東証一部上場企業の運営で人気が高いジョイントアルファ。
僕もこれまでに4つの案件に投資してきました。
先日、そのうちの1つが無事に運用を終了すると連絡が来たのですが。
その内容から、運営会社の穴吹興産が物件を自社買取したことが分かりました。
ジョイントアルファの安心感がさらにアップです。
一生ついていきます!
タップできる目次
穴吹興産が物件を買い取った
まず、何が起こったかを説明します。
ジョイントアルファとは?
ジョイントアルファは超人気の不動産クラファンです。
サービス名 | ジョイントアルファ |
---|---|
運営会社 | 穴吹興産株式会社 |
運営開始 | 2019年4月 |
最低投資額 | 10万円 |
利回り | 3~6% |
運用期間 | 6~12カ月 |
運営会社の穴吹興産は創業50年、売上高1千億円の東証一部上場企業です。
信頼性の高さは圧倒的です。
不動産クラファンでどこか1社と言われたら、迷わずジョイントアルファをすすめます。
●公式サイト:ジョイントアルファ
ジョイントアルファについては、↓こちらの記事で詳しく解説しています。
信頼性は業界トップだよ。
アルファアセットファンド豊洲タワー2
今回の話の種はこちらの案件です。
- 案件名:アルファアセットファンド豊洲タワー2
- 利回り:3.4%
- 運用期間:12カ月(2020年4月1日~2021年3月31日)
- 劣後出資比率:30%
- 募集総額:3,710万円
僕がジョイントアルファで初めて投資できた案件で、今月末で運用終了を迎えます。
50万円投資しました!
本来は第三者に売却する
不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を第三者に売却するのが基本です。
ジョイントアルファの場合、次のような流れです。
- 穴吹興産が所有する物件を
- ジョイントアルファの匿名組合が購入し
- 最後に第三者に売却する
不動産投資ですから当然ですよね。
売らないと売却益が入らないしね。
穴吹興産が物件を自社買取した
ところが、ジョイントアルファから送られてきた「運用終了のお知らせ」には次のように書かれていたのです。
終了事由:対象不動産の売却等の完了
売却等の内容:対象不動産を事業者の固有財産とする
事業者の固有財産?
ジョイントアルファの匿名組合契約書には次のように書かれています。
本事業者は、対象不動産の売却等(売却し、又は本事業者の固有財産とし、若しくは他の不動産特定共同事業契約に係る財産とする行為をいう。以下同じ。)を相当と判断するときは、適切な手続により対象不動産の売却等を行うものとする。
本事業者とは穴吹興産のことです。
つまり、
- 穴吹興産が所有する物件を
- ジョイントアルファの匿名組合が購入し
- 最後に穴吹興産に売却する
もともと自分のものだった物件を、穴吹興産が自社買取したということです。
なんのために?
ジョイントアルファは自社買取で安心
今回、自社買取が明らかになったことで、ジョイントアルファの安心感がさらにアップしました。
自社買取は非常時の安全装置
自社買取は本来、投資家が被害に遭うことを回避するための措置だと僕は考えています。
例えば、次のような物件が1,700万円でしか売れそうにないとします。
- 出資総額:2,000万円
- 投資家出資額:1,800万円
- 業者出資額:200万円
このまま1,700万円で第三者に売却すると、投資家が100万円の被害を負います。
それは困る。
そこで行われるのが自社買取です。
- 業者が1,800万円で自社買取する
- その1,800万円で投資家に返済する
- 物件をしばらく保有して運用
- 値上がりした時点で第三者に売却
自社の評判を守るために身銭を切って投資家の被害を防ぐ。
つまり、自社買取は非常時の安全装置です。
資金力がないとできません!
穴吹興産は平常時でも自社買取した
では、今回の豊洲案件は非常時だったのか?
ジョイントアルファは2月15日に同じマンションの別の部屋を対象とした案件の募集を行っています。
非常状態に入ったのであれば、再募集などしないはずです。
つまり、豊洲物件は非常になっておらず、穴吹興産は平常時において自社買取をしたということです。
なにゆえに?
穴吹興産が自社買取する理由
そもそも、穴吹興産にとって不動産クラファンは収益を得るための事業ではありません。
本業である投資用分譲マンションを買ってくれる見込み客の獲得ツールだと僕は考えています。
今回の豊洲案件の場合、投資家に支払う分配金は126万円です。
- 利回り:3.4%
- 運用期間:12カ月
- 募集総額:3,710万円
- → 分配金:126万円
本来、自社で得るはずの家賃収益から、100万円ほどを投資家に分けてあげる。
それで見込み客とつながりを持てるならば安いものです。
であるならば、わざわざ第三者に売るよりも、自社買取して元の状態に戻した方が手間いらずで良いですよね?
確かに手間いらず。
ジョイントアルファの安心感が向上
最初から自社買取が前提の案件ならば、元本が毀損する可能性は極めて低いです。
以前から自社買取すると思っていましたが、今回それが確認できました。
売上高1千億円、創業50年の東証一部上場企業の直営。
しかも、自社買取前提の可能性が高い。
ジョイントアルファの安心感がさらにアップしました。
信頼感バツグンです!
ジョイントアルファの人気もアップ
ジョイントアルファの人気もアップを続けています。
今日、抽選方式で募集が始まった市川妙典案件。
募集開始1時間で募集額の4倍を超える応募が集まっています。
僕ももちろん応募しました。
当選する自信はないけど…
応募はタダだからしておこう。
当選すればラッキーだし。
さらに安心感が増したジョイントアルファ。
今後も主力投資先として応募を続けます。
自社買取で安心!
●公式サイト:ジョイントアルファ
ジョイントアルファについては、↓こちらの記事で詳しく解説しています。
コメント
初めまして、ソシャレン/クラファン歴1年のアドレナ林太郎と申します。いつも大変タメになる記事で勉強させていただいております。
私のおつむでは個々の案件の分析は難しいので、信頼できる会社の利率高めの案件に分散投資する方針としております。小心タロウ様の金言を元に投資先を分散させているのですが、会社間で利率率表示の内容が大きく異なっているのではないかと感じています。
ざっくりした内容で申し訳ないですが、例えば、私のクリエルでのポートフィリオは、利率4−8%の案件で、約190万運用額で月々の分配金が2000-2800円程度、ポケットファンディングでは利率3.5ー5.5%の案件、約220万円の運用で月々4800−8000円の運用益となっています。
ポケファンで早期償還が重なった影響かもしれませんが、運用額が倍違う状態が続くのに違和感を持っています。私の基本的な見落としがあるかもですが、以前にも記事で取り上げていただいたように、運用益に関してご教示いただければ幸いです。
こんにちは。
日々アドレナリン出まくりで何よりです。笑
まず、僕が業者を増やすことを推奨しているのは「選択肢を増やす」ためです。
つまり、「選ぶ」ことが大前提です。
そして、選ぶ対象は業者だけではなく案件もです。
信頼できる業者を選ぶところまでは良いとして、
利回りの高低で案件を決めるのは選んだとは言えません。
案件の良し悪しで選んでないのであれば、それは分散投資ではないです。
ただの思考停止投資です。
分析は難しいと避けている限り、永遠にリスキーな投資を続けることになります。
おつむが良く知識が豊富な強者にも、その逆の我々弱者にもリスクは平等に襲ってきます。
そのリスクを避けたいならば、弱者は強者の何倍も努力して当然です。
僕も不動産知識ゼロですが、必死に調べて考えて選んでいます。
安全も儲けもつかみ取るのは自らの手だけです。
がんばりましょう!
それと分配金が倍近く違う件ですが。
利回りが同じでも運用期間が倍違えば分配金も倍違って当然ですよね?
金額が間違っていない限り、違和感を持つような問題ではないと思います。
CREALとポケファンの過去1年間の分配金額が正しいか計算してみられては?
200万円くらいならば大した案件数でもないでしょうし。
あれこれ考えているより電卓叩いた方が早いと思いますよ。
僕も案件が戻ってくるたびに計算しています。
早速のご回答ありがとうございます。
アドレナリンが足りなかったようで、怠け心に負けておりました、、、
地道に頑張ってみます。お時間を割いていただき感謝申し上げます。
面倒だし、調べなくても投資できるし、ついつい怠けちゃいますよね。
僕が言っても説得力ないですが、地道に1年頑張ればきっと成長できると思います。
お互いがんばりましょう~!