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クラウドバンクに投資するけれど、不動産案件だけは投資しない理由

クラウドバンクに投資している人は多いと思います。

良いソシャレン業者だとは思うのですが、クラバンの不動産案件って投資しにくくないですか?

その理由について書きます。

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

クラウドバンクに投資したい

僕は現在、クラウドバンクに90万円を投資中です。

現在、グリーンインフラレンディングの一件でmaneoとLCレンディングへの投資は見合わせています。

SBIとOwnersBookは相変わらず案件がなかなか出てこない。

それでクラバンで投資したいなと思っていたら、新しい案件が出てきました。

よっしゃ、投資するか?と思ったのですが…

クラウドバンクの不動産案件

僕が今朝チェックした案件についてご説明を。

案件の概要

こちらです。

不動産担保型ローンファンド第174号

ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク

タイプ 不動産
募集総額 2,500万円
利回り 6.0%
運用期間 5ヶ月

良いですね~

利回り6%あれば十分。短期運用至上主義の僕には5ヶ月ってのも魅力的です。

あとは担保だけです。チェックしましょう。

担保は土地

ってことで、担保についての情報を見てみたのですが。

クラウドバンクは真ん中のAN社に融資します。AN社はその資金を使って、右の取引先企業から土地を取得します。

クラウドバンクはこの土地に根抵当権を設定します。つまり、この土地が担保です。

担保情報

で、この土地はどんな土地なのか情報を見てみると。

神奈川県横浜市にある土地

これだけです。冗談抜きでこれだけです。

その下に地図があって、対象エリアに赤の網掛けをしているのですが。

横浜市全域が真っ赤。あのねぇ、横浜って広いんだぞ~!

クラウドバンクは情報開示に消極的過ぎる

情報が少なすぎる

冗談だと思うでしょうが、本当にこれだけなんです。

これでもまだマシになった方で、5月までは地図もなかったんです。

場所が分からないだけじゃなくて、面積すら分からない。

そして、評価額とか担保順位とかLTVとかも分からない。

こんな不動産案件、投資する気になりますか?

OwnersBookを見習ってください

僕は不動産系で圧倒的にイチオシなのはOwnersBookです。

OwnersBookの何が良いって、担保の情報をものすごく出してくれるんです。

例えば、明日募集開始する杉並区の案件では、担保について以下の情報が開示されています。

  • 所在地は東京都杉並区下井草
  • 西武鉄道新宿線へのアクセスが至便
  • 2018年4月に建築された地下2階付3階建マンション
  • 地下1階及び1階が店舗、2階から4階までが住居
  • 店舗部分の稼働率は100%、住居部分の稼働率は約26%
  • 現行月額賃料の坪単価は、店舗部分は23,000円、住居部分は9,400円
  • 住居部分は全6戸、内訳は
  • 1K(30㎡台):1戸
  • 1LDK(30㎡台):2戸
  • 1LDK(40㎡台):1戸
  • 1LDK(50㎡台):1戸
  • 1LDK(70㎡台):1戸
  • 担保評価額は4億4,200万円
  • シニアローンと合わせたLTVは79.1%

ね?「神奈川県横浜市」だけとぜんぜん違うでしょ?

地図もです。OwnersBookはここまで範囲をしぼっています。

ここまで情報を出してくれるから、僕も本気でOwnersBookをオススメする記事を書く気になるんです。

クラウドバンクさん、ちょっとはOwnersBookさんを見習ってくださいよ。

ポケファンにも負けてますよ

ちなみに、僕が知る中で不動産案件でOwnersBookの次に情報を出しているのがPocket Fundingです。

直近の案件ではこんな感じです。

  • 沖縄県那覇市
  • 市中心部まで徒歩圏
  • 近隣に多くの小中学校
  • 土地100坪、延床27坪
  • 担保評価額5,967万円
  • 担保順位第3位
  • LTV71%

地図も半径1.5kmくらいまで範囲をしぼってくれています。

これくらい情報があれば、担保評価額が妥当か自分で調べることができる。

だからこっちも納得して安心して投資できます。この前、初めて投資しました。

ポケファンは沖縄の小さなソシャレン業者です。

でも、情報開示に対する姿勢はクラウドバンクよりはるかに積極的で好感が持てます。

クラウドバンクさん大丈夫ですか?

僕が一つ心配しているのは、借り手の匿名化が終わることです。

みなさんご存知の通り、金融庁が今までの方針から180度転換し、今年度中に借り手情報の開示を進めると発表しています。

OwnersBookPocket Fundingは間違いなく全面開示するでしょう。

LENDEXも社長が情報開示に積極的と意思表明しています。

クラウドバンクさん、どうするんですか?今の消極姿勢で対応できますか?

対応できなければ他社に比べて情報開示に消極的な不透明なソシャレン業者と見なされかねませんよ。

クラウドバンクが変わることを期待!

誤解のないように申し上げますと、僕はクラウドバンクをディスっているのではありません。

90万円だけですが投資中ですし、クラウドバンクの5タイプの案件の内、太陽光、風力、バイオマス、中小企業案件には投資済みです。

投資していないのは不動産案件だけです。

投資したいんです。でも、情報が少なすぎるから投資しようにもできないんです。

「神奈川県横浜市」だけで、必死に稼いだゼニを預けられると思いますか?

情報開示に対するクラウドバンクの姿勢が変わることを強く期待します!

★公式サイト → クラウドバンク

コメント

  1. タロウ タロウ より:

    記事内容と関係なく某ブロガー氏を非難するコメントがありましたが削除しました。
    僕はそのブロガー氏の敵でも味方でもありません。
    しかし、記事内容と関係なく誰かを非難するコメントは歓迎しません。
    非難したいならば自分のブログなりツイッターで書いてください。
    僕のブログはあなたが誰かを非難する場ではありません。