【2024年8月5日更新】
Funvestで投資して良いものか…
新しい業者で投資するときって悩みますよね。
Funvestで投資して大丈夫か?
クラウドファンディングで2億1千万円以上を投資して損失ゼロの現役投資家が徹底的に解説します。
結論から言うと以下の通りです。
- 結論:上手に利用して手堅い投資を!
- 上場企業2社がバック
- 信頼性は業界屈指の高さ
- 上場系なのに投資しやすい
- 案件をしっかり選ぶ必要あり
Funvestの良いところだけでなく悪いところも含めて、包み隠さず洗いざらいぶちまけます!
ホンネで解説です!
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見落としている業者がきっとある!
タップできる目次
Funvestの概要
それではまずFunvestの概要です!
基本情報
基本情報は以下の通りです。(2024年8月5日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)
サービス名 | Funvest |
---|---|
運営会社 | Fintertech株式会社 |
運営開始 | 2021年11月 |
累計調達額 | 57億7,540万円 |
利回り | 2.7~3.5% |
運用期間 | 5~11カ月 |
最低投資額 | 10万円 |
これまでに分配の遅れや元本の毀損は一度も起きていません。
投資家が損をしたことはないよ。
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 最低投資額とは?
プチ解説 分配とは?
プチ解説 元本の毀損とは?
●公式サイト:Funvest
投資の仕組み
Funvestはソーシャルレンディングといわれるタイプの投資です。
投資の仕組みを簡単に紹介します。
ご存知の方は次へGO!
→ 次へGO!
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングは融資型クラウドファンディングとも呼ばれます。
その名が表す通り、お金を貸して利息で儲ける投資です。
- 投資家が出資する
- 集まったお金をソシャレン業者が企業に貸す
- 企業が利息を付けてお金を返す
- 投資家に利益を分配する
- 投資家に元本を返す
Funvestは投資家と企業の間に入るソーシャルレンディング業者です。
プチ解説 出資とは?
プチ解説 業者とは?
プチ解説 元本とは?
銀行と同じ仕組み
お金を貸して利息で儲ける。
つまり、ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。
貸金業って…
心配しなくても大丈夫ですよ。笑
銀行は私たちが預けたお金を企業に貸し、得られた利息の一部を預金者に分配します。
ソーシャルレンディングと同じですよね?
間に入るのが誰かの違いであり、ソーシャルレンディングは銀行と同じ仕組みです。
投資家のお金を企業に貸します!
運営会社と経営者
運営会社はFintertech
Funvestの運営会社はFintertechです。
2018年に設立されたベンチャー企業で、「金融ノウハウと先端技術を通じた革新的なサービス」を提供するとしています。
会社名 | Fintertech株式会社 |
---|---|
代表者 | 相原 一也 |
所在地 | 東京都千代田区一番町5番 |
設立 | 2018年4月2日 |
資本金 | 24億1,000万円 |
Fintertechの経営状況
2024年3月期の売上高は10億4,367万円でした。
創業以来、黒字になったのはこれが初めてです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 自己資本比率 |
---|---|---|---|---|
2021年 | 24 | ▲354 | ▲369 | 21.1% |
2022年 | 154 | ▲383 | ▲391 | 15.6% |
2023年 | 545 | ▲139 | ▲599 | 2.4% |
2024年 | 1,044 | 180 | 126 | 1.9% |
ただベンチャー企業の立ち上げ段階ですので、過度に心配する必要はないでしょう。
決算公告を毎年出しているのは、さすが大手証券会社の子会社です。
出さない業者も多いよね。
会社法で義務付けられています!
大和証券とクレディセゾンの共同出資会社
Fintertechは大和証券グループの企業内ベンチャーとして2018年に設立されました。
その後、大和証券グループ本社と資本業務提携関係にあるクレディセゾンが2020年に資本参加。
現在は両社の共同出資会社となっています。
株主 | 出資比率 |
---|---|
大和証券グループ本社 | 80% |
クレディセゾン | 20% |
社員も多くが両社の出身です。
また、両社の社長、副社長を含む5人がFintertechの非常勤取締役を務めています。
大和証券グループ本社とクレディセゾンはともに東証プライム上場企業です。
Fintertechは上場企業2社のガバナンスが効いている点から、信頼性の高さが期待できます。
上場系は安心できる。
プチ解説 上場企業系とは?
Fintertechの事業内容
Fintertechは設立2年後の2020年3月に「デジタルアセット担保ローン」の提供を開始しました。
仮想通貨のビットコインやイーサを担保に融資を行う国内初のサービスです。
その後もファンがネット経由でアーティストなどに投げ銭をできるサービス「KASSAI」などを開発しています。
このようにFintertechはいわゆるフィンテックに関するサービスに携わってきました。
そして、2021年11月に始めたのがソーシャルレンディングのFunvestです。
経営者は相原一也氏
Fintertechの経営者は代表取締役社長の相原一也氏です。
相原氏は2005年に新卒で大和総研に入社しました。
大和総研は国内有数のシステム開発会社であり、相原氏も当初はシステムエンジニアでした。
その後、クラウド、AIといった先端技術のリサーチ業務、ミャンマーの証券取引システム構築プロジェクトなど、新しい分野、事業への関与が中心になっていきます。
そして、フィンテック分野の強化を図る大和証券グループの方針のもと、ブロックチェーン検討チームのリーダーを務めました。
2018年に大和証券グループの企業内ベンチャーとしてFintertechが設立されることとなり同社に出向。
同社初のサービスとなるデジタルアセット担保ローンは、相原氏自らが開発責任者として取り組んだものでした。
Fintertech初代社長である武田誠氏(現大和総研常務執行役員)の退任に伴い、2023年4月に第2代社長に就任しています。
技術畑出身の社長です!
募集状況
続いてFunvestの募集状況を解説します。
募集実績
まずは募集実績です。(2024年は7月募集分まで)
期間 | 案件数 | 募集額 |
---|---|---|
2021年 | 1件 | 2,000万円 |
2022年 | 25件 | 14億2,000万円 |
2023年 | 37件 | 24億200万円 |
2024年 | 33件 | 20億2,040万円 |
着実に募集額を増やしています。
じゃあ、投資しやすい?
募集頻度と1回あたり募集額
投資しやすいのか、月平均の募集回数と1回あたりの募集額を見てみましょう。(2024年は7月募集分まで)
期間 | 月平均募集回数 | 1回あたり募集額 |
---|---|---|
2021年 | 1.0件 | 2,000万円 |
2022年 | 2.1件 | 5,680万円 |
2023年 | 3.1件 | 6,492万円 |
2024年 | 4.7件 | 6,122万円 |
募集回数は月平均4~6回程度と上場企業系としては多めです。
1回あたりの募集額は6千万円前後で推移しています。
後述しますが、他社に比べて投資しやすいです。
償還実績
投資家のお金はちゃんと戻ってきているか?
償還実績を見てみます。(2024年8月5日現在)
区分 | 金額 | 構成比 |
---|---|---|
累計調達額 | 57億7,540万円 | 100% |
内、償還済み | 33億8,340万円 | 58.6% |
内、運用中 | 23億9,200万円 | 41.4% |
運営開始から2年が経ち、償還率が5割を超えました。
これまでに償還の遅れは一度も起きていません。
ちゃんと戻ってきてるね。
プチ解説 償還とは?
利回りと運用期間
直近1年間(2023年8月~2024年7月)に募集された案件の利回りと運用期間を解説します。
利回り
利回りは最低2.75%、最高4.0%、平均3.1%です。
利回り | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
2%台 | 4件 | 8.0% |
3%台 | 45件 | 90.0% |
4%台 | 1件 | 2.0% |
大半の案件で利回りは3%台です。
上場企業系の利回りとしては平均レベルと言えるでしょう。
平均利回りの推移
次に平均利回りの推移です。(2024年は7月募集分まで)
期間 | 平均利回り |
---|---|
2021年 | 3.0% |
2022年 | 3.2% |
2023年 | 3.0% |
2024年 | 3.1% |
3%台前半の利回りがずっと続いています。
3%台はキープしてほしいなぁ。
運用期間
運用期間は最短4カ月、最長13カ月、平均8.0カ月でした。
運用期間 | 案件数 | 構成比 |
---|---|---|
1~6カ月 | 15件 | 30.0% |
7~12カ月 | 34件 | 68.0% |
13~18カ月 | 1件 | 2.0% |
ほとんどの案件が運用期間1年以内です。
運用期間は短いほど安全なので、投資家にとって好ましい状況です。
手数料
手数料は以下の通りです。
項目 | 金額 | ||
---|---|---|---|
会員登録 | 無料 | ||
口座維持 | 無料 | ||
投資申込 | 無料 | ||
退会 | 無料 | ||
入金時の振込手数料 | 投資家負担 | ||
出金時の振込手数料 | 無料 |
なお、Funvestの振込先はGMOあおぞらネット銀行の口座です。
ですので、GMO銀行から入金すれば振込手数料は無料になります。
GMO銀行おすすめです!
プチ解説 入金、出金とは?
●公式サイト:Funvest
Funvestのデメリットとリスク
ここからはFunvestの良くないところを見ていきます。
利益と元本の保証がない
借り手が返済できなくなると分配金を得られないばかりか、元本が戻ってこない可能性もあります。
ノーリスクの美味しい儲け話ではないことは理解しておきましょう。
他の業者も同じだよ。
途中解約できない
運用期間中の途中解約はできません。
運用期間が短い案件を選ぶことをおすすめします。
他社も同様です!
プチ解説 途中解約とは?
貸金業のノウハウが未知数
チェックできる人材はいるのか?
案件の安全性についてFunvestは「5段階体制にて案件をチェック」しています。
しかし、段階数などいくらでも増やせるわけで、重要なのは誰がチェックするかです。
借り手の審査、与信判断、担保評価をできる人材はいるのでしょうか?
貸金業のプロはいるのか?
これについてFunvestは「案件発掘・ファンド運営は、金融・不動産のプロが担当」としています。
しかし、Funvestのスタッフの多くは大和証券、クレディセゾン出身です。
両社は広義の金融のプロではあっても、貸金業のプロではありません。
確かに…
ノウハウの根拠を示してほしい
例えば、AGクラウドファンディングを運営するのは貸金業大手のアイフルです。
Pocket Fundingの運営会社は約30年の歴史を持つ貸金業者で、企業融資の経験も豊富です。
では、Funvestには貸金業のノウハウはあるのか?
安全性が高い案件を組成できる人材はいるのか?
大和とセゾンの看板を出せば、みんながハイそうですかと納得するわけではありません。
Funvestに貸金業のノウハウがあるとする具体的な根拠を示してほしいです。
根拠はあるはずです!
プチ解説 組成とは?
借り手の大半が非上場企業
Funvestは借り手の大半が非上場企業です。
借り手の大半が上場企業であるFundsに比べると安全性は劣るでしょう。
ただし、借り手に非上場企業が多いのはFunvestだけではありません。
借り手に偏りがある
Funvestはまだ借り手が多くなく、一部の借り手への偏りが見られます。
2023年の場合、上位4社で募集額の6割を占めました。
借り手 | 募集額 |
---|---|
Impression | 5億400万円 |
レジデンシャル不動産 | 4億10万円 |
藤和コーポレーション | 2億6,000万円 |
ファミリーコーポレーション | 1億9,400万円 |
その他 | 10億4,390万円 |
合計 | 24億200万円 |
借り手の偏りは投資家にとってもFunvestにとってもリスク要因です。
今後、借り手が増えることを期待します。
無担保無保証の案件がある
無担保無保証のリスク
Funvestの案件の中には無担保無保証のものがあります。
借り手が返済不能になった場合、担保を売却して回収するといったことができません。
元本が戻ってくる可能性は限りなくゼロです。
無担保無保証は減少傾向
ただ、この点についてFunvestが何も手を打っていないわけではありません。
募集する案件に占める無担保無保証案件の比率は、2022年上期は9割でした。
それが現在は3割にまで低下しています。(2024年は7月募集分まで)
期間 | 無担保無保証の比率 |
---|---|
2022年 | 68.0% |
2023年 | 43.2% |
2024年 | 30.3% |
今後は担保付きの案件がさらに増えることを期待します。
担保はほしいよね。
利回りがやや低め
Funvestの利回りは3%台であり、他の業者に比べるとやや低めです。
とは言え、Funvestは親会社2社がいずれも東証プライム上場企業です。
上場企業系の業者である点を考えると、3%台は決して低い水準ではありません。
1~2%台の業者もあるしね。
海外案件は割に合わない
海外案件はハイリスク
Funvestにはモンゴルの金融機関を借り手とする案件があります。
同国の大手商業銀行で信頼性は期待できるでしょうが、海外リスク、それも新興国リスクとセットです。
海外案件を扱うソーシャルレンディング業者では、アメリカンファンディング、ガイアファンディング、クラウドクレジットで、経営破綻や元本毀損が起きています。
海外案件は分散投資によるメリットよりも海外ゆえのリスクの方が大きいと僕は思っています。
リスクの割に合わない
しかも、無担保無保証である上に利回りは3.5%しかありません。
無担保無保証の海外案件で利回り3.5%は割に合わないです。
どうせ新興国リスクを取るならば、TECROWDで利回り10%オーバーを狙う投資家も少なくないでしょう。(TECROWDは不動産クラファン)
3.5%はちょっとなぁ…
事前に成立前書面を確認できない
Funvestでは募集開始まで成立前書面は非公開です。
事前に内容を確認、検討することができません。
また、応募が満額になると同時に非公開に戻ります。
このため、同じシリーズの過去の案件の成立前書面を参考にすることすらできません。
AGクラウドファンディング、OwnersBook、COOL、J.LENDINGなど、他の上場企業系の業者は事前に公開しています。
上場企業系の中でFunvestだけが書面を確認できないまま投資せざるを得ない状態を放置しているのは遺憾です。
非常に残念です…
プチ解説 成立前書面とは?
最低投資額が10万円
Funvestの最低投資額は10万円です。
また、10万円単位でしか投資できません。
資金が少ない人には投資しにくいでしょう。
貧乏人はお呼びじゃない?
分配は満期一括
Funvestの分配は運用終了後の満期一括です。
毎月分配金が入ってくる業者に比べると、儲かってる感が得にくいかもしれません。
ただし、受け取る総額は毎月でも満期一括でも同じです。
ここまでデメリットでした!
●公式サイト:Funvest
Funvestのメリットと特長
Funvestには良いところもたくさんあります。
運営会社の信頼性が高い
Funvestの運営会社は大和証券グループ本社とクレディセゾンの共同出資会社です。
大和証券は売上高第2位の大手証券会社、クレディセゾンも売上高第2位の大手クレジットカード会社。
ともに東証プライム上場企業です。
Funvestは上場企業2社がバックに付いているので、信頼性と信用力の高さが期待できます。
なんだかんだ言っても上場系は安心。
利回りが高くない
一部のブログやサイトで「Funvestは利回りが低い、他社では10%も狙える」との指摘があります。
僕はこの意見には全面的に反対です。
ソーシャルレンディングでは過去に10%を超える利回りを出す業者が存在しました。
しかし、グリーンインフラレンディングの他、すべての業者で元本毀損などの事故が起きています。
投資家がFunvestに期待するのは高利回りではなく安全性です。
Funvestで10%といった高すぎる利回りが出ないのは、むしろ安全面で大きなメリットと言えます。
リターンとリスクは比例するからね。
担保物権の情報が公開される
Funvestでは担保物件についての情報が公開されます。
これをもとに担保評価額の妥当性を判断することが可能で、投資の安全性につながります。
ただ残念なのは、物件の築年と面積が非公開である点です。
この2つで担保評価額は大きく変わりますので、ぜひ公開してほしいです。
ぜひお願いします!
運用期間が長くない
Funvestの運用期間は多くの案件で1年以内です。
運用期間が長くないことは投資の安全性につながります。
投資しやすい
Funvestは毎月4~6回前後の募集を行います。
また、募集額も1回6千万円前後と少なくありません。
募集は先着方式ですが競争率は低く、クリック合戦になることは少ないです。
Funvestは他の業者に比べて投資しやすいと言えます。
プチ解説 クリック合戦とは?
特典が多い
Funvestは特典が多いです。
投資額に応じたAmazonギフト券キャンペーンが頻繁に行われます。
また、焼肉セットやカタログギフトがプレゼントされることもあります。
焼肉はうれしい!
手数料が少ない
Funvestでかかる手数料は入金時の振込手数料だけです。
振込先はGMOあおぞらネット銀行の口座なので、同行から振り込めば振込手数料は無料になります。
後入金方式
投資する前にデポジット口座への入金が必要な業者では次のような問題が起こります。
- デポジット口座に振り込んだ
- クリック合戦で投資できなかった
- 資金がデポジット口座で寝る
- 出金するには手数料がかかる
最悪だよ…
Funvestは投資できることが決まってから振り込む後入金方式です。
なので資金が寝る心配はありません。
プチ解説 デポジット口座とは?
手間いらず
Funvestで投資家がする作業は3つだけです。
- 案件を選ぶ
- 応募する
- お金を振り込む
あとは運用期間が終わってお金が戻ってくるのを待つだけ。
株のように日々の値動きチェックも必要ありません。
Funvestは手間いらずな投資です。
ここまでメリットでした!
●公式サイト:Funvest
Funvestの評判と口コミ
Funvestの評判と口コミを見てみましょう。
悪い評判と口コミ
無担保の案件がある
以前より減ってはいますが無担保無保証の案件があります。
無保証はともかく無担保は勘弁してほしいですよね。
キャンペーン特典の内容が微妙
ホークスファンのワイも涙目です。笑
会員登録がしにくい
良い評判と口コミ
投資できる
Funvestは投資の機会が多い上に、競争もさほど激しくありません。
他の業者に比べて投資しやすいと感じます。
実績を積み上げている
特典キャンペーンがある
Funvestはキャンペーンが多いです。
定番のAmazonギフト券の他、地域の産品やカタログギフトなどがもらえます。
会員登録だけで1,000円ゲット!
●公式サイト:Funvest
Funvestの注意点と対策
僕が考えるFunvestで投資する際の注意点と対策です。
上場2社の信用力を過信しない
確かに信用力は高い
Funvestの一番の強みは大和証券グループ本社とクレディセゾンの共同出資会社であることです。
東証プライム上場企業2社がバックに付いていることによる抜群に高い信頼性と信用力。
このことに異を唱える人はいないでしょう。
確かに安心できる。
案件の良さは別の問題
しかし、「2社がバックに付いている=案件が良い」ではありません。
Funvestはサイトで2社のグループ力を次のようにアピールしています。
大和証券グループ、クレディセゾングループのグループ力による、厳選された投資機会
大和証券グループ、クレディセゾングループのグループ力を活かし、「ここでしか出会えない投資機会」をご提供
しかし、これまでに募集されたのは、大半が不動産業者を借り手とする不動産担保ローン案件です。
他社でもよく見る普通の案件であり、「どこででも出会える投資機会」です。
大和、セゾンのグループ力は何ら活かされていないと言わざるを得ません。
よって、大和、セゾンの2枚看板を頼りに投資判断すべきではないことに注意すべきでしょう。
どうすれば良いの?
Funvestの注意点への対策
案件をしっかり選ぶ
対策ですが案件を精査してしっかり選ぶことに尽きます。
案件詳細を面倒がらずにちゃんと読み、しっかり選ぶ。
投資家として当然やるべきことを手を抜かず横着をせずキッチリやりましょう。
耳が痛い…
海外案件は避ける
いささか安直な選び方ですが、海外案件は避けることをおすすめします。
Funvestの海外案件はリスクの割に利回りが3%台と低いです。
どうせリスクを取るならTECROWDの利回り10%の方が割に合うと思います。
ただし、ハイリスクです!
無担保無保証は避ける
安全面を考えると無担保無保証の案件も避けた方が良いです。
ただ上述の通り、無担保無保証の案件は減っています。
現在は主に下記3シリーズです。
- 湘建案件
- NSGホールディングス
- プラン・ドゥ
担保がないと逃げ場がないから。
借り手の重複に注意
最後に借り手の重複に注意してください。
これも上述した通り、Funvestは借り手に偏りがあります。
リスクを下げるために同じ借り手の案件に重複して投資しないように気を付けましょう。
他の業者も利用する
ただ、こうやって注文ばかり付けていると投資できる案件が減ります。
ですので他の業者も利用しましょう。
僕は常に20社以上で投資しており、会員登録済みの業者は100社以上です。
利用する業者を増やすことで投資の機会が増え、分散投資でリスクも低減できます。
僕のオススメ業者はこちらの記事で紹介しています。
こちらはソシャレン、クラファン、すべての業者のリストです。
知らない業者がきっとあります!
●公式サイト:Funvest
Funvestでの僕の投資実績
Funvestでの僕の投資実績を公開します。
僕の投資実績
これまでに投資したのは以下の案件です。
投資時期 | 案件 | 利回り | 投資額 |
---|---|---|---|
- | - | - | 0円 |
ご覧のとおり、Funvestでは一度も投資したことがありません。
なぜに?
理由は成立前書面の非公開
理由は成立前書面が募集開始前に公開されないことです。
書面の契約締結前での交付は金商法37条で義務付けられています。
その目的は消費者保護であり、投資家が契約前に書面の内容を理解することを狙ったものです。
第三十七条の三 金融商品取引業者等は、金融商品取引契約を締結しようとするときは、内閣府令で定めるところにより、あらかじめ、顧客に対し、次に掲げる事項を記載した書面を交付しなければならない。
募集開始前に公開しない場合、クリック合戦などで内容を理解しないまま応募せざるを得なくなります。
これは金商法の趣旨に明確に反しますし、投資としてあるべき形ではありません。
Fintertechの企業姿勢に疑問
こんなことは釈迦に説法で、Fintertechのスタッフはもちろん分かっているはずです。
にも関わらず、事前に確認できない状態を放置するFintertechの企業姿勢に僕は不信感を持っています。
大和証券のコンプライアンス意識とは、この程度のものなのでしょうか?
なので投資しません…
違法状態ではない
なお、誤解のないように補足しますと、Funvestの今の状態は違法ではないです。
Funvestでは募集開始後にサイト上で書面を開き、そのあとで申し込む流れになっています。
まさに「契約締結前に書面を交付」していますので、形式として金商法の規定を完全に踏まえています。
また、こういう細かいところにこだわらない人にとっては、書面云々で投資の是非を判断する合理性はありません。
こだわりね。
●公式サイト:Funvest
Funvestの会員登録の注意点
Funvestで会員登録をする際の注意点です。
会員登録のポイント
条件
- 18歳未満、75歳以上は不可
- 法人での登録も可
手続きの流れ
- 他の業者と同じ流れ
- eKYC(スマホでの本人確認)に対応
- 画像アップロードでの本人確認も可
- 審査通過後、メールまたはハガキ(転送不可簡易書留)が届く
- 本人確認コードが書かれている
- 初回ログイン時に入力して登録完了
本人確認資料として使えるもの
- 画像アップロードとeKYCともに使えるもの
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 画像アップロードでのみ使えるもの
- パスポート
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 住民票の写し
- 特別永住者証明書
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
マイナンバーの扱い
- マイナンバーの登録が必要
- 会員登録時に提出する
- 以下のいずれかをアップロード
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- マイナンバーが記載された住民票の写し
提携銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 同行から振り込めば振込手数料が無料
- 出金手数料は業者負担(無料)
登録完了までの所要日数の目安
- eKYCで登録した場合:およそ2営業日
- 画像アップロードで登録した場合:およそ5営業日
会員登録の注意点
入金時の注意
- 本人名義の口座から振り込む
- 会員登録時に登録した口座以外からでも可能
登録は簡単です!
●公式サイト:Funvest
Funvestのまとめ
それでは最後にFunvestの要点をまとめます。
Funvestの要点
要点は以下の通りです。
- 主なデメリット
- 借り手の大半が非上場企業
- 借り手に偏りがある
- 利回りがやや低め
- 主なメリット
- 運営会社の信頼性が高い
- 投資しやすい
- 特典が多い
- 注意点と対策
- 上場2社の信用力を過信しない
- 案件をしっかり選ぶ
- 海外案件、無担保無保証は避ける
- 借り手の重複に注意
上手に利用して手堅い投資を!
Funvestの魅力はなんといっても極めて高い信頼性です。
大和証券グループ本社とクレディセゾン。
東証プライム上場の巨大企業2社がバックに付く信用力の高さはソシャレン業界屈指です。
上場系は堅い。
とは言え、親会社が堅ければ案件も堅いというわけではありません。
Funvestは借り手の大半が非上場企業である上に、借り手の偏りもあります。
それでいて、利回りは平均3%台とやや低めの設定。
上場企業系だからと過信しての投資判断は禁物です。
しかし、対策は取れます。
最も大切なのは案件をしっかり選ぶこと。
特に以下の点に注意しましょう。
- 海外案件は避ける
- 無担保無保証の案件は避ける
- 借り手の重複に注意する
しっかり選べば大丈夫!
大和とセゾンが後ろ盾。
利回りの低さはAmazonギフト券などの特典でカバーできる。
しかも、募集回数が多くクリック合戦と無縁なので投資しやすい。
Funvestはバックがしっかりした手堅い業者です。
上手に利用して手堅い投資をしましょう!
堅さはお墨付きです!
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・金額:3,000円分
・期間:2024年11月11日~2025年1月31日
期間中の会員登録(1,000円分)+30万円以上の初投資(3,000円分)で4,000円分ゲット。
初投資が会員登録から60日以内の場合は、初投資(1,500円分)も適用され、合計5,500円分ゲットです!
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