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maneoの行政処分、Twitter民の誤解を一つ一つ解いてみました!

グリーンインフラレンディングの一件でmaneoマーケットが行政処分を受けることになった問題。

Twitter上でもそこそこ話題になっています。

ところが、誤解してらっしゃる方がけっこうというか非常に多いです。

悪意のない誤解ではありますが、ソーシャルレンディングが誤解されるのはよろしくないので、一つ一つ誤解を指摘させていただきます!

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

ツイートされた方ごめんなさい

なお、以下のツイートをされた方を晒してディスる意図はまったくございません。

NHKと日経が(悪意を持って)ミスリードする記事を書いていますから、ソシャレンをよくご存じない方が誤解するのは当然のことです。

同じようにマスコミ報道を真に受けてらっしゃる方の誤解を解ければと思っております。

それは誤解です!

ではさっそく。

これ、日経のミスリードです。基本的なことをまず指摘します。

お金の流れは「投資家→maneoマーケット→グリフラ→JCサービス」です。

maneoマーケットはグリフラとJCサービスの資金集めを代行しただけで、集まった資金を流用したのはJCサービスです。

流用したのはmaneoでも親会社のmaneoマーケットでもなくJCサービスです。

この方が日経にだまされないことを祈ります。

これ、ホリエモン御本人?ホリエモン好きなのでちょっとショック。

何をひどいとおっしゃってるのか存じ上げませんが、maneoが流用していると思ってらっしゃるならば、 貴殿のリテラシーがひどいです。

上述の通り、日経のミスリードです。

こちらの方は「あれ?」と思ってらっしゃいます。ホリエモンより優秀です。

グリフラとJCサービスは「発電所建設に使う」などとmaneoマーケットに説明し、マネマーはそれをそのまま投資家に説明し、資金を集めました。

ところがJCサービスは集まった資金の一部を発電所など以外に使っていました。

もしJCサービス側が最初から他で使う意図があったのであれば、マネマーと子会社のmaneoは騙されたことになります。

ただし、だませるようなシステム、管理体制であったことについて、maneoマーケットには重大な責任があり、それが今回の行政処分の理由の一つであると、証券取引等監視委員会は指摘しています。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

グリフラ問題で行政処分勧告を受けたことにmaneoがコメントを発表
グリフラ問題で行政処分の勧告を受けたことについてmaneoがコメントを出しました。その全文を掲載し内容を解説します。証券取引等監視委員会が指摘した問題は3点です。グリフラ投資家への対応についてもmaneoはコメントしています。

次に行きます。

あり得ません。キッパリ!

今回問題となっているのは、一言で言うとmaneoマーケットの管理体制です。

例えて言うと、楽天市場の出店業者が変な商売をしていた。それで楽天に対して「お前どんな管理しとるんや、店子をしっかり管理せんかい!」とお叱りが入っただけです。

決して、ソーシャルレンディングという仕組み事態が否定されたわけではありません

また、OwnersBookSBIソーシャルレンディングLCレンディングなどの上場系業者は、こういった問題は起こさず堅実に事業を行っています。

要は、上場系ほどきっちりした体制が整っていないmaneoが大家業に手を出してミスったことが問題になっているだけで、ソシャレン自体が問題になっているわけではありません

上に書いた通りです。maneoが資金流用したのではありません。やったのはJCサービスです。

繰り返しますが、今朝の日経の記事は悪質です。誤解させられた方、こちらの記事をご覧ください。

maneoに行政処分、記事を誤解してる人が多いので詳しく説明
グリーンインフラレンディングを巡る問題でmaneoマーケットが金融庁から行政処分を受ける見込みとなりました。投資家に虚偽の説明を行った金融商品取引法違反の容疑です。この記事を読んでmaneoが資金を流用したなどと誤解している人が多いです。

誤解させられた人たちを集めて、日経に損害賠償請求しようかな?笑

こちらにも日経報道被害者が。目的外流用したのはmaneoではありません。

なお「相手の会社が大丈夫か」はソーシャルレンディングの基本中の基本です。

ソシャレンはまず最初に業者選びです。信頼できる業者を選んでから、その業者の案件の中で選ぶ。これがセオリーです。

利回りを見る前に業者を見ろ、運用期間を見る前に経営者を見ろ。

ソーシャルレンディングの鉄則です。

イケハヤ氏も日経にだまされてますね。一緒に被害者の会やりましょう!

なお、今回の件はファンドの透明化とはまったく関係ありません。 仮に透明化されてもこのような問題が再発する可能性は残ります。

なぜならば、今回はJCサービスが虚偽の申請をしたからです。

発電所建設に使うと言っておきながら、それ以外の用途で資金を使った。要はウソを付いたわけです。

業者がウソを付くのならば、ウソの情報が公開されて透明化されても無意味ですよね?

ですので、「透明化されるといいのですが」というイケハヤ氏の指摘はちょっとずれてます。

まぁ、イケハヤ氏の専門はソシャレンではなく仮想通貨ですから。そこは大目に。

重ね重ね申し上げますが、maneoは資金流用していません。

ただ、このような不祥事がみんクレやラキバンではなく最大手のmaneoで起こったことで、ソーシャルレンディングに不信感を抱くのは致し方ありません。

その意味で今回の事件の主犯はJCサービスですが、maneoの責任は極めて重いです。

この方はNHKにだまされたのかな?NHK報道もあからさまなミスリードです。受信料拒否の理由になりえますね。うん。

maneoが不適切な資金利用をした印象を与えるNHKの報道は間違い
maneoが行政処分を受ける件についてのNHKの報道がひどすぎます。記事を読むと投資家に虚偽の説明を行い不適切な資金利用をしたのがmaneoであるような印象を受けますが、事実と異なります。NHKは偏りのない公正な報道をすべきです。

ひどいなは誤解ですが、そのあとは100%おっしゃる通りです。

ソーシャルレンディングに貸金業法を無理やり適用しようとした金融庁のミスです。

ただ、それ以外に適当な法律がありませんし、行政府に立法権はありませんので、頭ごなしに金融庁を責めるのも気の毒と個人的には思います。

その金融庁が借り手情報の開示の方針を打ち出し、ソシャレン業界が良い方向に進もうとしていたのに、店子に変なことをさせてmaneoは何をやってるのだ!と。

僕もちょっと怒り心頭です。

そこに書くべきはmaneoではなくグリーンインフラレンディングです。

コインチェックと一緒ではありません。

CCは不正アクセスされるリスクを承知していながら、その対策をしませんでした。

maneoは虚偽の説明をされるリスクを想定すらしていませんでした。

CCと一緒ではありません。maneoの方が間が抜けています。涙

僕の記事を引用していただき、ありがとうございます。

そうなんです、子会社ではないんです。

maneoは業界に先駆けて、ネット上で案件を募集して投資家から資金を集めるシステムを構築しました。

そして、親会社のmaneoマーケットが他のソシャレン業者にシステムを利用させ、手数料を取っていました。

なので、maneoマーケットが楽天市場で、そこにLCレンディングとかクラウドリースのような他のソシャレン業者が出店している、みたいなイメージで捉えてください。

同じく、記事を引用していただき、ありがとうございます。半分合ってますが、半分間違ってます。

グリフラはJCサービスの子会社で、社長はJCサービスの社長でもある中久保正己氏です。つまり、グリフラとJCサービスは一心同体です。

ですので、maneoは被害者ですが、グリフラは被害者ではなく加害者です。

違います。「投資家→maneoマーケット→グリフラ→JCサービス」と資金が流れた先のJCサービスです。

姑息なのはmaneoではなくグリフラとJCサービスです。

上でも書いた通り、グリフラとJCサービスがmaneoに虚偽の説明を行い、それをmaneoがそのまま投資家に説明したため、結果的にmaneoの説明も虚偽になっただけです。

グリフラとJCサービスのウソに気付かなかった。つまり、maneoは姑息なのではなく間が抜けていた

マスコミ報道を真に受けるな

ということで、多くのみなさんが日経新聞とNHKのミスリード記事に誤解させられています。

このような誤解を与える報道をした両社には、非常に憤りを覚えます。

ただ、みんながみんなではありませんが、記事の中身を読まずタイトルだけで判断している、と感じさせられる方も正直いらっしゃいます。

間違った判断は投資に悪影響を及ぼします。そして、情報を受けるのは自己責任です。

マスコミ報道を真に受けるのではなく、中身をしっかり読んで正しい判断をしていただければと思います。

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