アウトサイダーズレポートの自転車操業記事に端を発したグリーンインフラレンディング(GIL)の一連の騒動。
maneoの発表が明日に迫ったので、何か新しい情報でも出てるかな?とGILのサイトを見に行ったのですが。
トンデモナイことになってました!
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案件キャンセル!
騒動が発生しGILの新規案件募集が一旦停止されました。
その後、先週水曜日に募集が再開されたのですが、その募集再開案件の状況表示を見ると、
えっ!?キャンセル!
何が起こったのかと、その募集再開案件「【第1弾】200億円突破記念ローンファンド(第1次募集)」見に行ってみると、
本当にキャンセルになってました。どうなってるんだ?
キャンセルの理由
気になるキャンセルの理由ですが、次のように書かれていました。
事業者Aの都合によりキャンセルとなりました。
事業者Aはエスクローファイナンス(以下、EFI)です。
EFIはGILの親会社であるJCサービスと資本業務提携している貸金業者です。
GILの案件のほとんどは「投資家→GIL→EFI→JCサービス」というお金の動き方になっています。
要はグループ会社間でのお金の動きなんですが、そのEFIの都合でキャンセルって、どういうことなんでしょうか?
この案件は不自然
この募集再開案件ですが、気になる点がいくつかあります。
1,250万円
まず、応募者の1人が1,250万円を投資している点です。騒ぎになっている真っ最中、しかも1週間後にmaneoが発表するというタイミングで、1,250万円も投資するでしょうか?
さらに、これはどなたかがブログかツイッターで指摘されていたのですが、投資した時間帯が不自然です。
募集が開始されたのは先週水曜日の19時20分です。午後7時過ぎですから銀行は営業を停止しています。
募集開始後にGILの口座に振り込むことはできない。ということは、この応募者のGILの口座には、募集が始まる前の時点で1,250万円以上が入っていた、ということです。
そんな大金、騒ぎの渦中のGILの口座に寝かせておくものでしょうか?
なぜ再開した?
そしてそもそもの問題として、GILはなぜ募集を再開したのでしょうか?
事の真偽は別として、疑惑と言うか騒動が起きたのは事実です。
そして、先週月曜日に2つの案件が募集中止となり、火曜日にmaneoが1週間後に調査結果を発表すると公表した。
その翌日に募集再開案件を出したりするでしょうか?普通ならばご迷惑おかけしましたとmaneoに詫びを入れて、maneoが発表するまでおとなしくしておくものだと思うのですが。
しばらく投資は無しだな
自転車疑惑が出てちょっと慌てたのですが、僕は状況を冷静に見て、maneoの発表を待とうと思っていました。
しかしながら、疑惑発生、募集中止、再開案件募集、キャンセルという一連の対応を見て、GILへの信頼度が著しく下がりました。
事業の有望性とか案件の良し悪しではなく、こういう対応をしてしまう企業にお金は預けられないなと。
もちろん明日のmaneo発表を見て気が変わるかもしれませんが、今のところGILへの投資は考えられないですね。
投資を検討していた事業者だけに、非常に残念です。
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