ちょこっと不動産第2号案件に投資するか？【案件分析】

5月14日に初案件がデビューした新しい不動産クラファン、ちょこっと不動産。

第1号の熱気が冷めやらぬ中、早くも第2号案件が登場しました。

良いですねぇ、このスピード感♪

でも、好き嫌いと投資するかは別の問題。

この案件に投資すべきか？

内容を分析し、投資の是非を判断します。

ちょこっと不動産第2号案件の概要

それでは、ちょこっと不動産第2号案件の紹介です。

 

ちょこっと不動産とは？

ちょこっと不動産は2021年3月1日に運営を開始した不動産クラファンです。

投資対象はマンションやアパートだけでなく、オフィスビルや商業ビルなど多岐に渡る予定です。

特長として、CREALでおなじみのマスターリース方式を採り入れています。

入居者がいなくても家賃が入ってくるので、空室リスクを避けられるのが強みです

●公式サイト：ちょこっと不動産

 

ちょこっと不動産第2号案件の基本情報

ちょこっと不動産第2号案件の基本情報は以下の通りです。

第1号に続いて利回りは6％です。

まだ新規会員の獲得を狙ったボーナスステージが続いているようです。

募集総額は952万円と少なめです。

前回に続いてクリック合戦間違いなしですね。

そろそろ1人あたりの投資額上限を導入した方が良いのでは？

 

ちょこっと不動産第2号案件の投資対象物件

次に投資対象物件です。

築34年のマンションの地下1階と3階、2つの部屋を組み合わせた案件となっています。

立地は前回に続いて西武新宿線沿線です。

前回第1号の久米川駅はちょこっと不動産の運営会社である良栄の創業の地です。

今回の花小金井は久米川から新宿寄りに2つ隣の駅。

勝手知ったる地元の物件を持ってきました。

ちょこっと不動産第2号案件の分析

次に分配金、元本回収の観点から詳細に見ていきます。

 

分配金は問題なし

まず、分配金です。

必要な分配金は28.6万円

今回の案件で必要な分配金は28.6万円です．

この28.6万円を家賃収入でまかなう必要があります。

家賃からの利益は32.5万円

会員限定情報なので詳細は伏せますが、今回の物件（2部屋）の年間収支は以下の通りです。

運用期間6カ月で得られる利益は32.5万円となります。

マスターリースなので利益は確実に入る

ちょこっと不動産の案件はマスターリース方式です。

不動産業者は入居者が見つからなくても賃料を払います。

これがマスターリース方式です。

さらに、今回の不動産業者は良栄の子会社というか、実質的に良栄と同一です。

ですので、良栄が倒れない限り、賃料32.5万円は確実に入ってきます。

分配金はまず間違いなく受け取れるでしょう。

 

元本回収も確実

お次は元本回収です。

必要売却額は最低952万円

今回の案件で投資家の出資総額は952万円です。

分配金の受け取りは、出資金を全額回収できることが前提となります。

ですので必要な売却額は以下の通りです。

ベストプライスでの売却は微妙

上述の通り、この物件（2部屋）の年間純利益（NOI）は約65万円です。

周辺の相場から還元利回りは4.9％と推測します。

上下に幅を持たせ収益還元法で評価額を出すと以下の通りです。（4.5％はさすがにありえないと）

元本952万円の回収はまず問題ないでしょう。

しかし、ベストプライスの1,360万円以上は微妙ですね…

良栄が買い戻すと予想

ただ、今回の物件は2部屋とも現所有者は良栄です。

良栄が2部屋から得る32.5万円の利益の内、28.6万円を分配金として投資家に譲る形です。

現状で利益が出ているのですから、損失を出して売るくらいなら良栄が買い戻すのではないかと予想します。

ちょこっと不動産第2号案件の投資判断

以上を踏まえ、この案件に投資するかの判断です。

 

20万円で投資します

少なくとも元本は高い確率で回収できる。

また、上で物件価格を出したのは不動産ド素人の僕ですので、ベストプライス1,360万円以上での売却もあり得るでしょう。

まだ運営を開始したばかりで、会員獲得のためのボーナス利回り期間のような気もします。

少なくとも損失を負うことはないと判断し、20万円で投資します。

 

競争率が低いうちに投資！

前回はクリック合戦にはなったものの、満了まで3分ほどかかりました。

ジャストタイムで応募すれば投資できる可能性は高いと思います。

利回りが2案件連続で6％と高いですし、いずれ競争率が上がって投資しにくくなるはずです。

そうなると恐怖の抽選方式になる可能性も。ひょぇ～

まだ会員数が少ない今のうちに投資しておきましょう。

●公式サイト：ちょこっと不動産