【質問】以前ピーチ航空をキャンセルした時にもらったピーチポイントがあります。もうそろそろ有効期限が切れそうなので利用しようと思い、韓国に旅行に行くことにしました。その支払いに使おうと思ったのですが、予想外のことが起こりました。
行きはチェジュ航空の割引きセールで安いチケットが出ていたのでそれを予約しました。そして、ソウルからの帰りをピーチ航空で予約したのですが、ピーチポイントで支払おうとしても支払えません。どういうことでしょうか？
【回答】うん。予想外じゃなく予想通りで、どういうことじゃなく当然のことです。ご愁傷様ですが。
ピーチポイントの説明のところにちゃんと書かれているのですが、ピーチポイントは発行された通貨単位でしか使うことができません。日本円で発行されたピーチポイントは日本円建ての支払いにのみ使えます。他の通貨に換算して支払うことはできないのです。
例えば、1万円のチケットをキャンセルして、1万円分のピーチポイントが戻ってきたとします。これは1万円以内の日本円建ての支払いにのみ使えます。1万円相当の台湾ドルやタイバーツに換算して使うことはできません。
そしてもう一つのポイントは支払い通貨の決まりです。ピーチ航空では支払い通貨は予約した際の最初の出発地の通貨が適用されます。最初の出発地が大阪ならば日本円、香港ならば香港ドルです。
今回のケースでは、キャンセルして戻ってきたピーチポイントは日本円だったのでしょう。そして、ソウルからの帰りのチケットは韓国発ですから、支払い通貨は韓国ウォンです。なので、日本円のピーチポイントで支払うことはできないということです。
なお、上述の通り通貨は最初の出発地のものが適用されます。今回のケースで往路をチェジュ航空にせず往復ともピーチ航空にし、なおかつ、一回の予約操作で往復とも予約すれば、最初の出発地は日本になります。
こうしておけば往復ともに支払い通貨は最初の出発地である日本の円が適用され、日本円のピーチポイントを支払いに使うことができました。残念！