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【最新】えんfundingの評判・口コミとデメリット・リスク

【2024年3月6日更新】

左野くん
左野くん

えんfundingって大丈夫?

初めての業者に投資するのは不安ですよね?

そこで、クラウドファンディングで1億9千万円以上を投資してきて損失ゼロの現役投資家が本音で解説します。

 

結論から言うと以下の通りです。

  • 結論:他の業者と併用して有効活用すべし
  • 運用期間短め
  • 地域分散でリスクを下げられる
  • 他の業者も使って投資機会を増やそう

 

僕は実際にえんfundingで投資中です。

悪いところも含めて経験者のホンネで解説します。

それではさっそく見ていきましょう!

タロウさん
タロウさん

オススメ業者です!

 

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

えんfundingの概要

概要のタイトル画像

まず、えんfundingの概要です。

 

基本情報

えんfundingのサイトの画像

基本情報は以下の通りです。(2024年3月6日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)

サービス名 えんfunding
運営会社 えんホールディングス
運営開始 2021年6月
累計調達額 4億4,840万円
利回り 3.1~4.5%
運用期間 6~12カ月
最低投資額 1万円

これまで利払いの遅れや元本割れはゼロです。

右田さん
右田さん

事故がゼロなのは安心ね。

●公式サイト:えんfunding

 

投資の仕組み

えんfundingの投資の仕組みを説明します。

タロウさん
タロウさん

知っている方は次に飛んでください!

→ 次に飛ぶ

 

不動産投資型クラウドファンディングとは?

えんfundingは不動産投資型クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)です。

不動産クラファンは次のような仕組みの投資です。

不動産投資型クラウドファンディングの仕組み

  1. 投資家が少額で出資する
  2. クラファン業者が不動産を取得する
  3. 入居者から家賃を得る
  4. 運用期間の最後に売って売却益を得る
  5. 利益を投資家に分配する
左野くん
左野くん

期間限定で大家になるイメージだね。

 

手軽にできる手間いらずの不動産投資

不動産クラファンは1万円から投資できます。

また、不動産投資では次のような作業が発生しますが、

  • 物件探し
  • 不動産登記
  • 入居者探し
  • 家賃徴収
  • クレーム対応
  • 売却
  • etc.

不動産クラファンでは作業はすべてクラファン業者が代行します。

不動産クラファンは少額から手間いらずでできる不動産投資です。

タロウさん
タロウさん

えんfundingはクラファン業者です!

 

運営会社

次にえんfundingの運営会社です。

 

運営会社はえんホールディングス

えんホールディングスのサイトの画像

えんfundingを運営するえんホールディングスは、福岡市に本社を置く創業30余年の総合不動産会社です。

会社名 株式会社えんホールディングス
代表者 原田 透
所在地 福岡市博多区住吉3丁目12-1
設立 1989年11月
資本金 1億円

 

福岡市のマンション販売最大手

エンクレストのマンション

自社で開発する「エンクレスト」ブランドのマンションは、2022年までに120棟、11,252戸が販売されています。

長年に渡って福岡市内でのマンション販売最大手です。

 

不動産クラファンに必要な業務経験が豊富

不動産クラファンでは様々な作業をクラファン業者が代行します。

  • 物件探し
  • 不動産登記
  • 入居者探し
  • 家賃徴収
  • クレーム対応
  • 売却
  • etc.

えんグループの主力事業はマンションの開発、販売、賃貸管理、売買仲介であり、上記の作業をすべてカバーしています。

不動産クラファンに必要な業務経験が豊富なえんグループがえんfundingを運営しているのです。

右田さん
右田さん

不動産のプロが運営だね。

 

募集状況

えんfundingの募集状況を見てみましょう。

 

募集実績

まず募集実績です。(2024年は2月募集分まで)

えんfundingの募集額の推移

時期 案件数 募集額
2021年 6件 7,096万円
2022年 13件 1億9,208万円
2023年 10件 1億6,160万円
2024年 2件 2,376万円

運営開始から順調に実績を伸ばしてきましたが、2023年下期に急減しました。

2024年の復活を期待しています。

 

募集頻度と1回あたり募集額

次は月平均募集回数と1回あたりの募集額です。(2024年は2月募集分まで)

えんfundingの月平均募集回数と1回あたり募集額

時期 月平均募集回数 1回あたり募集額
2021年 1.0件 1,183万円
2022年 1.1件 1,478万円
2023年 0.8件 1,616万円
2024年 1.0件 1,188万円

募集は平均月1回、募集額は1回あたり1千万円台前半から2千万円台前半です。

人気の高さに募集額が追いついておらず、抽選の競争率が高止まりしています。

左野くん
左野くん

募集額を増やしてほしいね。

 

償還実績

投資家のお金がちゃんと戻ってきているか、償還実績を見てみましょう。(2024年3月6日現在)

えんfundingの償還状況

区分 金額 構成比
累計調達額 4億4,840万円 100%
内、償還済み 3億7,480万円 83.6%
内、運用中 7,360万円 16.4%

金額ベースで8割が投資家のもとに戻ってきています。

償還の遅れは一度もなく、順調に運営されています。

右田さん
右田さん

それを聞いて安心。

 

利回りと運用期間

直近1年間(2023年3月~2024年2月)に募集された全案件の利回りと運用期間です。

 

利回り

利回りは最低3.1%、最高4.5%、平均3.8%でした。

えんfundingの利回りの分布

利回り 案件数 構成比
3%台 6件 60.0%
4%台 4件 40.0%

利回りは3~4%台が中心です。

中堅業者としてはちょっと低めでしょう。

左野くん
左野くん

前からそうだったの?

 

平均利回りの推移

平均利回りの推移を見てみましょう。(2024年は2月募集分まで)

えんfundingの平均利回りの推移

時期 平均利回り
2021年 7.8%
2022年 4.3%
2023年 3.7%
2024年 4.0%

運営開始当初は7~9%の高利回りでした。

その後は徐々に低下し、2023年5月には3.1%まで下がりました。

その後、一時的に4%台になりましたが、最近では3%台後半が中心になりそうな様子です。

 

運用期間

運用期間は最短6カ月、最長12カ月、平均9.0カ月でした。

えんfundingの運用期間の分布

運用期間 案件数 構成比
6カ月 5件 50.0%
12カ月 5件 50.0%

以前は6カ月が中心でしたが、2023年8月からはすべて12カ月になっています。

それでもなお、他社に比べれば運用期間は短めです。

運用期間は短い方が安全性が高まるので好条件と言えます。

 

手数料

えんfundingの手数料は以下の通りです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 無料

えんfundingの入金先はGMOあおぞらネット銀行の口座です。

GMOあおぞらネット銀行からの振込

なので、GMO銀行から振り込めば入金時の手数料も無料になります。

えんfundingのデメリットとリスク

デメリットのタイトル画像

えんfundingのデメリットとリスクです。

 

元利保証がない

元本の償還と分配金の受け取りは保証されません。

えんfundingの元本保証についてのFAQ

空室で家賃が入らず分配金が減ることもありますし、地震で物件が倒壊したら元本は1円も戻ってきません。

投資なのでリスクはあります

タロウさん
タロウさん

すべての業者に共通です!

 

途中で解約できない

途中解約は不可です。

運用が終わるまでお金は引き出せません。

ですので、運用期間が短い案件を選ぶことをおすすめします。

右田さん
右田さん

これも不動産クラファンに共通だよ。

 

運営会社が非上場企業

運営会社のえんホールディングスは非上場企業です。

創業30余年の地場大手ではありますが、上場系の業者に比べると信用面で劣ります。

えんホールディングスのサイトの画像

また、細かい経営数値が非公開なので経営状態が把握しにくいです。

リスクを避けるためえんグループの動向は常にチェックしましょう。

 

競争率が高く投資しにくい

えんfundingは抽選方式ですが、大人気で競争率が高いです。

以前は抽選倍率が10倍を超えることもありました。(2024年は2月募集分まで)

えんfundingの競争率の推移

時期 競争率
2021年 6.2倍
2022年 7.5倍
2023年 4.5倍
2024年 4.9倍

最近は以前より下がってきましたが、依然として高い水準です。

左野くん
左野くん

厳しい状況…

 

分配が満期一括

分配は運用終了後の満期一括です。

毎月分配ではないので、ちょっとさみしいかも?

タロウさん
タロウさん

受け取る金額は同じです!

 

運用レポートは運用終了後

運用レポートはリスク回避にはつながらない

えんfundingでは案件ごとに運用レポートが発行されます。

ただし、発行されるのは運用が終わった後です。

運用中にレポートを見て状況把握できるわけではないので、リスク回避にはつながりません

 

現物不動産投資の勉強にはなる

なお、運用レポートでは運用中の空室状況やトラブル対応などが詳しく報告されます。

それを読むことで現物不動産投資の勉強になります。

タロウさん
タロウさん

ここまでデメリットでした!

●公式サイト:えんfunding

えんfundingのメリットと特長

メリットのタイトル画像

次にえんfundingのメリットです。

 

セイムボート出資方式を採用

えんfundingも出資

物件を取得する際、投資家と一緒にえんfundingも出資します。

セイムボート出資方式

こうなると、例えば2,500万円でしか売れなかったら、えんfundingも損をしますよね?

そうならないようにえんfundingが高く売ろうと頑張るので、投資家が損失を負うリスクが下がります

 

セイムボート出資方式で安全性アップ

このように、投資家と業者が共同で出資するのをセイムボート出資方式と言います。

えんfundingはセイムボート出資方式を採用しているので、投資家の安全性が高まります。

 

優先劣後出資方式を採用

投資家への返済が優先される

ただ、えんfundingが頑張っても2,500万円でしか売れないこともあります。

この場合、売却で得た2,500万円はまず投資家分の返済にあてられます

優先劣後出資方式

えんfundingには残った100万円だけが返済されます。

出資者 出資額 返済額
投資家 2,400万円 2,400万円
えんfunding 600万円 100万円
合計 3,000万円 2,500万円

 

優先劣後出資方式で安全性アップ

このように、

  • 投資家分の返済が優先され
  • 業者分の返済が後回し(劣後)にされる

出資の仕方を優先劣後出資方式といいます。

えんfundingは優先劣後出資方式を採用しているので、安全性が高まります。

 

劣後出資比率が20%

劣後出資比率は「値下がりリスク回避の目安」

出資総額に占める劣後出資(業者分)の比率を劣後出資比率といいます。

下の例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家(優先出資) 2,400万円 80%
業者(劣後出資) 600万円 20%
合計 3,000万円

詳しい説明は省きますが、劣後出資比率が20%の場合、

  1. 物件売却時の値下がりが
  2. 取得時の価格の20%以内であれば
  3. 投資家の元本は全額戻ってくる

つまり、20%以内の値下がりであれば投資家は無キズということです。

左野くん
左野くん

3千万円で取得だと、600万円までの値下がりならばセーフ。

 

えんfundingの劣後出資比率は20%

えんfundingの劣後出資比率は20%です。

しかも、運用期間は6~12カ月と長くありません。

えんfundingの博多物件

マンションが1年以内に20%も値下がりなどめったにないことです。

この点でもえんfundingの安全性が高まります。

タロウさん
タロウさん

ここはポイント高いです!

 

自社所有に戻すことが可能

えんfundingの投資対象は、えんホールディングス(えんHD)が所有し運用するマンションです。

運用期間の間だけ投資家の出資を受け、えんHDとの共同所有のような形にし、賃貸収益の一部を投資家に分配します。

そして、物件が売却できない場合、投資家の出資分を返して自社所有に戻すことが可能です。

えんfundingの平尾物件

売却で投資家に損失を与えて評判を落とすより、自社所有に戻す方が良いですよね?

自社所有に戻せる点も安全性アップにつながります。

右田さん
右田さん

元の状態に戻すだけだもんね。

自社所有に戻すことは保証されていません。売却損が出る場合もあります。

 

総合不動産会社が運営

不動産クラファンでは物件の取得、入居者募集、家賃徴収、売却などの作業が発生します。

えんfundingではこれらの作業を、えんHDのグループ各社が担当します。

不動産投資型クラウドファンディングの仕組み

えんHDは総合不動産会社で、これらの作業を創業から30年以上に渡って行っています。

経験豊富な総合不動産会社が運営するので、えんfundingの安全性が向上します。

 

地方物件で分散投資につながる

多くの業者で投資対象が首都圏の物件なのに対し、えんfundingは福岡市の物件です。

えんfundingで投資することで投資対象地域の分散を図れます。

タロウさん
タロウさん

地域分散でリスクが下がります!

なお、以下の業者でも地域分散ができます。

 

運用期間が短い

えんfundingの運用期間の分布

えんfundingの運用期間は6~12カ月です。

不動産クラファンは運用期間が短いほど安全性が高まります。

 

少額から投資できる

えんfundingの最低出資額は1万円です。

資金が豊富でない人も不動産投資に参加できます。

 

入金は当選後

事前入金制で抽選方式の業者の場合、次のような問題が起こります。

  1. 事前に入金した
  2. 落選で投資できなかった
  3. 資金が寝る
  4. 出金するには手数料がかかる
右田さん
右田さん

これはキビシイ…

えんfundingは入金は当選したあとなので、この問題は起こりません。

タロウさん
タロウさん

ここまでメリットでした!

●公式サイト:えんfunding

えんfundingの評判と口コミ

えんfundingに関する口コミを紹介します。

 

悪い評判と口コミ

競争率が高い

えんfundingから募集が出たので申し込みました。すでに倍率が3倍を超える人気ぶりですが、当たることを祈ります!

 

落選で投資できない

えんfunding、またまた落選
もう慣れたよ

えんfunding、7号、8号ダブルで落選でした。
相変わらずすさまじい倍率。当選させるつもりあるの疑問。

えんfunding、5号と6号ともに落選。
次に期待です!

競争率が高くて投資できないという声が多いです。

 

出金手数料が分からない

えんfundingから出金しようとしたら、振込手数料は銀行ごとに異なると書いてるだけで、FAQを見ても金額が書かれてない。
770円とか引かれたら痛すぎるので問い合わせてからにする。

出金時の振込手数料は以下の通りです。

出金先 手数料
GMO銀行 無料
他行 145円

これは僕がえんfundingに問い合わせたもので、サイトには書かれていません。

早急に改善してほしいですよね。

 

良い評判と口コミ

投資できた

えんfundingの12号、7倍の高倍率をくぐり抜け当選です!
少額だけどうれしい。

えんfundingまさかの全額当選!
よくても部分当選だろうと思い高額で応募してた。資金繰りがヤバい…

落選続きという声がある一方、当選した人もいるようです。

 

対応が丁寧

えんfundingに入金するの忘れてたら、わざわざ電話かけて知らせてくれた。おかげで間に合いました~

 

地域分散につながる

えんfunding、大人気で落選続き。地域分散になるので投資先に取り入れたい業者です。

地域分散にもなるので、あきらめずに応募しましょう。

タロウさん
タロウさん

今後も応募します!

●公式サイト:えんfunding

えんfundingの注意点と対策

注意点のタイトル画像

えんfundingで投資する際の注意点と対策です。

 

リスクゼロではない

えんfundingは投資なので元本と利益の保証はないです。

メリットで「自社所有に戻せる」と書きましたが、必ず戻すと保証されているわけではありません。

ですので「えんfundingだから大丈夫」と盲信するのは禁物です。

安全性の高い案件かしっかり調べた上で投資しましょう。

タロウさん
タロウさん

面倒でも調べましょう!

 

信頼性で上場企業系に劣る

えんfundingの運営会社は創業30余年で地場大手の不動産会社です。

しかし非上場企業ですので、上場系の業者に比べると信頼性で劣ります。

えんホールディングスのサイトの画像

えんfundingでは少額で投資するとともに、上場系の業者を併用してリスクを下げましょう。

オススメは次の3社です。

 

ジョイントアルファ

ジョイントアルファのサイトの画像

運営会社はグループ売上高1千億円の東証スタンダード上場企業です。

四国を代表する不動産会社で、創業から50年以上の歴史を持ちます。

2023年から募集額が億円単位の大型案件になりました。

クリック合戦なしで楽勝で投資できます!

ジョイントアルファを見てみる

 

Rimple

Rimpleのサイト画像 新

東証プライム上場企業の100%子会社が運営会社で、21期連続増収増益です。

利回りは低めですが抽選倍率は2倍台で、3回に1回は当選します。

僕は20回以上当選済みです。

信頼性はピカイチで、安全性も全業者の中でトップクラスだと思っています。

Rimpleを見てみる

 

プレファン

プレファン

こちらも東証スタンダード上場企業が運営会社です。

主力事業は投資用マンションの販売で、

  1. 投資家がプレファンで投資する
  2. 不動産投資に興味を持つ
  3. マンションを買う

ことを狙っています。

つまり、プレファンはマンション販売のための営業ツールです。

プレファンで損をさせると逆効果なので、高い安全性は極めてが期待できるでしょう。

プレファンを見てみる

 

競争率が高く投資しにくい

えんfundingの弱点は競争率が高く投資しにくいことです。

この解決策として最も有効なのが、利用する業者を増やすことです。

タロウさん
タロウさん

分散投資でリスクも下がります!

僕は常に20社以上で投資しており、会員登録済みの業者は100社を超えています。

業者別投資額2023年5月

 

おすすめの業者はこちらの記事で紹介しています。

【2024年4月更新】不動産クラウドファンディングおすすめ9社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。累計投資額2億円の現役投資家が信頼性、安全性などを5段階で評価しオススメの不動産投資型クラウドファンディング(不動産クラファン)を紹介します。
【2024年4月更新】ソーシャルレンディングおすすめ厳選8社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。ソシャレンと不動産クラファンで累計投資2億円の現役投資家が信頼性、安全性など5段階評価し、初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。

 

こちらはソシャラン、クラファン、すべての業者のリストです。

ソーシャルレンディング・不動産クラファン全123業者の一覧
【2024年4月1日更新】全123業者(ソーシャルレンディング24社、不動産投資型クラウドファンディング90社、その他のクラファン9社)の一覧リストです。見落としがないかのチェックに活用してください。

えんfundingでの僕の投資実績

僕の投資実績のタイトル画像

えんfundingでの僕の投資実績を紹介します。

 

僕の投資実績

これまでに投資できたのは以下の案件です。

投資時期 案件 利回り 投資額
2021年8月 2号 天神 8.1% 30万円
2022年3月 9号 平尾 5.0% 30万円
2022年4月 10号 博多駅前 5.4% 30万円
2022年9月 14号 祇園 3.6% 50万円
2023年1月 20号 大橋 4.2% 50万円
2023年7月 26号 祇園 4.5% 50万円
2023年11月 29号 天神 3.8% 50万円

予定分配金は合わせて8万円です。

すでに6つの案件が償還済みで、元本が戻ってきています。

右田さん
右田さん

しっかり儲かってるね。

えんfundingの会員登録の注意点

会員登録の注意点のタイトル画像

会員登録の際の注意点を箇条書きで紹介します。

 

会員登録のポイント

条件

  • 20歳以上75歳未満
  • 法人登録は不可

 

手続きの流れ

  • 他の業者と同じ流れ
  • スマホで本人確認をするeKYCに対応
    • 本人確認コードが書かれたメールが届く
    • ログイン→コード入力で会員登録完了
  • 画像アップロードでの会員登録も可
    • 本人確認コードが書かれたハガキが届く
    • 転送不可簡易書留
    • ログイン→コード入力で会員登録完了

 

本人確認資料として使えるもの

  • 運転免許証
  • 住民基本台帳カード
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 運転経歴証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

 

マイナンバーの扱い

  • マイナンバーの登録は必要
    • 会員登録後にマイページで登録
  • 以下のいずれかをアップロード
    • マイナンバーカード
    • 個人番号通知カード
    • 住民票
    • 住民票記載事項証明書

 

提携銀行

  • GMOあおぞらネット銀行
  • 同行から振り込めば振込手数料が無料

 

登録完了までの所要日数の目安

  • eKYCの場合:2〜3営業日
  • ハガキの場合:1週間

 

会員登録の注意点

入金時の注意

  • 本人名義の口座からの振り込みに限る
  • 会員登録時に登録した口座以外からでも良い
タロウさん
タロウさん

会員登録の注意点でした!

●公式サイト:えんfunding

えんfundingのまとめ

まとめのタイトル画像

最後に要点をまとめます。

 

えんfundingのポイント

えんfundingのポイントは以下の通りです。

  • 主なデメリット
    • 運営会社が非上場
    • 競争率が高く投資しにくい
  • 主なメリット
    • 総合不動産会社が運営
    • 地方の物件で分散投資
    • 運用期間が短め
  • 注意点と活用方法
    • しっかり調べた上で投資
    • 他の業者も合わせて使う

 

えんfundingを活用しよう

えんfundingのサイトの画像

3~4%台の利回りは高いとはいえませんが、運用期間は短めで好条件です。

投資対象が福岡市の不動産なので、地域分散によるリスクの低減にもつながります。

運営会社は非上場ではありますが、創業30余年の総合不動産会社で安心感があります。

えんホールディングスのサイトの画像

 

投資しにくいのが悩みの種ですが、競争率が高いのは人気の高さゆえ。

他の業者を併用することで解決できます。

えんfundingの物件

 

利回りは低下傾向ですが、それは他の業者も同じ。

実績のある中堅業者ですので、投資する価値は十二分にありです。

えんfundingを活用して資産を増やしましょう!

→ えんfundingで会員登録する(無料)

タロウさん
タロウさん

応募するのはタダです!

 

コメント

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中で契約を破棄し、お金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

デビュー案件

業者が運営を開始後、初めて募集する第1号案件のことを、このブログではデビュー案件と呼んでいます。

このブログが独自に使っている用語であり、一般用語ではありません。

デビュー案件は一般に安全性、利回りともに高いことが多いです。

また、運営開始直後で会員がまだ少ないため、競争率が低く投資しやすいです。

デビュー案件はおすすめだと僕は思っています。

軍用地案件

軍用地案件はソーシャルレンディングのPocket Fundingが扱っている案件です。

担保が投資用不動産として人気が高い軍用地であるため、元本をほぼ確実に回収できることから、安全性が非常に高い人気の案件です。

なぜ、軍用地案件で元本をほぼ確実に回収できるのかは、この狭いスペースでは説明できません。

3分で読めますので、こちらの記事を参照してください。

軍用地案件の安全性が高い理由

1棟アパート、1棟マンション

不動産クラウドファンディングで「1棟アパート、1棟マンション」という表現を使う場合、アパートやマンション丸々1棟が投資対象であることを表します。

逆に投資対象が部屋単位である場合は「区分マンション」という表現を使います。

(区分アパートというのは聞いたことがありません)

海外案件

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を借りるのが海外の企業であったり、借り手が日本企業であっても資金使途が海外企業への出資であるなど、投資家のお金の最終的な行先が海外である案件を海外案件といいます。

不動産クラファンでは投資家のお金で取得するのが海外の不動産である案件を海外案件といいます。

一般に海外案件は利回りが高い一方、海外ゆえにリスクが高くなることが多いです。

投資においてリターンとリスクはワンセットであり、ハイリターン・ローリスクはありえません。

初心者は海外案件には手を出さないことを強くおすすめします。

分散投資

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分散投資とは、利用する業者や投資する案件、案件のタイプなどを集中させず、複数に分ける投資手法のことです。

例えば、ソシャレンで1つの業者だけを使っている場合、その業者が倒産するとすべての資産を失うことになります。

また、不動産クラファンで東京の物件だけに投資していると、東京の地価の下落が全投資額に影響を及ぼしますよね?

分散投資をすることで大きな被害を防ぎ、万が一の場合でも被害を小さく済ませることができます。

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

満了

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで募集額満額の応募が集まることを、このブログでは「満了」と表現しています。

募集額1億2千万円の案件で、応募が1億2千万円集まった状態が満了です。

満了のイメージ画像

「完売」という表現を使っているメディアもあります。

担保順位

1つの担保に複数の貸し手がいる場合の、貸したお金を回収する優先順位のことです。

例えば、評価額1億円の土地を担保に3者が下のように融資したとします。

担保順位 貸し手 融資額
第一順位 悪徳銀行 6千万円
第二順位 腹黒信金 2千万円
第三順位 山田さん 1千万円

借り手が返済できなくなり担保を処分するも、8千万円でしか売れなかった。

この場合、まず悪徳銀行が6千万円を回収、次に腹黒信金が2千万円を回収します。

第三順位の山田さんは1円も回収できません。

ソシャレン業者の担保順位が低い場合は注意が必要です。

源泉徴収税

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは、業者が20.42%の所得税を引いてから投資家に分配金を支払います。

この20.42%の所得税のことを源泉徴収税といいます。

引かれた源泉徴収税は業者が税務署に納めます。

壁芯面積

マンションの部屋の面積を測る際に、壁の中心線を基準に出した面積を壁芯面積といいます。

一方、我々が普通に使う壁の内側の線を基準に出した面積は内法面積です。

壁芯面積と内法面積の説明図

1口単位と最低口数

1口単位とは投資できる金額の単位です。

例えば1口=10万円の案件では、20万円、70万円と10万円単位で投資できます。

ですが、13万円や99万円では投資できません。

最低口数とは投資する際に最低限必要な口数です。

例えば以下の案件の場合、

  • 1口単位:1万円
  • 最低口数:2口

最低2万円から1万円単位で投資できます。

右田さん
右田さん

2万円の次は3万円だよ。

こんな感じに別ウィンドウが開き、ここで用語の解説などをします。

右下の「close」か別ウィンドウの外の部分をタップすると、別ウィンドウが閉まり記事に戻ります。

不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

逆に成立は応募が集まり案件を実行できるようになることです。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系の業者」とは、業者自身やその親会社などが上場企業である業者を指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと多くの投資家に認識されています。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

ソーシャルレンディングの仕組み

そして、借り手企業が支払う利息が、投資家が受け取る分配金となります。

一方で、借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこないことも。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。

不動産特定共同事業

不動産特定共同事業は次のような事業です。

  1. 複数の投資家から出資を受け
  2. 集まった資金で不動産を取得、運用し
  3. 得られた利益を投資家に分配する

多くの場合、1億円の1棟マンションを100口の持ち分に分割し、1口100万円で販売するといった、不動産小口化商品の形を取ります。

不動産特定共同事業のうち、募集などをインターネットを使って行うのが不動産クラウドファンディングです。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は不動産を小口の持分に分割して販売する不動産投資商品です。

例えば、1億円の1棟マンションを1口100万円の持分100口に分割し、1口単位で販売します。

仮にこのマンションで1,000万円の利益が出た場合、1口投資した人は10万円、5口投資した人は50万円を得るイメージです。

不動産クラファンの場合、持分には利益の分配を受ける権利が含まれますが、物件の所有権は含まれません。

 

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座

 

売却リスク

不動産において、物件が予定通りの価格で売却できない、もしくは、売却そのものができない可能性を売却リスクといいます。

売却リスクが現実化すると、投資家には次のような不利益が生じる場合があります。

  • 分配金が予定額を下回る
  • 分配を受けられない
  • 元本の一部が戻ってこない
  • 元本のすべてが戻ってこない

流動性

不動産において、売買のしやすさや、現金化のしやすさを流動性といいます。

都心の一等地など需要が高く売りやすい物件は「流動性が高い」、逆に農村の空き家など需要が低く売りにくい物件は「流動性が低い」です。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

元本

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、投資家が出資(投資)したお金のことを元本といいます。

リフォームとリノベーション

リフォーム、リノベーションともに、住宅の改修や改築を指します。

両者の違いはリフォームは「元の状態に戻す」ことであり、例えば壁の張替えや外壁の塗替えはリフォームです。

対して、リノベーションはリフォームよりも大がかりな改修、改築を行うことで「住宅の機能や価値を高める」ことを指します。

例えば、床暖房の新設や、壁を撤去して広々としたLDKへの間取りの変更はリノベーションです。

リフォームが老朽化で800万円に下がった物件の価値を元の1,000万円に戻すのに対し、リノベーションでは機能を付加して1,200万円に高めるイメージです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

区分マンション

マンションを部屋単位で購入し投資する場合、「区分マンションに投資する」といった表現をします。

対して、1棟単位で購入、投資する場合は「1棟マンションに投資する」といいます。

独立した部屋1つ1つが区分マンションであり、面積や間取りを問いません。

ワンルームでも4LDKでも区分マンションです。

大島てる

大島てるは全国の事故物件情報を掲載するウェブサイト、及び、そのサイトを運営する会社の名称です。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

成立前書面

成立前書面(契約成立前書面、契約締結前交付書面)は、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで案件に応募する前に確認する書類です。

確認することで応募できるようになります。

成立前書面の確認画面

案件の詳細情報や契約内容などが書かれており、契約書に相当するものだと考えてください。

多くの業者で募集開始前から確認が可能です。

サイトに書かれていない情報も多いので、事前に必ず確認することを強くおすすめします。

モニタリング

ソーシャルレンディングにおいてモニタリングとは、借り手が融資契約を守れるか、ソシャレン業者が監視することをいいます。

業者によって異なりますが具体的な作業としては、定期的な借り手企業の訪問、経営者などへのヒアリング、財務書類のチェックなどがあります。

定期的にモニタリングを行うことで借り手の異常などを早期に察知し、貸し倒れを防ぐことができます。

このため、業者のモニタリングの実施とその精度は投資家にとって重要です。

あと入金と事前入金

投資するお金を業者に入金する方法は2つあります。

一つは先着や抽選の結果、投資できることが決まってから業者の口座に振り込むあと入金方式です。

もう一つは募集開始前に業者のデポジット口座への入金が必要な事前入金方式です。

デポジット口座

デポジット口座のお金は応募した案件への出資に充当されます。

ただし、抽選に落選などで投資できなくなると、入金したお金がデポジット口座で寝ることになります。

さらに、このお金を自分の口座に出金する際の振込手数料が投資家負担の業者もあります。

投資家にとってはあと入金の方が有利です。

 

早期償還

ソーシャルレンディングで借り手が予定より早く返済したり、不動産クラウドファンディングで物件が予定より早く売れることがあります。

そういった理由で案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に返済できる借り手、売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損(元本割れ)とは投資したお金の一部、または、すべてが戻ってこなくなることです。

例えば、不動産クラウドファンディングで2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなった、ソーシャルレンディングで借り手企業が倒産したなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

インカムゲイン型の案件では、最初から自社買取の予定で案件を組成することもあります。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円のマンションを取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%
合計 3,000万円

そして、劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

右田さん
右田さん

数字が大きいほど安全だよ。

なぜ高いほど安全なのか?

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すこと、業者から投資家に元本が戻ってくることを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が利払いや元本の返済をすることや、連帯保証人が借り手に代わってそれらを行うことが債務履行にあたります。

逆に、借り手が経営悪化などに至り、利払いや元本返済をしない(できなくなる)ことが債務不履行です。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで分配金の支払いや元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。