【最新】バンカーズの評判・口コミとデメリット・リスク

【2024年11月5日更新】

よく名前を聞く業者ですが。

いざ、投資するとなると迷いますよね。

 

バンカーズ（Bankers）で投資して大丈夫か？

クラウドファンディングで2億円以上を投資してきて損失ゼロの現役投資家が解説します。

結論から言うと以下の通りです。

 

実際にバンカーズで投資した経験者の立場からホンネで語ります。

それではさっそく見ていきましょう！

 

 

バンカーズ（Bankers）の概要

まず、バンカーズの概要です。

 

基本情報

バンカーズの基本情報は以下の通りです。（2024年11月5日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向）

これまでに元本割れなど投資家の被害はゼロです。

プチ解説 利回りとは？

プチ解説 運用期間とは？

プチ解説 最低投資額とは？

プチ解説 元本割れとは？

プチ解説 借り手とは？

プチ解説 債務不履行とは？

プチ解説 償還とは？

 

投資の仕組み

バンカーズはソーシャルレンディングという投資です。

投資の仕組みを説明します。

→ 次に飛ぶ！

 

ソーシャルレンディングとは？

ソーシャルレンディングは「企業にお金を貸して利息で儲ける投資」です。

バンカーズは投資家と企業の間で業務を行うソーシャルレンディング業者です。

プチ解説 出資とは？

プチ解説 業者とは？

プチ解説 分配とは？

 

銀行と同じ仕組みの投資

「お金を貸して利息で儲ける」

つまり、ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。

でも、不安に感じる必要はありません。

私たちは銀行経由で企業にお金を貸して利息を得ていますよね？

間接的な貸金業という点で、ソーシャルレンディングは銀行と同じ仕組みです。

 

運営会社と経営者

次に運営会社と経営者です。

 

運営会社はバンカーズ

バンカーズの運営会社は株式会社バンカーズです。

 

前身は業歴50余年の貸金業者

バンカーズの前身は泰平物産株式会社です。

業歴50年以上の貸金業者でしたが経営者が高齢となり、2019年に事業譲渡しバンカーズになりました。

既存の社員を引き取っており、貸金業の経験やネットワークが引き継がれています。

ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。

バンカーズは豊富な貸金業のノウハウを活かして運営されています。

 

グループトップは澁谷剛氏

バンカーズグループのトップは親会社のバンカーズ・ホールディングの代表である澁谷剛氏です。

大和証券でIPO業務などに従事した後、2000年に楽天に転じ楽天インベストメントの社長を務めました。

2010年から数社のベンチャーキャピタルに携わり、2019年にバンカーズを設立しました。

 

親会社の元代表はメガバンクの元専務

バンカーズ・ホールディングの元会長（現相談役）は長田忠千代氏です。

長田氏は三菱UFJ銀行の元代表取締役専務で、東急電鉄の監査役などを歴任。

現在はエンジェル投資家として多くのベンチャー企業で顧問を務めています。

 

募集状況

次にバンカーズの募集状況を見てみましょう。

 

募集実績

まず募集実績です。（2024年は10月募集分まで）

2021年下期から急成長を遂げ、2023年は前年の倍近くまで募集を増やしています。

最近は募集が増えすぎて満額集まらない案件も増えてきました。

 

募集頻度と1回あたり募集額

それを確かめるために、月平均の募集回数と1回あたりの募集額を見てみます。（2024年は10月募集分まで）

募集回数は順調に伸びており、最近は月に20回以上の募集を行っています。

1回あたりの募集額を増やしすぎ応募が埋まらなくなってきたため、最近は1億円程度まで減らしてきました。

それでもなお最も投資しやすい業者の一つです。

 

償還実績

運用が終わって資金が投資家に返された案件はどれくらいあるか？

償還実績は以下の通りです。（2024年11月5日現在）

募集額を急拡大させたため、一時は償還率がかなり下がりました。

しかし、急拡大させた分の償還も進み、7割の案件が償還済みとなっています。

 

利回りと運用期間

直近1年間（2023年11月～2024年10月）に募集された案件の利回りと運用期間を紹介します。

 

利回り

利回りは最低2.0％、最高9.7％、平均5.6％でした。（利回りに幅がある案件は平均値を利回りとする）

全体の半分強が6％以上で、8％以上も1割あります。

利回り2～3％の業者が増える中、平均5％台の利回りは他社より高めと言って良いでしょう。

 

平均利回りの推移

平均利回りの推移は以下の通りです。（2024年は10月募集分まで）

運営開始当時よりも利回りが上がっている数少ない業者です。

2024年夏からは利回りが8％を超える案件も増えてきています。

 

運用期間

運用期間は最短1カ月、最長18カ月、平均9.9カ月でした。

8割の案件が運用期間1年以内です。

運用期間が短いほどリスクが下がるので好ましいです。

 

手数料

手数料は以下の通りです。

入金時の振込手数料以外はすべて無料です。

振込先の口座はGMOあおぞらネット銀行です。

なので、GMO銀行から振り込めば振込手数料は無料になります。

プチ解説 会員登録とは？

プチ解説 入金と出金とは？

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）のデメリットとリスク

ここからはバンカーズの悪いところと弱点を見ていきます。

 

元本と利息は保証されない

借り手が返済不能になったりバンカーズが倒産した場合、投資したお金は戻ってきません。

また、借り手の経営悪化などで分配金が受け取れないこともあります。

これはすべてのソシャレン業者に共通です。

 

途中解約できない

途中解約はできません。

借り手の経営状態が悪化しても、運用期間が終わるまで待つしかないです。

運用期間が短めの案件を選ぶことで、リスクを下げられます。

プチ解説 途中解約とは？

 

ソーシャルレンディング専業である

ソーシャルレンディングは儲かりにくい

ソシャレン業者の手数料収入は、融資額の1～3％と言われます。

仮に2％として1億円を1年間で200万円にしかなりません。

バンカーズもそれは分かっていて、年間の融資額（＝募集額）を400億円まで引き上げたいとしています。

 

ソーシャルレンディングをカバーできる事業がない

問題はそれまで経営が持つかです。

例えば、OwnersBookは本業の不動産業が好調なので、ソーシャルレンディングが不調になっても本業でカバーできます。

しかし、バンカーズはソーシャルレンディング専業なので、カバーできる事業がありません。

バンカーズの経営が行き詰まるリスクは念頭に置いておきましょう。

 

借り手が偏っている

かつてバンカーズは調達額の9割がC社向けの融資でした。

その後、借り手を増やすことでC社への集中は減りましたが、依然として一部の借り手への偏りが見られます。

2023年の年間調達額183億円の内、上位3社で4割を超えています。

ある程度の偏りが生まれることは致し方ない面があるでしょうが。

極端になっていないか注意が必要です。

 

案件の説明が分かりにくい

バンカーズはサイトの案件説明が分かりにくいです。

金融のプロ集団なので常識のレベルが高すぎるのでしょうが。

我々一般人が読むと理解するのに苦労します。

 

投資を検討できる時間が短い

最近のバンカーズは募集開始前日の午後に募集案内のメールが届きます。

募集開始は12時なので投資を検討できる時間が短く、多忙で検討できない人もいるでしょう。

十分に検討しないままの投資は危険です。

 

償還後3カ月で強制出金

バンカーズでは償還された元本などはデポジット口座で保管され、出金したり再投資に使えます。

ただし、デポジット口座に入ってから3カ月間放置すると、投資家の銀行口座に強制的に出金されます。

なお、その際の振込手数料は無料です。

プチ解説 デポジット口座とは？

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）のメリットと特長

次はメリットと特長です。

 

信頼性が高い

グループ統括会社の元代表（現相談役）の長田氏は三菱UFJ銀行の元代表取締役専務です。

資産も名誉もあり悪いことをするメリットがありません。

バンカーズの経営陣は信頼性が高いです。

 

金融のプロが運営している

バンカーズは大和証券など金融機関出身者が多く、旧泰平物産の社員も残っており貸金業の人材も豊富です。

多くの金融のプロによってバンカーズは運営されています。

また、バンカーズの立ち上げ時にはクラウドバンク初代社長の大前和徳氏も参加していました。

 

貸金業の豊富な経験がある

ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。

バンカーズの前身の泰平物産は創業50余年の貸金業者で、その経験はバンカーズに蓄積されています。

バンカーズは豊富な貸金業の経験をもとに運営されています。

 

不動産以外の担保がある

多くのソシャレン業者で担保は不動産ですが、不動産は売れなければお金になりません。

この点、バンカーズでは土地以外を担保とする案件があります。

特に診療報酬債権は払い手が自治体等なので、ほぼ確実に現金化でき安全性が高いです。

 

情報が豊富で透明性が高い

借り手の社名はすべて公開され、提供される情報も豊富です。

また、借り手のモニタリングを毎月行い内容を公開するなど、情報の透明性も高いです。

プチ解説 モニタリングとは？

 

投資しやすい

バンカーズは2021年下期から投資の機会が大幅に増えました。

大半の案件で募集開始と同時に応募すれば投資でき、翌日以降に投資できることもあります。

他社に比べて投資しやすいです。

 

キャンペーンが行われる

バンカーズではAmazonギフト券などがもらえるキャンペーンがよく行われます。

実質利回りが1％以上アップすることもありオトクです。

プチ解説 キャンペーンとは？

 

1万円から投資できる

バンカーズは最低1万円から投資できます。

資金が少ない人でも参加可能です。

 

入金は投資できることが決まってから

事前入金の業者では次のような問題が起こります。

バンカーズは投資できると決まってから振り込みなので、お金が寝る心配はありません。

プチ解説 クリック合戦とは？

 

手間いらず

バンカーズで投資家の作業は3つだけです。

あとはお金が戻ってくるのを待つだけの手間いらずな投資です。

 

手数料が少ない

手数料は入金時の振込手数料だけです。

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）の評判と口コミ

バンカーズの評判と口コミを紹介します。

 

悪い評判と口コミ

抽選で落選することがある

抽選は他社に比べると競争率は高くありません。（それでも落ちますが…）

ただ、抽選での募集が少ないので、そこまで影響はないと思います。

 

クリック合戦になることもある

クリック合戦はゼロではありませんが、他の人気業者に比べれば少ないです。

 

良い評判と口コミ

Amazonギフト券がもらえる

投資額に応じてAmazonギフト券がもらえるキャンペーンがよく行われます。

会員登録キャンペーンは、ほぼ常に開催です。

 

楽天ポイントがもらえる

楽天ポイントがもらえるキャンペーンもあります。

 

抽選で当選した

 

キャンペーンがある

過去には卵ギフト券がもらえるキャンペーンもありました。

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）の注意点と対策

投資する際の注意点と対策です。

 

案件の内容が分かりにくい

内容が難しく説明も難解

バンカーズの案件紹介は金融のプロが書いているがゆえに常識のレベルが高く、非常に読みにくく難解です。

また、他の業者ではあまり出ない用語が多く登場しますが、その説明はありません。

このため、バンカーズは案件の内容が分かりにくいです。

 

一度しっかり調べて理解する

とは言え、内容を理解しないまま投資するのは危険です。

また、同じ用語が別の案件でも出てくるので、一度覚えてしまえば次からは楽です。

ですので、知らない用語が出てきた時にしっかり調べて理解しましょう。

 

事業者リスクがある

バンカーズにはリスクがある

バンカーズは信頼性が高くスタッフは金融のプロ揃いです。

しかし、非上場のベンチャーでありソーシャルレンディング専業です。

バンカーズの経営が行き詰まるリスクはあると考えてください。

 

案件を厳選し少額で投資する

そこで、リスクを下げるために次の3点を徹底しましょう。

 

他の業者も併用する

ただ、そうすると投資機会が減り投資額を増やせません。

この点は他の業者も併用することで解決しましょう。

利用する業者を増やせば分散投資でリスクも下がります。

以下の業者は上場系でおすすめです。

プチ解説 分散投資とは？

 

この他のオススメ業者は下記の記事で紹介しています。

【2024年11月更新】ソーシャルレンディングおすすめ厳選7社

【2024年11月1日更新】「どの業者が良いか分からない！」という方へ。ソシャレンと不動産クラファンで累計投資2億円の現役投資家が信頼性、安全性など5段階評価し、初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。

asean-info.net

2024.11.01

【2024年11月更新】不動産クラウドファンディングおすすめ9社

【2024年11月1日更新】「どの業者が良いか分からない！」という方へ。累計投資額2億円の現役投資家が信頼性、安全性などを5段階で評価しオススメの不動産投資型クラウドファンディング（不動産クラファン）を紹介します。

asean-info.net

2024.11.01

 

こちらはすべてのソシャレン、クラファン業者のリストです。

ソーシャルレンディング・不動産クラファン全115業者の一覧

【2024年11月1日更新】全115業者（ソーシャルレンディング21社、不動産投資型クラウドファンディング94社）の一覧リストです。見落としがないかのチェックに活用してください。

asean-info.net

2024.11.01

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）での僕の投資実績

僕の投資実績を公開します。

 

僕の投資実績

バンカーズでは以下の案件に投資しています。

髙島屋案件は東証プライム上場の髙島屋が関係しているので100万円で投資していますが。

それ以外はいずれも少額での投資です。

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）の会員登録の注意点

会員登録の際の注意点を箇条書きで挙げます。

 

会員登録のポイント

条件

• 20歳以上75歳未満
• 法人での登録も可

 

手続きの流れ

• 他の業者と同じ
• スマホで本人確認をするeKYCには非対応
• 本人確認コードが書かれたハガキが送られてくる
  • 転送不可簡易書留
  • ログイン後にコードを入力して登録完了

 

本人確認資料として使えるもの

• 運転免許証
• 写真付き住基カード
• パスポート
• 健康保険証
• 在留カード
• 運転経歴証明書
• マイナンバーカード
• 特別永住者証明書

 

マイナンバーの扱い

• マイナンバーの登録が必要
  • 会員登録後に登録
• 有効な書類1点をマイページから提出
  • マイナンバーカード
  • 住民票
  • 住民記載事項証明書

 

提携銀行

• GMOあおぞらネット銀行
• 出金手数料は業者負担

 

申請から登録完了までの所要日数

• 3日から1週間

 

会員登録の注意点

本人確認資料の注意点

• 現物をカメラで撮った画像が有効
• 以下は不可
  • カラーコピー
  • 白黒コピー
  • スキャン
  • PCなどの画面に表示させて撮影

 

マイナンバーの注意点

• 個人番号通知カードは不可

 

入金時の注意点

• 会員登録時に登録した口座以外からでも良い
• ただし本人名義の口座に限る

●公式サイト：バンカーズ

バンカーズ（Bankers）のまとめ

最後に要点をまとめます。

 

バンカーズのポイント

ポイントは以下の通りです。

 

投資先の一つとして活用すべき

経営者の信頼性が高く金融のプロ集団である上に、貸金業の経験も豊富です。

業者としてのポテンシャルは非常に高いといえます。

 

その一方で、非上場のソシャレン専業であるなどリスクもあります。

最近の急拡大ぶりに無理がないかも懸念点です。

 

とはいえ、ノーリスクの業者なんてないですよね？

それに、利回りが平均5％台と高めだし運用期間も短め。

 

なによりも、募集回数、募集額ともに多くて投資しやすいです。

好条件が揃っている業者です。

 

好条件で投資額を増やすには最適。

投資先の一つとしてバンカーズを活用しましょう！

→ バンカーズで会員登録する（無料）