ピーチ航空完全ガイド

同行者と荷物の重量を合算できる?

【質問】子供と2人でピーチ航空に乗ります。2人とも一番安いシンプルピーチ運賃に荷物を1つ付けました。でも、私の荷物が20kgをオーバーして25kgくらいになってしまいそうです。子供の荷物は15kg以下で済みそうなので、2人合わせて40kgに収まれば大丈夫でしょうか?

【回答】まず状況を整理しますと、ピーチ航空の運賃には3つのタイプがあり、このうち最も安いシンプルピーチ運賃には、チェックインの時に預ける受託手荷物が含まれていません。

ですが、受託手荷物料金を払うことで荷物を預けることができるようになります。この場合、通常料金で預けることができる手荷物1個あたりの重量は20kgまでで、大人も子供も同じです。今回のケースでは親子それぞれ20kgまでの受託手荷物を1個ずつ預けることができる状況です。

預ける荷物が20kgを超える場合、受託手荷物料金に加えて重量超過手荷物料金の支払いが必要です。今回のケースでは25kgとのことですので、超過料金支払いの対象となってしまいます。

しかし、同乗する旅客の受託手荷物の個数、重量について、ピーチ航空の運送約款第11条E項2号では次のように定められています。

同一の航空便で旅行する2人以上の旅客が同一地点まで同時に当社に手荷物の運送を委託する場合には、(中略)その個数、重量について各人の手荷物許容量を合算し、当該同行旅客全員を一体としてその許容量とすることができます。

つまり、一緒に乗る人たちの荷物は個数と重量を合算できるよ、ということです。

今回のケースでは親子ともに20kgを1個ですので、2人を合算すると個数は2個、重量は40kgまでOKということになります。ですので、親が25kg、子が15kg、2個合わせて40kgは預け入れることができます。

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