Rimpleの第14号案件の募集が行われます。
抽選方式で競争率が高く、なかなか当選できない。
それでも、運営会社が18期連続増収増益の東証一部上場企業ということで、信頼性の高さから高い人気を誇るRimple。
今回の案件に投資すべきか?
案件の内容を分析し、投資の是非を判断します。
今回も硬いです!
タップできる目次
Rimple第14号案件の概要
まず最初にRimple第14号案件の紹介です。
Rimpleとは?
Rimpleは2020年2月に運営を開始した不動産投資型クラウドファンディングです。
サービス名 | Rimple |
---|---|
運営会社 | プロパティエージェント |
運営開始 | 2020年2月 |
最低投資額 | 1万円 |
利回り | 3.7~5% |
運用期間 | 6~12カ月 |
運営会社のプロパティエージェントは東証一部上場企業です。
信頼性が高いです!
●公式サイト:Rimple
Rimpleについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
Rimple第14号案件の基本情報
Rimple第14号案件の基本情報は以下の通りです。
- 案件名:Rimple's selection #14
- 利回り:3.7%
- 運用期間:6カ月
- 劣後出資比率:30%
- 分配:満期一括
- 募集総額:9,394万円
- 最低投資額:1万円
- 出資単位:1万円
- 出資上限:なし
- 募集方式:抽選方式
- 募集期間:2021年5月14日18時~17日18時
- 当選発表:2021年5月19日18時以降
募集総額の9,394万円は過去3番目の大型募集です。
クジ運が悪い人も希望が持てますね!
募集期間は5月14日から17日までの3日間です。
忘れないようにね。
Rimple第14号案件の投資対象物件
投資対象の物件は区分マンション3戸で、内2戸は同じマンションの別室です。
3部屋をまとめて1つにした案件です。
- 物件名:クレイシア秋葉原(2戸)
- 所在地:台東区浅草橋5丁目29番
- 築年:2016年2月
- 構造:鉄筋コンクリート造13階建
- 12階部分1戸
- 13階部分1戸
- 最寄り:日比谷線秋葉原駅 徒歩10分
- 物件名:コートヒルズ広尾南(1戸)
- 所在地:渋谷区恵比寿2丁目106番
- 築年:2009年11月
- 構造:鉄筋コンクリート造15階建
- 最寄り:日比谷線広尾駅 徒歩10分
ここまで案件の説明でした!
Rimple第14号案件の案件分析
次に、分配金の受け取りと元本回収について見ていきます。
分配金は受け取れそう
まず、分配金の受け取りです。
必要な分配金は174万円
今回の案件で支払いが必要な分配金は174万円です。
- 募集総額:9,394万円
- 利回り:3.7%
- 運用期間:6カ月
- → 必要な分配金:9,394万円×3.7%÷2=174万円
さて、受け取れるのか。
分配原資は家賃収入
利回り3.7%の内訳ですが、Rimpleサイトには次の記載があります。
- キャピタルゲイン 0.0%
- インカムゲイン 100.0%
キャピタルゲインは物件の売却益、インカムゲインは運用益、つまり家賃から得られる利益です。
ですので、分配金174万円はすべて家賃でまかなう必要があります。
3部屋の家賃でってことね。
分配金はカバーできる
不動産情報サイトで調べたところ、対象物件の月額家賃の相場は以下の通りです。
物件 | 月額家賃 |
---|---|
秋葉原12階 | 151,000~177,000円 |
秋葉原13階 | 151,000~177,000円 |
広尾南 | 185,000~226,000円 |
仮にすべて最低評価の家賃だとして、
- 月額:487,000円
- 6カ月:2,922,000円
3部屋6カ月分の合計は292万円と、必要分配金174万円を大きく上回ります。
経費などを引いても分配金は問題なく支払えそうです。
分配金の受け取りは硬そうだ。
元本は回収できるか?
次に分配金を回収できるかです。
必要売却額は9,394万円
今回の案件で投資家の出資額は9,394万円です。
- 出資総額:1億3,420万円
- 優先出資:9,394万円
- 劣後出資:4,026万円
ですので、物件が9,394万円以上で売れれば元本は回収できます。(諸経費を無視)
収益還元法で評価額を算出
では3つの物件はそれぞれいくらで売れるのか?
収益還元法で評価額を算出してみましょう。
なお、Rimpleは不動産鑑定書にNCFが書かれているので、今回はNCF利回りから算出します。
収益還元法の入門編です!
評価額は1億4,486万円
そのNCFですが鑑定書が会員限定情報なので書けません。すまん!
近隣の物件などから僕が考えたNCF利回りは以下の通りで、これでNCFを割ると評価額が出ます。
物件 | NCF利回り | 評価額 |
---|---|---|
秋葉原12階 | 3.6~3.8% | A万円 |
秋葉原13階 | 3.6~3.8% | B万円 |
広尾南 | 3.5~3.7% | C万円 |
評価額A~Cはそれぞれ下限と上限がありますが、下限3つを足すと1億4,486万円になります。
最低でも1億4,486万円で売れそうなのね。
投資家の出資総額を大きく上回りますので、
- 評価額:1億4,486万円
- 投資家の出資総額:9,394万円
元本はほぼ確実に回収できるでしょう。
また、劣後分も含めたトータルの出資総額を超えていますので、
- 評価額:1億4,486万円
- 出資総額:1億3,420万円
分配金の受け取りも確実だと思います。
パーフェクトだね。
Rimple第14号案件の投資判断
最後にRimple第14号に投資するかの判断です。
100万円で投資します
毎度のことながらRimpleは硬いですね。
損をする可能性は極めて低いでしょう。
部分当選の可能性も踏まえて100万円で投資します。
10万円分だけでも当たるかも。
応募を続けます
Rimpleは競争率が高く当選しにくいです。
僕の戦績は下記の通りでして。
案件 | 倍率 | 当落 |
---|---|---|
第1回 | 16.4倍 | ✕ |
シークレット | 5.2倍 | ○ |
第2回 | 5.5倍 | ○ |
第3回 | 2.7倍 | ✕ |
第4回 | 8.0倍 | ○ |
第5回 | 4.3倍 | ○ |
第6回 | 7.0倍 | ✕ |
第7回 | 3.7倍 | ✕ |
第8回 | 1.5倍 | ✕ |
第9回 | 5.6倍 | ✕ |
第10回 | 5.9倍 | ✕ |
第11回 | 10.6倍 | ✕ |
第12回 | 7.9倍 | ✕ |
第13回 | 4.1倍 | ○ |
序盤は調子が良かったのですが、第6回から怒涛の7連敗。
霊長類で最もクジ運が悪い男の本領を遺憾無く発揮しておりました。
さすがワイ!
それが前回の第13回でまさかの当選!
これで今年と来年の運を使い果たしたので、次に当選するのは2023年です。
でも、応募するのはタダですからね。
これからもダメ元で応募し続けます!笑
当たれば儲けもの!
●公式サイト:Rimple
コメント