させています。

SBIソーシャルレンディング

なんだかんだ言っても上場企業系は信頼性が高いです。

左野くん
左野くん

非上場系とは違う。

 

安全性の高い案件が多い

COOLは安全性が高い案件が多いです。

主に次の2種類があります。

 

1.借り手が上場企業の案件

借り手が上場企業系の案件です。

LEGALAND案件

例えば、LEGALAND案件では東証グロース上場のリーガル不動産(現LeTech)が借り手でした。

上場企業が借金を踏み倒すことはめったにないので安全性が高いです。

右田さん
右田さん

上場企業の社債相当だよ。

 

2.広告目的案件

資金調達ではなく広告のための案件です。

COOLで案件を募集することで、自社や自社の事業を投資家に知ってもらうことを目的にしています。

北極星案件

例えば、北極星案件1では自社と自社ブランドのLIVIOシリーズのマンションの知名度向上が目的でした。

案件紹介ページに次のように明記されています。

ソーシャルレンディングでの資金調達を通じて株式会社北極星コーポレーションの知名度向上を期待するとともに、当社取組等が幅広い方にご理解いただくことを目的としています。

広告目的であり資金需要はないのですから、借りたお金を寝かせておいて期限が来たら返すだけです。

また、広告目的なのに投資家に損害を与えたら逆効果ですよね?

このため、元本が戻ってくる可能性が高い案件といえます。

タロウさん
タロウさん

Fundsの広告型案件と同じです!

COOLはこのような安全性の高い案件が多いです。

以前はこれら2つの他に日本保証の連帯保証付き案件がありましたが、2021年11月を最後に新規の案件は出ていません。

 

案件の条件が良い

COOLの案件は条件が良いです。

 

利回りが高め

これまでに募集された案件の多くが利回り4%以上です。(グラフは直近1年の実績)

COOLの利回りの分布

上場系ではFundsやAGクラウドファンディングなどで1~2%台の案件も出ているので、COOLの4%台は高めの利回りと言えます。

左野くん
左野くん

不動産クラファンも3%台が中心だよ。

 

運用期間

これまですべての案件が運用期間1年以内です。(グラフは直近1年の実績)

COOLの運用期間の分布

運用期間が短いほどリスクが下がるので、COOLの条件は投資家に有利です。

 

特典付きの案件がある

COOLでは特典付きの案件が募集されることがあります。

例えば、THE CITY案件では焼肉の詰め合わせや割引券がプレゼントされました。

焼肉ギフトのイメージ

他にもギフト券がプレゼントされた案件などがあります。

タロウさん
タロウさん

僕も焼肉もらいました!

 

投資しやすい

あまり積極的に宣伝していないからでしょうか。

COOLは会員数が少なく競争率が低いです。

このため、クリック合戦はめったに起こらず投資しやすい

募集開始の翌日以降でも投資できることがよくあります。

右田さん
右田さん

投資しやすいのは助かるよ。

 

入金の反映が早い

COOLは事前入金制ですが、振り込んだお金がCOOLの口座に着金してから数分で自分のデポジット口座の残高に反映されます。

GMOあおぞらネット銀行から振り込めば、振込完了から残高反映まで1分前後です。

GMOあおぞらネット銀行

募集があることに直前で気付いてもすぐに入金して応募できます。

タロウさん
タロウさん

トップクラスの速さです!

 

手軽で手間いらず

COOLは手軽で手間いらずです。

 

最低投資額は1万円

COOLの最低投資額は1万円です。

COOLの最低投資単位

少ない資金で手軽に投資できます。

 

作業は3つだけ

COOLで投資家の作業は3つだけです。

  1. お金を振り込む
  2. 案件を選ぶ
  3. 応募する

あとは運用期間が終わってお金が戻ってくるのを待つだけです。

日々の値動きチェックも必要ない手間いらずな投資です。

左野くん
左野くん

忙しい人にピッタリだよ。

 

手数料が少ない

COOLで必要な手数料は、お金を入金する際の振込手数料だけです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 無料

しかも、GMOあおぞらネット銀行から振り込めば手数料は無料になります。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

COOLは最も手数料がかからない業者の一つです。

タロウさん
タロウさん

ここまでメリットでした!

●公式サイト:COOL

COOLの評判と口コミ

評判のタイトル画像

COOLの評判と口コミを見てみましょう。

 

悪い評判と口コミ

すぐに満了することもある

COOLはいつも余裕で申し込めるのですが。
今回は募集額が少なかったためか、1分足らずで完売しました。

COOLは競争率が低く投資しやすいです。

ただ、募集額が少ないときはすぐに満了することもあります。

 

信用して大丈夫なのか心配

COOLってソシャレンどうなんだろ?これまでの募集案件が少ないんだけど。入金して大丈夫かな?

以前のCOOLは募集が少なく、知名度が低いこともあり投資して大丈夫か不安に感じる人もいました。

ですが、2021年に入ってからは月イチペースで募集が行われ、信頼感もかなり高まっています。

 

会員登録がしにくい

COOLで会員登録しようとしたんだけど、なぜか顔写真が撮れず断念。
いろんな業者でやってきたけど、反応一番悪い。
時間がもったいないんでパスしま~す

スマホで本人確認をすると顔認証が上手くいかないことがたまにあります。

その場合は画像アップロードでの会員登録をすれば大丈夫です。

 

良い評判と口コミ

投資しやすい

coolで投資しました!
クリック合戦がないので好き
募集額2000万円なのに1時間たっても空きがある。投資しやすくて助かる~

知名度の低さから競争率が低く投資しやすい。

これがCOOLの大きな魅力の一つです。

 

キャンペーン特典がある

COOLシティホーム案件の焼肉届きました~
COOLの山八商事ファンドに投資しました!
ドンキで使えるギフト券がもらえるそうです。近所にあるのでありがたい(^^)
ソーシャルレンディングのCOOLからアマギフ届きました!

COOLでは焼肉ギフトなど投資した人へのプレゼント特典が付くことがあります。

僕も焼肉のタレとギフト券をもらいました。笑

 

案件が魅力的

COOLってなんで人気ないの?募集中の案件良いと思うのだけど。
親会社は上場企業だし、貸付先も上場企業だし。魅力的じゃない?

業者としての知名度は低いですが、上場企業への貸付など手堅い案件が意外と多いです。

隠れた優良業者だと僕も思っています。

作業が早い

運用終了の翌日に出金申請ができる状態になり、申請したら2時間足らずで入金された。
仕事が早すぎてまさにCOOL!
タロウさん
タロウさん

狙い目の業者です!

●公式サイト:COOL

COOLの注意点と対策

注意点のタイトル画像

COOLで投資する際の注意点と対策を紹介します。

 

COOLは投資額を増やしにくい

COOLだけで投資額を増やすのは難しいです。

 

募集が少ない

以前よりは増えましたが、COOLは案件の募集が月イチペースです。

しかも、1回の募集額は平均で3千万円前後

Fundsやバンカーズなど毎月億単位で募集する業者に比べて少ないです。

 

借り手が多くない

しかも、借り手が多くないです。

このため、借り手が同じ案件が何度も出てくることがあります。

同じ人に重ねてお金を貸すようなものなので、もちろんリスキーです。

それを避けるとCOOLではさらに投資の機会が減ってしまいます。

左野くん
左野くん

悩ましい…

 

他の業者も利用する

一番良いのはCOOLの募集額と借り手が増えることですが、それにはもうしばらく時間がかかるはずです。

ですので、それまでは他の業者も利用することで投資額を増やしましょう。

利用する業者を増やすことで分散投資となり、安全性もアップします。

右田さん
右田さん

分散は投資の基本だよ。

僕はこれまでに100社以上で会員登録しており、常時20社以上で投資しています。

僕の投資ポートフォリオ

 

僕のオススメの業者はこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。

【2024年4月更新】不動産クラウドファンディングおすすめ9社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。累計投資額2億円の現役投資家が信頼性、安全性などを5段階で評価しオススメの不動産投資型クラウドファンディング(不動産クラファン)を紹介します。
【2024年4月更新】ソーシャルレンディングおすすめ厳選8社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。ソシャレンと不動産クラファンで累計投資2億円の現役投資家が信頼性、安全性など5段階評価し、初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。

 

こちらの記事ではソシャレン、クラファン、すべての業者をリストアップしています。

ソーシャルレンディング・不動産クラファン全123業者の一覧
【2024年4月1日更新】全123業者(ソーシャルレンディング24社、不動産投資型クラウドファンディング90社、その他のクラファン9社)の一覧リストです。見落としがないかのチェックに活用してください。
タロウさん
タロウさん

最新版です!

●公式サイト:COOL

COOLでの僕の投資実績

僕の投資実績のタイトル画像

COOLでの僕の投資実績を公開します。

 

僕の投資実績

僕はCOOLでの投資実績は年度ごとに以下の通りです。

投資時期 案件数 投資額
2021年 3件 70万円
2022年 4件 175万円
2023年 1件 50万円
2024年 0件 0円

 

理想的な投資になっている

投資する案件は以下の条件を満たすものに絞っています。

  • 利回り高め
  • 運用期間短め
  • 安全性が高い(上場系、広告目的)

好条件で安全性が高い。

僕はCOOLで理想的な投資を実現できています。

タロウさん
タロウさん

満足しています!

●公式サイト:COOL

COOLの会員登録の注意点

会員登録の注意点のタイトル画像

COOLで会員登録する際の注意点を箇条書きで紹介します。

 

会員登録のポイント

条件

  • 20歳以上(上限なし)
  • 法人名義は不可

 

手続きの流れ

  • 他の業者と同じ
  • スマホで本人確認をするeKYCに対応
    • メールで本人確認コードが届く
    • 初回ログイン後にコードを入力して完了

 

本人確認資料として使えるもの

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 在留カード
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 運転経歴証明書
  • 特別永住者証明書

 

マイナンバーの扱い

  • マイナンバーの登録が必須
    • 会員登録完了後に行う
  • 以下のいずれか1点をオンラインで提出
    • マイナンバーカード
    • マイナンバー通知カード
    • 住民票の写し
    • 住民票記載事項証明書

 

提携銀行

  • GMOあおぞらネット銀行
  • GMO銀行から振り込めば手数料無料
  • 自分の口座をGMO銀行で登録すれば出金手数料も無料

 

所要日数の目安

  • 数日

 

会員登録の注意点

手続きはeKYCのみ

  • 画像アップロードでの会員登録は不可

 

入金時の注意

  • 入金は本人名義の口座からに限る
  • 本人名義であれば会員登録時に登録した口座以外からも可
  • 原則として数分で口座残高に反映される
タロウさん
タロウさん

会員登録の注意点でした!

●公式サイト:COOL

COOLのまとめ

まとめのタイトル画像

最後に要点をまとめます。

 

COOLのポイント

COOLのポイントは以下の通りです。

  • 主なデメリット
    • 元利保証がない
    • 無担保無保証の案件が多い
  • 主なメリット
    • 上場企業系
    • 安全性の高い案件が多い
    • 投資しやすい
  • 注意点と対策
    • 投資額を増やしにくい
    • 借り手の重複に注意
    • 他の業者も利用する

 

隠れた優良業者を活用しよう

COOLは条件が揃った業者です。

左野くん
左野くん

と言うと?

 

まず、運営会社が上場企業系で信頼性が高い。

借り手が上場企業の案件や広告目的案件など安全性の高い案件が多い。

北極星案件

さらに、利回り高め運用期間短め

  • 上場企業系
  • 安全性の高い案件が多い
  • 利回り高め
  • 運用期間短め

ここまで条件が揃った業者はなかなかありません。

 

ところが、知名度が低く初期のイメージも悪かったため人気がない

アジア貿易ファンド

 

でもそれゆえに、競争率が低く投資しやすい

「良い上に投資しやすい」

COOLは隠れた優良業者です。

COOLのサイトの画像

 

いずれ人気業者化し投資しにくくなるのは確実。

他の投資家が気づく前にCOOLを有効活用しましょう。

良い業者での投資は気づいた者勝ち、早い者勝ちです!

COOLで会員登録する(無料)

タロウさん
タロウさん

僕はこれからも投資します!

 

「他の業者はどうなんだろう?」
この他のソシャレン、クラファン業者の徹底解説記事は↓コチラです!
その業者で投資して大丈夫?
リスクや悪いところも含めて現役投資家がホンネで語ります。 ソシャレン、クラファン各社の徹底解説記事です!

コメント

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系」とは、運営会社やその親会社が上場企業であることを指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと考える投資家が多いです。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

ソーシャルレンディングの仕組み

案件の募集で集められた投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこない場合があります。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。

不動産特定共同事業

不動産特定共同事業は次のような事業です。

  1. 複数の投資家から出資を受け
  2. 集まった資金で不動産を取得、運用し
  3. 得られた利益を投資家に分配する

多くの場合、1億円の1棟マンションを100口の持ち分に分割し、1口100万円で販売するといった、不動産小口化商品の形を取ります。

不動産特定共同事業のうち、募集などをインターネットを使って行うのが不動産クラウドファンディングです。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は不動産を小口の持分に分割して販売する不動産投資商品です。

例えば、1億円の1棟マンションを1口100万円の持分100口に分割し、1口単位で販売します。

仮にこのマンションで1,000万円の利益が出た場合、1口投資した人は10万円、5口投資した人は50万円を得るイメージです。

不動産クラファンの場合、持分には利益の分配を受ける権利が含まれますが、物件の所有権は含まれません。

 

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座

 

売却リスク

不動産において、物件が予定通りの価格で売却できない、もしくは、売却そのものができない可能性を売却リスクといいます。

売却リスクが現実化すると、投資家には次のような不利益が生じる場合があります。

  • 分配金が予定額を下回る
  • 分配を受けられない
  • 元本の一部が戻ってこない
  • 元本のすべてが戻ってこない

流動性

不動産において、売買のしやすさや、現金化のしやすさを流動性といいます。

都心の一等地など需要が高く売りやすい物件は「流動性が高い」、逆に農村の空き家など需要が低く売りにくい物件は「流動性が低い」です。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

元本

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、投資家が出資(投資)したお金のことを元本といいます。

リフォームとリノベーション

リフォーム、リノベーションともに、住宅の改修や改築を指します。

両者の違いはリフォームは「元の状態に戻す」ことであり、例えば壁の張替えや外壁の塗替えはリフォームです。

対して、リノベーションはリフォームよりも大がかりな改修、改築を行うことで「住宅の機能や価値を高める」ことを指します。

例えば、床暖房の新設や、壁を撤去して広々としたLDKへの間取りの変更はリノベーションです。

リフォームが老朽化で800万円に下がった物件の価値を元の1,000万円に戻すのに対し、リノベーションでは機能を付加して1,200万円に高めるイメージです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

区分マンション

マンションを部屋単位で購入し投資する場合、「区分マンションに投資する」といった表現をします。

対して、1棟単位で購入、投資する場合は「1棟マンションに投資する」といいます。

独立した部屋1つ1つが区分マンションであり、面積や間取りを問いません。

ワンルームでも4LDKでも区分マンションです。

大島てる

大島てるは全国の事故物件情報を掲載するウェブサイト、及び、そのサイトを運営する会社の名称です。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

成立前書面

成立前書面(契約成立前書面、契約締結前交付書面)は、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで案件に応募する前に確認する書類です。

確認することで応募できるようになります。

成立前書面の確認画面

案件の詳細情報や契約内容などが書かれており、契約書に相当するものだと考えてください。

多くの業者で募集開始前から確認が可能です。

サイトに書かれていない情報も多いので、事前に必ず確認することを強くおすすめします。

モニタリング

ソーシャルレンディングにおいてモニタリングとは、借り手が融資契約を守れるか、ソシャレン業者が監視することをいいます。

業者によって異なりますが具体的な作業としては、定期的な借り手企業の訪問、経営者などへのヒアリング、財務書類のチェックなどがあります。

定期的にモニタリングを行うことで借り手の異常などを早期に察知し、貸し倒れを防ぐことができます。

このため、業者のモニタリングの実施とその精度は投資家にとって重要です。

あと入金と事前入金

投資するお金を業者に入金する方法は2つあります。

一つは先着や抽選の結果、投資できることが決まってから業者の口座に振り込むあと入金方式です。

もう一つは募集開始前に業者のデポジット口座への入金が必要な事前入金方式です。

デポジット口座

デポジット口座のお金は応募した案件への出資に充当されます。

ただし、抽選に落選などで投資できなくなると、入金したお金がデポジット口座で寝ることになります。

さらに、このお金を自分の口座に出金する際の振込手数料が投資家負担の業者もあります。

投資家にとってはあと入金の方が有利です。

 

早期償還

ソーシャルレンディングで借り手が予定より早く返済したり、不動産クラウドファンディングで物件が予定より早く売れることがあります。

そういった理由で案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に返済できる借り手、売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損(元本割れ)とは投資したお金の一部、または、すべてが戻ってこなくなることです。

例えば、不動産クラウドファンディングで2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなった、ソーシャルレンディングで借り手企業が倒産したなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

インカムゲイン型の案件では、最初から自社買取の予定で案件を組成することもあります。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円のマンションを取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%
合計 3,000万円

そして、劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

右田さん
右田さん

数字が大きいほど安全だよ。

なぜ高いほど安全なのか?

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すことを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が利払いや元本の返済をすることや、連帯保証人が借り手に代わってそれらを行うことが債務履行にあたります。

逆に、借り手が経営悪化などに至り、利払いや元本返済をしない(できなくなる)ことが債務不履行です。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで分配金の支払いや元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。